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January 11, 2008

№798 夜店の合言葉は「赤字です」

  日本語が上手な夜店の女の子
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 ホーチミンのベンタイン市場周辺には、夜になると屋台街とTシャツや雑貨を扱う夜店が店開きします。夕食に美味しいシーフード料理をいただいた後は、夜店を見て回ることにしました。取り立てて欲しいものはないのですが、知人に頼まれた雑貨を買わなくてはいけません。
 夜店には、ホーおじさんやベトナム国旗がデザインされたTシャツ、いかにもブランドのコピー商品などが並んでいて、めぼしい物を見つけて品定めをしていると、「安くするよ」と慣れた日本語で声を掛けられます。日本人観光客が多いせいか、そのまま日本語で商談できることが多いのです。

 夜店やナイトマーケットの魅力は安いこともありますが、何といっても“値段交渉の面白さ”ではないでしょうか。同時にそれが楽しみでもあります。何店か見て回ると、およその相場が分かってきますし、買いたい商品も見定まってきます。ここからが本当の交渉開始です。
 
 かわいいアオザイ姿のベトナム女性の人形が付いた携帯ストラップ10個セットの値段を聞くと、最初の言い値は「7米ドル」。売る側も高めに言うので「高いよ」というと、「5ドル」という風に下がってきます。こちらも「いくらだったら買おうかな」と内心考えながら、やり取りを何度か繰り返します。
 3ドルまで値下がったところで「もっと安くならない」というと、帰ってきたのは「赤字です」「卸値段です」の二言。昼間ベンタイン市場の雑貨屋で何度も聞いた日本語だったので、思わず大笑い。それに釣られてベトナム娘も笑い出しました。どこで憶えたのか、判で押したように返ってくる同じ日本語に吹き出さずには居られませんでした。
 ホーチミンでは、この二言が出てくると、そろそろ落としどころのようです。これにマグネット式の人形をおまけに付けてくました。

 ただしこの場合、 “値引き交渉もほどほどに”が大切です。タイやベトナムなど日本に比べると物価や所得水準が低い東南アジアでは、観光は産業であり、大きな収入源でもあるわけです。
 われわれ日本人が東南アジアを旅したり、ロングステイする時は、滞在させてもらっている意識が必要ですし、現地に少しはお金を落とすことも忘れてはいけません。その上で夜店の値引き交渉を楽しみたいものですね。

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