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April 07, 2007

№638 タイの「本場の味」 近づく?!

  バンコクの北、ノンタブリーにて
20070227_dscf1423

 07年4月4日の朝日新聞からです。
 安倍首相と来日中のタイのスラユット首相は3日、日タイ経済連携協定(EPA)に署名した。早ければ10月にも発効する。タイは自動車や電機など日系メーカーの生産拠点で、発効で貿易・投資が自由化されれば、国際分業が加速しそうだ。
 農水産品では、日本はマンゴーやドリアンなどの熱帯果実やエビの関税を即時撤廃するほか、タイからの最大の輸入農産品である鶏肉や加工肉の関税を引き下げる。タイからの輸入品の約92%が無税になるとのこと。日本側の抵抗が強かったコメは対象外になっている。

 さて、その関連記事の「本場の味 近づく?!」に注目しました。
 日タイEPAは、ハーブや辛さで人気のタイ料理にも追い風になる。
 日本は、代表的なスープ料理「トムヤムクン」の具材のエビの関税を即時撤廃。「果物の王様」と言われるドリアンやパパイヤなど熱帯果実も無税になり、数%程度は安く手に入りそうだ。
 タイの料理人が日本での就労ビザを取るための条件も「実務経験10年以上」から「5年以上」に緩和される。日本貿易振興機構は、本場のタイ料理店の日本進出や食材のPRの支援を買って出る。

 2国間の通商交渉は、モノの自由化に主眼を置いた自由貿易協定(FTA)から、人やサービスまで目配りしたEPAに拡充されつつある。人、モノ、サービスの集大成でもある「料理」は、EPAの効果を映し出す鏡と言えるかもしれない。

 早ければ今秋10月からEPAが発効すると、タイ料理や南国のフルーツがもっと身近になって「本場の味」を味わうことができそうですね。とりわけドリアン、マンゴー、マンゴスティンなど日本では高価なこれらのフルーツが、手軽に食べられるようになれば本当に嬉しいニュースです。今はタイに行った時にしか、なかなか食べられませんし。もっともそれがタイ滞在の楽しみでもあるのですが。しかし、関税が撤廃されても数%くらいしか安くならないのでしょうかね。
 さらに、タイマッサージ師を含めた「人」の受け入れも今後推進されることでしょう。調印されたEPAが実効あるものとして機能し、タイ国がもっと身近な存在になることを期待したいものです。

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Comments

タイの日本企業商工会がバンコクに工業大学を設ける話が先月のタイ読売新聞にありました。何でも、タイ現地日本企業の技術者が足りないからとか。チェンマイでタイ人から聞いた話だと、エンジニアが一番高給で安定した職につけるとかで、今、技術者志向と日本語熱が高いそうです。
日本では相変わらず技術系の人気が無いようで、国際分業どころか日本から輸出する物はマンガだけになりそうです。
日本の国内は中国・朝鮮人の大量採用、海外は現地人技術者教育で将来の物作り日本は大丈夫なんでしょうか?
FTAについては、タイの新聞の風刺漫画で日本からゴミや毒物ばかり輸出して、日本はブロックばかりしている批判が載ってました。

Posted by: 読者 | April 07, 2007 11:48 AM

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