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August 06, 2007

№708 土埃りのプノンバケン登り

   プノンパケンからの夕陽
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 夕陽鑑賞のスポット「プノンバケン」。アンコールワット見学を終えて近くの小高い丘「プノンバケン」に登り、カンボジアの大平原の彼方に沈み行く夕陽を眺めるのが、1日観光コースの最後のプログラムです。どの旅行会社のツアーにも組み込まれている定番コースなので、夕方頃になると登り口に車やバスが集まってきて、多くの観光客が頂上を目指して登り始めます。
 17時過ぎ、ガイドのソープアンさんと一緒に登り口をスタートしました。山道はすでに多くの観光客で混雑しています。標高60mほどの山とも言えない丘をぐるりを回るようにして続く緩やかな山道は、乾燥しきっていて観光客が歩く度に細かな土ぼこりが立ち、登るに従ってひどくなってきます。歩くこと約20分、ようやく頂上へ。標高の割には長い道のりでした。
 平坦な丘陵の頂には、9世紀末に創建されたというプノンバケン遺跡があり、遺跡の西側一帯は、夕陽を見に登ってきた観光客でごった返しています。その数ざっと1000人、すごい人数です。

 見上げると快晴の空、きれいな夕陽が期待できそうです。頂上から周囲を見渡すと、どこまでもジャングルが広がっていて、その中に水を湛えた広大な西バライが望めます。西バライは東西8km、南北2kmもある人造の貯水池ですが、まるで湖です。その巨大さに驚くとともにクメールの土木技術レベルの高さに感嘆させられます。さらに南東へ目を転じると、樹海の中にアンコールワットが遠望でき、ここから見える4つの尖塔が西日を受けてオレンジ色に染まっています。

 遺跡の石積みに立ち、よい撮影スポットを確保して夕陽が沈むのを待ちます。次第に傾いて、少しずつ赤みが差してきた夕陽ですが、地平線近くの黒い雲の中に隠れてしまいました。上空は晴れているのに残念! まだ日が沈んでいないので、夕焼けも期待薄です。仕方なくどの観光客もブノンバケンを下り始めました。
 集合場所で待っていたソープアンさんと合流して、元来た山道へ。往きよりも多い人で山道があふれています。するともうもうと土煙が舞い上がり、ハンカチで口を押さえるほど。歩く早さが速いせいか、帰りの方が酷いのです。やっとのことで下山すると、スニーカーやスラックスの裾は土埃りだらけで、すっかり赤茶色に。スラックスは手で叩きましたが、スニーカーの生地に細かな土の粒子が入り込んで、なかなか取れません。やれやれ何しに登ったのやら・・・
 教訓「プノンバケンには汚れてもいい古い靴で登りましょう」。

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