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April 03, 2008

№844 ロングステイの希望国

 ルアンパバーンのメインストリート
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 バンコクには邦字新聞「バンコク週報」をはじめ、「DACO」などのフリーペーパーも多数あり、最新現地情報が得られて大変便利です。さらに日本国内でもタイ情報フリーマガジン「D‐MARK」(タイ語で『とても良い』)が、創刊されています。福岡のタイ国政府観光庁に置いてあったのを1部いただいてきました。

 同誌の第4号に、ロングステイ財団の「ロングステイ調査統計2007」の概要が紹介されていました。同調査は、日本人の海外長期滞在について、3000名以上のサンプルから得られた最近の動向です。

・年齢は50歳代(38%)、60歳代(30%)が中心(70歳代は7%弱)。平均年齢は男性57.4歳、女性49.7歳と低下傾向にある。
・海外滞在経験者は32%であり、全体の滞在希望国・地域は、「安・近・暖」のアジアにシフトし、マレーシア(第1位)、タイ(第3位)、インドネシア(第8位)、フィリピン(第11位)が躍進している。
・不安に思うことは医療(25%)、言葉(21%)、治安(21%)が上位。
・従って入手したい情報も医療、住居交通情報、緊急時の対応、異文化の注意情報の順。
・希望滞在期間は3ヶ月未満が58%、3~6ヶ月未満が18%。また経験者の実際の滞在期間は3ヶ月未満が45%、3ヶ月~1年未満が19%。

 滞在希望国について。04年の同調査ではマレーシアが2位、タイが5位でしたので、それぞれ順位を上げています。インドネシア、フィリピンに至ってはもっと下位ランクでしたから、アジア各国の躍進ぶりが際立ちます。

 日本から近くて温暖、そしてなにより物価が安いのが人気の理由ですが、わずか3年の間でもその傾向は益々顕著になっていて、将来の年金や生活不安を反映していることが伺えます。現在の年金支給だけでは生活できない、また将来に備えて元気な内は生活費が安いアジアで暮らして貯金を取り崩さないようになど、切実な理由からアジア・ロングステイを希望する方が増えているのかもしれません。
 ロングステイ志向は“海外でのんびり派”よりも“生活費切り詰め派”の方が、マジョリティになるのもそう遠いことではないかもですね。

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