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February 05, 2008

№811 コロニアル風のホテルたち

  タワーが目印のグランドホテル
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 ホーチミンのメイン・ストリート、ドンコイ通りを聖マリア教会からサイゴン川方面へと下ります。ドンコイ通りは街路樹が続き、チラン公園もあって緑豊かなきれいな通りです。高級ブティックやベトナム雑貨屋さんなどが立ち並んでいます。

 その中でも際立つのが、コロニアル・スタイルのホテルです。市民劇場のすぐ横には、1880年開業という伝統ある「コンチネンタル・ホテル」が建っています。4階建てのその外観は、薄いピンクを基調に、窓枠が白で縁取られていて、各部屋にはかわいいバルコニーが付いています。歴史を感じさせるとともに、お洒落なホテルです。ガイドブックによると、世界の著名人もよく宿泊するのだとか。

 さらに通りを歩くと、ゴードゥックケー通りとの角に「グランドホテル」があります。やはり4階建てですが、ドーム状のタワーがひときわ目立つ、個性的なホテルです。
 休憩がてら、中に入ってみました。ドアマンに迎え入れられると、入り口正面にある昔の映画などで見るアンティークなエレベーターが、すぐに目を惹きます。ロビーはそれほど広くありませんが、重厚な雰囲気が漂っています。ソファーに座って、しばし涼むことに。天井から吊られたファンがゆったりと周り、エアコンが効いていて、汗がすうっと引いていきます。シックで落ち着いたロビーで優雅なひと時でした。

 サイゴン川に面して建つのが、1924年創業の「マジェスティックホテル」です。外観はアイボリー色で、新館が増築されて一段と大きくなったクラシックな建物は、威風堂々とした風格を湛えていています。
 ホーチミンを代表するホテルのひとつでもありますが、亡くなった作家の開高健が、ベトナム戦争を取材した時に定宿にしていたことでも有名です。また屋上のバーは、サイゴン川が望める絶好のポイントとして人気があります。
 
 コロニアル・スタイルのホテル巡りをして、そのロビーのソファーで寛ぐ。ほとんどが高級ホテルなので、宿泊するには敷居が高いとしても、街の喧騒と熱気から離れて、ひんやりと落ち着いたロビーで、往時の雰囲気に浸るのもいいかもしれません。

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