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August 30, 2007

№721 ひとりで贅沢な遺跡めぐり

  アンコールワットと蛇神ナーガ
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 乾季の2月、観光シーズンのアンコール・ワットは、韓国人をはじめ多くの外国人観光客で賑わっていました。アンコール・ワット観光は、カンボジア内戦後ここ10年ほど前から復活したとのこと。

 現地の旅行会社「クロマーツアーズ」に、日本から2日間のアンコール観光ツアーの予約を入れて出発しました。バンコク経由で同日夜シェムリアップに到着し、翌朝9時前に宿泊ホテルのロビーで集合です。迎えに来てくれたのは、ガイドのソープアンさん。他の日本人観光客と一緒にマイクロバスで回るのかと思いきや、駐車場で待っていたのは5人乗りのトヨタ・カムリでした。
 ソープアンさんに尋ねると「今日のツアー客はひとりだけ。午後からは別のお客さんと一緒になるかもしれませんが」。つまり、ガイドさんと運転手さんを貸し切っての贅沢なツアーになりました。 

 まず1日目の午前中は、アンコール・トム、タプロームを見学し、午後がアンコールワットと定番の観光コースです。夜にオプショナルでカンボジア舞踊のディナーショーへ。
 2日目はシェムリアップ郊外、 “東洋のモナリザ”で有名なバンテアイ・スレイ遺跡まで足を伸ばし、午後は東南アジア最大のトンレサップ湖のクルーズというのが、おおよそのスケジュールです。初めてのアンコール観光としては、お決まりのコースですし最低限の内容でしょう。

 結局2日間とも、わたし一人の貸切ツアーになりました。遺跡を回ると、もちろん多くの日本人観光客もいますので、誰も参加者がいないとは解せないのですが、自由時間も好きに決められる全くのプライベート・ツアーです。混載が原則の割安なツアーなので、恐縮してしまいます。
 元もと一人旅ですから慣れていますし、ガイドさんに質問したりと話相手には困らないのですが、どこか寂しい気持ちもします。集合時間など制約が多いものの、一緒になった参加者の方と親しくなるのもツアーに参加する楽しみのひとつではないでしょうか。そういう意味ではちょっと残念でしたが、至って快適なアンコール観光でした。ガイドさんとクロマーツアーズにお礼を申し上げないといけません。
 
 また近いうちに訪れたいアンコール・ワット。今回行かなかった遺跡をゆっくり回り、現地ツアーで一緒になる方々との出会いも期待したいものです。

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August 28, 2007

№720 ベトナム・ホーチミンへ

バンコク・エアウェイズ 福岡空港にて
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 今日28日からベトナム・ホーチミンとバンコクへ出発します。8日間の日程で9月4日に帰国予定です。この時期のタイ・ベトナムは雨季後半に入り、例年より雨が多いと聞いていますが、猛暑日が続き残暑が厳しい福岡に比べると、少しは過ごしやすいのではないかと期待しています。

 前回アンコール・ワット観光をしたのに味を占めて、今度はベトナム・ホーチミンへ行ってみることにしました。初めてのベトナムです。アンコール・ワットのような有名な観光スポットがある訳ではありませんが、ベトナムの空気を吸って風に吹かれてこようかと思います。できればメコンの流れも眺めたいものです。タイとは違うベトナムを感じられたら、それでOKです。
 ご承知の通りベトナムはカンボジアと同様、シニアのロングステイ・ビザがなくタイのようなロングステイヤーの方は少数のようですから、残念ながら具体的な情報は得られていません。

 利用するのは、前回快適なフライトだったバンコク・エアウェイズ。まずホーチミンまで行き、帰りにバンコクでストップ・オーバーします。バンコク・ホーチミン間が週3便しかないため、チケットが取れなくて大変でしたが、チケット代は47000円と格安。タイ国際航空と比べると同じルートで2万円も安いのです。また逆のルートでベトナム航空を利用する手もありますが、ホーチミンでの接続が悪くて同日中のトランジットができないのが難点です。総合点でバンコク・エアウェイズに軍配が上がります。

 同社のバンコク・福岡線への参入によって、これまで直行便を独占していたタイ国際航空といい意味で競争になっていて、チケット代が値下がりしています。利用者にとって適正な競争でサービスの向上とリーズナブルなチケット代になることは、大歓迎です!
 サービスがよく、チケットも安いバンコク・エアウェイズ。就航当初は搭乗率が低かったのものの、そのサービスの良さで口コミや一度搭乗した方がリピーターとなって搭乗率も上昇中とか。休航にならずに乗客が増えて現在の週3便が増便になると、さらに行きやすくなるのですが。期待したいところです。

 バンコクでは旧知の方との再会もありますので、帰国後ゆっくりと報告させていただきます。では行ってきます。

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August 26, 2007

№719 「アマゾン・アンコール」レストラン

   ひとりでも4人分のランチ
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 アンコール遺跡観光の2日目。午前中はシェムリアップから車で1時間ほどのバンテアイ・スレイやバンテアイ・サムレなどの遺跡を回り、ランチはシェムリアップ市内に戻り国道6号線から少し入った「アマゾン・アンコール」レストランに案内されました。
 6号線から一歩入った途端、土ホコリの舞う未舗装路に変わり、土ホコリで赤く染まった木々や民家が続いています。そんな中ぽつんと建つ、06年にオープンしたという真新しい大きなレストラン、いかにも団体ツアー御用達といった風情です。エアコンの効いた広い2階では、先客の日本人のツアー客約30人が食事中。

 わたしはひとり一番端の4人掛けテーブルに座り、アンコール・ビール(3米ドル)、もちろん氷付きを注文します。遺跡観光の後のよく冷えたビールは堪りません。まもなくセットメニューが運ばれてきました。
 チャー・ヨォーという「揚げ春巻き」、「ポークのカレー(ソムロー・カリー)」、カンボジアの代表的料理「雷魚のココナッツミルク蒸し」、「空心菜のニンニク炒め」、それに太麺の「焼きそば」とすごいボリュームです! どうみても2~3人前はあります。それでも午前中の遺跡めぐりでお腹が減っていたので、しっかりと食べます。「揚げ春巻き」は少し甘めの味付けですが、香ばしくビールによく合います。大きな器に入った「ポーク・カレー」、ココナッツミルクが効いて辛くありません。前日のランチにも出てきた「雷魚のココナッツミルク蒸し」は、定番メニューだけあって美味しくて飽きない味です。
 後から隣のテーブルに案内されてきた日本人観光客の一行も同じメニュー。ところが、わたしが食べているのと同じボリュームを4人で食べています。どおりで多いはずです、このセットメニューは4人分だったのです。しかしひとりでも同じ量とは、せめて半分にするとかしないのでしょうか?

 全部食べきるのはとても無理なので「焼きそば」には手をつけずに、「揚げ春巻き」「雷魚のココナッツミルク蒸し」「空心菜のニンニク炒め」は、何とか完食。もう満腹です。きっと3人分くらい食べたと思います。ひとりでのアンコール観光は、暑さだけでなく食べ過ぎにも気をつけないといけません。
 食後のコーヒーは不味くて泥のような味。名物の「かぼちゃプリン」、昨日食べたのとは違って、ここのはまあまあです。

 シェムリアップ滞在3日目、ひとりの食事は寂しいものがあります。贅沢な貸切ツアーですが、やっぱり食事時はツアーの人と一緒がいいですね。

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August 24, 2007

№718 団塊の世代「おとなの長旅」

   トンレサップ湖の水上家屋
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 07年8月12日の西日本新聞に、団塊の世代をターゲットにした「おとなの長旅」という記事が載りました、また13日の設立総会の模様が、NHKでも報道されました。
 
 団塊の世代の大量退職時代をにらみ、九州でロングステイの確立を目指す実証事業「おとなの長旅・九州」が10月から12月まで行われる。2回目の今年は事業規模を拡大し、別府(大分県)や平戸(長崎県)など九州の8地域で計23のプログラムを準備している。同事業を実施するのは、JTB九州やJR九州、九州運輸局、地域の窓口など計15団体。

 「おとなの長旅」は昨年、北部九州を中心に5地域で実施したが、今回は南九州にも対象を広げ、綾(宮崎県)、北薩摩(鹿児島県)などを加えた。旅行は4泊5日から10泊11日まで。プログラムは「ゴルフ三昧」「湯治」「焼き物」など自然環境や歴史文化を生かし「ここでしかできない」体験に特化した「テーマ追求型」と、将来的な移住を検討する人のための「お試し暮らし型」がある。 飲食店案内など地域の情報をきめ細かく参加者に提供する民間人の地域コンシェルジュ(案内人)を設置する。(以上)


 また、近頃発表された06年の「九州農業白書」でも、ふるさとへの回帰願望がある団塊の世代の大量退職時代を迎え、スローライフへの関心が高まってきたと分析。農業体験ツアーから就農・定住支援まで都市との交流や都市からの定住者の力を生かせば、地方の活性化が期待できると報告しています。

 今年から本格化する団塊の世代の定年退職。その大量退職を見越して昨年後半から、シニアビジネス、田舎暮らし、国内移住、海外ロングステイなどを期待する報道が数多く見られました。しかし今のところあまり大きな動きを聞きません。好景気に伴う雇用環境の改善や人手不足などによって、再雇用や再就職している方が多く、まだリタイアしている人が少ないのではと思われます。
 しかし、官民が協働して地道にこのような活動を継続することが重要です。都市部に住んでいる割合が比較的多い団塊の世代。地域の格差が拡大していると言われる昨今、地方の活性化の一翼を担うのは、団塊の世代だと思うのですが。

 福岡だけでなく、東京・大阪でも説明会が開かれるようです。詳しくはこちらまで。
 http://www.nagatabi.jp/

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August 23, 2007

№717 タプロームの巨大木

   遺跡を飲み込むスポアン
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 午前中バイヨン寺院から象のテラスを観た後、つぎはタプロームへ。巨大な樹木が遺跡を飲み込んでいる映像や写真を見たことがある、あの遺跡です。
 タプロームは12世紀末、ジャヤバルマン7世が母のために作った仏教僧院でしたが、後にヒンドゥー教に改宗されたとのこと。当時、僧院には5000人もの僧侶がいたといいますから、その広大さが伺われます。

 車を降りてタプローム遺跡へ歩くと、ズレてしまった西門への石畳が修復中です。周りを鬱蒼とした森に囲まれ、背の高い大木が印象的ですが、外からは普通の遺跡に見えます。ところが遺跡の中に入ると、大木の巨大な根が遺跡を押しつぶすように成長している光景を目の当たりに。写真などで見たことがあるとはいえ、実際に目にすると改めて自然の力に圧倒されます。

 これらの大木はスポアン(榕樹)と呼ばれ、樹齢は約300年。スポアンは、日本では沖縄などに自生してるガジュマルの木のことで、幹は多数分岐して繁茂し、気根といわれる空気中に露出した根を垂れます。
 わずか300年ほどの年月で、榕樹は寺院を飲み込んでしまっています。榕樹の根は自由自在にその根を伸ばし、意思を持っているのではないかと思えるほどです。寺院は所々で崩壊したり、傾いたりして辛うじてその姿を保ってはいるものの、その異様なスポアンの根は、まるで異星人(エイリアン)が侵略しているかのようです。もし榕樹を取り除いてしまったら、石造りの建物はその力から解放された途端、きっと崩れ落ちるに違いありません。それほどしっかりと寺院を抱え込んでいます。血管のように網の目を張ったスポアンや、蛸の足や大蛇がくねったように根を伸ばしたものなど、どれもその逞しい生命力に驚かされます。

 森の力に圧倒されているタプロームですが、それでも回廊や中央祠堂には美しい彫刻やデバター(女神像)が風化しつつも残っています。中でも苔むした壁にベンガラが塗られているのか赤いデバター像が、スポアンの異様さと対照的に穏やかな微笑を湛えているのが印象的でした。 
 自然の力とどこか神秘的な雰囲気が漂うタプローム、個性的な遺跡が多いアンコール遺跡群です。

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August 21, 2007

№716 シェムリアップ空港は観光客で一杯

 バンテアイ・スレイの見事な彫刻
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 バンコクへ移動のため、シェムリアップのホテルからトゥクトゥクに乗って、18:15分シェムリアップ空港に到着。搭乗予定は20:10発のバンコク・エアウェイズ、PG910便です。夕刻の各航空会社のチェックイン・カウンターはどこも、出国する観光客で長蛇の列になっています。アンコールワット観光を終えて帰国するツアー客を中心に、夕方から夜にかけての時間帯は、ちょっとした帰国ラッシュです。
 やっとチェックインを済まし、次に空港使用税25米ドルを払います。貴重な外貨獲得とはいえ、ビザ代の20米ドルとともにいい値段です。今度はもっと長いイミグレーションの列が待っていました。日本人はもちろんですが、最も多いのが韓国人それに欧米系の白人、世界各国からの乗客たちです。

 ようやく出国手続きも終わり待合室に行きますが、待合室の座席は満席でどこも座るところがありません。仕方なくショップをのぞいて、カンボジア特産の「ラタナキリ産」のコーヒー(4米ドル)をお土産に買い求めました。
 それでも定刻まで、まだ1時間以上もあります。乗客で溢れかえった狭い待合室は、その熱気で蒸し暑く汗が吹き出します。空港ターミナルは06年に新装されたばかりなのですが、ラッシュ時はイスが足りなくて手狭なくらい。クーラーの効きも良くないのか、団扇で扇いでも気休めにしかなりません。
 それだけアンコールワット観光が復活し、賑わっている証ではあるのですが、せっかくシャワーを浴びてさっぱりしていたのに、ここでの待ち時間だけで、ぐったりです。夜は出発便が集中している上に、空港スタッフの誘導の不手際も重なって、どの便も遅れ気味。そのためますます待合室が混雑し、余計にストレスが溜まっていきます。カンボジアの空港運営は、まだまだのようです。

 わたしはバンコクまでのフライトなのでまだ良いのですが、ホーチミンやバンコクで乗り継いで帰国する団体ツアーの乗客は、さがかし疲れることでしょう。アンコールワット観光は、やはり体力が要りますね。

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August 19, 2007

№715 「くるんてーぷの会」原田さん

   クロントイスラムの幼稚園
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 07年8月10日の西日本新聞の記事からです。
 タイの貧しい子どもたちの教育里親活動に取り組む福岡市のNGO「くるんてーぷの会」が設立15年を迎えた。 「普通の主婦」や「普通の会社員」たちの地道な国際協力が長続きする秘訣は。そして課題は。友人だった設立者が亡くなった後、代表を引き継いで11年になる原田君子さんに聞いた。

-活動の概要は。
 「タイの最大のスラムであるクロントイ地区の子どもたちの学用品や制服などの教育費を支援しています。会員が1口月500円を出し合ってプール。子ども一人につき小中高校の各段階で10万円ずつ、大学に入ると3万5千円を、現地で同様の活動に取り組む財団を通して贈っています。
 現在は小学生から大学生まで23人の教育里親を務めています。海外で派手に活動するわけではなく、会員拡大や学習会など国内での取り組みが中心です」

-会名はどんな意味か。
 「バンコクをタイ語で言うと『クルンテープ・マハーナコーン・・・・』と、とても長い都市名になります。その冒頭からで『天使の都』という意味です。

-設立のきっかけは。
 「新聞社のバンコク特派員だった故河本典久さんの妻の故淳子さんが、1992年に設立。バンコク滞在中に現地財団でボランティアをしたのがきっかけです。私が会員になったのは2年後。淳子さんとは、子どもの幼稚園当時の母親仲間で、『ちょっと手伝ってよ』という感じでした。当時はNGOとか国際協力とか何も知らなかったけど『友だちだし、年間6千円なら』と軽い気持ちでした」

-それが2代目の代表になった。
 「96年に淳子さんが病気で亡くなられたんです。その時、典久さんから『タイには支援が必要な子どもたちがいる。淳子の遺言だから』と言われた。それから間もなく、典久さんも後を追うように病死されました」

-活動で得られることがないと長続きしない。
 「普通の主婦ではできなかったことを体験できました。協力を求めて役所の幹部にも会うし、他のNGOをはじめ、さまざまな分野の人たちと知り合えました。それが私の財産です。また、福岡のこと、九州のこと、日本のこと、世界のことを考えるようになり、少しずつでも視野が広がったように感じます。そうした楽しさがあります」

-会の現状と課題は。
 「会員は約160人。福岡だけでなく、ご主人の転勤に伴い、東京や神奈川、徳島などに移られた人もいます。会員のうちボランティアスタッフが16人。子育ての国際協力なので、途中で投げ出すわけにはいきません。広報や学習活動を強化して、多くの人に会員になってもらいたい。若い後継者を見つけるというのも課題です」(以上)。


 わたしも現地のプラティープ財団を訪問し、クロントイのスラム街を歩いて案内してもらいました。人がやっと歩ける狭い通路が迷路のように走り、トタン板1枚隔てただけのバラックの家々が密集していて、四畳半か六畳ほどの室内に数人の家族が暮らしているといいます。どの家庭も貧しいため、子どもたちは小さいうちから働いたりして教育を受ける機会が少ないのです。
 その子どもたちを里親制度という形で日本から教育支援しているのが「くるんてーぷの会」です。わたしもタイにお世話になっている一人として、会に入会させていただいています。少しでもタイの子どもたちの教育支援になるのは、有意味なことだと思っています。関心のある方は以下へお問い合わせください。
 
 「くるんてーぷの会」092(586)4650
 URL: http://funn.npgo.jp/member/krungteep.html
 Email: h-kimiko@mvc.biglobe.ne.jp

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August 17, 2007

№714 バンコクエアウェイズ 福岡支店開設

  福岡への深夜便 バンコクにて
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 07年8月14日の西日本新聞の記事からです。
 福岡と広島からタイ・バンコクに定期便を飛ばしているバンコクエアウェイズが今月、福岡市・天神に「日本支部」と位置付ける新支店を開設した。福岡に着任した日本地区副総支配人のチュリン・コーチャルン氏に新支店開設の狙いや、九州での戦略を聞いた。

-福岡に新支店を開いた狙いは。
 「広島に05年12月、昨年12月、週3便の路線を開設した。従来の福岡支店は総代理店のオフィスだったが、今回、直営の支店にした。福岡支店は実質的な日本支部であり、スタッフも2人から5人に増やした。タイのリゾートなどを訪れる観光客を九州各県から集めたい」

-貴社のセールスポイントは何か。
 「バンコクを中心に路線のネットワークが充実していることだ。特にサムイ、プーケットなどタイ国内のリゾートや、ラオスやベトナムなどインドシナ方面に向かう路線も持っている」
 「当社は『アジアンブティックエアライン』というスローガンを掲げている。これはブティックのように、きめ細かなサービスを目指すという意味だ。他社にないサービスを提供していく」

-福岡・バンコク線の搭乗率はどうか。
 「就航当初は4割を切っていたが、7、8月は6割弱まで伸びており、ようやく軌道に乗ってきた

-将来、増便の予定は。
 「当社の社長は、タイで一番病床数が多い総合病院を経営する医者だ。例えば、日本より割安なPET(がんの早期発見に利用されている断層撮影装置)を使った健診ツアーなども提案したい。今年下期の状況をみて、6割前後の搭乗率を維持できれば、来年上期の増便を考えたい

 
 わたしのブログで快適なフライトを紹介させていただいたバンコクエアウェイズです。福岡に就航して以来ようやく認知度が上がり、そのサービスの良さと割安なチケットで徐々に搭乗率が上がっているようですね。今年2月に初搭乗した時は、乗客が少なくて、すぐに休航になるのではと心配しましたが、この記事を読んで一安心。
 福岡を日本での拠点としてさらにサービスの向上や、東南アジア各地への路線の充実を図ってもらえたら嬉しいのですが。

 今月28日からのタイ・ベトナム行きには、もちろん利用させていただきます。

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August 15, 2007

№713 クロマーは必需品

クロマーをお洒落に巻いたソープアンさん
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 クロマーとは、赤や青をベースに白のラインが入ったチェック柄がお洒落なカンボジア式スカーフのことです。コットン製で吸湿性がよいのが特長で、強烈な陽射しやあのひどい土ホコリを除けるために首や頭に巻いたり、腰巻(サロン)にしたり、あるいはタオル代わりに使ったりと、何にでも使える優れものです。カンボジアの人たちにとってはなくてはならない生活必需品と言ってもいいでしょう。
 巻き方もいろいろで、首にマフラー風にしたり、頭から首へと巻いてその上に帽子を被ったりと自分好みのファッションが楽しめます。帽子代わりに「姉さん被り」のように頭にぐるりと巻いている女性を見かけましたが、これは中年女性の一般的な巻き方のようです。

 アンコールワットを案内してくれたガイドの「ソープアン」さんもクロマーを首に巻いてやってきました。その上長袖の上着を着ています。しっかり巻かれたクロマーを見て、さぞかし暑かろうと尋ねてみると、意外にも「コットンなので通気性がよくて、蒸れませんよ」とのこと。汗を吸ってくれるだけでなく、刺すような直射日光から後頭部を守って日射病を防ぐ役目も果たしているのだと、炎天下の遺跡を歩いてみるとすぐに分かりました。
 もちろん、わたしも帽子を被っているものの、強烈な太陽に首筋がチリチリと焼かれていき、ポロシャツの襟を立てて日光を遮らないと堪りません。つまり暑いからこそ身に着けるのが、クロマーなのです。

 実用性に優れ、デザイン的にもお洒落なチェック柄のクロマーは、カンボジアのお土産としても最適です。夏場の日除け用のスカーフとして、またテーブルクロスとしても使えますので、女性に喜ばれることでしょう。よそ行き用にシルク製のクロマーもあります。
 クロマーはシェムリアップ市内のオールドマーケットをはじめ、各遺跡のお土産屋さんでも買うことができます。普通1枚1米ドルが相場の価格ですが、たくさん買うと枚数をおまけしてくれたり、価格交渉も可能です。アンコールワットに行ったら、自分好みの素敵な柄のクロマーを見つけてください。

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August 13, 2007

№712 バンコク最終日の過ごし方

   フードコートから眺める夕陽
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 バンコク滞在の最終日をどうやって過ごすかは、ちょっとした課題です。つまり12時にホテルをチェックアウトしてから、深夜1時発の帰国便までの半日の過ごし方です。というのは1日中動き回り汗をかいたままの体で、深夜の飛行機に乗りたくないので、いかに快適に過ごすかを考えねばなりません。
 振り返ってみると、これまでバンコクから直接深夜便に搭乗することは少なくて、チェンマイからバンコク経由で帰国するか、キャセイ航空の香港経由の午前中便を利用することが多かったので、バンコク最終日の午後と夜をどう過ごそうかと考える必要がなかったのです。

 07年2月の訪タイの最終日はバンコクでした。午前中ネットカフェに行ったり用事を済ませ、ホテルに戻ってシャワーで汗を流してスッキリします。12時ぎりぎりにチェックアウトして、スーツケースをクロークで預かってもらい、BTSでエンポリウムへ。
 まずはフードコートで手軽なランチを食べて、午後は映画を観て過ごすことにしました。汗をかくどころか体が冷え切ってしまう程クーラーが効きすぎているタイの映画館です。映画を観るならバンコク最後の日に限ります。長編「ナレースワン大王・パート2」、たっぷり3時間の上映時間、楽しめましたがお陰で体が凍えました。
 再びフードコートでお茶をしてのんびりと。乾季の澄み切った空に陽が傾いてオレンジ色に染まっていく美しい街の景色は、これまであまり記憶にありません。こんなにきれいな夕景ならば、次回はワットアルンに沈む夕陽を観に行きたいものです。

 夕方ホテル近くのフットマッサージ店へ。ゆっくり過ごせるばかりでなく、旅の疲れも取れて一石二鳥です。夕食はナナ駅からほど近いシーフードの屋台村に行ってみることに。屋根はあるもののオープンエアなので少々暑いのですが、団扇で涼みながら美味しくいただきました。次は涼を求めてスーパーマーケットへ。お土産を物色しながら店内をぶらぶらします。

 現地で働いている知人に連絡が取れて、急にカフェでお茶を飲むことなりました。久しぶりの再会であっという間の時間です。しかし時計は10時半を指し、そろそろ空港へ向かわないといけません。
 
 以上、バンコク最終日の過ごし方としては、まずまず良しとしましょう。決して汗だくになるような観光を入れてはいけません。 「欲張って動かない、できるだけ汗をかかない」。これが深夜便を快適に、そして帰国後疲れを残さないポイントでしょうか。

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August 11, 2007

№711 シェムリアップのコンビニ

 国道6号線沿いのシェムリアップ
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 普段日本ではコンビニを利用することが少ないわたしですが、海外ではコンビニがあると流石にほっとします。ビールを飲みたいこともありますが、ミネラルウォーターが必需品だからです。その点バンコクでは困ることはまったくありません。市内で周囲と見渡すと、簡単に1軒や2軒セブンイレブンのマークを見つけることができます。

 初めてのカンボジア・シェムリアップ、果たしてコンビニがホテルの近くにあるのか気になるところです。夜8時過ぎにホテルにチェックインし荷解きをする間もなく、フロントでコンビニの場所を尋ねました。もちろん英語で「コンビニエンス・ストア」と言ったのですが、発音が悪いのかカンボジアでは名称が違うのか、なかなか通じません。何度かやりとりをして、やっとホテルのすぐ隣のガソリンスタンド内にあることが分かりました。

 早速行ってみると、ガソリンスタンドの奥まった場所に「テラマート」という地味な看板がかかっています。セブンイレブンの看板なら国道からすぐに見つけられるでしょうが、聞きなれない店名でなかなかコンビニだと分かりません。後から分かったのですが、タイの地方で見かけるようにシェムリアップではガソリンスタンドと併設されていることが多く、他にも「スターマート」というコンビニもありました。タイとは違って、どうもセブンイレブンやファミリーマートはないようです。

 広い店内の割には商品棚のアイテムは少なくて、どことなく寂しい雰囲気です。店員も手持ち無沙汰でおしゃべり中。地元のお客さんはいません。シェムリアップのコンビニは観光客向けなのでしょうか、値札はドル表示ですしガソリンスタンドに駐車したバスから降りてきた日本人や韓国人のツアー客が買い物をしているだけです。
 そういうわたしもその一人な訳で、 「アンコール・ビール」(0.5米ドル)3本とミネラルウォーター(0.25米ドル)2本を購入しました。全部で2ドルと安い。

 ホテルに戻って機内でもらったナッツとおにぎりをつまみに、「アンコール・ビール」を一気に飲み干します。ホップが効いた美味いビールです。初めての町でコンビニがあった幸運に感謝した瞬間でした。

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August 09, 2007

№710 タイ・ロングステイ 5年目を迎えて

    澤井夫妻 ご自宅にて 
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 02年11月からバンコクでのロングステイを始めて5年目を迎える澤井勇(69歳)さん・理恵子(65歳)さん夫妻に、07年2月久しぶりにお会いして近況を伺いました。フジスーパー近くのコンドミニアム(1LDK,70㎡)が、バンコクでの住まいです。

 お二人にとってタイ語教室に通うのが、日課になっている。06年の夏、日本人ロングステイヤーのグループ「暮らしの会」のタイ語教室で勉強した後、現在は「ソーソート(泰日経済振興協会)」主催のタイ語講座を、週1回受講している。「タイ語で日常会話ができたらいいな」というのがきっかけとか。しかし、単語はともかく文章となると難しいし、タイ人と話す機会が少ないこともあって、なかなか物にならないそうです。コミュニケーションを取るだけならば、英語の方がいいかもしれないと思う反面、教室に通うことで日常生活に張りがあるとおっしゃいます。 
 タイ語の教室は週1回ですが、毎月のように日本からの来客があるので、結構忙しい毎日を過ごしている。また「暮らしの会」の仲間と温泉などへの日帰りや1泊旅行も楽しんでいるとか。

 健康面では、これまでに大病はなく歯やアレルギーの治療を受けたくらいで、特に不安はない。昨年、勇さんはエカマイのスクンビット病院でCT検査などの人間ドック(1万バーツ)を受診し、今年は奥さんも受診を予定しています。ロングステイを始めて一度も帰国していないので、日本の国民健康保険には加入していません。そのため病院で治療を受ける場合は実費になるそうです。
 生活費は年金で賄っていますが、最近のバーツ高の影響を受けて、毎月3万円ほど目減りしているとか。今のところ、何とかやっているものの、年金でロングステイしている人の多くは困っているのではと心配されます。

 5年目を迎えるバンコクでのロングステイを振り返り、「日本を離れて失ったものがあるかもしれない。それに大阪の自宅はそのままにしていて気がかりなこともありますが、タイに来たからこその経験をしました。それはタイでの新しい方との出会いや巡り合いで、私の“人生の財産”になっています。日本にいたままだったら、きっと経験できなかったでしょう」と理恵子さん。そして「人と人とのつながりで、自分が変わり成長できました。充実した生き方によって、今後の人生の可能性も広がりました」。生活環境を変えることで、自分の人生の可能性を伸ばすことができたといいます。
 日本の日常生活を離れ、海外でのロングステイ体験や出会いを通して、これまでになかった新しい視点や価値観が生まれてくる。そして改めて自分の生き方や人生を見つめ直しているのです。

 新しい生き方をタイ・ロングステイによって切り拓いてきた理恵子さん、日本に帰りたいという気持ちは起きないといいます。当初の計画通り、10年間を一区切りにタイに滞在する予定とか。ロングステイを継続するか、帰国するかを10年経った時点で考えるとのこと。ちょうど半分に差し掛かったところですが、最後に「タイ語の勉強も含めて背伸びせずに、焦らずゆっくりと過ごしたい」と笑顔で話しをされました。 
 
 なお、№152~154にも澤井夫妻の記事を載せています。 

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August 08, 2007

№709 マンゴ・スウィング パート2

生マンゴたっぷりのマンゴ・スウィング
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 バンコクのマンゴの人気デザート専門店「Mango Tango」。旅行ガイドブックに大抵紹介されていて、日本女性にも有名なこのお店、なんでも東京にも出店しているとか。
 バンコクでは、いつもエンポリウム内の支店で「マンゴ・スウィング」(55バーツ)を買って食べるのが、私の楽しみのひとつです。「マンゴ・スウィング」は、マンゴと氷をミキサーにかけてスムージーにしたもので、カップの下にはタピオカが、上にはカットされた大き目の生マンゴがいくつか載っています。

 エンポリウム内のお店にはテーブル席がありませんので、上の階の映画館で映画を観る時、そうでなければフードコートに持って行って、ベンチャリシ公園が望める席で外の景色を楽しみながら、ゆっくりといただくことになります。ストローでスムージーを吸い生マンゴを口に入れると、冷たさとマンゴの味が口一杯に広がります。日本では味わえないこのフレッシュさが堪りません。 マンゴ大好きの方には、さらにフレッシュマンゴーにマンゴープリン、マンゴーアイスがセットになった豪華版の「マンゴ・タンゴ」がお勧めです。 

 同じようなマンゴのスムージーは、空港内のフルーツ・ジュースのスタンドでも買うことができますので、帰国前にもう一度美味しいマンゴを味わってみてはいかがでしょうか。ちなみにドンムアンの時は95バーツだったものが、スワンナプーム新空港では120バーツに値上がりしていました。バーツを使い切ってしまおうという方は別として、できればバンコク市内の「Mango Tango」で食べた方が、お得ですよ。
 ちなみに本店は、BTSサイアム駅近くの「サイアム・スクウェア」にあります。

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August 06, 2007

№708 土埃りのプノンバケン登り

   プノンパケンからの夕陽
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 夕陽鑑賞のスポット「プノンバケン」。アンコールワット見学を終えて近くの小高い丘「プノンバケン」に登り、カンボジアの大平原の彼方に沈み行く夕陽を眺めるのが、1日観光コースの最後のプログラムです。どの旅行会社のツアーにも組み込まれている定番コースなので、夕方頃になると登り口に車やバスが集まってきて、多くの観光客が頂上を目指して登り始めます。
 17時過ぎ、ガイドのソープアンさんと一緒に登り口をスタートしました。山道はすでに多くの観光客で混雑しています。標高60mほどの山とも言えない丘をぐるりを回るようにして続く緩やかな山道は、乾燥しきっていて観光客が歩く度に細かな土ぼこりが立ち、登るに従ってひどくなってきます。歩くこと約20分、ようやく頂上へ。標高の割には長い道のりでした。
 平坦な丘陵の頂には、9世紀末に創建されたというプノンバケン遺跡があり、遺跡の西側一帯は、夕陽を見に登ってきた観光客でごった返しています。その数ざっと1000人、すごい人数です。

 見上げると快晴の空、きれいな夕陽が期待できそうです。頂上から周囲を見渡すと、どこまでもジャングルが広がっていて、その中に水を湛えた広大な西バライが望めます。西バライは東西8km、南北2kmもある人造の貯水池ですが、まるで湖です。その巨大さに驚くとともにクメールの土木技術レベルの高さに感嘆させられます。さらに南東へ目を転じると、樹海の中にアンコールワットが遠望でき、ここから見える4つの尖塔が西日を受けてオレンジ色に染まっています。

 遺跡の石積みに立ち、よい撮影スポットを確保して夕陽が沈むのを待ちます。次第に傾いて、少しずつ赤みが差してきた夕陽ですが、地平線近くの黒い雲の中に隠れてしまいました。上空は晴れているのに残念! まだ日が沈んでいないので、夕焼けも期待薄です。仕方なくどの観光客もブノンバケンを下り始めました。
 集合場所で待っていたソープアンさんと合流して、元来た山道へ。往きよりも多い人で山道があふれています。するともうもうと土煙が舞い上がり、ハンカチで口を押さえるほど。歩く早さが速いせいか、帰りの方が酷いのです。やっとのことで下山すると、スニーカーやスラックスの裾は土埃りだらけで、すっかり赤茶色に。スラックスは手で叩きましたが、スニーカーの生地に細かな土の粒子が入り込んで、なかなか取れません。やれやれ何しに登ったのやら・・・
 教訓「プノンバケンには汚れてもいい古い靴で登りましょう」。

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August 03, 2007

№707 福岡からの海外旅行減少

   帰国便が到着した福岡空港
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 07年7月25日の西日本新聞の記事からです。

 06年に福岡空港を利用した海外旅行者が前年に比べ約1割減ったことが、JTBのまとめでわかった。成田、関西、中部の3空港は前年並みか微増で、福岡の落ち込みが目立つ。福岡-ホノルル便などの運休が要因とみられるが、同社子会社のシンクタンクは「地方では高齢化の影響で、海外旅行熱が冷めている」と、高齢化を遠因に挙げている。 
 まとめによると、主な空港別海外旅行者数は、①成田9635万人(前年比0.6%増)②関西3861万人(0.0%減)③中部1925万人(3.6%増)④福岡702万人(9.6%減)。

 航空会社は近年、燃料費などで経営環境が悪化。改善策として路線の統廃合を進めている。福岡では日本航空グループが05年10月にホノルル、香港、ソウル便を運休。海外旅行者減少につながったとみられる。
 だが、JTBのシンクタンクは「高齢化が進み、定年退職者が増えれば、海外旅行者が増えると思っていたが、実際には反対の状況」と説明。 「直行便が減って、成田などでの乗換えが必要なため、高齢者は肉体的な負担などに不安を感じ、海外旅行を敬遠しているのではないか」と指摘する。

 海外旅行者は2000年以降、人口の集中が進む首都圏と東海で増加。人口流出や高齢化が深刻な九州や北海道、東北などは減っている。06年の九州各県別の海外旅行者増減率でも、宮崎と鹿児島が微増ながら、他の5県は減少(福岡3.1%減、佐賀3.7%減、長崎1.6%減、熊本6.1%減、大分5.6%減)。地方の海外旅行熱そのものに陰りが見える。

 この記事で気になったのは、意外にも高齢化が遠因ではないかということです。もちろん直接の原因は、経営難に陥っている日本航空が福岡からの海外路線から撤退したことです。搭乗率が悪くなかったホノルル線も単価の低いツアー客が主体では儲からないので、利益率の良いビジネス客の多い路線に機材を振り替えたのです。そのお陰で、ホノルルへはチャーター便か関空などで乗り換えないといけなくなりました。若い人ならいざしらず、高齢者にとって直行便がないというのは、海外旅行への大きなハードルです。

 しかし高齢化だけでなく、今後は日本が人口減少社会に突入しつつあるということを基本的に認識しなければなりません。日本の総人口は06年10月現在、12777万人ですが、05年に戦後初めてマイナスに転じました。「日本の将来推計人口」の中位推計によると、25年に12000万人を下回った後も減少を続け、2055年には8993万人と9000万人を割り込むと予想しています。50年後には現在より約3800万人も人口が少ないという驚くべき推計結果です。ちなみの同じ55年の高齢化率は40.5%と、2.5人に1人が65歳以上と極めて高齢化の進んだ社会の到来が見込まれています。これは高齢化と人口減少が同時並行的に進展していくことを意味します。

 また高齢化と人口減少は、年金など社会保障制度の問題だけでなく経済に至るまで大きな影響を及ぼし、特に規模の拡大を期待することが難しい時代になってきたということです。見方を換えると“数”ではない“質”が問われる時代でもあります。それは日本社会全体だけでなく、個人にとっても「生活の質」「生き方の質」を問い直してみる時期に差し掛かっているのかもしれません。将来の高齢・人口減少社会に向けて新しいパラダイムを構築しなければならない時期のようです。そんなことを考えさせられる記事でした。

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August 01, 2007

№706 新空港へのタクシー

  タクシーを降りて出発ロビーへ
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 空港とバンコク市内間のタクシーは、ちょっとしたトラブルがよく発生します。メーターを倒さなかったり、通常より高い料金を吹っかけたりと、外国人観光客相手に儲かろうとするタクシー運転手の企みには注意をしないといけません。これまでも何度か、そういう目に遭いましたが何とか難を逃れてきました。

 07年3月、バンコクからの帰国便のためにタクシーに乗った時のことです。夜の10時過ぎ、ホテルに預けていたスーツケースを受け取り、ホテルスタッフに近くにいるタクシーを呼んで来てもらいました。
 タクシーに乗り込み、運転手に「スワンナプーム・エアポート」と言うと「400バーツ」という返事。通常は300バーツもあれば十分です。大きなスーツケースを抱えた日本人観光客だと見て、やはり吹っかけられたかと思い「メーター!」とキッパリとした口調で言い返しました。ところがこのタクシーには料金メーターが付いていません。そうです、少なくなったとはいえ、料金交渉制のメーターなしのタクシーだったのです。まだ走っているんですね。
 それじゃ「300バーツでどうか」と交渉しましたがうまくいかず、他のタクシーに乗り換えることにしました。

 別のメーター・タクシーに荷物を乗せ変え、料金メーターのスイッチが入れられたのを確認して、改めて空港へ。夜の高速は空いていて100kmで飛ばします。約25分で無事到着。メーターは191バーツの表示です。高速代の65バーツを加算して支払いますが、チップをあげても300バーツは掛かりません。

 いつもちょっとしたトラブルが起こりがちな、空港間のタクシーです。みなさんも料金やメーターなど、チェックしてから乗りましょう。

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