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July 02, 2007

№690 止まらないバーツ高

 水上バスでチャオプラヤー川を行く
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 最近、新聞の経済面にある為替レートの数字が気になります。バーツ高が続いていて、1バーツ=4円が目前になっているからです。バーツ高というのもありますが、一方で円安でもあります。対ドルでこの1年ほどで1割下落し、対ユーロでは最安値を再三更新しています。円の実質実効レートは1985年9月以来の低さだといいます。

 07年6月29日の朝日新聞に「アジア通貨危機から10年」という記事が載っていました。
 アジア通貨危機の引金となったタイ・バーツの切り下げから7月で丸10年。危機に見舞われた国々では輸出の増加に伴って、外貨準備が大きく積み上がり、経済が強くなった。だが、うごめく投機マネーは、新興国に新たな課題を突きつけている。
 世界的なカネ余りの中、国境を越えて動き回る投機マネーは、新興国の経済を10年前とは違った形で窮地に陥れる危険をはらむ。
 投機マネーの急激な流入がバーツ高をもたらしている。投資ファンドは、金利の低い日本で資金を借り、アジアに投資。ドル安に加え、円安がアジアの通貨高を後押ししている。06年にアジアの新興国に流れ込んだ民間資金は、99年のおよそ6倍に膨らんだ。
 タイのチャロンポプ財務相は「投機マネーの勢いは、10年前を上回る。だが、対応する適切なすべはない」と言う。

 4円を超えるのは時間の問題かもしれません。長いこと1バーツ=約2.7円が続いていましたから、50%ものバーツ高になります。この夏もタイ行きを計画しているので、バーツの為替レートの動向が気がかりですが、ロングステイヤーやタイ在住の方にとっては直接生活に影響するだけに大きな問題です。バンコクの両替商で両替すると、以前は1万円が3700バーツだったものが、1バーツ=4円になると2500バーツにしかなりません。やはりこの差は大きいですね・・・

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Comments

2004年後半から始まった円安・バーツ高により、タイ経済は、厳しい状況になっています。
特に、原油価格の高騰が物価高を誘発し、市民生活の消費が低調になってきました。
日本がかつて経験した円高不況のようです。
東南アジア各国の経済成長率は、軒並み6%以上ですが、タイのみ、4%前後と一人蚊帳の外の状態です。
さしものバーツ高も、第四コーナーに差し掛かり、年末あたりから、バーツ安に転換する可能性が高まってきました。

Posted by: City | July 02, 2007 08:18 PM

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