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October 30, 2008

№955 ルアンパバーンにはまる

 穏やかなルアンパバーンの夕景
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 これまでの東南アジア行きで一番の旅となったラオス・ルアンパバーン。初めて訪問して早8ヶ月と、時間が経ってもその印象は、新鮮で忘れがたいものがあります。それは、これまでわたしがイメージしていた“アジア”そのものが、ルアンパバーンにあったからです。

 東南アジアの大都会バンコク、喧騒と活気のホーチミン、そして見る者を感動させずにはおかないアンコールワット遺跡など、それぞれによさがあり、多くの見所があります。
 しかし、それらにも増してルアンパバーンには、他にはない魅力があります。山々に囲まれた小さな街ですが、敬虔な仏教信仰に根ざした人々の心豊かな生活が、訪れる者を優しく包み込んでくれるのです。

 朝靄の中を歩く僧侶の托鉢の列、時間によって表情を変えていくメコンの流れ、プーシーの丘から眺める美しい夕日、毎夜開かれる素朴な雑貨が並ぶナイトマーケット、一日中飽きることがありません。
 落ち着いた街並み、緑溢れる静かな小径、街の至るところにある歴史的寺院、周囲の青い山々、どれもがすべて輝いています。
 また、ゲストハウスのベランダで中庭を舞う蝶を見たり、小鳥のさえずりを聞きながら、午後をゆったりと過ごす。ビアラオを飲んでは、少しまどろむ。こんな贅沢な時間の過ごし方ができるのもルアンパバーンならでは。
 
 無邪気に遊ぶ子どもたち。そして街角で「サバーイディ(こんにちは)」と言うと、同じく「サバーイディ」と微笑み返すラオスの人々。何よりも人々の笑顔と優しさが、一番の魅力かもしれません。決して経済的に恵まれていない庶民の生活ですが、平和で穏やかな暮らしぶりが感じられます。
 金銭的な尺度では計れない幸せとでもいうのでしょうか、我々日本人が忘れてしまったものが、ここにはあります。ルアンパバーンは、心安らぎ、癒される街でもあるのです。

 美しい「ラオスの宝石」ルアンパバーン、また近い内に訪れたいものです。

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