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January 30, 2008

№808 お粗末な搭乗案内

     カラフルなPGの機体
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 このところ続けて利用しているバンコク・エアウェイズ(PG)、行き届いた機内サービスで快適な空の旅をを楽しんでいます。すっかりお気に入りになってしまいました。
 バンコクから福岡へのフライトは、深夜1時(日本時間の午前3時)です。2時間前にチェックインし、エコノミークラスも利用できるラウンジで搭乗時間まで過ごします。ラウンジでは、無料のパソコンでメールチェックや、飲み物やオレンジゼリーをいただいたり、あるいは就寝前の歯磨きをしたり、深夜便に搭乗する前のひと時をリラックスできるのは、嬉しいサービスです。
 でもラウンジを利用しているのは、わずか数組。みんなラウンジのことを知らないとしたら、もっとPRしないといけないですね。せっかくのラウンジですから。

 しかし、いい所ばかりかというと、そうとも言えません。07年9月、スワンナプーム空港で帰国便に搭乗する際の不手際が気になりました。
 出発ゲートがある待合室に行くと、搭乗客は90名ほどでしょうか。タイ人もかなりいますが、夏休みを利用した日本人の若者が多く、特にOLや学生などの女性2人組が目立ちます。同社の認知度が上ったのでしょう、2月は60人くらいでしたから、随分と乗客が増えました。搭乗率60%あれば、当面運休することはないでしょう。先ずはホッと一安心。
  
 0時30分搭乗開始です。同社の場合、ボーディングブリッジから搭乗することはほとんどなくて、駐機スポットまで移動するバスへ案内されます。座席位置によって振り分けられて、2台のバスに分乗して移動。今回も機材は「SUMUI号」、3機しかない国際線用のエアバス、よく巡り合せになります。
 最後尾の座席をリクエストしたのに、なぜか前方タラップの前で降車。もう1台のバスは後方へ。 「それって反対でしょう! それともわたしだけ反対のバスに乗せられた?」と思う間もなく、みんなそのままタラップを上っていきます。後方へ回ろうかと思いましたが、生憎の雨のため、仕方なく前方から登ります。

 機内の通路を一番前から最後尾まで歩く間に、当然のことながら後方から前方へ行く乗客たちと入れ違いになります。その都度、お互いの手荷物でぶつかり合い、機内は大混雑です。やっぱりバスを反対側に着けたに違いありません。何という初歩的なミス!
 深夜で疲れていて、早く休みたい乗客にとっては、迷惑な話です。もちろん出発時間も遅れてしまいますし。

 こんな単純なミスはなくしてほしいものです。バンコク・エアウェイズさん・・・

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January 28, 2008

№807 「市民後見人」養成始まる

     広大なメコン川をいく
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 08年1月17日の西日本新聞に「集え団塊、ボランティア精神を発揮しよう」という見出しが、目に留まりました。

 2000年に始まった成年後見制度で、親族や弁護士などがなる第三者後見人の業務を一部補うため、 「高齢社会NGO連携協議会」(高連協)がボランティアの“市民後見人”の養成に取り組んでいる。既に2年間で約3200人が養成講座を受講した。

 この市民後見人は、契約の締結・解除、不動産の処分など後見人の仕事のうち、日常生活に必要な簡単な金銭管理や相談に乗ったりする役割が期待されている。成年後見制度の仕組みや各種事務手続き、認知症の理解など18時間の講習を受けた後、仲間が集まってNPO法人を設立し、専門家からアドバイスを受けながら活動する。
 最高裁判所によると、07年3月末までの7年間で、任意後見と法定後見の申し立て件数は約12万3千件。その後見人の8割は親族で、第三者後見人は2割という。今後、申し立て件数は増えるとみられている。
 高連協による養成で実際に活動している市民後見人はまだいないが、08年2月にはNPO法人の第一号が東京都品川区に誕生する予定。広島や福岡でも設立準備が進んでおり、最終的には20万人規模が目標だ。

 高連協の共同代表で、さわやか福祉財団理事長の堀田力さんは「市民後見人への取り組みはまだまだこれからだが、いずれ頼りにされる時がくる。市民後見人を目指す人は辛抱強さと誠実さを持って、定年退職後の生きがいとしてボランティア精神を発揮してほしい」と話している。(記事抜粋)

 団塊の世代をはじめ、定年を間近に控えている年代を対象にしたアンケートでは、 「リタイヤしたらボランティアをしたい」という回答が必ずあります。しかしどんなボランティア活動があるのか、自分が何ができるのか、よく分からないという方もいるようです。
 この「市民後見人」は、ボランティア志向の具体的な受け皿として、そして超高齢社会からの要請や重要性は高まるものと推察されます。わたしの周りでも、成年後見制度に取り組むNPO法人設立の話を最近よく聞くようになりました。
 ボランティア活動で、社会に貢献したい、生きがいを感じたいと思っている方、「市民後見人」について一度調べてみてはいかがでしょうか?

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January 26, 2008

№806 スーパーマーケットは食のワンダーランド!

  個性的な外観の国営百貨店
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 ホーチミンのレロイ通りとグエンフエ通りの角にある「国営百貨店」、国営とはいかにも社会主義の国です。屋上にはベトナム国旗がはためき、わずか4階建ての、どこかレトロな百貨店です。

 1階は化粧品などのコーナーですが、外観同様どこか垢抜けない雰囲気。バンコクのデパートとは比べようもありません。しかし2階以上は、衣料品や雑貨などのお店が多く、ベトナム雑貨をお土産に買い求めるのに便利です。
 中でも面白いのがスーパーマーケットの「タックス・スーパー」です。興味をそそられるベトナム食材が、豊富に揃っていて見飽きません。わたしにとってはベトナム雑貨を探して回るよりも、よほど楽しめます。

 リュックを入り口左手のカウンターに預けて店内へ。
 まず、うず高く積み上げられたインスタント麺の売り場だけでも、商品棚が2列もあります。ベトナム麺のフォーを中心に数十種類はあるでしょうか、すごい種類で選ぶのに迷ってしまいます。どんな味がするのか、興味津々ですが、そんなに買えるものではありません。
 結局ガイドブックにも紹介してあったチキン味のフォー(2200ドン≒15円と格安!)を12個、お土産にしました。お湯を注ぐだけのインスタント麺ですが、帰国後食べてみると結構うまかったんです。もっと買っておけばよかった・・・
 もちろんベトナムコーヒーも豊富な品揃えで、商品棚の1列全部を占めています。さすが世界第2位の生産高を誇るだけのことはあります。200g3万ドン(約210円)くらいが最高値と手頃です。すでにベンタイン市場でコーヒーを買っていたもので、ここではパスすることに。

 ナッツやお菓子類もタイでは見たことがないものが多くて面白く、ベトナム菓子の「ピーナッツせんべい」(5000ドン≒約35円)を3個購入。これも美味しくて好評でした。
 これに米が原料のベトナム・ウォッカの小瓶とピーナッツのつまみを加えて、お勘定は63400ドン(約450円)。4米ドル出して、600ドンのお釣りです。物価が安いとはいえ、かなりのお土産が賄えてしまいました。
 早速ベトナム・ウォッカを寝酒に飲んでみたところ、甘みがあって美味しく、30度とそれほど強くなくて割合飲みやすいお酒です。
 
 その他にもベトナム食材が豊富なスーパーマーケット、見て回るだけでも楽しいのですが、日本へのお土産を買うのにもお奨め。へたな雑貨類よりも、よっぽど喜ばれること請け合いです。
 ちなみにサイゴンセンタービル内の「セレクト・スーパーマート」にも行ってみましたが、こちらの「タックス・スーパー」方が、庶民的で私の好みですね。

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January 24, 2008

№805 1日中バイクレース?

 青信号で一斉にスタートするバイク
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 ホーチミン名物といえば、何といっても「バイクの洪水」でしょう。以前から知っていても、実際に目の当たりにすると、その数の多さと喧騒に圧倒されてしまいます。バイクの流れはなかなか途切れることがなく、初めての訪問者にとって道路を横断するのは容易なことではありません。

 でもひとつ不思議なことがあります。それは朝夕の通勤ラッシュだけでなく、一日中バイクが道路に溢れていることです。
 会社や仕事先に着いて、9時以降は市内を走るバイクの数が少なくなってもよいはずですが、そんなに減ったとも思えません。サイゴン川を渡るフェリーも、通勤時間帯以外でも一杯ですし。
 昼間にバイクを走らせている人たちは、一体何の仕事をしているのでしょうか? 夕方まで会社で仕事をしていないのでしょうか? それともランチを食べに、一度家に帰るとか?
 まるで「一日中、ホーチミン市内をレースをしていて、バイクに乗るのが仕事ではないか」という錯覚にさえ陥ります。もちろん、同じ人が走り回っている訳ではないでしょうが、とにかく多いのです。バイクタクシーの運転手ばかりではありませんし、荷物を運んでいるバイクが多い訳でもありません。

 それだけバイクが庶民の足になっていて、ホーチミンがエネルギッシュに発展してることの証なのでしょう。裏を返せば、バスや鉄道などの公共交通機関が十分に整備されていないことなのかもしれませんが。

 しかし、一日中バイクが溢れている理由、未だに謎です・・・

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January 22, 2008

№804 旬のマンゴスティン

     水上マーケットにて
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 タイ行きの楽しみのひとつは、南国のフルーツを食べることです。普段、それほど果物を食べないわたしですが、バンコク到着後、すぐにスーパーへフルーツを買出しに行きます。
 タイ訪問は2月と8月が多く、その時の旬のフルーツをいただきますが、どうしても季節が限定されてしまいます。ですから、バンコクでロングステイされている方から、季節ごとの美味しいフルーツの便りがあると、羨ましくもあり、すぐに飛んで行きたくなることも。
 1月のこの時期、みかんやイチゴが旬を迎えているそうです。同じみかんやイチゴでも、日本のものとは種類や味わいも異なって面白いものです。
 
 07年8月、旬のフルーツは“フルーツの女王”といわれるマンゴスティンでした。ホテル近くのスーパーへ行くと、山積みになったマンゴスティンが、1kg35バーツ(約120円)で売られています。ずっしりと重い大きなビニール袋入りが、55.5バーツ(約200円)とお買い得。後で数えてみると16個も入っていました。
 日本ではまだまだ高いマンゴスティンですが、1個10円ちょっとなのですから、買うしかありません。ちなみに好物のマンゴーは、1kg165バーツ(約580円)と少々高めです。マンゴーはいつも見かけますが、4月頃からシーズンでしょうか。
 今回はマンゴスティンをメインにして、ホテルに持ち帰って朝食用にしました。他には、パック入りのザボン(40バーツ)も買い物かごへ。タイのザボンは酸っぱくなく、さっぱりした甘みで意外に食べ飽きません。朝食に最適です。

 1年中暖かくてフルーツが豊富なタイですが、収穫時期や美味しい時期というのはあります。特に5月からの雨季に旬を迎えるフルーツが多いようです。
 タイに行ったら、好きなもの、珍しいものなど旬のフルーツ(ドリアンも一度は)を、ぜひ味わってみてください。

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January 21, 2008

№803 定年後も働く

  水面に浮かぶアンコールワット
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 08年1月10日の朝日新聞に「定年後も働く」という記事が載っていました。その抜粋です。

 「60歳で定年になったら年金生活」は過去のこと。年金の満額受給の年齢が少しずつ引き上げられていくなかで、60代で働く人も珍しくなくなりました。フルタイムから短時間勤務まで、働き方の選択肢もさまざまです。

 仕事を探している人の割合(労働力率)は60代前半で55%、65歳以上でも20%(総務省調査)。日本の高齢者の就労意欲の高さは、世界でもトップレベルだ。
 背景には、高齢者を取り巻く環境がある。60歳から満額支給だった公的年金は年金財政の悪化を受けて、01年度から段階的に支給開始年齢を遅らしており、25年度(女性は30年度)から65歳にならないともらえないことになる。年金が満額受給できるまで働きたいというニーズは高い。
 さらに少子高齢化による働き手の減少で、現状のままだと労働力人口は30年に1070万人減ると推計されている。このため、厚生労働省は「70歳まで働ける社会」を掲げて、環境整備を進めている。

 高齢者側の事情もある。定年前の団塊の世代を対象にした調査では、働く理由(複数回答)は「生活のため」(83.9%)、「健康のため」(37.1%)など多様だ。その他の理由として「社会とのつながりを維持したい」(29.7%)、「自分の経験・能力を生かしたい」(25.6%)と続いている。

 記事にあるように「生活費が足りない」「ローンが残っている」「年金が満額になるまで」「社会貢献したい」「健康のため」と、団塊の世代の働く目的は多様です。
 また、同世代に「定年後も働く?」と聞いたところ、「働きたい」(38%)、「働きたくないが、働かざるを得ない」(27.1%)と、働くつもりの人が約65%と3分の2を占めています。このようにその理由はさまざまですが、団塊の世代の多くは、定年後も働き続けることになります。

 07年から始まった団塊の世代の大量退職によって、現役世代が急減することや、リタイヤ後何をして過ごすのかという課題、あるいはその影響などについて、いろいろと予想されていましたが、今のところ働き続ける方が大半を占めているようです。大量退職による急激な社会変動ではなく、緩やかにシフトしていくのかもしれません。
 久しぶりの団塊の世代についての新聞記事でしたが、1年前の大騒ぎで終わりではなく、マスコミはその後の状況もレポートしてほしいものですね。

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January 19, 2008

№802 サイゴン川のナイトクルーズ

魚のイルミネーションの「ベンゲー号」
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 美味しいシーフード料理で大満足をした後、夜まだ早いのでサイゴン川のナイトクルーズに行ってみることにしました。もっともバンコクではナイトクルーズをしたことはないのですが。

 サイゴン川の乗り場に行くと、カラフルなイルミネーションが輝くクルーズ船が何隻か岸壁に停泊しています。数社クルーズ船を運航していますが、魚の形をしたどことなく愛嬌のある「ベンゲー号」を迷わず選びました。入り口に1万ドンと書いてありましたが、おしぼりやサービス料込みでクルーズ料は3万ドン(約210円)。1時間のクルーズで、この料金なら安いものです。

 ベンゲー号は、オープンデッキの3階建ての大型船で1000人くらい乗船できそう。1、2階は地元の家族連れやグループで賑わっていて、一番上の3階に上がりました。
 ステージではベトナムの伝統音楽の生演奏があり、前方の見晴らしのよいテーブル席は、寄せ鍋風のディナーを楽しむツアー客ですでに満席です。オプショナル・ツアーに参加したのでしょう、「きっと高いよな」と横目に眺めながら、中ほどの空いている席に座りました。
 カクテルでもと思ったのですが、アルコールはビールのみ。お腹一杯なのですが、仕方なくビールを頼むと氷入りのジョッキと「333」ビールが運ばれてきました。もちろんこれは別料金で1万6千バーツ(約110円)です。

 マジャスティック・ホテル前の桟橋を8時30分、定刻通り出航し、ゆっくりと下流へと動き出しました。それとともに心地よい川風がデッキ内に吹き込んできます。間もなく市街地を抜け、河岸の港湾施設に停泊中の貨物船群の脇を下っていきます。それほどの大型船は見当たらないのは、川沿いの港湾で水深が浅いせいでしょう。
 ずっと外国船籍の貨物船を眺めている時間が多く、対岸はほとんど暗闇なので、夜景の楽しみはあまりありません。このクルーズは、川風に当たって涼むのが楽しみかもしれませんね。
 20分ほどでゆっくりとUターンし、上流方向へと戻り始めました。この辺りから船着場や市街中心地のビル群の夜景が望めます。近くよりも遠くからの夜景の方が美しいようです。

 クルーズに少し飽きてきた頃、ステージでは水着姿の女性のダンスとファイヤーショーがあり、乗客から大きな拍手を浴びていました。締めくくりにはちょうどよい余興だったようです。
 帰りは上流に遡るため、40分要して桟橋に戻ってきました。これでクルーズも終了。  

 サイゴン川のナイトクルーズで、ホーチミンの夜を楽しむのも悪くありませんね。

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January 17, 2008

№801 ロングステイの目的は「何もしないこと」 その2

   漁港マハチャイの渡し船
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・ロングステイの目的
 宏さんのロングステイの目的は「何もしないこと」。
 国立大学を卒業後、1965年に名古屋の企業に就職し、産業用機械のエンジニアとして永年活躍してきました。まさに日本の高度経済成長を支えてきた世代です。 “やるならとことんやらないと気がすまない性分”も相俟って、仕事中心に生きてきた会社人間だったと振り返ります。現役時代は忙しくて、海外旅行へもほとんど行ったことがありませんでした。
 高校時代はラグビーに打ち込み、大学時代にはヨット競技で国体にも出場した経歴を持つ堺さんです。結果を出したい、最後までやり抜く性格を物語っています。その反動として、リタイア後は違う生き方をしてみたいと思うのも自然なこと。バンコクでのロングステイを通して、現役時代とは違った新しい生き方を実践しているのです。

・1年過ごしてみて
 これまで病気に罹ったことはなく、よく歩くので日本にいる時よりも健康になった気がするそうです。
 また季節毎に衣替えしないのも良いといいます。ただ暖かく季節感がないので、以前よりも鈍感というか、繊細さがなくなったかも。言い換えると“大雑把、怠け者”になった気がするそうです。タイ式に言うと「マイペンライ的(まあ、いいか)」と思えるようになり、せかせかとしなくなったそうです。 「だんだんタイ化しているのかもしれません」と堺さん。
 「それこそ『何もしない』目的は達成ですね」と尋ねると、 「こちらの方が、自分らしい生き方かも」と、にっこり微笑まれました。

 健康に問題なく嫌にならない限り、バンコクでのロングステイを継続するつもり。今後、カンボジア、マレーシア、シンガポールなど東南アジア諸国も回ってみたいと夢はふくらみます。

・まとめ
 「何もしないこと」が目的、これも立派なロングステイの目的だと思うのです。ただ無目的に過ごすのではなく、自らの意思で決めた目的ですから。
 とりわけ会社人間だった方には、これからの生き方を考える上では重要なことです。仕事中心の人生をシフトさせ、これまでとは違った生き方を模索する内に、きっと何かの気づきがあるに違いありません。それには日本の日常生活から離脱し、心身ともにリラックスできる温暖なタイでのロングステイは、有効な手段と言えるでしょう。

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January 15, 2008

№800 ロングステイの目的は「何もしないこと」

    若々しい堺さんご夫妻
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 07年9月、バンコクでロングステイ中の堺 宏さん(66歳)公子さん(62歳)ご夫妻に話を伺いました。ご夫妻は福岡在住で、ご両親、子どもさんはいらっしゃいません。

 朝日新聞やタイ国観光庁のセミナーがきっかけで、2000年の年末から3週間のロングステイ体験ツアーに参加したのが最初とか。その後5年前に、堺さんがリタイアしたのを機に、毎年ノービザで滞在可能な1ヶ月間、バンコクでロングステイを続けていました。
 まず、欧米系よりもアジアが好きだったこと。治安がよく、あまり時差がない。友人がバンコクに駐在していること。そして何といっても福岡から直行便があって気軽に行けること、などがタイをロングステイ先に選んだ理由です。
 
・ロングステイの状況
 06年6月から本格的なロングステイをスタートさせ、ロングステイ・ビザを既に1回更新して滞在中です。その間、維持管理のためにも自宅マンションを賃貸にしている関係上、少なくとも2年間はバンコクに滞在する予定とのこと。
 在留届を提出してのロングステイです。日本の健康保険は加入していませんが、1年更新の損害保険会社の保険を契約しています。

 そして07年6月、フリーペーパーで見つけたプラカノン駅近くのコンドミニアムに転居しました。2ベッドルーム・75㎡で17000バーツ(約6万円)とリーズナブル。日本人はじめ各国の人が入居しているそうです。以前のコンドミニアムは1ベッドルームで3万4千バーツと割高な上、住民は日本人駐在員だけでつまらなかったのも転居の理由とか。
 バンコクでは2万バーツ以下の物件は儲からないので、不動産屋が紹介しません。そのためフリーペーパーを利用するのは有効な手段です。堺さんによると、最近のバーツ高で「夫婦ふたりで20万円」のロングステイは難しくなりつつあるそうで、長くバンコクに滞在するロングステイヤーの中には、割安な物件に移る人が多くなっているといいます。

 この1年間、BTSを利用してバンコク市内を回って市民の生活ぶりをウォッチングしたり、自分たちに必要な生活情報を収集したりの日常です。他にはホアヒンでの短期滞在や、クラビ、チェンマイなどタイ国内の旅行を楽しんでいます。

 生活費は月4万バーツ(約14万円)。これからも年金の範囲内でやっていく計画で考えています。1年間タイ料理教室に通った奥さんが、マーケットやスーパーで仕入れた現地食材を使っての自炊が中心。日本食には特に拘っていないそうです。
 半年間タイ語教室に通ったご夫妻ですが、なかなか身に付かないとのこと。自宅のあるプラカノン周辺ではタイ語しか通じませんが、言葉が分からなくても何とかなると、バンコクで暮らせる自信が出てきたとか。

 また、バンコクでロングステイをする日本人シニアの集まり「タイロングステイ暮らしの会」に入会し、料理教室に参加しています。日本各地からのロングステイヤーと知り合うことができ、その交流が面白いといいます(なお「暮らしの会」は、07年12月で解散したとのこと)。

つづく

 なお、本日800回を迎えることができました。今後ともよろしくお願いいたします。
 感謝。

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January 13, 2008

№799 レストラン「ベトナムハウス」

 お洒落な外観の「ベトナムハウス」
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 ホーチミンのメインストリート、ドンコイ通りを散策する内にちょうどお昼時間です。翌日のメコン川ツアーの申し込みをした、現地旅行会社のスタッフお奨めのベトナム料理レストランでランチをすることにしました。
 そこはマックティヴォイ通りとの角にある「ベトナムハウス」です。アイボリー色の壁と格子窓の外観というフランス風の洒落たレストランでした。上等な店構えでちょっと敷居が高かったのですが、植民地時代を思わせるレストランに誘われて入ってみました。

 天井からさがった扇風機がゆっくりと回転し、店内はやや薄暗いものの落ち着いていて悪くありません。フランス料理のレストランと言われても、そう思わせる雰囲気です。案内されたテーブルで一息つき、まずビールを頼み、そして料理は本場の「生春巻き」と「エビと豚肉入りパパイヤサラダ」を注文しました。ランチは軽めということで。

 サイゴンビールの小瓶に続き、料理が運ばれてきました。初めてベトナムで食べる「生春巻き」、皮を通して大きなエビが透けて見え、きれいな盛り付けです。ピーナッツ味噌風の甘めのソースに付けていただきます。米麺が真ん中に、そして香草も入っていますが、生ニラがとても効いていて日本で食べるのとは一味違います。

 「エビと豚肉入りパパイヤサラダ」は、お皿にバナナの葉っぱが敷かれて出てきました。タイのソムタムと基本的には同じナンプラーの味付けですが、こちらの方が甘めで辛くありません。たっぷりのピーナッツが載っていて、ソムタムのカニの代わりに具はエビと豚肉です。バジルの葉と唐辛子を一緒にパパイヤサラダを食べます。それでもそんなに辛さを感じません。付け合せのゴマせんべいを時々かじると、香ばしさと食感がアクセントになっています。上品な味付けですが、ソムタムの方がストレートな辛さで好みでしょうか。

 お勘定は税サービス料込みで132000ドン(9.43ドル)、日本円で約1000円ちょっと。それでもホーチミン滞在中、一番高級なレストランだったことは間違いありません。

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January 11, 2008

№798 夜店の合言葉は「赤字です」

  日本語が上手な夜店の女の子
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 ホーチミンのベンタイン市場周辺には、夜になると屋台街とTシャツや雑貨を扱う夜店が店開きします。夕食に美味しいシーフード料理をいただいた後は、夜店を見て回ることにしました。取り立てて欲しいものはないのですが、知人に頼まれた雑貨を買わなくてはいけません。
 夜店には、ホーおじさんやベトナム国旗がデザインされたTシャツ、いかにもブランドのコピー商品などが並んでいて、めぼしい物を見つけて品定めをしていると、「安くするよ」と慣れた日本語で声を掛けられます。日本人観光客が多いせいか、そのまま日本語で商談できることが多いのです。

 夜店やナイトマーケットの魅力は安いこともありますが、何といっても“値段交渉の面白さ”ではないでしょうか。同時にそれが楽しみでもあります。何店か見て回ると、およその相場が分かってきますし、買いたい商品も見定まってきます。ここからが本当の交渉開始です。
 
 かわいいアオザイ姿のベトナム女性の人形が付いた携帯ストラップ10個セットの値段を聞くと、最初の言い値は「7米ドル」。売る側も高めに言うので「高いよ」というと、「5ドル」という風に下がってきます。こちらも「いくらだったら買おうかな」と内心考えながら、やり取りを何度か繰り返します。
 3ドルまで値下がったところで「もっと安くならない」というと、帰ってきたのは「赤字です」「卸値段です」の二言。昼間ベンタイン市場の雑貨屋で何度も聞いた日本語だったので、思わず大笑い。それに釣られてベトナム娘も笑い出しました。どこで憶えたのか、判で押したように返ってくる同じ日本語に吹き出さずには居られませんでした。
 ホーチミンでは、この二言が出てくると、そろそろ落としどころのようです。これにマグネット式の人形をおまけに付けてくました。

 ただしこの場合、 “値引き交渉もほどほどに”が大切です。タイやベトナムなど日本に比べると物価や所得水準が低い東南アジアでは、観光は産業であり、大きな収入源でもあるわけです。
 われわれ日本人が東南アジアを旅したり、ロングステイする時は、滞在させてもらっている意識が必要ですし、現地に少しはお金を落とすことも忘れてはいけません。その上で夜店の値引き交渉を楽しみたいものですね。

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January 09, 2008

№797 原油高 遠のく海外

 鹿児島開聞岳を望む(写真中央)
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 1月5日の朝日新聞の夕刊の記事からです。

 4日を休めば昨年12月29日から9連休も可能な今回の年末年始。海外で過ごした人の帰国ラッシュが始まった。だが、原油高の影響で燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)が過去最高水準となっており、家族連れや格安航空券の利用者には痛い出費。好景気や円高の追い風が吹くにもかかわらず、海外旅行の客足は伸び悩む冬になった。

 国土交通省によると、国際線の旅客への燃油サーチャージは、JALとANAは05年2月に導入。今や日本に乗り入れる航空会社約80社のほとんどが適用している。
 JALはこの元旦に値上げした。「コスト削減に努めているが、原油高がそれを上回っている」。値上げは6回目という。

 旅行業界にも逆風だ。
 年末年始の海外ツアーの予約は、大手の日本旅行は昨年度比20%減、近畿日本ツーリストは8%減という。いずれもサーチャージを理由に挙げる。パンフレットを見て申し込みに来た客が、窓口でサーチャージを知って取りやめたり、国内旅行に変更したりしたことが目立ったほか、前金を払った客が出発直前に残金を払う段になってサーチャージに気づき、「詐欺だ」と怒り出したケースもあったという。
 一方、国内旅行はまずまずで、日本旅行の場合、沖縄ツアーの予約は同17%増。「海外旅行客が流れたとみている」(広報)。
 サーチャージで、航空会社は一時的には救われても、空輸・旅行業界の長期的な冷え込みにつながるとの指摘もある。


 今年2月計画中のバンコク経由ラオス・ルアンパバーンまでのチケットが56000円ですが、燃油サーチャージ(含む航空保険料等)が14140円も掛かってしまいます。これに現地空港税が別途要りますので、合計77555円とチケット代よりも2万円以上も高くなるのです。空港税は仕方ないとして、やはり燃油サーチャージは痛いですね。タイに行くたびに、高額になり負担感が増しています。
 08年早々、原油の先物価格が1バレル100ドルを超えたというニュースが流れていました。投機の対象となっている原油の価格上昇で、1バレル45ドルを基準としている燃油サーチャージが廃止されることは、今後ともほとんど期待できません。
 
 毎日のガソリン代も大変ですが航空チケットの面からも、原油価格の動向が心配な08年となりそうです。

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January 07, 2008

№796 AHA体験とロングステイ

 カンボジア バンテアイ・スレイ遺跡
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 2年ほど前から「AHA体験」という言葉を聞くようになりました。脳科学者の茂木健一郎氏が、テレビなどで紹介していたと思います。

 ネットで調べると「AHA体験(aha! experience)」とは、次のように解説されています。 「わかったぞ」という体験を表す言葉として、人間の脳の不思議な能力を表すキーワードとして、最先端の脳科学で注目されています。普段の言葉で表せば、「ひらめき」や「創造性」とでも名付けられるような脳のはたらきが、アハ!体験なのです。
 アハ!体験では、0.1秒ほどの短い時間に、脳の神経細胞がいっせいに活動して、世界の見え方が変わってしまいます。神経細胞がつなぎ変わって、「一発学習」が完了し、今までと違った自分になってしまうのです。たとえば、偶然新聞で目にした情報で、長年の疑問が解ける。テレビ番組で出されたナゾナゾの答えが、電車に乗っていて突然わかる。あるいは「腑に落ちる」こともそうです。
 私たちは、毎日少しずつ「アハ!」(ああ、そうか)の階段を上ることで、知識を広げたり、ものの見方を深めたりすることができるのです。

 茂木氏によると、人間の脳には「まず行動する、そして気づき、最後に受容する」という一連のメカニズムがあるといいます。まず「行動」しないと何も始まりません。外に出てみる、誰かと会う、芸術に触れる、本を読む、スポーツをする、とにかく何かやってみる。すると、ふとしたきっかけで気づくことがある。これが「AHA体験」です。
 この「気づき」を高めるのには、「リラックス」が何より重要だそうです。心の余裕がないと、なかなか「そうか!」や「ひらめき」にはつながりません。「リラックス」が「気づき」を支えていると言ってもいいでしょう。
 「気づき」によって学習した体験を積み重ねることで、新しい価値観を生み出したり、人生を豊かにすることができるのです。

 さて、どうすればリラックスできるのか、心の余裕を持つことができるのか、という課題です。人それぞれ、リラックスする方法やストレス解消の仕方があるでしょう。そのひとつとして、ロングステイも有効な手段だと思います。
 「まず行動する、そして気づき、最後に受容する」という脳のメカニズムに、ロングステイはよく適合したライフスタイルです。というのは、日本の日常生活を脱出して海外に身を置いてみる、すると非日常の空間で心身ともにリラックスして、「ああ、そうか」という気づきが生まれやすくなることでしょう。そして、気づきを今後の人生や帰国後の生活に活かしていく。このロングステイの機能が、脳のメカニズムにピッタリと適うからです。

 「AHA体験」のことを知った時、「ああ、そうか! ロングステイに似ている」と気づいたのでした。これこそ「AHA体験」ですね。

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January 05, 2008

№795 デパートで値引きしてくれる謎

    エンポリアム・デパート
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 バンコクのデパートでゴルフウェアを買った時、値引きしてくれて、ちょっと驚きました。日本ではセール中でもその値札通りの価格ですから、デパートなのに値引きが可能な仕組みとは何でしょうか?

 まずサイアム・パラゴンで、FILAのポロシャツを2枚買うと30%OFFというセールをやってました。気に入ったシンプルなデザインの半袖シャツを2枚選びました。定価1700バーツ(約6000円)のものが、1190バーツ(約4200円)とお手頃です。
 ところが、選んだ片方のポロシャツが展示品だったからでしょう、襟が汚れていたのです。同じ色とサイズのものは、この1点しかありません。買うか買うまいか迷って「もう少し安くならない?」と尋ねると、 「クレジットカードはダメだけど、現金で支払うのなら1000バーツ(約3500円)でいいよ。レシートは出せないけどね」との返事。二つ返事で商談はまとまりました。
 襟の汚れは洗濯すれば取れる程度のもので、問題ありません。ゴルフウェア2枚で3500円ならお買い得というもの。でも現金払いでノーレシートというのは、売り上げを立てないのかしらと思いつつも「ラッキー!」ということで、それ以上は深く考えませんでした。

 その翌日、今度はエンポリアムでのことです。ル・コックの長袖ゴルフウェア(1755バーツ)を20%OFFのところ30%に値引きしてもらって買うことができたのです。この時も「キャッシュONLY,NOレシート」ならばという条件付でした。
 実はこのル・コックのショップで、その2日前に半袖シャツと帽子を30%OFFで購入していたのです。もう一枚長袖が欲しくなって再び行ってみると「30%OFFのセールは昨日まで。今日からは20%です」とついていません。でもわたしを覚えていた店員がマネージャーに相談してくれた結果、「キャッシュONLY,NOレシート」ということになった次第です。
 
 デパートでの2回の値引き、それも「現金払いの領収証なし」、日本のデパートでは考えられないことです。その現金が店員の懐に入ることはないにしろ、課税されないために売り上げを立てないのでしょうか? だとしたら現金はどこへ行くのでしょうね? 
 タイ式商習慣と言ってしまえばそれまでなのですが、いまだにその仕組みが分かりません。

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January 03, 2008

№794 定年後に暮らしたいのは?

   大分九重の「夢大つり橋」
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 08年元旦の朝日新聞の記事からです。
 同紙の会員サービス「アスパラクラブ」の全国の男女会員を対象に、アンケートを実施。回答者数は、約1万7千人。その内訳は、男性64%、女性36%で、40代と50代で56%を占めた。

 アンケートの中に、定年後暮らしたいのは「都会のマンション」か「地方の一軒家」のどっちがいい? という質問がありました。
 定年後、どこで暮らそうか。子育てを終えた熟年夫婦が、新しい人生を歩む舞台を考える。都会か、地方か。
 夫と中国地方に移り住んだ女性はこう話す。「自然に身を置くのは心地いい。都会では気づきませんでした」。聞けば、都心は友だちも多く、何をするにも便利だったという。しかし「一緒に来ないか」という夫の一言で、マンションを処分した。満足そうだ。

 男女合わせた全体では、「地方の一軒家」を希望する人が過半数で、「都会のマンション」を上回った。「地方」派は男性6割、女性4割と性別でやや差がついた。 一戸建て、趣味、畑、地域活動、癒し・・・。現役中に実現できなかった夢を地方でかなえたいのだろう。どこで、どう暮らそうか。もちろん、そこに一緒にいてくれる人があっての話だが。

 定年後は地方でという志向、それも男性の方が強いですね。
 しかし福岡市郊外では、昭和40年代に造成された住宅団地の住民が高齢化するに従い、それに伴う問題が出てきています。高齢化が進み子どもが少なくなって地域の活気が失われたり、コミュニティの維持が難しくなるといった地域全体の問題もありますが、公共交通機関が不便な場所や高台に多い住宅団地は、高齢になるとともに買い物や病院通いをするのが負担になり、個人にとっても住みづらくなっているというのです。
 庭の手入れや草むしりなど、家の維持の面からも体の負担が増していきます。夢のマイホームもかえってお荷物になって、都心部のマンションへ回帰する高齢者も少なくないといいます。

 将来体が弱ったり、健康への不安を考えると「地方都市のマンション」というのが、いいのかもしれませんね。身近に自然に触れられる地方の良さと、体の負担が軽いマンション暮らしの便利さの両方を享受できます。その上、買い物、病院、公共施設などへのアクセスも容易です。その辺りも踏まえながら“終の棲家”を考えたいものです。

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January 01, 2008

№793 2008年を迎えて

   太宰府天満宮   2006春
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 読者のみなさま
 新年あけましておめでとうございます
 穏やかなお正月を迎えられていることと思います。

 年末からの寒波で、久しぶりの寒い元旦となりました。福岡は午前中から本格的に雪が降り出しまして、あっという間に銀世界です。元旦に雪が積もったのは、ちょっと記憶にありません。 
 大晦日に予定していた年末ゴルフも中止ということに。もっとも癖になっている腰痛が再発していたので、初めから無理だったかもしれませんが。

 さて、このブログもスタートして早いもので、この春で満3年となり、約800回を数えようとしています。アクセス数も累計30万件を超えています。ありがたいものです。最初は気楽に始めたのですが、ここまで続けられたのは、読者のみなさまのお陰だと感謝しています。
 今年も少しずつ記事を書いていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 大学院で高齢者の生きがい探しの事例として、タイでロングステイをしている日本人シニアの調査を始めて早5年。修士を修了し、その内容や結果を一般の方にも公開しようと思い立ったのが、ブログを立ち上げた理由でした。
 リタイア後「どうしたら生き生きと生きられるのか」という問いに対するひとつの回答として、これまでの記事を通して“新しい生き方”のヒントや提案が少しはできたのかなと思います。

 その後、博士課程に進学しましたが、現在は専門学校の講師として普通の社会人に戻っています。なので学校の休みを利用して、年2回のタイ行きが精一杯のところです。それでもこれからも取材や研究を継続していくつもりです。
 多様なロングステイ・スタイルがありますが、個人の人生が豊かになり、日泰両国にも役立つことができるようなロングステイが、わたしの関心事です。まだ大きな動きはないようですが、団塊の世代のリタイヤ後のニーズにも応えていきたいところです。
 しかし、長期間の滞在ができませんし、ただ数多くインタビューすればいいというものでもありません。やはり先駆的な方への取材が重要です。その意味では、やや行き詰まり感があるのは事実ですが、今年1年の取材の方向性を絞り込んでいかねばと思っているところです。

 話は変わりますが、せっかく何度もタイに行くのですから、タイ国内や東南アジアを旅するのも楽しみなことです。ご承知の通り、その見聞を旅行記として紹介しているところです。ロングステイのことだけで記事が書けるほど、ネタがある訳ではないというのが本音のところなので、少々退屈かもしれませんが、お付き合いしていただければ幸いです。

 あらためて今後ともよろしくお願いいたします。

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