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March 10, 2008

№829 タイロングステイは停滞気味?

   広大なスワンナプーム空港
Dscf2276
 
 タイロングステイに対する需要や意欲が、最近やや停滞気味のような気がします。期待された団塊の世代の動きがそれほどでない上に、バーツ高による生活費の上昇や燃油サーチャージの高騰などの理由が挙げられます。
 それ以外にも、どこか日本社会の暗い世相や雰囲気を反映していないでしょうか? たとえば、将来への不安感や明るい夢を描きにくいとか、あるいは格差が拡大する社会とか。

 わたしの地元福岡では「毎年9月に開催される『アジアマンス』に多額の税金を使うのは贅沢だ。福祉などもっと貴重な財源を充てるべき分野がある」という声があるといいます。格差社会の拡大と、このような市民意識の高まりも相まって「海外ロングステイでのんびり」といった“心の余裕”がなくなりつつあるかもしれません。あるいはそういった社会風潮を背景に、家族はじめ周囲の賛成も得にくい空気や環境になっていないでしょうか?

 08年3月1日の朝日新聞に、次のような記事(抜粋)が載っていました。
 「08年1月の消費者物価が急騰する中で、ガソリンや灯油に加え、相次ぐ小麦製品の値上げなどに対する生活防衛意識が高まっている」。
 中でも気になったのが「外国パック旅行への支出が33.4%の大幅減となる一方、国内パック旅行は17.5%増になった。総務省は『(航空運賃に上乗せされる)燃油サーチャージが高額な海外旅行をやめ、国内に振り返る客が出ているようだ』と分析する」という部分です。物価上昇による生活防衛意識の高まりで、海外旅行にも影響が出始めています。

 そこで2月、バンコクでロングステイ・コンサルティング社代表の佐藤氏にロングステイ事情を聞いてみると、長期のロングステイヤーは増加しているとのこと。ロングステイ・ビザを必要とする1年以上の滞在希望者は、毎年20%伸びているとか。
 「06年のクーデター後の政情不安やテロ事件、そして最近のバーツ高や燃油サーチャージの高騰に伴う影響は、ロングステイには感じられません。タイに行こうと決めた人は、多少のことがあっても来ますよ」と佐藤氏。

 現時点では、いくつかのマイナス要因は、1年未満のロングステイや一般の海外旅行に限定されているようです。

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