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January 21, 2008

№803 定年後も働く

  水面に浮かぶアンコールワット
Wbc_2006224_056

 08年1月10日の朝日新聞に「定年後も働く」という記事が載っていました。その抜粋です。

 「60歳で定年になったら年金生活」は過去のこと。年金の満額受給の年齢が少しずつ引き上げられていくなかで、60代で働く人も珍しくなくなりました。フルタイムから短時間勤務まで、働き方の選択肢もさまざまです。

 仕事を探している人の割合(労働力率)は60代前半で55%、65歳以上でも20%(総務省調査)。日本の高齢者の就労意欲の高さは、世界でもトップレベルだ。
 背景には、高齢者を取り巻く環境がある。60歳から満額支給だった公的年金は年金財政の悪化を受けて、01年度から段階的に支給開始年齢を遅らしており、25年度(女性は30年度)から65歳にならないともらえないことになる。年金が満額受給できるまで働きたいというニーズは高い。
 さらに少子高齢化による働き手の減少で、現状のままだと労働力人口は30年に1070万人減ると推計されている。このため、厚生労働省は「70歳まで働ける社会」を掲げて、環境整備を進めている。

 高齢者側の事情もある。定年前の団塊の世代を対象にした調査では、働く理由(複数回答)は「生活のため」(83.9%)、「健康のため」(37.1%)など多様だ。その他の理由として「社会とのつながりを維持したい」(29.7%)、「自分の経験・能力を生かしたい」(25.6%)と続いている。

 記事にあるように「生活費が足りない」「ローンが残っている」「年金が満額になるまで」「社会貢献したい」「健康のため」と、団塊の世代の働く目的は多様です。
 また、同世代に「定年後も働く?」と聞いたところ、「働きたい」(38%)、「働きたくないが、働かざるを得ない」(27.1%)と、働くつもりの人が約65%と3分の2を占めています。このようにその理由はさまざまですが、団塊の世代の多くは、定年後も働き続けることになります。

 07年から始まった団塊の世代の大量退職によって、現役世代が急減することや、リタイヤ後何をして過ごすのかという課題、あるいはその影響などについて、いろいろと予想されていましたが、今のところ働き続ける方が大半を占めているようです。大量退職による急激な社会変動ではなく、緩やかにシフトしていくのかもしれません。
 久しぶりの団塊の世代についての新聞記事でしたが、1年前の大騒ぎで終わりではなく、マスコミはその後の状況もレポートしてほしいものですね。

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