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May 09, 2007

№656 ロングステイ中に病気になったら

      朝のワット・アルン
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 07年5月3日の朝日新聞の記事からです。
 ここ数年、ロングステイが注目され、中高年にとって海外は身近になっています。でも医療事情が全く違う国で、病気になると高額な医療費がかかるようです。

 ロングステイで人気のマレーシア。高原の避暑地、キャメロンハイランドは、冬には約200人の日本人が暮らし、下見を兼ねた体験ツアーで訪れる人も多い。長期滞在する日本人で作る「キャメロン会」の会員が、健康トラブルの手助けをすることが多いとか。野犬にかまれたり、食べ物アレルギーで意識不明になったり。脳梗塞や心筋梗塞、骨折も少なくない。会長は「結局は自己責任。準備は万全に」とくぎを刺す。
 外務省の統計では、05年に大使館などが病気で支援した930人中、50代以上は49%。死者396人のうち、50代以上が72%以上に上る。多くが心臓病や脳疾患という。

 海外で受診すれば基本的には自由診療で全額負担。健康保険で帰国後払い戻せるが、米国では心臓手術に1千万円超えることも。JTBロングステイプラザでは「現金決済や入金のあてがなければ治療を始めない国が多い」と注意を促す。
 長期滞在なら、海外旅行傷害保険でカバーが可能。クレジットカードにも保険が付いているが、治療や救援者費用の補償が手薄な場合があるという。救援者費用とは、親族や日本からの医師、看護師の交通費と宿泊費、治療途中での帰国費など。
 マレーシアで脳梗塞になった男性の場合、保険に入っていなかったら少なくとも約290万掛かっていたところ、保険に入っていたので、自己負担分は約25万円で済んだという。

 では、事前に何に気を付ければいいのか。まず、ドックなどで生活習慣病やガンがないかも調べる。高血圧なのに風邪や胃炎と診断され心筋梗塞で死亡した例もあるので、カルテや処方箋を英訳して携帯を。言語が違っても英語なら手がかりになる。忘れがちなのが予防接種。昨年、フィリピンで狂犬病に感染した60代2人が死亡した。
 下見では病院から滞在地までの距離、診療内容、日本語スタッフがいる曜日など確かめておきたい。

 記事にもあるように、まずロングステイに出発する前に健康チェックは欠かせません。普段健康だと思っている方でも、隠れた病気がないか事前に診断を受けることを勧めます。海外でのトラブルをできるだけ回避することは重要ですし、ロングステイの前提条件でもあります。
 もし万が一、病気やケガなどのトラブルが発生した時の備えとして、海外旅行傷害保険に加入しておくことは必須と言っていいでしょう。長期滞在ともなれば、一度や二度病気になることは十分にあり得ることです。しかも医療事情が異なる海外では保険に入っていなければ、全額負担です。保険料を安心料と思えば、滞在中の健康不安を減らすことができます。
 わたしは1週間ほどの短期滞在でも、必ず海外旅行傷害保険に加入します。幸いなことも一度も利用したことはありませんが、保険に入らないまま海外へ行くことは考えられないことです。


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Comments

海外へ出る際に、保険加入は常識です。
ロングステイされるような高齢者なら尚更です。

海外滞在が90日以内の場合:
●クレジットカード自動付帯の海外旅行障害保険で、かなりの程度保障されます。
(例)障害治療200万円 疾病治療 200万円 救援者費用 200万円

●クレジットカードの年会費無料のカードでも、保険が自動付帯しているカードがあるので、節約派にはお勧めです。

海外滞在が90日以上の場合:
●補償範囲・保障金額によって差がありますが、保険料は1年で10~15万円になります。
しかし、海外の外国人向け病院では、下痢・腹痛で2泊3日入院すると、10万円前後かかりますので、決して高くはないでしょう。

●滞在国の現地の保険会社の医療保険に加入する
タイにはAIAという保険会社があります。
保険料は年齢・補償範囲等によって異なります。
加入年齢制限もあります。
保険料は、日本やアメリカの海外旅行傷害保険より安い。

Posted by: City | May 09, 2007 at 10:34 AM

 管理人さんのような1週間の旅行程度ならば海外旅行傷害保険でもいいですが、数ヶ月ロングステイでは相当な高額になります。現地の保険が一番いいとは思いますが慣れないと勝手がわからないです。まずは、健康保険とカード付帯が現実的かと。
 健康保険で帰国後7割払戻し申請するには、病院で申請用紙に必要事項を記入してもらう必要があるので、予め申請用紙を持っていく必要があります。(これがないともう一度足を運ぶことになる) ペナン島の病院では申請用紙が現地で用意されていましたが稀でしょう。見せてもらったら用紙が3種類程あったので、やはり事前に(国民保険なら市役所で)貰ってから行くべし。
 カード自動付帯保険は、「出国後**日適用」と「海外でカードを使った初日から**日適用」の2種類のカードを用意していると、適用期間を実質延長出来て便利です。
一枚目のカード90日目直前に2枚目のカードで帰りの航空券を買って60日付帯し、約120日(約半年)問題無く繋げられました。

Posted by: 読者 | May 09, 2007 at 08:41 PM

簡単な足し算を間違えました。
90日+60日=150日ですよね。3枚目のカードで交通機関を支払えば更に延長出来ますが観光ビザ(最大で60日トリプル)が続きませんし、ノービザなら日本人はタイには居続けられません。

Posted by: 読者 | May 09, 2007 at 08:53 PM

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