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May 22, 2007

№664 盛況 マレーシアの軽井沢

アンコールワットの美しいデパター像
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 07年5月19日の朝日新聞に、温暖でしのぎやすい気候と治安のよさで人気のあるタイ、マレーシアのロングステイについての記事が載りました。その1回目です。

 リゾート地などで、時には数ヶ月ほどのんびりと過ごす海外旅行「ロングステイ」。定年前後のいわゆる団塊の世代が挑戦している。滞在先はオセアニアや北米のほか、タイ、マレーシアなどのアジアが増えている。それぞれの土地で、部屋を借りて自炊もする。買い物や小旅行はバスや鉄道を使う。退職金や年金をより有効に活用する試みだ。ロングステイ財団の04年の調査では、観光などを目的として海外で14日以上滞在した60歳代は約13万5千人。過去5年間で約1.4倍の伸びを示しているという。

 クアラルンプールから北へ200kmのところに、ロングステイで人気のキャメロンハイランドはある。 「マレーシアの軽井沢」とも呼ばれる標高約1500mの高原リゾートで、1年中穏やかな気候に恵まれていることから、日本の夏と冬を逃れてきたシニア世代であふれる。
 現地には情報交換のための2つの日本人グループがあり、日本にいる人も合わせ約1500人が参加する。会員はここ数年で急増しているという。町には日本語のメニューを置いた現地人経営の飲食店だけでなく、日本の食材店もある。客が置いていった醤油のびんやみその袋を見て、品揃えを学んだそうだ。

 元商社マンのYさん(66)と奥さん(66)夫妻がこの土地を訪れるのは11回目。定年後に訪れるようになり、今回は3ヶ月の滞在だ。110㎡のマンションで、光熱費込み家賃約6万円。1プレー約800円のゴルフ代を含め、出費は月に約15万円程度に収まる。
 Yさんはゴルフを平日週3回。最近は、自然保護団体が行う植林やゴミ拾いなどにも参加するようになった。日本語教師の奥さんは週3回ボランティアで、若者に日本語を教える。地元ホテルのオーナーが会議室とお茶を無料で提供し、教室を応援してくれている。

 記事によると、キャメロンハイランドではマンション建設のために、あちこちに削られた赤い山肌が目に付くそうです。Yさんも「自分勝手なんだけど、本当はもうこれ以上来て欲しくないんだけどね」と漏らしています。
 現地の日本人グループの会員数が、日本にいる人も含めて1500人とはびっくりです。キャメロン人気の高さが窺われます。Yさん夫妻のようにボランティアなどで地元の人との交流や社会貢献で、現地社会に溶け込むのはいいことですね。
 団塊の世代をはじめ、急増するロングステイ人口。日本人だけの村や社会を作らずに現地社会に溶け込み共存していくことが、増加する日本人ロングステイヤーが受け入れられる重要なキーワードだと思います。

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