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June 04, 2007

№672 転ばぬ先の下見ツアー

 バンコクの北ノンタブリーの市場
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07年5月19日から朝日新聞に掲載されたタイ、マレーシアのロングステイについての記事。その3、4回目にタイの事例が紹介されました。

 本格的なロングステイを考える人たちに、ある旅行コンサルタント社は「下見ツアーを利用して現地の視察を」とアドバイスする。

 タイのチェンマイ。Aさん(61)と奥さん(56)は、約1ヶ月の下見ツアーに参加した。Aさんは元電器機械メーカー勤務。出張で何度も東南アジアを訪れ、いずれ住みたいと思っている。昨年はマレーシアで家賃や物価を調べた。
 初日は、車で観光しながら市内の病院や日本食を揃えるスーパーマーケットを回った。生活習慣病を抱えたAさんにとって、いざという時の病院はぜひ見ておきたい場所だ。一方で、早速夜市に出かけ食堂の魚料理を楽しんだ。「会社にいた頃と違い、今は何もかも見たいという気持ち。心にゆとりができた感じです」とAさん。
 翌日は朝からタイ語の勉強。日常会話程度はできるようにツアーを企画した旅行会社が必修にする。午後は待望のマンションの下見をした。4件見た中で、チェンマイの名所ドイステープ山がテラスから一望できる部屋にひかれた。45平方メートルで家賃5万円ほど。光熱費と食事代を加えても月約12万円。日本で暮らすのと、さほど変わらないと試算したようだ。
 「仕事中心の日々を離れて、まだやっていなかったことがたくさんあると気づいた。時間が足りない」とAさん。

 バンコクで2週間の個人旅行に初めて挑戦したのは不動産業のBさん(55)と奥さん(55)。子どもが手を離れ、肩ひじ張って頑張るのにも疲れたというBさん。「そろそろ経営を若い人に譲ろう」と考え、しがらみから解放される海外で暮らそうと、まずタイを見てみることにした。
 バンコクからローカル線に乗り近郊に足を伸ばした。市場では気に入った布地を値切ることにも成功。「英語もタイ語もできないけど、皆優しいから何とかなりそう」と奥さん。
 しかし、バンコク市内で治安がよく日本人が暮らすのに便利な場所となると、生活費は予想以上に高い。
 「日本よりちょっとぜいたくしたい」というふたりが気に入ったのは、広さ113平方メートル2LDKの高級マンションだった。欧風の家具とジャグジー風呂、共用のスポーツジムもあり家賃28万円。日本食が恋しくなってのぞいた日本食材店では、サケの切り身一切れが約350円だった。生活費は50万円近くかかるかもしれない。
 「メードの一人でも雇えるかと思ったのに・・・。これなら、今の家を売り払ってこないとダメかも」とBさん。

 チェンマイとバンコクの生活費の差にはびっくりですが、バンコクのマンションがよほど一等地にある高級マンションなのでしょう。50万円では日本以上に生活費がかかってしまいますね。
 いずれにしても自分が希望するロングステイプランを実行した場合、どのくらい生活費がかかるのか、病院は大丈夫か、住居は快適で問題ないかなど、十分に下見することが重要です。トラブルの予防やこんなはずではなかったとならないためにも納得するまで自分の目で確認しておくことです。
 また紹介されたご夫婦のように、定年後これまでできなかったことをやってみたい、日本のしがらみから解放されて海外で暮らしてみたいという理由でロングステイを検討するシニアが多いようです。団塊の世代の大量退職でさらに拍車がかかるかもしれませんね。

 なお、この2組の夫妻は同紙の3月10日夕刊にも紹介されています。

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Comments

本件、余りのも極端な例でチェンマイの安さ、これでこの内容であれば日本人としての生活は出来ません。チェンマイはBKKに比べて物価が安いと伝えられておりますがチェンマイ近辺で取れる物は確かに安く、BKKから持って行く
食材は割高になります。それと足の便がBKKに比べて良くなく、言葉もタイ語が喋れないといろいろと生活がし難いようです。一方、BKKは50万円も使って生活をしている夫婦は例外を除いては居りません。タイ政府がロングステイビザを下ろす条件として銀行預金額が80万バーツ以上としてます。この額は日本で30年以上働いて定年して貰える年金額相等でしょうか。この額をタイでの1年間の生活に使って欲しいと暗に要請しているようです。従ってそれ以上の額が使えたらBKKを中心とした旅行や趣味に使っては如何ですか。  日本で生活し難いから安いタイでの生活を考えておられると痛い目に会うことがあります。そのような多くの方々が見受けられます。 ともかく、一度
多少の投資になりますが1ヶ月か2ヶ月間、住んで見てお決めになってはいかがでしょうか。    福岡

Posted by: takeo Fukuoka | June 06, 2007 at 02:08 PM

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