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July 04, 2008

№892 静かに賑わうナイトマーケット

    素朴な雑貨が並ぶ夜店
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 ルアンパバーンの名物といえば「ナイトマーケット」です。 「ナイトマーケット」は、毎晩開かれていて、夕方陽が傾き始めると、国立博物館の東側の通りやこの通りからワット・シェンモアン方向への通りには、夜店を開店する準備が始まります。商品を持ってやってくるのは、主に周辺の村々のモン族の人たちとのこと。
 メインストリートから入ったこれらの通りは、暗くなる頃には赤いテントを設置した夜店や露店で埋め尽くされ、トゥクトゥクやバイクも乗り入れ禁止の“歩行者天国”へ。滞在中の外国人観光客が三々五々集まってきます。
 モン族の伝統的なデザインの雑貨類が所狭しと並んでいる光景はなかなか壮観で、カラフルな雑貨が裸電球の灯りを受けて一層華やかな雰囲気を醸し出します。

 伝統的なモン族のデザインは“うず巻き模様”だったり、農村の生活をモチーフにした刺繍だったりと至ってシンプルで素朴そのものですが、逆に目に新鮮で惹きつけられてしまいます。またどれも同じようなデザインと思っても、よく見ると夜店によって色使いなどが微妙に異なっていて、気に入った品を探す楽しみがあります。
 店番をしながらバッグや小物に刺繍をする女性、こちらが立ち止まるのに気づいて、にこやかに微笑みます。小学校低学年の可愛い女の子の夜店では、その健気さに押し花入りのインテリア照明具を思わず買ってしまいました。

 ナイトマーケットといえばチェンマイやチェンライを思い起こしますが、ここルアンパバーンが一番風情があって好きです。チェンマイのように車道に面していないのでゆっくりと見て回れます。通りを歩いていると聞こえてくるのは、買い物客と夜店のおばちゃんのやりとりや値引き交渉だけというくらい静かです。あまりしつこい呼び込みもありません。またチェンライより規模が大きくて賑わっています。

 宿泊先のゲストハウスの前がナイトマーケットの通りだったので、毎晩夜店を見て回りましたが、見飽きることはありませんでした。夜も更けて10時近くになると、店じまいをするところも。そして少しずつ夜店が減っていき、元の街並みへと戻っていきます。
 ルアンパバーンのナイトマーケット、夜の風物詩でもあり、その風情にしみじみと旅情を感じるのでした。

(お知らせ)
 明日7月5日20時から、NHK総合で「探検ロマン世界遺産」(いやしの古都 篤(あつ)き祈りの日々 〜ラオス・ルアンパバーン〜)が放送されます。

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