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September 18, 2007

№731 後ろ髪引かれるバンテアイ・スレイ

 観光客で賑わうバンテアイ・スレイ
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 アンコール遺跡めぐりの2日目のハイライトは、 “東洋のモナリザ”とよばれる美しい女神像(デバター像)で有名な「バンテアイ・スレイ」。アンコール・ワットの次にお目当てだった遺跡です。

 シェムリアップから車で土ホコリの舞う未舗装路を走ります。途中、乾季で乾燥しきった農地が広がるクメール王朝時代の貯水池の跡「東バライ」や、高床式家屋が点在する農村風景を見ながらの移動です。遺跡めぐりをする車や観光バスとすれ違う毎にモウモウと土ホコリが舞い上がり、チャーターしたトゥクトゥクに乗る観光客は、頭から埃を浴びています。
 シェムリアップから約1時間、初めて橋を渡ります。幅員が狭いため交互通行になっていて、しばらく待たされることに。小さな川には少ないながらも澄んだ水が流れていますが、川底の赤い砂のため水まで染まって見えるほどです。間もなく「バンテアイ・スレイ」に到着。入り口周辺には埃で赤茶けた土産物屋が立ち並び、観光客が乗ってきた車で一杯です。

 “女の砦”を意味する「バンテアイ・スレイ」の創建は古く967年。当時のアンコール王朝の摂政役ヤジュニャヴァラーハの菩提寺であり、シヴァ神とヴィシュニ神に捧げられたヒンドゥー教の寺院です。また赤い砂岩とラテライトで建設された“朱色の寺院”でもあります。
 入り口でチケットのチェックを受け、いよいよ遺跡へ。リンガと呼ばれる円柱形の造形物が並ぶ参道は、外国人観光客で込み合っています。人気の観光スポットというだけでなく、陽がよく当たり遺跡の朱色が際立つ午前中に、観光客が集中するからです。

つづく

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