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November 30, 2008

№971 ベトナム菓子をお土産に

フォーのインスタントとナッツせんべい
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 ベトナムのお土産といえば、まずベトナム雑貨。ベンタイン市場で売っているような可愛い小物から、ドンコイ通りのショップに並ぶブランド品的な雑貨まで街中に溢れていますし、お気に入りを探す楽しみもあります。次にベトナムコーヒーも喜ばれる逸品です。

 雑貨やコーヒーが代表格ならば、マイナーだけど面白いお土産品がたくさんあります。食材を中心にその宝庫が、スーパーマーケット。タイでもそうなんですが、フルーツやビールだけでなく、お土産を買うにもうってつけの場所です。必ずと言っていいほど、現地のスーパーマーケットをのぞきます。雑貨を見て回るよりも楽しいくらい。

 早速、ホーチミンの国営デパート内のスーパーへ。
 ベトナム食材の定番は、何といってもフォーと生春巻きでしょう。フォーのインスタント麺だけでも数十種類もあろうかというくらい豊富。その中からチキン味のものをどっさりと買い込みます。1個2200ドン(約15円)と、超安いお土産になりました。もちろんライスペーパーも売っています。

 そして意外に面白いのが、お菓子やナッツ類、タイでは見かけないものが多くて惹かれます。ココナッツミルク味のピーナッツは、おつまみに美味しそうなので自分用に。
 お土産には「ナッツせんべい」を買うことにしました。ピーナッツや黒ゴマ、スイカの種などが載ったおせんべいです。各種のナッツが楽しめますし、パッケージもちゃんとしていてお土産向きです。お試しということもあって、小さなものにしましたが、1袋5000ドン(約40円)と、これまた安い。
 他にもドライフルーツやエビの揚げせんべいなど、いろいろなベトナム菓子がありました。珍しいもの、美味しそうなものを探すのも、旅の楽しみのひとつですね。

 さて帰国後「ナッツせんべい」を食べてみました。甘過ぎず、軽い食感、心配していたクセもなくて食べやすい。これだと誰にも喜ばれるお菓子です。お土産屋や空港などでも売っていますから、ベトナム土産にいかがでしょうか。

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November 28, 2008

№970 空港閉鎖される

  スワンナプーム空港の出発口
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 27日夜、タイのソムチャイ首相は、反政府勢力「民主市民連合」が不法占拠しているスワンナプームとドンムアンの両空港に、非常事態宣言を発令しました。

 日本でも大きく報道されている通り、25日夜から各航空会社のフライトの欠航が相次ぎ、タイの空の玄関口であるスワンナプーム空港が閉鎖されたことで、帰国予定の旅行者やビジネスマンが足止めされています。

 新聞記事を読むと、タイ航空の福岡行きは、26日の深夜便から欠航しています。その夜、乗客は空港内で過ごし、次の夜も航空会社が手配したホテルで待機。中には陸路バスでカンボジアのシェムリアップまで移動して、ベトナム経由で関空行きの便に乗り継いで帰国する方もいるとか。考えただけで大変なことです。
 ただタイ周辺の空港まで移動したとしても、そこから日本へのチケットを入手するのが難しい状況のようですが。

 ちょうど先週からタイに行っていた知人に、安否についてメールを出したところ、無事帰国できたということで安心
しました。25日午前中の香港経由のキャセイ航空便で、同日夜福岡に到着したそうです。
 空港が占拠されたのが、その日の午後ですから、ぎりぎりだった訳で本当に運が良かったとしか言えません。それも欠航になった26日深夜のタイ航空と迷った末、疲れが少ない昼間便のキャセイにしたといいますから、なおさらです。

 これまでの首相府の占拠は、地域的にも限定的でその場に行かない限り、一般の観光客に具体的な影響が及ぶことはありませんでした。しかし、今回の騒動で多くの外国人が、直接迷惑や被害を被っています。
 そのため、たとえ空港が再開されても、長引く政情不安によって悪化していたタイのイメージが、決定的なダメージを受けたことは間違いないでしょう。

 昨年、タイを訪れた外国人は約1400万人、観光業はタイのGDPの6%にも達するほど大きな産業です。またスワンナプームの1日の利用者は10万人以上、運行が1日停止するだけで空港の損失額は5千万バーツに上るといいます。
 乾季で観光シーズンを迎えたタイですが、これだけの損失に止まらず、クリスマス休暇やお正月休みでタイを訪れる観光客が激減することが予想されます。

 1日も早く空港の閉鎖が解かれて、平穏さを取り戻すことを祈るばかりです。

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November 27, 2008

№969 ビンタイ市場はラビリンス

 フカひれやツバメの巣の高級食材
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 ホーチミン滞在の最終日、中華街チョロンを歩いた後、ビンタイ市場に寄ってみました。市中心部のベンタイン市場よりも、規模が大きいようです。
 観光客も多く訪れるベンタインに比べ、ビンタイは食料品をはじめ主に中華系の卸商品を扱う市場とのこと。地元の商店が仕入れに来るのだとか。

 正面左手の通路には、乾物などの食料品が棚一杯に積まれていて、フカひれやツバメの巣ばかりを扱う高級中華食材のお店がありました。形や大きさが違う姿のフカひれや、繊維状にほぐしたものなど様々です。
 箱にきれいに詰められたツバメの巣は、お椀状の形をしていて、白いものから少し色が付いているもの、そして深紅色のものまであります。
 それぞれ安価なものから高級品まであるのでしょうが、これ全部で一体いくら位するのか、見当もつきません。

 面白かったのが、市場の右手にある砂糖屋さん。紙袋を開いて山盛り並べられたカラフルな砂糖。白や薄いあめ色、濃い茶色と、たくさんの種類があって、何と鮮やかな黄色の砂糖もあります。それぞれ原料の違いなのでしょうが、黄色砂糖の原料って何でしょうね。
 甘い匂いに誘われて、小さな蜂が砂糖の山に群がっていても、店番のおばちゃん全然気に留めていません。こちらの方が気になってしまいます。
 
 明るい外から市場へ入ると、中は真っ暗。不気味な感じすらします。市場内はきちんと区画されているのですが、狭い通路と通路まで張り出すように並ぶ商品に圧倒されて、まるで迷路(ラビリンス)を歩いているようです。
 左手へ歩くとバッグやリュック売り場、さらにサンダルや靴の売り場へ。小さな商店が多く、サンダルがうず高く積まれています。かわいいサンダルを見つけて値段を尋ねると、12万ドン(約900円)。かわいいデザインなんですが、チープな作りにしては意外に高いようです。

 市場の奥の方は、日用雑貨のコーナーです。夜店やお土産屋で見かけるような、雑貨やアクセサリーなどが、所狭しと並んでいます。雑然とし過ぎて、とてもゆっくり見る気になりません。それに熱気と商品の多さに通路を歩いているだけで、クラクラしてきます。

 市場には中庭があるので、迷ってしまうことはありませんが、1時間もいるとすっかり疲れてしまいました。チョロンを歩いたせいもあるのですが、迷路の中をウロウロして、気疲れしたようです。
 流石に市場好きのわたしも、早々にホテルに引き上げて、シャワーを浴びることにします。気力と体力が必要なビンタイ市場でした。

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November 25, 2008

№968 高齢者に優しくない街バンコク

     チョンノンシー駅にて
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 11月18日、バンコク週報のメルマガに「バンコクは高齢者に優しくない街」という記事が目に留まりました。

 「タイ老人学研究開発協会(TGRI)は、バンコク都内のほとんどの公共施設・民間商業ビルなどが高齢者にとって使いづらい設計であるとして、関係者に改善を呼びかけている。

 調査は主に、標識、手すり、スロープ、優先駐車場の有無、歩道、階段、ドアの安全性などについて行われた。その結果、利用者の多いスカイトレイン(BTS)・地下鉄・鉄道駅などの交通施設や病院や郵便局なども高齢者に不親切な設計であることが判明したという。

 60歳以上の約35%が、トイレで転んだり階段から落ちたりするなどして負傷しているというが、TGRIでは、『建材や設計が改善されれば、このような事故は防止できる』と提言している。

 現在、60歳以上の高齢者人口は全体の10.7%、約670万人であるが、3年後には800万人に、2025年には1400万人に達することが予測されている。
 TGRIでは、 『誰もがいずれは高齢者となる。将来の自分のためにも、今から高齢者に優しい街づくりを広めよう』と呼びかけている」。

 一度でもバンコクを訪れたことがある方は、「バリヤーフリーとは程遠い街だ」と、上記のような調査を待たないまでも気づくことです。そしてバンコクでロングステイをなさっている日本人シニア、あるいはロングステイの下見や体験をした方から、幾度となく聞いたことでもあります。
 段差がありデコボコの歩道、スロープなんかありません。わたしだって歩きにくい。そして道路の横断は、歩道橋が多いので苦労します。
 とりわけ悪評なのが、BTSの駅の上り下り。かなりの高さのホームまで階段を登っていくのは、高齢者にとってかなりの負担です。エスカレーターの設置箇所は少なく、日本の鉄道駅では当たり前のエレベーターなんて、見たことがありません。比較的新しい地下鉄は、エスカレーターがありますが、BTSは体力が弱っている高齢者には不向きです。せっかくの公共交通機関であっても、高齢者には優しくないのです。

 日本人にとっては今頃という記事ですが、ようやくタイも高齢社会へ向おうとしている証でもあります。日本の高齢化率(65歳以上)は、現在20%を超え年々上昇していますが、タイも急速に高齢化が進展しているようです。
 今後バリアフリー化が進み、シニアにとって優しい街になって欲しいものですね。

 バンコク週報のHP
 http://www.bangkokshuho.com/

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November 23, 2008

№967 ロティの朝食

  生地を薄く延ばして鉄板で焼く
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 ペナンの4つ星ホテル「ベイビュー・ホテル・ジョージタウン」、スーペリアクラスでも部屋が広く、快適な滞在を楽しめました。宿泊料金は、ネット予約のプロモーション価格で、1泊朝食付き170RM(約5600円)とリーズナブル。

 さて、ホテルステイの楽しみのひとつが、朝食ですが、朝6時半からオープンしているレストランへ行くと、早くからチャイニーズ系の団体客で混み合っています。ツアーの出発時間が早いからでしょう。
 オレンジジュースのグラスを持って、外のテラス席を確保します。ビュッフェスタイルの料理は、宿泊客に合わせてやはり中華料理が多く、2~3品食べてみましたが、それほど美味しくありません。そこでサラダやフルーツを中心にお皿に取って、再びテーブルに戻ります。

 テラス席の外を見ると、ちょうどコックさんが「オムレツとロティ」をその場で焼き始めました。インド料理で朝食やおやつに食べられるロティですが、マレーシアでも一般的な料理です。
 つい他の宿泊客の列に釣られて並びました。前もって練った小麦粉のタネを1個ずつ、丸い石の台に載せてつぶして平たくし、油を付けては、両手で端を持って回しながら薄く延ばして行きます。ピザの生地のようでもありますが、台が透けるほど薄くしてもなかなか破れません。十分に薄くなったところで、四角に折り畳んでは次々に鉄板で焼いていきます。見ていると、なかなか面白いものです。

 焼き上がったロティを1枚もらって、付け合せの豆カレーと一緒にいただきました。もっちりと柔らかい食感で香ばしく、マイルドな豆カレーと良く合います。ボリュームはありますが、そんなに重たくないので朝食にはピッタリです。
 マレーシアならではのロティの朝食。明日からはオムレツと交互に焼いてもらって、熱々のロティを楽しむことにしましょう。

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November 21, 2008

№966 バンコクでの手術 その2

     クロントイ市場にて  
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その2
 病気の話は、今回初めて伺った次第。お会いした時は、手術後1ヶ月半ほどでしたが、少し痩せられたものの元気なご様子に安心しました。お好きなアルコールは控えられていて、食事をご一緒しながら体験を語っていただきました。

 「タイの医療技術は、日本と同じレベルだとしても、海外で受診することに不安感がありますね。日本の病院で診察を受けていればどうであったか、早期に見つけられていたか? という思いが残ります」。
 
 「まず、専門ドクターの能力の問題です。せっかくCTスキャンなどの最先端の機器で検査をしても、その結果を解読する能力がどうなのか疑問です。A,B病院ともに約4ヶ月間、この間も血尿が続いているにもかかわらず、なかなか原因が掴めなかったのですから」。

 「もう一つは、言葉の問題です。病院を選ぶ時に日本語のできる医師がいるか、通訳要員が多いかで選びます。今回もメインの受診科は、日本語のできる医師がいることを確認して決めています。日本の医学部卒のドクターで、もちろん日本語でやりとりできました。
 しかし日本語が出来ない医師とは、通訳を介しても言いたいことや内容がどうしても正確に伝わっていない。また細かなところやニュアンスが違っている。そんなもどかしさを感じます。
 このような意味で、日本と医療技術以外の問題もありますね」とSさん。

 バンコクの医療事情について、実体験に基づく貴重な話を伺えました。一日も早く体力を回復されて、順調なタイでのロングステイを継続していただきたいものです。

 さて予想外の海外での手術、「自分は大丈夫だろう」と思っていても、誰しもその可能性がある訳です。バンコクではなく、帰国して検査・手術を受ける方もいらっしゃるでしょう。
 しかしいずれにしても、Sさんのように海外旅行傷害保険に加入するなど、病気やケガ等、万が一への備えが必須であることを改めて実感した次第です。 

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November 19, 2008

№965 バンコクでの手術

     シーロム通り界隈
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 08年8月、1年ぶりにSさん(65歳)に再会し、近況を伺いました。前滞在地のポーランドから、この10月でバンコクでのロングステイが3年を迎えるSさん夫妻です。
 奥さんの持病のリユーマチは、治療薬の副作用のために中途で服用を止めました。しかし、暖かいバンコクの気候が合ったのか症状が改善し、今年2月には2泊3日のアンコールワットの旅を楽しまれたとか。

 奥さんが健康を取り戻し、旅行も楽しめるほど順調なロングステイでしたが、昨年11月頃からSさんは体調を崩します。原因不明の血尿が続いたのです。
 4ヶ月半、A総合病院で受診し、精密検査(2日間の検査入院で12.3万B)を受けましたが、結局その原因は分からず仕舞い(総計17.4万B、@3.4、約59万円)。
 
 3月末にB病院へ転院し、7月初旬まで再検査しても原因が見つからず、7月中旬にCTスキャン検査をしたところ、左の腎臓に腫瘍があることが判明したのです。そして即座に、同病院で腎臓と尿管の摘出手術を受けることになりました。
 手術前検査、手術と10日間の入院で、費用は30万B(@3.17、約95万円)。B病院での総計(36.6万B、116万円)。これらの検査費用と医療費は、すべて日本の海外旅行傷害保険で対応できたそうです。
 また、再発予防のために抗がん剤の投与を始め、10月末まで続けました。この費用が35.2万B(約112万円)。なお、抗がん剤投与の治療費の一部は、旅行傷害保険の有効期間180日を超えたため、自己負担になったとのこと。
  
 今回の治療費の総計は、保険、自己負担ともで89.2万B(約287万円)ということです。
 手術後しばらくして、毎日歩いてリハビリを続けていらっしゃいましたが、現在は普通の生活に戻られています。

つづく

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November 17, 2008

№964 エアアジア、サーチャージを撤廃

    タイ・サムイ島の上空
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 タイを訪れる日本人旅行客が減少しています。長引く政情不安に伴う治安の心配が大きな要因になっていますが、さらに、最近までの原油高に伴う燃油サーチャージの高騰が拍車をかけていたことは相違ありません。

 11月12日配信のバンコク週報のメルマガに「エアアジア、燃油サーチャージを撤廃」という見出しが載っていました。早速、同紙のHPでその記事を読んでみると。
「原油価格の下落を受け、東南アジア最大の格安航空会社『エアアジア・グループ』は、11月11日から燃油サーチャージの完全撤廃に踏み切った。
 7月には1バレルあたり150米ドルまでに達した原油価格だが、現在は60米ドル前後にまで下がっている。これに伴って、航空各社は既に燃油サーチャージの引き下げを実施しているが、完全撤廃をしたのはエアーアジアが世界初となった」。

 さらに10日には、タイ国際航空の記事も。
「原油価格の値下がりを受けて、タイ国際航空が燃油サーチャージの更なる引き下げに踏み切った。
 11月7日から、バンコク発ハノイ、ビエンチャン、ラングーン行きの燃油サーチャージは、片道41米ドルが25米ドルに、ソウルと東京行きについては135米ドルが95米ドルに、パリ、ロンドンなどの長距離フライトに関しては215米ドルが149米ドルと、それぞれ30%前後下がった」。

 そもそも「燃油サーチャージとは何か?」を調べてみると、
 「燃油サーチャージとは、原油の高騰に伴って、航空会社の企業努力で吸収しきれない燃油価格の一部を、乗客が負担する追加運賃のことです。
 本来であれば、燃料経費は航空運賃に含まれるものですが、燃油価格の激しい変動に対応するため、また利用者に分かりやすく提示するために、通常の航空運賃とは別に徴収されるものです」。

 そして「燃油サーチャージ額は、原則として四半期ごとに見直しを行い、その改訂基準となる燃油価格は、直近3ヶ月間のシンガポール・ジェット燃料市況価格の平均を用いる。同価格が、1バレル当たり45米ドルを下回った場合には、当運賃は廃止となる 」とあります。

 燃油サーチャージ額は、原油価格に直接連動している訳ではなく、シンガポールでのジェット燃料市況価格を基準にしていることが分かりました。ちなみに10月末には、約80米ドル/バレルと、今年7月初めの180米ドル/バレルと比べると、半分以下まで値下がりしています。
 まだ廃止基準の45米ドルには及びませんが、今回の記事にあるように、航空各社がサーチャージ額の値下げを順次実施することでしょう。最近の円高をバックに、燃油サーチャージの負担減を追い風にして、タイを訪問する日本人客が回復することを願いたいものです。

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November 15, 2008

№963 バトゥ・フェリンギのビーチ

  ロケーションが素晴らしいビーチ
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 ペナン島北部のリゾート「バトゥ・フェリンギ」のビーチ、高台のコンドミニアムからの眺望があまりに美しかったので、実際に歩いてみることにしました。ロングステイ取材関連で、ビーチリゾートに来たのは初めてのこと。
 
 バトゥ・フェリンギは、マラッカ海峡に面した高級ホテルやコンドミニアムが立ち並ぶエリアです。遠くからはエメラルド色に輝いて見えた海水は、近くで見ると少し濁っていて綺麗とはいえません。しかし、マレー系やチャイニーズの地元の家族連れなどが、泳ぐというよりも波打ち際で水遊びをしています。イスラム圏ということもあってか、水着姿は少ないのが面白い。
 沖合いでは水上バイクやバナナボートを楽しむ人たち、そして上空にはパラセーリングが舞っていて、いかにも南国のリゾートの雰囲気です。
 そして、右手遠くにはマレーシア本土の高い山、左手には豊かな緑の岬が望めて、ロケーションはなかなかのもの。水さえ綺麗だったら最高なんですが・・・

 日本のそれに似て白くて細かな粒子の砂浜は、水辺はしっかりと締まり、遠ざかるにしたがって靴が沈み込んでしまうくらい柔らかい。その白砂の上を、観光客を乗せて馬がゆったりと曳かれて歩いていく姿が、どこか庶民的で長閑な光景です。
 ビーチ沿いにヤシの木は少ないものの、緑が多く涼しげな木陰を作っていて、その中に海の家のような休憩所や食堂、売店も並んでいます。近くのモスクからコーランが流れてくるのもペナンならでは。いかにもエスニックなビーチです。

 さて、このエリアから移動して「グランド・プラザ・パークロイヤル・ペナン」に寄ってみました。バトゥ・フェリンギのほぼ中心、ビーチフロントに建つ高級ホテルです。
 ロビーは開放的なオープンエア、そのままプールサイドへ抜けると、大半が欧米系の白人、それにチャイニーズが、海ではなく綺麗な水のプールの方で泳いでいます。やはり濁った海を敬遠しているでしょう。ホテルの敷地内から直接ビーチに出られるのですが、浜辺には滞在客らしき人は見かけません。
 ヤシの木が生い茂るトロピカルな庭園には東屋があったり、手入れが行き届いた芝生には白いサンデッキが並び、滞在客が思い思いに過ごしています。先ほどの砂浜とは異なって、いかにも高級リゾートの佇まいです。
 
 地元の人たちで賑わうエスニックなビーチと、プールで泳ぐ白人客中心の高級リゾートホテル。対照的な過ごし方が同居するバトゥ・フェリンギのビーチでした。

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November 13, 2008

№962 ペナンのスーパー事情

 品揃えのよいスーパー「GIANTS」
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 海外ロングステイする場合、食料品や生活用品の買い物は、重要な問題です。そこでペナン・ジョージタウン市内にある地元のスーパーマーケット「GIANTS」をのぞいてみました。

 9月1日(月)は独立記念日の振替休日で、お昼の時間帯でも買い物客で賑わっています。肉や魚、野菜、果物などの生鮮、そして一般の食料品も品揃いは良いようです。
 お酒のコーナーもあって、ビールやワインが日本並みの価格で売られていました。アンカーの缶ビールが4.69RM(150円)。オーストラリア産の赤ワインが32.99RM(約1100円)といったところ。コンビニのビールの価格より安いものの、物価水準から考えると高いようですね。 

 気になるのが日本の食材ですが、醤油などの調味料を含めてかなりの数のアイテムが揃っています。価格を調べてみると、キッコーマン醤油(600ml)が11.49RM、ポン酢(小)9.39RM、キューピーマヨネーズ(500g)13.59RM、バーモントカレー(250g)15.89RMと、やはりどれも割高でしょうか。一方、インスタントラーメンの「出前一丁」(5袋入り)は、7.29RM(240円)とお安い。

 忘れずに「お米」もチェックしないといけません。ほとんどがタイ米のようなインディカ米、価格は14~30RM/5㎏が中心です。やっと1種類「SUMO」というジャポニカ米を見つけました。49.99RM/5㎏(約1650円)とインディカ米の約2倍もします。これだと日本と同等か、少し安目というくらいですか。
 価格の高い日本食材が多いですが、ロングステイヤーにとってなくてはならないのが、地元のスーパーなのです。 

 さて、ここでお土産を買うことにしました。キャメロン・ハイランド産の紅茶「BOH Tea」の缶入り(10.49RM)です。バンコク同様、スーパーはお土産を買うのも便利なところでもあります。

 ※ 最近は円高傾向ですが、ここでは08年8月末の為替レート33円/RMとして計算しています。

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November 11, 2008

№961 海外ローミングは緊急用

  エアアジア機 ペナン空港にて
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 海外でも便利なのが携帯電話。長期滞在する方には、現地で買った方が通信料が安いと聞きます。しかし1週間程度の旅行なので、いつも日本の携帯電話の海外ローミングを利用しています。ただし通信料が高いのが欠点です。

 ドコモの旧型携帯だったので、これまではレンタル機を使っていましたが、毎回のレンタル料と保険料もバカになりません。気に入った機種が発売になったこともあって、この8月のバンコク・ペナン行き前にローミング機能付きの新機種に買い換えました。
 新機種は、長時間電池が持つのでびっくりです。レンタル機は、すぐに充電しないといけなかったのが、深夜電源を切っておくと1週間も持続。200Vのペナンでも変圧器は必要ありませんでした。
 
 海外ローミング機能の携帯は、現地で電源を入れると、すぐに通話やメールもできるから便利です。帰国後も特別な操作や設定も必要ありません。日本からの通話やメールも、そのまま受信します。
 しかしです。便利だからといって日本と同じ感覚で通話したり、メールを送受信していると、後日高額な請求書が届くことになりかねませんので、注意が必要です。海外では、発信だけでなく着信の通信料も、こちらの負担になるのですから。ちなみにタイの場合、日本への発信は1分間で175円、着信にも155円も課金されます。パケット通信も同様に有料で、パケ放題は海外では適用されませんので、ご注意を。

 わたしの場合、海外ローミングは基本的に緊急用です。受信メールは自動ではなく選択受信に設定して、誰から来たのか、急ぎの用件なのかを判断してから受信します。急用でなさそうならば、毎日ネットカフェに通いますので、送信した相手にパソコンからWebメールを送るようにしています。これで十分に間に合います。
 電話の着信も相手によって判断すればいいですし、出発前に留守番電話の設定も可能です。
 タイ国内の通話(携帯では75円/分)も、できるだけ公衆電話やホテルから掛けるようにしています。

 これでは何のための携帯かと思われるでしょうが、やはり高額な通信料はかないませんから。それでも電源を入れるだけで日本といつでも連絡ができる安心感は代えがたいものです。

 海外ローミング、くれぐれも使い過ぎにはご用心ということで。

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November 09, 2008

№960 ラオスの食堂でベトナム・フォー

   付け野菜たっぷりのフォー
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 ラオス・ルアンパバーン滞在2日目。早朝の托鉢を体験した後、川霧が立つメコン沿いを散歩したり、元王宮横の朝市を物珍しげにぶらぶらと。途中でテイクアウトしたフランスパンのオープンサンドを、ゲストハウスの中庭でいただく頃には、時刻は早くも9時になろうとしています。

 遅めの朝食を済ませると身支度を整え、さぁ市内観光へ出発です。といってもこじんまりした市街を歩いて回るだけなんですが。
 まず、かっての王宮だった国立博物館を見学し、「黄金の国」の壁のレリーフがひと際美しいワットマイへ。ルアンパバーンの主な観光スポットを堪能した後は、メインストリートのシーサワンウォン通りからプーシーの丘をぐるっと1周するコースを歩くことにしました。

 朝晩は少し寒さを感じるほどでしたが、11時も過ぎるとすぐに汗が吹き出すくらい暑いのです。気温30度を超えているに違いありません。お坊さんもカラフルな日傘を差して歩いています。
 情報誌「DACO」に紹介されているベトナム人の女将さんが切り盛りする食堂に、休憩がてら寄りました。店先のパラソル付きのテーブルに座って、ビアラオを注文します。あまりお腹は減っていないのですが、せっかくなのでベトナム麺のフォーも。

 隣のテーブルでは、観光に来たらしいチャイニーズの大学生2人が、フランスパンのサンドウィッチを注文し、後ろのテーブルでは、フランス人カップルが地元の汁麺を食べています。女主人はベトナム人、それにわたし。庶民的な食堂にしてはインターナショナルです。

 渇いた喉をビアラオで潤していると、フォーが運ばれてきました。生のトマトとオニオンのスライスがトッピングされ、付け合せ野菜にクレソン、春菊、もやしなど、それにライムと赤唐辛子も皿に盛られています。これらを丼に入れると、ほとんど麺の存在感が無くなって、もう「野菜麺」と言った方がいいくらい。
 さっぱり味のスープとシャキシャキした野菜が合って、揚げニンニクがアクセントになっています。美味しく完食。

 食べている間にも地元の人たちが、次々にフランスパンのオープンサンドをランチ用に買いにやって来ます。もう一度パンを炭火で炙ってパリパリにしてからサンドウィッチにするのです。ここのも美味しそうなので、チキンサンドをテイクアウトすることに。これでお勘定は、3万2千キープ(約400円)でした。

 さてお腹も一杯になったところで、ゲストハウスに帰ったらお昼寝でもしましょうか。

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November 07, 2008

№959 ビールが高いマレーシア

コンビニで買ってきた2種類のビール
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 ペナンのホテルにチェックインして、すぐに周辺を散策しました。初めての街の土地勘をつかむことと、ネットカフェやコンビニの場所を確認するためでもあります。
 ネットカフェはなかなか見つからずに苦労することになるのですが、 「ハッピーマート」という地元のコンビニを見つけて入りました。お馴染みの「セブンイレブン」もあります。

 お目当てはビールです。メジャーブランドの「タイガー」や「ハイネケン」が並んでいますが、缶ビールで7.2~8.5RM(約235~280円)もします。ペナンはイスラム圏ということで、予想していたとはいえ、それでも高い!
 もともとタイの「ビアシン」やラオスの「ビアラオ」のような、独自のブランドがないマレーシア半島。どこの銘柄か分からないけど、価格の安い「JAZ」と「SKOL」を買うことにしました。それぞれ6.5RM(約215円)、6.9RM(約228円)です。あんまりビールが高いので、ジンの小瓶(8.6RM)も1本。 

 「JAZ」の度数は5.5%、ライトでドライな味わい。クセがなくて飲みやすいので、暑い時には水の代わりに飲めそうな感じです。
 一方の「SKOL」は“スーパー”というアルコール度数が高いタイプのビールで、なんと9%もあります。きっとアルコールを加えているのでしょう。飲み口も濃厚で強い。ビールというよりも「発泡焼酎」といった方がいいくらい。度数が9%もあると、はっきり言って「ビールとしてはまずい!」。
 こういうストロングタイプのビールを数種類見かけましたので、マレーシアではそこそこ人気があるのかしら? 日本では売れないこと、間違いありません。まあそれでも、海外で地元のビールを味わうのも、旅の楽しみなんですけどね。

 日本より高いビールの価格。ビール好きのわたしにとって、ペナンで生活するとなると辛いところですね。ただロングステイヤーの方の話によると、安く入手できるルートがあるそうですが

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November 05, 2008

№958 コムタの絶景展望室

     夕暮れ時の旧市街
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 ペナン・ジョージタウンのランドマークといえば、60階建てビルの「コムタ」。市内の至る所から、その円柱形の姿を遠望できるので、土地不案内の観光客にとっても自分がどの辺りにいるのか、ほぼ正確に掴むことができます。

 最上階には中華料理店と展望室があって、標高692mのペナン・ヒルとともにビューポイントとしても有名です。まだ日没には間があるので、展望室に上がってみることにしました。

 コムタの1階周辺は、バスターミナルやショッピングモールになっているのですが、どこにエレベーターがあるのか分かりません。探し当てるどころか、迷宮のようなモールの中で迷ってしまいそうです。方向感覚も無くなってしまいます。そこで一旦建物の外に出て、地図で位置関係を確かめながら、もう一度コムタのエレベーターホールを目指します。
 遠くからは良い目印になるコムタですが、その直下ではなかなかエレベーターホールに辿り着きません。まさに“灯台下暗し”とは、このことです。

 やっとのことでエレベーターを見つけて60階へ。この日はちょうど8月31日、マレーシアの独立記念日ということもあって、夕食を中華料理店でというチャイニーズの家族連れでエレベーターは一杯です。中華料理店とは反対側の小さな土産物屋の受付で名簿に記帳し、入場料15RM(約500円)を支払います。少々高い料金と思いつつも、せっかく来たので仕方ありません。
 
 殺風景な展望室ですが、一周ぐるり歩いて回れるので360度の展望が楽しめ、なかなかの眺望です。ちょうどペナン・ヒルの山際に夕日が沈もうとしていて、雲が少し朱に染まり、街並みがセピア色に暮れなずみ始めています。
 南の方角を見ると、ペナンブリッジが本土と結んでいて、狭い海峡を航行する貨物船、上空には空港から飛び立ち上昇を続ける飛行機の姿が。そして南北にマレーシア半島が延び、本土側のバタワースの街や港湾施設が望めます。

 眼下には、最近世界遺産に登録された旧市街が広がっていて、その低い家並みの屋根の色がモザイク模様のようで美しい。明日ゆっくり歩いてみることにしましょう。
 北西方向はガーニードライブの海岸線です。海面は残照を受けてまだ白く反射していますが、陸地の高層のコンドミニアム群は、シルエットのように黒い影になりつつあります。

 2回ほど展望室をゆっくりと回り、刻々と変化する夕景を眺めていました。時間帯によって色々な景色を楽しめるコムタの展望室、記念に一度はいいのではないでしょうか。

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November 03, 2008

№957 ベトナムでコーヒー

  フルーツと一緒もベトナム流?
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 ベトナムは、知る人ぞ知るコーヒー豆の一大生産地。生産高はブラジルに次いで第2位です。
 ホーチミン市内には「ハイランズ・コーヒー」をはじめ、お洒落なカフェをたくさん見かけますし、ベンタイン市場内にはコーヒー豆をその場で挽いてくれる専門店もあります。ここで、お土産用にコーヒー豆を買い求めました。
 また手軽にドリップ・コーヒーを入れられるアルミフィルターが、山のように売られていますから、いかにコーヒーがベトナムの人々に根付いているのか、よく分かります。

 ホテルの朝食に出たコーヒーは、香ばしくて苦味がありません。タイのコーヒーとは一味違います。コンデンスミルクをたっぷり入れるのが“ベトナム流”ですが、入れ過ぎると、甘くて濃い目のコーヒー牛乳のようになってしまうので要注意。ミルク控えめのコーヒーは、パリパリ、サクサクのフランスパンにとっても合います。コーヒーとバケットをお代わりしては、朝から幸せな気分に浸ります。

 普段あまりコーヒーを飲まないんですが、やはり本場の味を試さない訳にはいきません。老舗コーヒーブランドが経営しているという、ベンタイン市場すぐ横の「PLシャトー」に入ってみました。
 注文したのはカプチーノ(1.8万ドン、当時約140円)。大き目のカップに泡がこんもりと盛り上がり、シナモンが振りかけられて出てきました。泡を口の周りに付けながらいただくと、さすがに専門店なかなかいけます。少し濃い目ですが、シナモンが効いていて大人の味です。
 買い物の休憩と、折から振り出したスコールの雨宿りを兼ねて、美味しいベトナムコーヒーを味わえたひと時になりました。

 コーヒー好きな方は観光やショッピングと一緒に、カフェ巡りというのもいいかもしれませんね。

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November 01, 2008

№956 定宿のカップル

       ソイ11界隈
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 スクンビット通りソイ11にある「スイスパークホテル」が、バンコクでの定宿です。BTSナナ駅がすぐ近くで、何より移動に便利なのが一番の理由。 
 部屋は至ってシンプルですが、清潔感があってNHKの衛星放送も見られますし、設備の面では問題ありません。宿泊料金もリーズナブル。ブッフェスタイルの朝食も平均的なレベルながら、麺類をお好みで作ってくれるのが、お気に入りです。
 年2回の利用でも、ホテルのスタッフは、もう顔馴染み。声を掛けてくれたり、気を遣ってくれるもの嬉しいサービスです。
 また、早朝から開いているネットカフェやスーパーマーケット、マッサージ店などもホテル周辺にあって大変便利なのも、気に入っています。

 など等、ひとりで滞在するには、必要な条件が一通り整っています。贅沢を言えばキリがありませんが、いつも快適な滞在です。

 ところが、時々気になるのが、朝食の時に年齢が違い過ぎるカップル、大体欧米人シニアとタイ人の若い女性が、一緒に食事をする姿です。初めの頃は気に留めていませんでしたが、何度か遭遇するとやはり気になります。
 宿泊客は、欧米人の若者や家族連れや中華系のツアー客、日本人だとビジネスマンや長期出張者といったところが主体なので、「年の差」カップルはどうしても目立ってしまいます。

 結局、わたしが事情に疎いだけというのが後日分かったのですが、ナナ周辺はゴーゴーバーや飲み屋が軒を連ねるバンコクでも有数の歓楽街。そこで出会う即席のカップルの“御用達ホテル”がいくつかあって、スイスパークもその一つだったのです。そんなカップルがお泊りして、仲良く朝食をしていたという訳です。
 これまでフロントやエレベーターなどで、あまり見かけたことがなかったので、長いこと気づきませんでした。

 それ以来、深夜隣の部屋は何する人ぞと気になりますが、今のところ被害に遭ったことはありません。

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