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May 02, 2007

№652 都会暮らし志向のロングステイ

       宮本良光さん
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 07年2月、バンコクでロングステイ中の宮本良光さん(68歳)にお会いしてお話を伺いました。06年11月から単身のロングステイを始めて3ヶ月余りでのインタビューです。
 宮本さんは、山口県徳山市の出身、東京の企業で60歳の定年まで勤め上げた後リタイアした。子どもはなく、2年前に離婚してからは一人住まいに。特に近隣との交流もなかったといいます。タイへ出発するにあたり、家財道具は必要な物だけを残して日本で整理した。そして事前に、日本でロングステイ・ビザを取得してタイにやってきました。東京のタイ大使館に出向き、自分で書類手続きをしたそうです。


・ロングステイの状況
 住まいはプロンポン駅から徒歩20分、ソイ39にある1LDKのアパート。フジスーパー2号店へも徒歩5分と便利なロケーションです。このアパートには、留学中の学生やバンコクで働いている若い人など2~3戸、日本人が入居しているが、シニアのロングステイヤーはいないとのこと。
 10畳の寝室に15畳ほどのリビング・ダイニングと、一人住まいには十分の広さがあり、家賃は家具付きで2万バーツ(約7万円)。これに電気代、電話料金、NHKの受信料などが別途かかる。毎月の生活費は約15万円を予定していて、貯金と厚生年金・個人年金で賄うつもりです。

 料理が趣味という宮本さん、朝夕は自炊してお昼は外食というのが一般的な食生活です。和食よりもタイ風の料理を作ることが多く、タイ料理教室にでも通おうかと意欲的である。もちろん掃除、洗濯をはじめ身の回りのことは何でも自分でこなしている。
 午前中はインターネットでメールチェックやニュースを読んだり、あるいは読書や音楽を聞いて過ごしている。午後はウォーキングをするのが日課になっていて、街を歩きながら花の写真を撮っている。花の写真は日本の友人への手紙に添えるそうで、次はタイの乗り物や看板など撮る予定とか。


・ロングステイの動機
 ロングステイをしようと思った理由は、まず若い頃からの海外志向、 「外国暮らしの夢」を実現したかったことだといいます。滞在希望地としてサンフランシスコ、スペインのコスタ・デル・ソル、中国の青島など数箇所あったが、所得制限をはじめビザの条件などロングステイの受け入れ体制が整っていなかったり、物価が高かったりで合わなかった。その中で最も自分のロングステイ条件を満たしていたのがタイだった。これまで何回か訪問して馴染みがあり、タイ料理が口に合ったことも後押しした。
 そしてロングステイの一番の理由は、将来の年金への不安があったことです。東京での生活を続けた場合、75歳で個人年金が終了するため、それ以降の生活費が足りなくなる。かといって東京と比べて生活費のかからない日本の田舎には住みたくなかった。それは昔ながらの人間関係が煩わしく思えたから。ところが75歳までタイで生活していれば、貯金と個人年金を使わずに済むといいます。つまり将来の生活に備えて、物価の安いタイでのロングステイを選択したということです。
 実家のお寺は、すでに甥が継いでいて、ロングステイを実行するにあたって、特にしがらみはなかった。弟が反対したり友人たちも心配したが、元々兄弟の中では変わり者と見られていた面もあって人とは違う行動を取ったとしても、大きな障害にはならなかった。

 ちなみにロングステイ情報を収集するにあたっては、タイ在住やロングステイ経験者のサイトは大変役立ったそうです。ロングステイを始めてからも同じですが、準備段階からもインターネットは重要な情報収集のツールといえるでしょう。

つづく

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Comments

Thank you for helping me to find my friend Mr. Miyamoto-San who is now living in Thailand. Mr. Miyamoto-San must have received your message and called me by phone soon after I have posted my previous mail.

However, I have accidently lost my phone book and since I am going to visit Thailand next week, could you be kind enough to pass this message to him again and ask him to email me when his resident #, so that I can visit him during my stay in Bangkok.

My email address is : davis.fung@gmail.com

Thank you so much !
Rgs,
Davis

Posted by: Davis Fung | February 20, 2008 at 09:56 AM

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