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May 31, 2008

№875 ラオス料理レストラン

 日本人にも食べやすいラオス料理
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 ルアンパバーン初日の夜、どこで夕食を食べるか迷いました。プーシーの丘で夕陽を眺めた後、とっぷりと暮れた街中を歩きますが、これといったレストランがありません。まだ街に慣れないこともあって決めきれないのです。
 結局、入ったのはゲストハウスのほど近いラオス料理のレストラン「Park Houay Mixay」。地元の客で賑わっていたのが決めてです。後で「地球の歩き方」を見たら、最初に紹介されている有名店で、エアコン付きの部屋とオープン席がある高級そうなレストランです。

 英語表示があるメニューをしばらく眺めて注文したのは、 「チキンのバジル炒め」、青パパイヤサラダの「ソムタム(タム・マークフン)」「カオニャオ」の3品。もちろん「ビアラオ」も。
 意外なのはビールが安いことです。レストランなのに大ビンが15000キープ(約180円)しかしません。元々8千キープで市販されていますので、ラオスはビールが安い国と言っていいでしょう。“ビール好き”には嬉しいことです。

 さっぱりライトな飲み口のビアラオを飲みながら待ちますが、なかなか料理が出てきません。待つこと30分、やっときました。ここは、団体のツアー客が多くやって来るレストランで、ツアー客の方を優先したのです。

 「チキンのバジル炒め」は辛くなくて美味い。タイ料理に近いというよりも、ほとんど中華料理風です。
 ラオスにもある「ソムタム」、黒っぽいのが特徴で小ナス、ミニトマト、青パパイヤだけのシンプルなものです。塩漬けした魚のエキスで黒いのですが、食べるとホット、目の下から汗が吹き出します。タイとラオスのソムタムを比較すると、辛さはラオスが勝っているかもしれません。しかし、シャキシャキした食感や付け合せの野菜がある点で好みはタイですね。
 美味しかったのが「赤米のカオニャオ」、白米よりさらにもちもちとした食感が何ともいえません。竹で編んだお櫃に入ったカオニャオは、辛い「ソムタム」にぴったりと合います。2人前はありそうなボリューム、さすがにお腹が一杯になり、半分はお持ち帰りにすることに。
 
 満腹になったところで会計してもらいますが、何を注文したのか忘れてしまったようで、逆にこちらに聞いてくる始末。とても高級レストランとは思えません。
 やっと一品ずつ確認して、お代は6万3千キープ(約770円)。ちょうど7米ドルとリーズナブルでしたが、料理の順番も接客もすべてツアー客優先だったのは残念・・・

 でも悪いと思ったのでしょう。お詫びにわたしが残したものではなく、別に2人分のカオニャオをお土産にくれたのです。気を取り直し、また食べに行きましょうか。

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May 29, 2008

№874 役立ったDACO

    ルアンパバーンの夕景
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 毎月2回発行されるバンコクのフリーペーパー「DACO」は、数ある日本語のフリーペーパーの中で一番知られているでしょう。「DACO」を置いているお店やレストランが同誌内の地図に表示してありますが、どこも在庫切れのことが多く、その人気ぶりがうかがえます。発行日後すぐに配布場所に行かないと入手することが難しいようです。そのためバンコクに知人に頼んで、バックナンバーを取り置きしてもらうこともしばしば。

 そんな中08年2月ラオスに向かう前も、バンコクの友人がルアンパバーンを特集した2冊の「DACO」を持って来てくれて感謝です。もちろん「地球の歩き方」の最新版も持参していましたが、現地情報が増えて助かります。

 ルアンパバーン特集が載っていたのは、今年1月に発行された232、233号。寺院や観光スポットからホテル・ゲストハウスの案内まで詳しい情報が掲載されています。実はわたしが泊ったゲストハウスも、この特集に紹介されていたもので、最終的な判断材料になりましたし、紹介されていた通り快適に過ごすことができたのです。

 他にも朝市や屋台の名物麺や美味しいバケットサンドのカフェなど、マイナーだけどスタッフが足で稼いだ情報が、大いに役立ちました。また直近の現地の物価水準も載っていて、これも参考になります。紹介されている屋台やカフェを探して出しては、名物や美味しいラオス料理を食べ歩きましたが、どの情報もハズレなし。

 「地球の歩き方」の情報は、寺院の入場料など調査時点が古いのか全然使えません。そしてあまり発行部数が多いと思えない「ラオス版」です、全体のページ数が少ない上に、ルアンパバーンには30ページしか割かれていないので、情報量も限られています。結局毎日持ち歩いたのは「DACO」の方でした。

 初めてのラオスにタイミングよくルアンパバーン特集が組まれたのは、本当にラッキーというべきでしょう。有用な情報のお陰でディープなルアンパバーン滞在が楽しめたのですから「DACO」さまさまといったところ。この特集号は、次回訪問まで保存版としてキープしておくつもりです。
 フリーペーパーといえども侮れませんね!

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May 27, 2008

№873 ロングステイの自己防衛術

    いつもお元気な篠原さん
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 バンコクでのロングステイが6年目となる篠原絢司郎さん(71歳)に、08年2月お会いしました。バンコクに行く度に近況を伺っています。

 かねてより建築中だったナコンパトムの新居がようやく完成する見込みで、4月にはバンコクから引越しする予定とのこと。
 現地の子どもたちに日本語を教える夢を描く篠原さんですが、果物や野菜づくりの計画も持っています。約1000坪と広い自宅敷地の内、半分ほどの面積を畑にして、色々な野菜を栽培しようというのです。食料を自給自足し「自分の口は自分で」というのが目標とか。
 元々、年金や生活費など将来の日本社会への不安を感じていたことも、タイロングステイを実行した要因のひとつだといいます。その意味で「野菜づくりで自給自足の生活」は、篠原さんのタイロングステイ構想を具体化することでもあるのです。

 さてこれまで5年以上にわたって、単身のロングステイを実践してきた篠原さんです。バンコクで安全に暮らす秘訣、注意している事などを紹介してもらいました。

 何といっても「夜のひとり歩きをしない」こと、ロングステイを始めてからずっと続けています。それは、トラブルに遭いたくないのは当然ですが、もしも警察沙汰になった場合、1年毎に更新するロングステイビザの延長が心配だからです。それ故、とにかく事件に巻き込まれないように気をつけているそうです。
 バンコクの治安が悪いという訳ではありませんが、 「危険は常にある、何があってもおかしくない」という緊張感をいつも持って行動しているといいます。たとえば外出する時には、所持金を3ヶ所に分散していますし、いつも護身用の防具を携帯しているという用心深さです。実際に被害に遭ったことはありませんが、不審者に後を付けられた経験はあるのだとか。

 一般的にお金を持っていると思われている日本人、それも高齢者を狙う犯罪者がいてもおかしくありません。海外で生活する場合「油断しないこと。そして慎重な行動が必要だ」とアドバイスをいただきました。
 話を戻しますが、ナコンパトムでの新生活を楽しみにする篠原さん。今頃はもう転居していらっしゃることでしょう。バンコクからナコンパトムへ、タイでのロングステイは新たな段階へ進もうとしています。

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May 25, 2008

№872 絶品ソーセージのラオス屋台

   ハーブソーセージと焼き鳥
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 ルアンパバーン滞在初日、ラオス料理の夕食を食べた後、ナイトマーケットをぶらついてゲストハウスへ戻る途中、屋台が出ていました。外国人観光客が庶民的な屋台料理をパクついています。
 お腹は一杯なのですが、小学2年生くらいのかわいい女の子が焼く焼き鳥やソーセージの美味しそうな匂いに誘われて、ついソーセージを持ち帰りにしました。ホットシャワーを浴びた後、ビールのつまみにしようという魂胆です。初めての土地での屋台料理、若干衛生上の不安もあるし、試食を兼ねてとりあえず1本(5000キープ、約60円)。

 ゲストハウスのテラスで、夜風に吹かれながらいただきます。一口大にカットされたソーセージは、粗引きでバジルと唐辛子が効いていて結構スパイシー。個性的な味わいは、さっぱりとした飲み口のビアラオとの相性がよく、ビールのつまみには最適です。あっという間に食べてしまいました。

 ハーブソーセージの旨さに味を占めて、翌日からはこのラオス屋台で晩ご飯を食べることにしました。バンコクのフリーペーパー「DACO」にも「神出鬼没の細めん屋台」として紹介されています。
 昨夜と同じハーブソーセージの他に焼き鳥2本、ビアラオの大ビンを注文。冷蔵庫が見当たらないので、どうするのかと思っていると、女主人は近所の雑貨屋に走って冷えたビールを持って帰ってきました。「なるほど、そういうことか」と感心するも、コップはなくて、そのまま“ラッパ飲み”がラオス流。
 焼き立ての熱いソーセージ、冷たいビアラオに最高。絶品です! 焼き鳥はカレー味ではなくサフラン風でなかなかいけます。

 仕上げは米の麺。しょう油ベースのさっぱりスープに、ソーメンのように真っ白な太麺です。麺はすでに茹でてあるのでスープをかけるだけ。これにキャベツ、青菜、もやし、竹の子などの野菜に、たっぷりのパクチーをのせると出来上がり。切れやすい柔らかい麺ですが、具沢山の野菜とさっぱりしたスープとのバランスがよくて結構な味でした。明晩はテーブルに山盛りの焼きそばを食べてみることにします。

 朝の托鉢用に「カオニャオ」を持ち帰りにしてもらい、お代は3万3千キープ(約400円)と超格安。4米ドルでお釣りがきました。明日の夕食もこの屋台で決まりです!!

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May 23, 2008

№871 気まぐれなネットカフェ

       ソイ11界隈
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 タイ滞在中、メールやネット検索に利用するのがネットカフェです。いつも定宿近くのアンバサダーホテル前にある小さなネットカフェに通っています。タイにノートパソコンを持参することもできますが、荷物になるばかりでなく盗難などのトラブルを考えると、1分1バーツと手軽なネットカフェで十分です。
 贔屓のネットカフェは、朝8時と他所よりも早くオープンしているので助かります。人との約束の時間やショッピングセンターの開店時間も大体10時頃から。朝食を早く済ませ、それまでの時間をネットカフェで過ごすと、一日を有効に使えるのです。
 
 08年2月、バンコク到着の翌朝8時30分に、いつものようにネットカフェに行ってみると閉まっています。9時の開店だったかと思いきや、やはり店の入り口には「AM8、OPEN」という表示。仕方なく近所のネットカフェを当たってみましたが、どこも9時にならないと開きません。一日の出鼻をくじかれ、すっかり予定が狂ってしまいました。
 今度は翌日9時に行くと、すでに多くの客がパソコンに向かっています。店番の若い女性に「昨日8時半に来たら閉まっていたけど、何時開店なの?」と聞くと「今日は8時に開けました。昨日は・・・」みたいな返事が返ってきました。

 気まぐれというか、いい加減というか、やっぱりここはタイ。怒るよりも「マイペンライ」と言い聞かせたのでした・・・

 ところで最近はWebメールを使っているのですが、メールを送信しても日本からのメールの着信がありません。メルマガなどはちゃんと受信しているのに。
 帰国後、友人たちの話ではメールを送信しても戻ってきてしまうとのこと。どうもメールアドレスがプロバイダーの正式IDで送信されていて、いつものユーザー名ではなかったことが原因のようです。後日設定し直したものの、お粗末なお話でした。

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May 21, 2008

№870 街の美しさは小径にあり

   緑に包まれた美しい小径
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 北ラオスの古都ルアンパバーン、街全体がユネスコの世界遺産に登録されています。首都ビエンチャンからメコン川を約400km上流に遡った支流のナムカーン川との合流地点に位置する静かな街です。1975年の共産主義革命までは、王宮が置かれていました。バンコクやハノイから直接乗り入れられる国際空港があって、多くの観光客が訪れます。

 人口は約6万と小さな街なので、ゆっくり歩いて回ることも可能です。街路は割合区画されていて整然としています。歩くには街の中央にある“夕陽のスポット”として有名な「プーシーの丘」が目印になりますし、そうでなくてもすぐにメコン河岸にでますので、初めての訪問でも迷う心配はないでしょう。
 メインストリートのシーサワンウォンからサッカリン通りには、トゥクトゥクやバイクがひっきりなしに行き交っていますが、1本道を入ると静かな通りや小径があちらこちらに延びています。人とバイクしか通れないような路地がいくつもあります。

 面白そうな小径を見つけては入り込んでみました。
 椰子の木や熱帯の濃い木々が茂り、その豊かな緑に抱かれるようにしてゲストハウスや民家が建っている街並みをゆっくりと歩きます。決して立派ではないけれど、歴史を感じさせる白壁の二階建ての家々は風情があり、道端や庭先に咲くブーゲンビリアなど南洋の花々が彩を添えています。
 歩いていると家の中から子どもや女性の声が聞こえてくることもあって、人々の暮らしや温もりが感じられるのも小径の良さでしょう。どこか懐かしくもあり、次第に心も落ち着いてきます。
 ある小径は、緩やかな傾斜に沿って煉瓦がモザイク模様に敷き詰められ、両側から緑が生い茂ってまるで緑のトンネルのよう、絵になる風景です。

 立派な寺院や国立博物館、それに目抜き通りもいいのですが、ちょっとした小径も美しい街だと気づきました。ルアンパバーンで小径散策もいいかもしれません。

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May 19, 2008

№869 ラオス・キープの両替事情

   ルアンパバーンの両替所
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 ラオスの通貨は「キープ」ですが、米ドルも一般的に流通していますしタイバーツも使えます。初めてのラオス、日本で米ドルを準備して出掛けることに。バーツはタイで残った分を持っていけばOKです。もしお金が足りなくなっても、ルアンパバーン市内にも両替所があるので心配いりません。ちなみに日本の銀行での両替レートは1ドル=約111円(08年2月)でした。

 マイナーな通貨キープの為替レートは、新聞を見ても載っていません。ガイドブックによると1万キープ=1ドル(06年11月現在)になっていて、これは計算しやすいと安心していました。

 実際にラオスで買い物をしたのは、ビールを買った時のこと。7千キープのビール3缶とラオス焼酎「ラオラオ」の小瓶5千キープで2万6千キープなので、3ドル渡すと2千キープしかお釣りをくれません。言葉が通じない雑貨屋のおばちゃんに騙されたかも、とその時は思いました。

 その夜ラオスレストランでの代金が6万3千キープ。ちょうど7ドルだというのです。つまり9千キープ=1ドル。レストランだからレートが悪いんだと諦めました。

 翌日、現地の旅行社で日帰りツアーの申し込みをした時、両替表がテープルに。旅行社は両替所も兼ねているのです。それによると「1ドル=9千キープ」と明記されています。そこでようやくドル安のため、両替のレートが悪くなっていることに気づきました。雑貨屋のおばちゃんが騙したのでもなく、レストランのレートが悪かった訳ではなかったのです。
 
 それにしてもいつも1千キープ単位で両替レートが変動するのでしょうか。大雑把というか分かりやすいというのか、でも1割ものドル安というのは、変動の幅が大きすぎるような気がしますが。
 その後さらにドル安が進行していますので、8千キープ=1ドルとかになっているかもしれませんね・・・

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May 17, 2008

№868 ビアラオでほろ酔い気分

  レストランで注文したビアラオ    
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 ラオスのビールといえば「ビアラオ」、つまり“ラオスのビール”とそのまんまのネーミングです。ハイネケンなんかも売っているようですが、ルアンパバーン滞在中飲んだのは、この「ビアラオ」だけ。もっとも他のビールは見かけませんでしたし、せっかくのラオスやっぱり地元のビールでしょう!

 缶ビール、小ビン、大ビンの3種類。ゲストハウスの冷蔵庫には缶ビールを買ってきて、レストランや屋台では大ビンを注文します。
 ルアンパバーンの街角の雑貨屋に置いてある「ビアラオ」、缶ビールが7千キープ(約85円)大ビンが8千キープ(約100円)が一般的な値段。量が違う割りには、なぜかあまり値段差がありません。
 アルコール度数は5%。さっぱりとしたライトな飲み口で、とても5%もあるとは思えません。くせもなく飲みやすく、カラッと乾燥した暑さの中では、のど越しがいい。つまみがなくても美味しく飲めますし、もちろんラオス料理との相性もばっちりです。

 ランチの時、お昼の暑さでのどが渇いて大ビン1本、夕暮れ時の屋台で焼き鳥やソーセージをつまみに大ビンをラッパ飲みし、夜ホットシャワーを浴びてゲストハウスのテラスで涼みながら缶ビールを開ける。こうして「ビアラオ」なしでは一日を過ごせません。
 旅先の食文化に接することは、旅の楽しみであり、醍醐味でもあります。現地の食べ物や飲み物をいただく時、はるばるラオスの古都までやってきたと実感する時でもあるのです。大河メコンの流れとともに「ビアラオ」はラオスを想いだす代名詞になったようです。

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May 15, 2008

№867 スクンビット通りのCHUVIT GARDEN

   きれいに整備された庭園内
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 BTSナナ駅からアソーク方面タイムズ・スクウェアに向かって歩いていると、小ぎれいな洋風庭園に気づきました。こんな所にこんなきれいな公園があったとは知りませんでした。いつできたのでしょうか? 門は開いていて、特別立ち入り禁止でもなく、入園も無料のようなので、入ってみることに。
 きちんと整備された公園内に入ると、すぐに道路側の塀に沿って白い花を咲かせるプルメリアが、甘い香りを漂わせてきます。正面の石版には「CHUVIT GARDEN」とあります。間口はそれほど広くないのですが、奥行きがかなりあり、一番奥に立っているオリベスクのような白いモニュメントが、この公園のシンボルのようです。深緑の樹木が落とした日陰のベンチでのんびり過ごす人もいて、芝生の緑が鮮やかです。スクンビット通りの喧騒とは反対に、“都会のオアシス”といったところでしょうか。

 気になって帰国後調べてみると、このCHUVIT GARDEN、バンコクの風俗王から国会議員に転身したチューウィット氏が、自身の土地を寄付してできた公園だそうです。しかもその土地というのは、以前歓楽街だった「スクムビット・スクエア」を強制撤去したという因縁付きの土地といいます。
 小鳥も飛んでくる静かな佇まいからは想像もできない話ですが、タイらしい話なのかもしれません。

 もし前を通りかかったら、一度入ってみてください。

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May 13, 2008

№866 観光庁のロングステイ・ガイド

    チェンマイの政府観光庁
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 先頃、タイ国政府観光庁から「アジアの楽園 タイで暮らそう」というロングステイの小冊子が作成されました。バンコク・チェンマイ・プーケット3ヶ所の人気滞在地を中心にロングステイに関する情報が提供されています。

 サービスアパートメントやコンドミニアムなどの住居情報から、「日本語スタッフが常駐する病院」までタイ滞在中に必要な生活情報が充実していますし、実際にロングステイをしているシニアご夫妻のインタビューや1ヶ月の生活費の目安も紹介されていて参考になります。わたしがこれまでお会いしたご夫妻も載っていらして、お元気そうで何よりです。

 30ページほどの冊子ですが、ロングステイに必要な情報がコンパクトに詰まっているスグレ物です。ヘタなガイド本を買うよりも余程役に立つことでしょう。とりわけ情報収集や下見からロングステイビザの申請までの「タイ・ロングステイ手続きガイド」は、段階ごとに分かりやすく解説されています。
 そして何よりも、各施設や病院などの住所や連絡先、ホームページのURLなど具体的なデータが充実しているのがいい。そのまま利用できるほど実用性が高いものです。

 この冊子は無料ですし、東京、大阪、福岡の各オフィスに常備されていますので、タイ・ロングステイに関心がある方は、問い合わせてみてはいかがでしょうか。

 タイ国政府観光庁のHP
 http://www.thailandtravel.or.jp/

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May 11, 2008

№865 ランスアン通りのスタバ

    高級住宅のようなスタバ
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 バンコクのBTSチットロム駅から続くランスアン通りを歩きました。街路樹が続くランスアン通りは、高級コンドミニアムやお洒落なレストラン、ショップが並ぶ落ち着いた通りです。
 できるだけ木陰を歩きますが、気温が高い日中すぐに汗が吹き出します。あまりの蒸し暑さに通りに面した「スターバックス」に逃げ込みました。外観は樹木も茂る庭付き一戸建て。 「STARBUCKS COFFEE」の看板がなければ、それとは分かりません。

 広くて静かな住宅のような店内は、クーラーが効いていて別天地です。ゆったりとした空間にテーブル席がいくつかあって、お客さんがお茶を飲みながら柔らかいソファーでのんびりと寛いでいます。
 落ち着いた雰囲気は、まるで木造住宅のリビングのよう。街中で見かけるカフェというよりもコーヒースタンドのようなスタバと同じお店とはとても思えません。流石に閑静なランスアンに店を構えるだけあって高級感があります。それでもコーヒーの値段は同じはず、特別なチャージは付いていませんでした。

 冷たい「マンゴ・パッション・スムージー」(110B)を注文して涼みます。飲み応えがあって濃厚で美味い! マンゴ好きな私としては堪りません。

 居心地がよくて、結局1時間ほどゆっくりと過ごしました。ランスアン通りを散策する時は、ここのスタバでお茶をするのもいいですよ。

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May 09, 2008

№864 タイロングステイ2年目を迎えて その2

 ウォーキングで健康的な宮本さん
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その2
 生活の安定と将来への見通しも得られたことで、精神的にも落ち着いてきた宮本さん。アンチエイジングを実践する毎日です。朝5時に起床してストレッチと腹筋に1時間、それから8時までベンチャシリ公園内でウォーキングというのが日課。日本で永年続けていたウォーキングを再開しました。

 運動に加えて、3食とも自炊をして食べ過ぎないよう食生活にも気をつけているので高血圧の心配もありません。体重を約5㎏減量して65㎏へ。その結果ロングステイを始めて以来、病気に掛かったことはなく健康に過ごしています。
 昼間は暑いので自宅でネット検索をして過ごし、午後はお昼寝に充てます。夕方4時頃から買い物などのために外出し、夜10時には就寝するという健康的な生活です。

 単身でのロングステイでも寂しいことはないといいます。特にタイ人や日本人との交友関係はなく、したがって携帯電話の必要性も感じません。 「人との付き合いが煩わしいし、一人暮らしの自由な生活が好きなんです」「今の生活は快適で、人生で一番幸せな時期ですね」と宮本さん。
 “毎日が日曜日”といいながら、規則正しく生活ぶりで、自立した単身ロングステイを謳歌していらっしゃいます。

 この1年をかけてバンコクでの“生活基盤とライフスタイル”を確立したといってもいいでしょう。その反面「滞在中、何をするか(目的)」を探し出してはいません。
 高齢にも拘わらず中国などで日本語教師のボランティアを現役で活躍中の実姉から「あなたもやってみたら」とハッパを掛けられるとのこと。しかし「現役時代ずっと働いてきたので、しばらくは“のんびり”するのもいいか」とも思うし、特別退屈している訳でもない。
 これまでバンコク市内各所のビデオや写真を撮って編集してきました。これからも何か興味の矛先を探そうと考えています。また今年後半からは、タイ国内旅行やアンコールワットに行ってみたいとも。

 今後の滞在予定は、日本で契約した損害保険会社の海外障害保険の契約期間5年(残り4年)までが、一区切りになりそう。ロングステイ中の一番の心配事は健康、そして病気やケガに伴う医療費の問題ですが、保険に加入していることで安心感があるので、それほど心配していません。
 その後どうするかは、健康次第ですが、健康であれば継続したいとのこと。

 最後に、ロングステイを通して「自分が変わったことや自分自身について気がついたこと」を伺った。
 「東京で暮らしていた頃は、常に心の底に不安感みたいなものがあって、何をするにしても今ひとつ楽しめないというような状況でした。
 しかし、こちらに来て一年と少々が過ぎた今、その不安感が少なくなって来た様に感じています。もちろん超老人(勝手に80歳以上をこう呼んでいます)になった時の事も考えないではないのですが 今はこのひと時の安定感に浸ってタイの一人暮らしを楽しみたいと思っています」。

 宮本さんの“安定感”の理由を考えてみました。
 第一に、経済的な安定と将来の生活設計の見通しがついて、心の安定感につながっていること。第二に、規則正しい生活と運動で、健康を維持できていること。そして、バンコクでの都会生活に溶け込んでいること、などが挙げられます。

 ますます健康で充実したロングステイを続けられることを願って、インタビューを終えました。

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May 07, 2008

№863 タイロングステイ2年目を迎えて

      アパートの外観
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 08年2月、バンコクで単身のロングステイを始めて約1年4ヶ月の宮本良光さん(70歳)に1年ぶりに再会し、この1年間の滞在の状況について伺いました。

 宮本さんの現在の住まいは、スクンビット・ソイ26にある1DKのアパートメント。これまでのソイ39のアパートは広くて快適だったのですが、1年契約が終了するのを機に07年11月に引っ越しました。その理由は、住居費が軽減できること、すぐ近くに公園があって毎朝ウオーキングをするのに便利なことなどです。
 そして、アパートのあるソイ26が、緑豊かな通りなのも理由のひとつ。さらに4階の部屋からの眺めがいい。 「周辺の環境、利便性、建物の造作それぞれ気に入っていて、予期せぬ特別の事態が生じない限り、ここに住もうと思っています」。

 アパート探しは独力で。賃貸物件の情報雑誌を参考にして10件近く見て回って決めました。1ベッドルームの家具付きで、家賃は1万8千B(約6万円)。無料の衛星放送、水道代は定額の300Bなど、以前のアパートと比較すると月に7~8千バーツほど安くなったといいます。
 また無線LANのインターネット回線も、別料金ですが月額720Bで利用できます。

 毎月の生活費の目安は4万5千B(約15万円)。この生活費だと厚生年金で賄えるそうです。東京の生活は毎月20万円近く掛かっていました。
 元々、タイロングステイを実行した一番の理由は、将来の生活への不安があったことでした。東京での生活を続けた場合、個人年金が終了する75歳以降の生活費が不足してしまいます。そこで75歳まで貯金と個人年金を使わずに生活できるのがタイでした。つまり、将来に備えて物価の安いタイでのロングステイを選択したということです。なおかつ、タイの銀行に預金すると半年定期で2.2%の利息が付くのも魅力です。

 ところが最近バーツ高が進展し、その対策として家賃が安いアパートへ転居した側面は大きく、事実お金の心配がなくなって、落ち着いた気持ちで生活が送れるようになったそうです。

つづく

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May 05, 2008

№862 空港からはトゥクトゥクで

     トゥクトゥクからの景色
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 快晴のルアンパバーン空港に降り立ち、歩いて小さな空港ターミナルへ。入管にはアライバルビザを申請するための長い列ができています。国名までは分かりませんが、欧米人はビザが必要なようです。
 幸い日本人は、2007年1月より観光目的で15日間以内の滞在であればビザが要らなくなりました。ビザが不要で、バンコクから1時間半のフライトで気楽に行けるルアンパバーン、これからもっと日本人が増えるんじゃないでしょうか。
 ビザの列を横目に、審査もスムーズに通過。ラオスの入管は至って簡単、とっても助かります。

 手荷物を受け取ってターミナルビルの外へ。ここからは待機しているタクシーならぬトゥクトゥクで市街へ向かいます。交通機関はこの軽トラックのようなトゥクトゥクだけ。そんなに遠くないはずなのに、料金は200バーツ(約700円)。バンコクの空港タクシーと比べるとかなり割高ですが仕方ありません。米ドルも流通しているルアンパバーンですが、ここではなぜかタイバーツのみです。

 後部席にスーツケースを載せ、アユタヤと同じタイプの縦長シートに乗り込んで出発。カラッと乾燥した暑さの中、風を感じながら滑走路脇の1本道を揺られていきます。
 市街地への途中、車はあまり走っていなくてバイクや人も少ない。後ろの人が日傘をした2人乗りのバイクが目立ちます。
 周囲は本当に田舎の風景です。この田舎さ加減がたまりません! 何だかうきうきしてきました。初めて見るルアンパバーンの風景がすぐに気に入り、いやがうえに期待感が増します。のんびりとしたいい滞在になりそうです。

 揺られること10分、宿泊先のシェンモアン・ゲストハウスに到着しました。まずはいい感じのゲストハウスで一安心。

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May 03, 2008

№861 ルアンパバーンへのフライト その2

   機内から眺める大河メコン
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その2
 友人の“サプライズ”に呆気に取られたまま自分の座席へ。機内は欧米人乗客で満席です。なんでも前日の最終便がルアンパバーンでパンクしてしまい欠航したために、この便が満席になったのだとか。
 着席するとすぐ、11時41分には機体が動き出しました。早い! しかし離陸ラッシュで混んでいて、順番待ちをする飛行機が本機の後ろに6機も並んでいます。やっとのことで12時10分、離陸。

 上空の天気は晴れ。高度4500m、ルアンパバーンは気温22℃という日本語の機内アナウンス。高度が低いせいか、地上がよく見えます。ATR機は小型機ですが、揺れなくて快適です。

 落ち着いたところで、機内食。蒸しチキンの香味風味、黒胡椒の効いたロースハムをメインにパプリカサラダ、フルーツ、ケーキなどのメニュー。ハム系が多過ぎますが、好物のパプリカが美味しい! 冷えたレオビールを飲み干し、赤ワインをもらってゆっくりといただきます。

 隣席のバンコク駐在の日本人ビジネスマン、週末を利用して1泊2日でルアンパバーンへの一人旅とのこと。バンコクの旅行社のツアー料金は3万バーツ(約10万円)もすると聞くと、わたしの旅費の話はできません。

 12時57分、イサーン地方でしょうか、緑も見えますが乾燥した大地が広がっています。13時04分、今度は山岳地帯の上空に差しかかり、山地と盆地が交互に続きます。ということはラオス領内なのでしょう。低高度なので山々が間近に望めます。山々は急峻、ラオスはやっぱり山国だと実感します。
 13時32分、高度を下げ始めました。霞んでいるものの森林がもっと近くに見えるようになりますが、ほとんど人家は見えません。山と畑ばかりです。間もなく灰色に濁ったメコン川が見えてきました。
 さらに高度を下げると、山あいの集落がチラホラと見え、曲線的なカーブを描く棚田の縞模様が美しい。モザイクの様です。

 そして美しい街並みが見えたかと思う間もなくランディング。13時46分、快晴のルアンパバーン空港に無事着陸しました。周囲を小さな山々に囲まれた台地にある小さな空港です。
 地上に降り立つと、強い日差しで30℃くらいありそうですが、高地のせいかカラッと乾燥した気持ちのいい暑さ。まるで歓迎してくれているかのような、どこまでも澄み切った青空が印象的です。 色々とお世話になった客室乗務員の友人と近い内の再会を約して、入管へ。

 さあ、いよいよ初めてのラオスです!

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May 02, 2008

№860 ルアンパバーンへのフライト

 ルアンパバーンに到着した943便
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 08年2月、3日間のバンコク滞在を終えて次の目的地ラオス・ルアンパバーンへと向かいます。バンコク発11時30分のバンコクエアウェイズPG943便に搭乗予定。時刻表では現地時間の13時30分と所要時間2時間ですが、実際の飛行時間は1時間半余りです。

 9時50分、スワンナプーム空港のPGカウンターでチェックインをした後、チケットカウンターで日本への帰国便のリコンファームも済ませ、これで安心です。
 出国手続きの列に並ぶと、まだ午前中というのに、どの列も2~30人と深夜便と同じくらいに多い。韓国人のツアー客は少ないけれど、家族やグループの白人観光客が多い。ラオスからはバンコクでトランジットして帰国しますので、今日がタイ出国となります。10時10分には出国手続き完了。

 免税店などをぶらついた後、エコノミー客も利用できるPGのラウンジでライチ味のゼリータイプのジュースをいただき、サンドイッチをつまんで、C1の搭乗ゲートへ。
 「さあ、いよいよルアンパバーンだ」と思いきや、10時40分のボーディングタイムになっても、まだ全然そんな雰囲気はありません。待合室でしばしガイドブックを眺めたり、米ドルを財布の中に入れたりと。やっと空港内のバスで駐機スポットに着いたのが、もう出発時刻。遅延しそうです。

 バスを降り立つと、トロピカルなカラーリングの小さなATR機(70人乗り)が待っていました。乗客は後部の乗降口のタラップから乗り込みますが、私の座席は後方の16D(窓側)なので、列の最後尾に並びます。機材のATRは、後部にしか搭乗口がないので、前方の座席は乗り降りが大変なのです。

 タラップに近づき、ふと機内を見ると、なんと友人の客室乗務員が乗客を出迎えているではありませんか!! 唖然としているわたしにニッコリと、それは得意満面の表情です。実は、この友人とは前日夜に食事を共にしたばかり。その時はわたしの搭乗便ではなく別路線の勤務だと聞いていたので「黙っていたなんて人が悪い」と思うと同時に「やられた!」。もう笑うしかありません。彼女の“サプライズ”に見事に1本取られてしまいました。  

 しかし、この日の上着は、昨日と同じポロシャツ。移動するだけだし、余計な洗濯物を増やしたくないと思って、同じ上着を着ていたのです。こんなことなら着替えておくのに。あぁ恥ずかしい・・・

つづく

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