« №665 アンコール・トムの南大門 | Main | №667 ナナ駅近くの夜店街 »

May 25, 2007

№666 団塊ステイ 台湾に穴場

     台湾中正国際空港
20050403_dscf0925

 5月19日の西日本新聞の記事からです。
 「団塊の世代」の大量定年退職で増加する日本の退職者をターゲットに、台湾の観光局や各自治体がロングステイ計画を進めている。後発組の台湾最南部・屏東県政府は、「まず知名度アップから」と日本人の作家や写真家らに2ヶ月間ホームステイしてもらい、その作品を通じて屏東を売り込む事業に乗り出した。

 ロングステイ客誘致は台湾当局の観光客倍増計画の一環。中部南投県埔里(プーリー)などが先行して日本人長期滞在者誘致を推進している。これまで自治体を後押ししてきた観光局も先月、当局主導型の事業計画を策定した。
 屏東県は、バシー海峡を望む人気のリゾート地・墾丁やマグロ漁で有名な東港など観光資源は豊富だが、国際空港がある台北からは遠く、訪れる日本人観光客は多くはない。そうした現状を変え、来訪者を増やそうと、同県はホームステイする日本人作家を公募し、今年3、4月の2ヶ月間、滞在事業を行った。

 屏東県に滞在したのは、台湾に関する著作がある作家・平野久美子さん、鹿児島県出身のライター有川真由美さんら9人。9人は一般家庭に滞在し、県政府が企画する観光地ツアーや先住民集落訪問を行う傍ら、それぞれ取材活動を行った。
 滞在中に台湾各地に足を伸ばしロングステイ計画を取材した平野さんは「単純な観光型長期滞在ではなく、農漁業技術者の退職後の滞在先として可能性がある」と指摘する。有川さんは「屏東は、風景や人情も南九州に似て親しみがわく。ただ、日本向けの情報が不足しているので、そこが鍵では」と話した。

 昨年春にロングステイ客受け入れを始めた南投県埔里には、これまで400人以上の日本人が3日~1週間程度、体験滞在している。ただ1ヶ月以上の長期滞在はおらず、「定住」実現へビザなどの条件整備が課題。
 このため、観光局も当局主導の事業に乗り出した。都市型と田園型の滞在地をそれぞれ5ヶ所前後選び、今年末までに150人程度のロングステイ希望者に体験滞在してもらう方針だ。


 これまで台湾はロングステイ先として、あまり注目されてきませんでしたが、有望な候補地だと思います。まず何といっても近いこと。タイ・マレーシアなどアジアのロングステイ人気が高まっているのは、日本から割合近くて直行便も多いことも理由のひとつです。福岡からだと台北まで2時間。台湾新幹線の開通によって高雄までのアクセスも良くなっています。
 また温暖な気候で過ごしやすく、中華料理も口に合うでしょうし、親日的で日本語も多少通じるとなると、シニアのロングステイ先としての条件を備えているといえます。
 記事にあるビザの問題も、06年から55歳以上の日本人退職者を対象にした長期滞在査証(ビザ)制度が実施されています。5万米ドル以上の財力証明が要りますが、180日間有効で期間中は繰り返し出入り可能です。ホテルやコンドミニアムなどインフラの整備が必要でしょうが、台湾の今後の動向に注目したいものです。

|

« №665 アンコール・トムの南大門 | Main | №667 ナナ駅近くの夜店街 »

Comments

こんにちは!
たしかにブログを拝見していると、台湾は穴場ですね。
これから注目していきたいと思います。
情報ありがとうございます♪

Posted by: まだまだ現役 | May 25, 2007 at 12:47 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/84814/15184131

Listed below are links to weblogs that reference №666 団塊ステイ 台湾に穴場:

« №665 アンコール・トムの南大門 | Main | №667 ナナ駅近くの夜店街 »