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September 30, 2007

№739 インスタント麺「フォー」のお味

   右がフォーのインスタント麺
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 ベトナム麺「フォー」のインスタントを食べてみました。ベトナムの代表的な麺であるフォーには、インスタントといっても数十種類もの即席めんがスーパーに並んでいて、ガイドブックに載っていた「VIFON」社製のチキン味のフォーを買って帰ったのです。値段は1個2200ドン(約15円)とお手軽です。

 作り方は簡単。日本のチキンラーメンと同じように熱湯をかけて3分間待てばOKというもの。袋を開けた瞬間、ベトナムの香りが鼻腔に広がります。半透明の米麺から微かにエスニックの匂いが、この時点で好き嫌いが分かれるのかもしれません。お土産に配った人の評判も賛否両論ありました。もちろんわたしにとっては堪らない匂いなのですが。
 米麺に3つの小袋に入った粉末スープ、香油、ネギなどのかやくをどんぶりに入れ、お湯を注いで3分待つと、もうできあがり。
  
 どんぶりの蓋を取ると、一層ベトナムの匂いが立ち上ります。まさにエスニック! よく見ると、かやくには鶏肉の小片がいくつか入っていました。スープはさっぱりしているもののコクがあって、さらに香油が味を引き締めています。
 幅広の米麺はツルツルとのど越しがよく、いい食感です。生春巻きに使われるライスペーパーも元々乾燥させて売られていますので、米麺はインスタント麺にはうってつけ。まったく即席めんということを感じさせません。全体的なバランスも良く、ベトナムのインスタント麺も「なかなかやるな」とレベルの高さに感心します。これでパクチーがあれば言うことないのですが。

 美味しく完食。と同時に、もっと買ってくればよかっと、ちょっと後悔しました。

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September 28, 2007

№738 プーケット 日本人観光客戻らず

 バンコク南西部の漁港マハチャイ
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 07年9月24日の西日本新聞からです。
 タイ有数のリゾート、プーケットに日本人観光客が戻ってこない。3年前のスマトラ沖地震の大打撃から立ち直り、各国の客足は順調に回復しているが、日本人の戻りが鈍い。津波被害によるイメージダウンとともに、日本との直行便が休止に追い込まれたのも大きいとみられる。
 今月、プーケット国際空港で起きた旅客機事故の余波を心配する向きもあり、地元ではイベントを開くなど呼び戻しに懸命だ。

 プーケットの観光客数(タイ政府観光庁調べ)の推移を見れば歴然としている。06年の全体数449万人で、スマトラ沖地震(04年12月)前の水準に戻った。一方、日本人は05年が4万4千人、06年は11万4千人で04年の5割強。今年も3月までで2万2千人と伸び悩む。
 低迷する一因は「足の便の悪さ」。成田-プーケットの直行便は津波後に運行を取り止め、今も復活しないまま。バンコクで乗り継ぐ際も、国内線用の別の空港でプーケット行きに乗り換えざるを得ない場合もあり、旅行会社のツアーからは敬遠されがちだという。
 このため、日本人を顧客にしていた現地の旅行代理店、ホテル、レストラン、ダイビングショップなどからは「従業員を減らした」「売り上げが激減した」といった悲痛な声が聞かれる。これらの仕事にはプーケット在住の日本人が関わっているケースが大半だ(以上)。


 スマトラ沖地震から3年目を迎える訳ですが、日本人観光客がなかなか戻らないという記事です。わたしも一度はプーケットにという思いはあったのですが、折り悪くスマトラ沖地震が発生し、今まで行くチャンスを逃したままです。
 地震以降、昨年のクーデター勃発による治安不安や、最近までのバーツ高なども重なり、タイ全体の観光推進に水を差す出来事が次々に起きています。そこへまた、9月16日の格安航空会社「ワン・ツー・ゴー」の航空機事故です。せっかく観光客が戻ってきていたのに、再び影響が出ることは必至の状況。日本人観光客の回復も遠のくばかりです。
 事故の原因は調査中ですが、人為的ミスとなった場合、プーケットの観光産業への影響が大きくなるのは避けられないとの現地の報道も流れてきます。

 復興をアピールする地元でのイベントや、日本との直行便復活の働きかけもなされていますが、幾度となく放送されたすさまじい津波の映像は日本人の脳裏に焼きついていて、なかなか払拭することはできません。今回の航空機事故が、プーケットのイメージをさらに損なわないことを祈るばかりです。

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September 27, 2007

№737 快適なバンコクへのフライト その3

     台湾最南部の上空
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その3
 離陸して2時間、ほとんど揺れなかった機体が揺れ出したので少し窓のシェードを開けてみると、ちょうど台湾最南部の上空を飛行中でした。雲間から細長く伸びた半島がはっきりと見えます。

 ジントニックを2杯空け「お替りいかがですか?」と言われたもので、ついつい3杯目。さすがに眠たくなり、いつの間にか30分ほど寝入ってしまいました。ふと目が覚めると毛布を掛けてもらっています。優しい心遣いです。

 タイの現地時間で12時40分、飛行時間にして3時間40分、眼下にベトナムの海岸線が薄雲を通してかすかに見えます。ベトナム中部辺りでしょうか。インドシナ半島に入ると雨季のせいか急に雲が多くなり、機体も再び揺れだします。後バンコクまで1時間余りのフライトです。
 ここで福岡・八女玉露のアイスクリームのサービスがあります。このアイスが美味いんです。ハーゲンダーツにも負けません。ちょっとしたサービスでも嬉しいものですね。

 13時27分、次第に晴れてきました。イサーンの上空なのか、赤茶色の大地が広がっています。まだ映画をやっていてシェードは開けられないし、GPS表示もなく現在位置がよく分からないのです。
 14時のバンコク到着予定と、機内アナウンスがありました。定刻より45分も早い到着です。次第に高度を下げていき、森林地帯から田園そしてスワンナプーム空港へとアプローチしていきます。13時56分、無事着陸。バンコクは曇り時々晴れ、少々霞んでいます。気温は30℃と、それほど暑くありません。少なくとも福岡よりはましです。

 5時間の快適なフライトでした。これからもやっぱりバンコク・エアウェイズでしょう!

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September 25, 2007

№736 快適なバンコクへのフライト その2

     天草の美しい海岸線
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その2
 夏の雲間を通り抜け、南へ進路を取ります。雲仙普賢岳は雲に隠れていましたが、天草五橋周辺は美しいリアス式の海岸美をはっきりと見せています。
 しかしすぐに映画が始まり窓のシェードを閉めないといけないので、外の景色を楽しむのもここまで。 「スパイダーマン3」とニコラス・ケイジ主演の「NEXT」と、バンコクまで2本も上映されます。各シートに液晶モニターは付いていませんが、3席ごと天井部に設置された中型のモニターは、大型のプロジャクター方式のものより鮮明で見やすい優れもの。一方、タイ航空の福岡線は大型プロジェクターです。 
 ちなみに深夜の帰国便も同じく最新映画2本が上映されますので、眠れない場合は嬉しいサービスです。

 離陸後しばらく揺れたため、ドリンクサービスは30分後から。値段が高いせいかシンハビールは置いてなくて、ビア・チャーンをいただきます。気圧が低くてパンパンに膨らんだ袋のアーモンドをつまみに、早くも気分はタイへ。ホップが効いてコクがあるチャーンを飲み干し、お替りを勧められると今度はLEOビールを飲み比べます。ドライですっきり味と対照的です。食事にはチャーン、喉が渇いているときにはLEOというところでしょうか。
 豊富な機内の邦字新聞や雑誌を読みながら、ビールの酔いも手伝ってリラックスムードです。

    コクのあるビア・チャーン
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 食事サービスの前にチキンの機内食をリクエストしました。最後尾の座席に座っていると食事の配膳が最後になるため、メニューが選べないことが多いのです。前回も最後尾の座席でポークしか残っていなくて、スタッフ用の食事に代えてもらった苦い経験から、また迷惑を掛けたくなかったからです。
 リクエストしたため、他の乗客の方よりも先にチキンの機内食を持ってきてくれました。行き届いた配慮に感謝するとともに、またまた恐縮です。

 それからバンコクエアウェイズで意外に見逃せないのは機内販売のグッズ、手頃で質の良い物が揃っています。同社の飛行機やデザインをあしらったキーホルダーなどの小物から洋服類までいろいろです。前回もお土産を買い求め、今回はイタリア製のゴルフ用サングラス(700バーツ)を買うことにしました。軽量で薄く折りたためるので、ゴルフには最適。

 食事を食べ終え、お決まりのジントニックをもらって、すっかりいい調子です。

つづく

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September 24, 2007

№735 快適なバンコクへのフライト

 カラフルなデザインの「SUMUI」号
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 07年8月28日、2度目のバンコクエアウェイズの利用です。52番ゲートから一旦外に出て、歩いて飛行機へ。機材は前回と同じ「SUMUI」号、タラップを登って搭乗します。今年2月と同じ日本人アテンダントの方が出迎えてくれました。その方も憶えてくれていて嬉しいものです。しかしそれは、わたしが少々注文の多い乗客だったせいかもしれませんが・・・ いずれにしても中小の航空会社ゆえ、機材も同じなら日本人の客室乗務員も少ないのでしょう。

 定刻より10分早い10時50分、PG816便は福岡空港の駐機スポットから動き始めました。同じ出発時間のホーチミン行きベトナム航空VN961便が、誘導路を続いて来ます。この時間帯はバンコクを初め台北、シンガポール、ホーチミンなどへの出発便が集中しているのです。このベトナム航空機、夕方にはホーチミンのタンソンニャット国際空港で再会するのかもしれません。

 乗客は約90人、搭乗率60%くらいでしょうか。乗客のほとんどが日本人観光客、ツアー客よりも個人客が中心で、同社の認知度が上がっているせいか搭乗慣れしたリピーターが増えているようです。まだ夏休みということもあって、前回少なかった学生や若い女性グループが目立ちます。2月よりも乗客が増えていて一安心、この搭乗率が維持できれば当面休航の心配はないでしょう。
 バンコクまで約5時間のフライトとのこと、冬場は気流の関係で往きは6時間近く要するのですが、今日は早く着きそうです。定刻11時ちょうどに、福岡空港を離陸しました。
 
つづく

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September 22, 2007

№734 旅の疲れはフットマッサージで

   前回お願いしたポーンさん
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 カンボジア・シェムリアップからバンコクへ移動した翌日の夜、アンコール観光の疲れを癒すためにホテル近くの馴染みのフットマッサージ店へ。

 前回お願いしたポーンさんが休みのため、代わりに初めてのルンさんが担当してくれることになりました。「疲れているから強めに」と頼むと、押し棒で足ウラを中心にツボを強く押してくれます。痛みを予想していたのですが、「ああ、気持ちいい」、隣のインド人はかなり痛がっていますが、あまり痛くありません。これっていいこと? 悪いところがないっていうか、それほど疲れていないということでしょうか?
 肩も硬くないとのこと。それでも「ふくらはぎ」を揉まれると、ここはかなり痛い。やはり遺跡を歩いた疲れが残っているようです。また手の平や指のマッサージは気持ちがよく、“痛キモ”というやつで、ここのツボは結構効きます。意外な発見でした。

 ポーンさんよりルンさんの方が足ウラ中心で、これこそフットマッサージ、わたしの希望通りです。同じお店でも人によってマッサージの仕方や手順が、若干異なっています。そして経験や修行した学校などの違いからスキルにも差があります。もちろんマッサージ師によって当たりハズレがありますが、時には違う人にやってもらうのもいいものです。それで自分に合ったマッサージ師に出会ったら、次回から指名したらいいのですから。

 1時間のマッサージですっかり疲れが取れて、体が軽くなりました。これだからタイでのフットマッサージは欠かせません。次回はまた違う人にお願いしてみましょうか。

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September 20, 2007

№733 アジアマンス 2007

    タイ舞踊団のステージ
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 1990年にスタートし、毎年9月福岡市で開催される「アジアマンス」。福岡国際映画祭、アジア太平洋フェスティバルのほか、アジアの文化・芸術・学術などの各種交流イベントが展開され、市民が直接アジアに触れられる祭典として親しまれています。
 なかでも市民が楽しみにしているのが、市役所前の広場で開かれるアジア太平洋フェスティバルの各国からの「音楽・伝統舞踊のステージ」と「アジア太平洋屋台」です。

 16日と17日、行って来ました。しかし台風11号の影響を受けて時折強い雨が降る生憎の天気。屋外屋台でのアジアンフードを諦めて、映画祭の方へ行くことに。タイからも「グリーンカレーや鶏のタイ風炒め丼」の屋台が出ていたのに残念です。それにタイのシンハやチャーンはもちろん、ベトナムの「333」などアジアのビールも販売されていたのですが・・・ でも400円はちょっと高い。

  「くるんてーぷの会」のブース
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 会場の一角では、アジアで活動するNGOやボランティア団体などが出展する「地球市民どんたく」も同時開催されていて、バンコク・クロントイスラムの子どもたちの教育支援をする「くるんてーぷの会」のブースへ行きました。ブースでは会の活動内容を広く市民に知ってもらうとともに、活動資金の一助のためにタイ雑貨のバザーも。わたしのタイ・ベトナム雑貨の寄付の品も並べてあり、少しはお役に立てたようです。

 2本のアジア映画を観終わるとやっと雨も上がり、夕刻のステージではインドからの舞踊団が、テンポのいい音楽に乗せて踊っていました。前の方の座席でしばらく鑑賞することに。明るい照明に浮かび上がった踊り子の赤い衣装が一層映え、インド独特の音楽と舞踊に会場から大きな拍手が送られます。つづいてのステージはタイ王国舞踊団。イサーンのピーターコーン祭りのユーモラスな踊りや女性踊り子の優美な手先の動きに観客も楽しんでいる様子です。
 今年は他にも韓国、中国、香港などの舞踊団や楽団が招待されていて、5日間に亘ってアジア各国からのステージが繰り広げられるのです。市民が“アジア”を実感できるステージでもあります。

 すっかり福岡市民に定着した感のあるアジアマンス、タイのロングステイヤーに福岡の方が多いのも、案外こういう所に理由のひとつがあるのかもしれませんね。

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September 19, 2007

№732 後ろ髪引かれるバンテアイ・スレイ その2

    美しい“東洋のモナリザ”
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その2
 広大な敷地を持つアンコール・ワットとは異なり、対照的に周囲が400mとこじんまりとした遺跡ですが、見所がぎっしりと詰まっています。それは塔門の破風や建物の外壁に施された精緻な彫刻の数々が、観る者の目を奪って放しません。ヒンドゥー神話の神々を描いた彫刻は、アンコール遺跡群のどの彫刻よりも優美だと言われていています。彫りが深くて生き生きとした彫刻たちは、千年以上も前に彫られたとは信じられない程の保存状態の良さです。それは赤い砂岩の質が良かったお陰だと言われていて、現代までその美しい姿を間近に観ることができます。どれも素晴らしい彫刻で、ついついシャッターを押してしまいます。

 その中で最も美しいのが、“東洋のモナリザ”とよばれるデバター像です。中央祠堂の裏側に左右に少し離れて彫られている2つのデバター像の内、右側のレリーフです。付近は立ち入り禁止になっていて近づけませんが、身長は1mほどでしょうか。その豊満な姿はしなやかで優美な曲線を描き、表情は柔和で優しい微笑みを浮かべています。この微笑が“東洋のモナリザ”と言われる所以です。左側のデバターよりも細面でやや西洋的、少し首をかしげ伏し目がちの表情が、よりその魅力を増しているようです。
 文化相にもなったフランスの作家アンドレ・マルローが、このデバター像を盗掘し、フランスに持ち出そうとして逮捕された事件は、あまりに有名。それほどデバターの微笑みは魅惑的です。ちなみに彼は後に、この事件を小説「王道」に書いています。 
 少し離れた所からしか、優しい微笑を眺めることができませんが、その美しさは十分に伝わってきます。レンズを目一杯ズームにしてカメラに収めました。

    彫りが深く精緻なレリーフ
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 どこを見ても素晴らしいレリーフの連続で、遺跡全体がクメール芸術の宝庫です。1時間足らずの見学でしたが、暑さも忘れて見とれてしまい、あっという間の時間でした。華があって趣きのあるとてもいい遺跡です。後ろ髪を引かれる思いで、バンテアイ・スレイを後にしました。必ずまた来よう!

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September 18, 2007

№731 後ろ髪引かれるバンテアイ・スレイ

 観光客で賑わうバンテアイ・スレイ
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 アンコール遺跡めぐりの2日目のハイライトは、 “東洋のモナリザ”とよばれる美しい女神像(デバター像)で有名な「バンテアイ・スレイ」。アンコール・ワットの次にお目当てだった遺跡です。

 シェムリアップから車で土ホコリの舞う未舗装路を走ります。途中、乾季で乾燥しきった農地が広がるクメール王朝時代の貯水池の跡「東バライ」や、高床式家屋が点在する農村風景を見ながらの移動です。遺跡めぐりをする車や観光バスとすれ違う毎にモウモウと土ホコリが舞い上がり、チャーターしたトゥクトゥクに乗る観光客は、頭から埃を浴びています。
 シェムリアップから約1時間、初めて橋を渡ります。幅員が狭いため交互通行になっていて、しばらく待たされることに。小さな川には少ないながらも澄んだ水が流れていますが、川底の赤い砂のため水まで染まって見えるほどです。間もなく「バンテアイ・スレイ」に到着。入り口周辺には埃で赤茶けた土産物屋が立ち並び、観光客が乗ってきた車で一杯です。

 “女の砦”を意味する「バンテアイ・スレイ」の創建は古く967年。当時のアンコール王朝の摂政役ヤジュニャヴァラーハの菩提寺であり、シヴァ神とヴィシュニ神に捧げられたヒンドゥー教の寺院です。また赤い砂岩とラテライトで建設された“朱色の寺院”でもあります。
 入り口でチケットのチェックを受け、いよいよ遺跡へ。リンガと呼ばれる円柱形の造形物が並ぶ参道は、外国人観光客で込み合っています。人気の観光スポットというだけでなく、陽がよく当たり遺跡の朱色が際立つ午前中に、観光客が集中するからです。

つづく

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September 16, 2007

№730 ジャパンフェスタ 2007

   日本のバンドのライブ風景
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 07年9月1日の夕方、BTSサイアム駅のホームで待ち合わせをしていたところ、目の前にあるサイアムパラゴン横の広場で「ジャパンフェスタ・イン・バンコク 2007」が開催されているのに気づきました。ちょうど日本からのバンドがライブ中で、多くの観衆が詰めかけているのが、高いホームからよく見渡せます。生演奏もよく聞こえくるので、駅のホームはある意味、特等席かもしれません。

 今年は日タイ修好120周年に当たるので、イベント名から両国政府や政府観光庁など関係団体の主催かと思いきや、帰国後調べてみると、タイで語学学校を運営するマイニチアカデミックグループの主催とのこと。
 このイベントは今年で3回目を迎え、日本文化に興味があるタイの若者が集まって文化交流をするのがその趣旨ですが、Jポップのライブをはじめ、日光忍者村の忍者ショー、アニメやゲームのキャラクターのコスプレ・ショーまであるという、ちょっとマニアックなイベントらしいことが分かりました。日本とタイの若者が変身してコスプレ・ショーに参加するのだそうです。

 バンコクには日本食レストランが多く、最近では豚骨ラーメン店が新規オープンするなど日本食ブームだと聞いていますし、地下鉄で日本の漫画を読む学生がいたり、日本のアニメもテレビ放送されていますが、ここまで日本への関心が高いとは知りませんでした。官製のお堅いイベントよりも、やわらかいサブカルチャーの日泰交流もいいかもしれませんね。

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September 14, 2007

№729 機上のビールは最高!

   「Guilin」号 バンコクにて
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 シェムリアップからバンコクへのフライトは、バンコク・エアウェイズ、PG910便。夜の出国便ラッシュの上に、移動のバスは1台しかなく、スタッフの誘導の不手際も重なって、定刻から25分遅れの8時35分になってしまいました。混雑したターミナル内は人いきれで蒸し暑いし、出発の遅延でさらにイライラが募ります。

 2台目のバスを待って、ようやく駐機場へ。時刻表では機材は125人乗りのB717だったのですが、より大型のA320に変更になっています。シェムリアップ・バンコク間は同社の独占路線で、観光シーズンの乗客をさばくために大きな機材にしたようです。日本への帰国便でも搭乗することになる「Guilin」号、機内は主にヨーロッパ系の観光客で満席です。それでもエアコンの効いた機内でホッとします。
 わずか2泊3日のアンコール遺跡の旅で名残惜しいものの、国道6号線を走る車のライト以外には灯りが少ないシェムリアップ空港を飛び立ちます。近いうちにまた、ゆっくりと訪れたいものです。

 バンコクまで50分の短いフライトでも国際線です、サンドウィッチの軽食やアイスのサービスがあって、水平飛行に入るとすぐに配られます。往きの飛行機では頼みそびれたので、今回は軽食をもらう際にしっかりとビールをいただきました。もらったのはタイの銘柄「LEO」ビール。割安の庶民的なビールなのに「最高にうまい」のです。よく冷えていることもありますが、今回飲んだ中で一番美味しく感じます。出発前の蒸し暑さが、より一層ビールを美味しくさせているのは間違いありません。
 遅延したストレスや疲れも吹っ飛び、やっと人心地がつきました。いい加減と言えばそうなのですが、こういう時は“キンと冷えたビール”に限りますね。

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September 12, 2007

№728 タンソンニャット空港の新ターミナル

     真新しい出発ロビー
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 初めてのベトナム。07年8月28日、バンコク・エアウェイズPG939便は、スコールが上がったばかりの夕闇迫るタンソンニャット国際空港に降り立ちました。中小航空会社の同社はタラップを降りてバスでターミナルまで移動することが多いのですが、この日はボーディングブリッジに横付けしました。隣の駐機スポットにはネイビーブルーのベトナム航空機が停まっていて、ホーチミンに来たことを実感します。
 飛行機から降りたのは、プレオープンしたばかりの新ターミナルでした。出発する直前に新ターミナルがオープンすることは知っていたのですが、ベトナムの独立記念日の9月2日がグランドオープンということで、てっきり旧ターミナルに到着するものとばかり思っていたのです。

 タンソンニャット国際空港はホーチミン市街中心部より8kmの位置にあるベトナム南部の玄関口で、その新ターミナルは2004年から日本のODA(約227億円)の支援を受けて建設されたものです。やはりというか工事は鹿島をはじめ日本のゼネコンが請負い、年間約1000万人の旅客の処理能力があるそうです。
 グランドオープンに先立ち、離発着のテストもかねて8月14日から一部の航空会社が利用開始していましたが、ベトナム航空や日本航空は8月28日より、この新ターミナルからの離発着になったとのこと。つまり、ちょうどプレオープンの日に私も利用させてもらった訳です。偶然ですが、ラッキーなのかもしれません。

 真新しいターミナル内は明るく清潔で新築の匂いがします。まだ利用する到着便が少ないせいか、入管には誰も並んでいません。手荷物もスムーズに出てきました。到着ロビーの免税店やショップなどもまだ開店してなくて閑散としていますが、準備はOKのようです。
 ターミナルの雰囲気は、福岡空港のそれに似ていて、建物も福岡よりやや大きめというところでしょうか。それほど大きくはありません。日本のゼネコンが受注しているので、似ているのは当然かもしれませんね。

 グランドオープンした新しい空の玄関口は、多くの乗客で混雑していることでしょう。

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September 10, 2007

№727 バンコク両替事情

    遠くにタークシン大王像
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 バンコクに到着した翌日9月1日、BTSナナ駅近くの両替商で円をバーツに両替してみると、1万円で2945バーツ(約3.40円/バーツ)でした。1万円が3000バーツにならないのは、ちょっと辛いところですが、それでも今年7月13日には2650バーツまでバーツ高が進んでいたのですから、随分レートがよくなってきました。
 
 8月アメリカのサブプライムローン問題から端を発した株安・ドル安によって円高へシフトし、8月20日頃には、一気に3100バーツまで円高が進みましたが、現在は2900バーツ辺りで推移しています。ちなみにバンコク銀行の9月7日の為替レートは2907バーツ(3.44円/バーツ)です。
 参考までに日本の新聞の為替レートを見ると、8月31日現在、3.66円/バーツまで円高になり、現地レートとの差も縮小しています。

 タイでロングステイをする日本人にとっては、バーツの為替レートは気になるところ。2.7円/バーツ時代に比べると2~3割目減りした円の価値です。日本からの年金送金もバーツに両替されてタイの銀行口座に振り込まれるとのこと。現地での生活費を大きく左右するバーツの為替レートです。その動向に目が放せません。

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September 08, 2007

№726 ベトナム・スウィーツ「チェー」

   また食べてみたい「チェー」
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 「チェー」とは、ベトナムの「あんみつ」のことです。タイでも同じようなスウィーツがありますが、食べたことはありません。それはマンゴーやマンゴスティンなど豊富なフルーツで十分だからで、せいぜいマンゴーのスムージーやマンゴーともち米にココナッツミルクをかける「カオニャオ・マムアン」を食べるので満足しています。

 しかし初めてのベトナム、いろいろな食べ物を食べてみようと代表的なスウィーツ「チェー」にチャレンジしてみました。「チェー」は、元々ベトナムの伝統的な豆や芋などを甘く煮たデザートことですが、最近は一般的にタピオカなどの多様な素材にカキ氷とココナッツミルクを混ぜて食べる「冷たいチェー」のことを指すようです。

 ホーチミン滞在も残り1時間を切り、ホテル近くのベンタイン市場内の食堂コーナーにあるチェー屋さん、地元の人が食べている店を選んでイスに座りました。お店の若い女性にガイドブックに載っている「チェー・カップ・タム(小豆入りのもの)」と言うと何とか通じたようです。たくさんの種類の中、定番だと思われるメニュー、値段は6000ドン(約42円)と、お手軽なデザートです。

 なぜか生ビール用の中ジョッキに入って出てきました。下半分に数種類のカラフルな具材が、上半分には白いココナッツミルクがたっぷりかかったクラッシュアイスという二重構造です。一口目、ココナッツミルクの独特の甘さが口に広がります。徐々に日本のカキ氷のように長めのスプーンで中の具を掘り起こしながら食べていると、それを見かねたお店の女性がやってきて、スプーンでジョッキ全体をかき混ぜてくれました。ミックスして食べるのがベトナム流だったのです。
 もう一度食べてみると、色々な味が混ざったほのかな甘みで、ぐっと美味しくなりました。昔食べたことのあるどこか懐かしい味がします。ついついスプーンが進む、ハマリそうな味です。食べ進む内に小豆だけでなく、ピンクのタピオカに白や緑の寒天、白隠元豆など、いろんな具が出てきました。何が出てくるのか食べるのも楽しいかもしれません。
 暑いのですぐに氷は溶けて、最後の方は飲まないといけません。なるほどジョッキで出てきたのはそういう理由だったのかと合点がいきました。美味しく完食!

 ベトナム滞在最後の味は、懐かしい味で締めくくりです。ちょっと食べすぎの旅でもありましたが・・・

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September 06, 2007

№725 トゥクトゥクで空港へ

   夕暮れの国道6号線を走る
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 わずか2日間のアンコール遺跡観光を終えて、夕刻ホテルからシェムリアップ空港へ向かいます。滞在中タクシーは見かけませんでした。利用するのはトゥクトゥクです。2日前に到着した時は、夜それも初めてのカンボジアということもあって、現地の旅行社に空港への迎えをお願いしましたが、帰りはトゥクトゥクに乗ってみることにしました。

 カンボジアのトゥクトゥクはミゼットのようなタイのそれとは異なり、小さなバイクの後ろに2人か4人乗りの屋根付きの座席を取り付けただけの簡単な乗り物。人力車かリヤカーをミニバイクが引っ張っている感じといった印象です。シェムリアップではバイクタクシーとともに主要な交通機関になっていて、チャーターして遺跡めぐりをするのにも利用されています。

 ドアボーイにホテルの出入り口で待機しているトゥクトゥクを呼んでもらうと、料金は5米ドルとのこと。空港まで3米ドルくらいと聞いていたので値段交渉をして4米ドルで交渉成立です。 
 足元に載せた大きなスーツケースを動かないように片手で押さえ、もう片方の手は手すりをつまえて走り出します。赤い車体に赤いシート、屋根は簡素なビニール張りです。トラブル防止のために着用が義務付けられたナンバー入りのジャケットを着た運転手さん、夕焼けの国道6号線を走ります。それほどのスピードではありませんが、爽やかな風を体一杯に受けて気分は最高、なかなか快適な乗り心地です。
 陽が傾き西の空が赤く染まっていくのに従って、沿道のホテルや家々は次第に色を失いモノトーンのシルエットとなって茜空を切り取っています。6号線から右折するとユーカリの並木道に変わり、空港までまっすぐに延びています。
 約15分で空港に到着。

 また来よう!アンコール・ワット。

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September 05, 2007

№724 ベトナムから帰国しました

     スワンナプーム空港
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 4日早朝、ベトナム・ホーチミンとバンコクから帰国しました。バンコクエアウェイズのPG815便は、定刻の8時20分に到着。9月だというのにまだ残暑が厳しい福岡です。旅行中の1週間は雨が降って幾分過ごしやすかったようなんですが、陽射しが強くまた暑さがぶり返しています。ベトナム・タイは、雨季で湿度が高く蒸し暑かったのとは対照的です。

 2度目のバンコクエアウェイズは、今回も快適なフライトでした。まだ大学は夏休み中ということもあって、往復とも学生や若い女性グループなどで割と込んでいて、搭乗率6割といったところでしょうか。この調子で推移すれば運休になることはないでしょう。
 帰りの深夜便では横になって眠ることができました。やはり深夜便の場合、寝られるかどうかで帰国後の疲れがまったく違います。お陰で昨日は昼寝をすることなく一日過ごせました。もっともその分だけ今朝は朝寝をしてしまいましたが。横になれるだけでも楽なので、バンコクへはバンコクエアウェイズで決まりです。その上格安なのですから、言うことありません。

 初めてのベトナム、楽しんできました。バイクの喧騒と悠久の大河メコン、この2つが印象に残っています。バイクの洪水のホーチミンはまだまだ発展途上で、それに比べるとやはりバンコクは大都会です。ホーチミンから移動してくるとクラクションの音が少ない分、バンコクの方が静かに思えます。でもあの喧騒が、ベトナムの活気と熱気を代表しているのかもしれません。
 タイ行きを兼ねてのアジア旅行、次回はマレーシアのペナンかクアラルンプールはどうかなと思っているところです。福岡からだと乗り継ぎの関係で何処へでもという訳には行きませんが、いろいろなルートを考えてアジア各地を回りたいですね。

 今回もバンコクでは多くの方にお世話になりました。深く御礼申し上げます。明日から少しずつ詳細について紹介していきます。まずは帰国報告まで。

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September 03, 2007

№723 シニア向け格安チケット

 ベトナムからラオスにかけての上空
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 タイへの航空チケットは、JTBが扱う格安航空券をいつも利用しています。他社と比較しても割安なことが多く、航空会社やルートも多彩なので自分が気に入ったチケットが選べるからです。インターネット予約もできて簡単です。

 夏休みの旅行シーズンも終わり、早くも秋から来年3月頃までのチケット情報がHPに掲載されています。それとなく覘いていたら、タイ国際航空のチェンマイ行きのチケットに「TG 55バリュータイランド」という55歳以上のシニアを対象とした格安チケットを発見しました。よく見るとバンコク、プーケット行きにも同じチケットが載っています。
 これまで気づかなかっただけかもしれませんが、シニア割引のチケットがあるのです。「早割り」とか若者や学生を対象としたものは知っていましたが、シニア割引は初めて。火曜から金曜までの平日限定のチケットのようです。
 
 ちなみに9月以降、福岡・チェンマイが42000円からとかなりお得です。他社との競争もあるからでしょうが、以前と比べると随分安くなりました。喜ばしいことです。最安値のチャイナ・エアラインと遜色ありません。チャイナは乗り継ぎや便数に難点がありますので、使い勝手が良いのはタイ航空でしょう。ましてやチャイナ機の那覇空港での炎上事故を見て、乗ろうという方は少ないと思いますが。
 ただ有効期間が14日間と短いので、そのままロングステイ用という訳にはいきませんが、チェンマイだけでなくバンコクにも滞在できますのでロングステイの下見や体験には最適です。もちろん、これは団塊世代の大量退職を当て込んで、タイ政府が推進するロングステイ政策を後押しするものなのでしょう。

 ますます手軽に行けるようになったタイへの航空チケットです。ロングステイ・ビザと同じ50歳以上にしてもらうと、わたしも利用できるのですが残念・・・

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September 01, 2007

№722 バンテアイ・スレイ遺跡への風景

    バンテアイ・スレイにて
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 アンコール・ワットをはじめ各地のクメール遺跡を巡るには、シェムリアップが拠点の町になります。アンコール・ワットやアンコール・トムなどは市内からすぐ近くですが、他の遺跡はかなりの距離があって、例えばバンテアイ・スレイ遺跡へは車で1時間ほど。移動する間は、車窓からカンボジアの田舎の風景を眺めながら過ごすことになります。そうすると、いくつか面白い光景や珍しい風景に出会います。

 まずシェムリアップ市内を走って気づいたのは、街角の小さなマーケットで1リットルぐらいのガラス瓶に詰めたガソリンを売っていることです。初めは何の液体なのか判らなかったので、ガイドさんに尋ねるとガソリンとのこと。もちろんガソリンスタンドはあるのですが、バイクタクシーの運転手などが主なお客さんで、値段も露店売りの方が安いとか。
 市街地から郊外に出ると、大きな池の周りを通過します。この池、一見普通に見えるのですが、 「スラ・スラン」という東西700m・南北300mもある世界最大の沐浴場だというのでビックリ。沐浴場の広大さもさることながら、王様だけが使ったといいますからクメール王の絶大な権力に驚くばかりです。

 途中いくつかの農村が点在し、椰子の木などの樹木に囲まれた高床式の質素な家屋が並んでいます。暑さをしのぐための高床家屋で、瓦やトタン屋根が多いものの椰子の葉で葺いた屋根も見受けられ、木陰では小さな子どもたちが裸で遊んでいます。また分校のようなこじんまりとした小学校も所々に建っています。カンボジアでは午前と午後に分かれた2部制を採っているとのこと。

 シェムリアップ周辺では、稲作は雨季の1回だけ。乾季になると川や池はすっかり干上がってしまい、水不足のため1回しか米が作れません。そのため農村の飲料水は井戸水が頼りの綱です。訪れた2月末は乾季に当たり、何も作られていない乾燥しきった茶色の田んぼがどこまでも広がっています。現在は農地になっているクメール王朝時代の貯水池の跡「東バライ」では、この時期スイカを栽培していて、道路沿いの露店では小ぶりなスイカが山積みです。

 そしてこの辺りまで来ると、さらに道路状態が悪くなり、赤土ホコリが舞うデコボコの未舗装路です。時々、遺跡めぐりをしている欧米系の観光客を乗せたトゥクトゥクを追い越していきます。トゥクトゥクでこの悪路を行くのは、いかにもチャレンジです。1時間もトゥクトゥクに揺られていれば、体中土ホコリ塗れになって顔はザラザラに違いありません。

 車窓から見える農村地域の風景は、いかにも“東南アジア”です。タイとは違います。とりわけ北タイは、どことなく昔の日本の田舎に似た風情を感じますが、ここはアジアそのものです。 
 乾燥して干からびた田んぼと土ホコリ舞うデコボコ道、これが乾季のカンボジアを特徴付ける景色なのかもしれません。

    土ほこり舞うデコボコ道
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