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January 31, 2009

№1003 「バンコクの新居完成」 その2

   高層ビル群の中のプール
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その2 
 Mさんは、コンドミニアムの第1号の入居者だったそうで、その状況について詳しい話を伺いました。
 「バンコクの開発業者から、完成したとの連絡を受けたので、6月末に訪タイしましたが、日本人の感覚としては、まだ未完成の状態でした。全館完成していると思っていたら、最上階は工事中で、ジムもまだ使えない。工事関係者が常時出入りするので騒々しいし、数機あるエレベーターも満足に使用できませんでした」

 「息子さん家族にも手伝いに来てもらって、内装工事やら住めるようにするまでの1ヶ月間は、近くのサービスアパートに滞在していました。やっと入居できたのが、7月27日のことです。
 それから日用品から家具や家電製品に至るまで、一から全部揃えました。ようやく最近、落ち着いてきたところです。
 本当にタイへの熱意が冷めてしまうほど大変で、この2ヶ月間、観光どころではありませんでした」とMさん。
 
 
 「その他に困ったことは、契約に関わる連絡や交渉についての問題です。例えばこんなことがありました。
 コンドミニアムの契約金額は、頭金3分の1、完成時に残り3分の2という取り決めでした。当初送金については、円または米ドルの外貨建てと言われていたのに、実際にはバーツ建てでもよかったのです。通貨の種類によって、こちらの資金繰りの予定が大きく狂ってしまいます。
 こんな具合にやりとりがスムーズではない上に、担当者が代わると話がつながらなるし、新しい担当者もすぐに言い訳をする。あるいは時間を守らないのも平気といった、タイ人気質にストレスが溜まることも多かったですね」

 「それに、新居の引渡し交渉から登記手続き、またバーツ建ての銀行預金など、すべてタイ語ですから、専門家に依頼しないと個人では難しいと感じました。やはり海外での不動産購入は大変です」
 しかし「契約から3年かかって、ようやく入居できました。色々なトラブルはあったものの、開発業者が倒産することもなく、無事引渡しを受けられたので、ホッとした部分もあります」

 「この2ヶ月、入居手続きに明け暮れましたが、次回からはゆっくり過ごしたいと思います。これまでと同様日本とタイを行き来するスタイルで、1~2ヶ月程の滞在を少なくても年2回、予定しています。1年単位の長期ステイは考えていません」
 
 Mさんはこれまで、バンコクでの滞在にはサービスアパートを利用してきましたが、今後はこのコンドミニアムがロングステイの拠点になる訳です。食料品などのお買い物は、アクセスの良さを生かしてBTSでサイアム・パラゴンのスーパーマーケットまで出掛けられるとか。

 お話を伺った3日後には、もう福岡に帰られるということでしたが、次回からは快適なバンコク・ライフを楽しんでいただきたいものです。

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January 29, 2009

№1002 バンコクの新居完成

  落ち着いた雰囲気のリビング
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 08年8月下旬、このブログの№37・38に登場していただいたMさん(64歳)と、バンコクで久しぶりに再会しました。福岡在住のMさんとは、もちろん福岡でお会いする機会が多いのですが、バンコクでは初めてのこと。

 というのも、かねてより購入されていたコンドミニアムが完成し、引渡しを受けるため6月末から訪タイしているMさんを、新居に訪問させていただくことになったからです。しかし、ようやく新居に生活用品や家具などを揃えられたばかりで、慌しい時期にお邪魔してしまいました。

 場所は、シーロムエリアのBTS駅前に聳え立つ高層コンドミニアム。駅の階段を降りると目の前ですから、アクセスの良さは申し分ありません。
 立派なロビーにはスタッフが常駐し、来客や入居者の対応などホテルと同じようなサービスが提供され、セキュリティも万全のようです。館内にはプールやスポーツジム、子どもの遊戯具も完備していて、設備面でもホテル並み。バンコク中心部の高層ビル群を眺めながら、汗を流すことができる贅沢な環境です。

 Mさんのお宅は、30数階建ての15階にあります。エレベーターの階数表示には13・14階がありませんので、実際は何階建てなのか、よく分かりません。
 間取りは2ベッドルーム、2バスルームにリビングダイニング、広さは90㎡ちょっと。大理石の床と落ち着いた色調の内装が、より高級感を醸し出しています。冷蔵庫、オーブン、電子レンジは備え付け。木目の大きなキッチン収納を備えた台所は、広くて使いやすそうです。
 しかし壁紙は、自分の好みで選べるものの、自費で施工しないといけません。それに室内の仕上げが、細かな所で雑なところも気になるとおっしゃいます。
 管理費は2年分の先払い。日本のマンションと同程度の費用で、他に電気、水道料金が必要です。ちなみにガスは、電磁調理器のため使用していません。

つづく

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January 27, 2009

№1001 「観光客 タイへ呼び戻せ」

  TGのエアバス 福岡空港にて
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 1月25日の西日本新聞の記事からです。

 今月22日、タイ観光庁は日本から新聞や雑誌の記者ら約20人を招いて、バンコクで観光セミナーを開いた。「観光地の現状を知ってもらい、危ないという誤解を解く」狙いだ。

 タイを訪れる外国人旅行客は2003年以降、増加傾向にあったが、昨年は一転。首相府占拠などのイメージダウンで減少し、11月のバンコク国際空港閉鎖で決定的になった。タイ中央銀行の試算では、空港占拠の損害だけで約2900億バーツ(約7500億円)。今年の外国人旅行客は景気低迷の余波も重なり、減少した昨年よりもさらに9%減と見込む。
 タイ観光業界にとって日本人は重要な顧客だ。07年の国別旅行者数では、マレーシアに次いで2番目の124万人。観光ばかりでなく、日系企業の出張も多い。

 影響をいかに最小限にとどめるかは業界の死活問題。高級ホテルを中心に割引合戦の様相を呈し、7割、8割引きも登場した。
 名門ホテル「デシュタニ」は通常14000Bのジュニアスイートの部屋を6500Bに割り引き、さらに2泊すれば3泊目は無料のサービスを加えた。

 バンコクの日系旅行代理店によると、バンコク-福岡線の航空券は昨年の通常シーズンに37500Bで販売した時期もあったが、現在は20000B程度で入手できる。日本でも同様に安くなっている。
 この代理店は「円高のうえ航空券、ホテルとも安いので、旅慣れたリピーターは年明けから戻りつつある」と指摘。航空会社の担当者も「ゴールデンウィークには平年並みに戻したい」と期待している。
 ただ、問題はツアーや研修旅行といった大口客。どんなに低価格でも、「タイ=危ない」というイメージを拭わないと回復にはつながらない。 (以上抜粋)


 年末年始、バンコク-福岡線の乗客は少なくて、まだまだ乗客数が回復していないと聞きます。タイ国際航空は週7便から4便へと減便したまま。
 JTBのHPを見ると、タイ国際航空のバンコク往復チケットが45000円ほどとそんなに高くありませんし、1月から燃油サーチャージが、約9400円と大幅に引き下げられています。ひと頃は3万3千円もしていたことを考えると、随分行きやすくなったことは事実です。そして最近の円高も追い風に。
 
 しかしです、また空港が閉鎖されて帰国できないかも、つまり「タイ=危ない」というイメージが払拭できないのも事実で、私も次回の計画を躊躇しています。一日も早く「タイは安全」というイメージを回復できることを期待したいものです。

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January 25, 2009

№1000 祝1000回

    太宰府天満宮の紅梅
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 昨日から福岡は雪模様。今朝起きてみると、屋根には10センチくらいの積雪があります。最低気温も-2度と、この冬一番の冷え込みで、そろそろ春が恋しい今日この頃です。

 さて、05年4月にブログをスタートして、今日で1000回を迎えました。期間にして約3年9ヶ月、累計のアクセス数もちょうどタイミングよく、50万に到達しました。
 これもひとえに読者の方に支えていただいたお陰だと感謝しています。毎日のアクセス数に一喜一憂しながらも、多くの方が読んでいただいてることをエネルギーにして、今日まで記事を書き続けられたと思っています。改めて御礼申し上げます。

 “やっと”いうか、“ようやく”というか、かなり時間が掛かったものの、無事に辿り着くことができました。初めは気楽にスタートしたのですが、1回1回の積み重ねと思うと、わたしなりに感慨深いものがあります。

 大学院で研究テーマにした海外ロングステイ。縁があってタイを対象に取材、調査を始めたのが6年前の03年のことでした。
 無事、修士論文を書き上げることができたのですが、それだけではもったいない。現地で取材したことや見聞を、ロングステイに関心がある方々に情報提供しようと始めたのが、このブログです。これまでにお会いしたロングステイヤーの方々やボランティア団体を紹介させていただきました。少しでも読者の方のお役に立てたのであれば、所期の目的を達成できたと思っています。
 
 しかしながら、6年間という短い間にもロングステイを取り巻く環境が変化していると感じます。それは日本とタイ両国の社会情勢に大きく関わっています。
 取材を始めた頃、盛んにマスコミに取り上げられようになっていた海外ロングステイ。団塊の世代を初めとするシニアが、リタイア後の人生を豊かに生きていくライフスタイルとして注目されました。つまりシニアの明るい第二の人生を具現化したものが、ロングステイだったのです。

 しかし、近頃の日本は年金問題や経済不況など、社会不安につながるニュースが多くなっています。これではなかなか明るい将来を描くことができませんし、思い切って行動することもしにくい世相です。タイについても、いつまた空港閉鎖されるかと政情不安の状況が長期化する中では、安心して出掛けられません。
 このように何かと個人の考え方も社会の見通しも悲観的になりやすい昨今ですが、明るく前向きに捉えたいものです。 

 これからもロングステイの動向を見守りながら、記事を書いていくつもりですので、今後ともよろしくお願いいたします。

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January 23, 2009

№999 №1の機内食

 紅白のカオニャオが嬉しい機内食
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 ラオス・ルアンパバーンからバンコクへ帰るフライト。郊外にある空港を飛び立ったPG946便は、右手にプーシーの丘や街並み、そしてメコンの流れを見下ろしながら、上昇していきます。次第に後方に遠ざかる街並みに名残を惜しみつつ・・・

 間もなく雲を抜けて何も見えなくなり、逆に眩しい陽が差込んでくるので、左側の座席に移動しました。70人乗りのATR機に、乗客は約20人と空いていて、ゆっくりと寛げてこんな時は助かります。

 離陸して約15分後、青い小さなトレイに載せられた機内食が運ばれてきました。ソーセージと玉子焼き、ソムタム、カオニャオ、それにパンケーキというシンプルなメニューですが、わたしにとってはご馳走です。というのも、毎晩通った屋台料理を思い出させてくれる味だったからです。

 ソーセージはクセやしつこさがなく、玉子焼きはほどよい塩味で、どちらもリオ・ビールに合います。ソムタムは、好き嫌いがないようにという配慮でしょう、辛くなくてサッパリしたサラダといった感じ。
 そして中でも嬉しかったのが、赤米と白米の2色のカオニャオ(蒸したもち米)です。機内食でカオニャオが出てきたのは、初めて。もちろん手で小さく取って口に運びます。ラオス独特の赤米のカオニャオ、懐かしさを噛みしめながら美味しくいただきました。

 帰りのフライトにラオス料理。素朴ですが、ルアンパバーンを旅した乗客にとっては、ありきたりなものよりも心配りが感じられるメニューです。これまでのバンコクエアウェイズのフライトで、一番嬉しい機内食でした。

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January 21, 2009

№998 ジャグジーでまったりと

    温泉気分のジャグジー
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 ペナンの宿泊先「ベイビューホテル・ジョージタウン」。部屋は広くて清潔、ロケーションもよくて、4泊5日の滞在を快適に過ごすことができました。

 市内を歩き回ってホテルに戻ったのが5時前、夕食を食べるにはまだ早過ぎます。そこでプールサイドにあるジャグジーに行ってみることにしました。実はインターネット予約した時から、同ホテルのHPに載っているジャグジーが気になっていたのです。
 部屋で水着に着替えて4階のプールへ。欧米人のカップルの先客がいましたが、その内に部屋へ戻ったので、ほぼ同時にやってきたチャイニーズのカップルとわたしの3人だけです。

 植栽に囲まれたジャグジーは、半円形の割合大きなもので、温めの湯に、強めのジェット水流。細かな気泡が吹き出していて、長く入っていられそう。汗を流すと同時にジェット水流を腰や背中に当てて、一日の疲れを癒します。丁度いい湯加減のジャグジーで、ゆったり、まったりと、気持ちがいい。まるで温泉につかっているようです。

 どのくらいの時間入っていたでしょうか、十分に体が暖まって、のぼせないうちに上がりました。そしてプールサイドのチェアに寝そべって、ガイドブックを眺めて明日のスケジュールを考えたり、読書や瞑想に耽ったりと、リラックス。
 ヤシの木の向こう側に、白亜のE&Oホテルが望める街中のプールですが、火照った体に、心地よい風が吹いてきて、気分は南国のビーチリゾートです。

 結局、プールには入らず仕舞い。ジャグジーにつかっては、チェアで横になる。2回ほど繰り返している内に、少しまどろんでしまいました。
 プールで泳ぐよりも、南国のジャグジーで温泉気分。なかなかいいものですよ。

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January 19, 2009

№997 ホテル近くのネットカフェ

   アンバサダーホテル界隈
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 バンコク・ナナ駅近くのスイスパークホテルが定宿ですが、滞在中は、アンバサダーホテルのアーケード内にあるネットカフェに行くのが、朝食後のお決まりになっています。早朝8時からのオープンなので、一日の行動前にメールチェックができて便利です。

 しかし、08年8月末、いつものようにこのカフェに行ってみると、もう8時45分だというのにクローズしたまま。以前にもスタッフが遅刻して来たことがありました。タイらしいといえばそれまでなのですが、まったくズボラな店です。
 いつ開店するか分からないのを待っていても仕方ありません。そこで近所を探してみたら、 「Villa Market」のすぐ横の路地で、営業中のネットカフェを発見。料金も同じ1分1バーツなので、入ることにしました。

 狭いけど小ぎれいな店内に数台のパソコン。いつものカフェよりもマシンは新しいし、椅子もゆったりできる黒の革張りタイプです。お店が路地にあるせいかお客が少なくて静か、そして冷房が適度に効いていて寒すぎず。こちらの方が快適に過ごせることが分かりました。
 その上、朝7時半から開いているといいますから、すごく助かります。なお夜は、深夜1時までの営業。

 それにしても、ずっと馴染みだったネットカフェが営業していなかったから、便利なお店を見つけることができたとは皮肉なものです・・・
 でも明日からは、こちらのカフェで決まりですね。

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January 17, 2009

№996 「チャン・ブダ」フルーツ

 初めて見た「チャン・ブダ」フルーツ
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 ジャックフルーツによく似た「チャン・ブダ」フルーツ。ペナン・ジョージタウンのチョーラスタ・マーケット周辺の果物屋に山盛りで売られていました。

 9月初め、楽しみにしていたドリアンは旬を過ぎてしまい、これからの時期、このチャン・ブダがシーズンなのだとか。初めてのフルーツ、好奇心も手伝って買ってみることにしました。
 形はやや小さくてデコボコしていますが、外見はジャックフルーツにそっくりです。一番の違いは、表面が赤みがかっていることでしょうか。

 果物屋のおやじさんに、美味しそうなものを1個、選んでもらいました。頭部を少しカットして中を見せてもらうと、よく熟した果肉が2つのぞいています。「よしOK!」の返事。
 量ってみると、ちょうど1㎏。値段は4RM(約130円)と、大きさの割には手頃です。
表面が硬いので、切れ目を入れてもらって、ホテルに持ち帰って食べることにします。楽しみです!

 ところが、このチャン・ブダ開けてみると、たった3つしか果肉が入っていませんでした。たまたま、その内の2つが見えていたのです。
 中身は硬い繊維質ばかりでスカスカ、何も実が入っていません。安かったからいいようなものの、中まで見たのに大ハズレです!

 たった3つの果肉は不味くはありませんが、熟れすぎていて全然ダメ。よほどジャックフルーツの方が美味しい。その上、繊維質に含まれるヤニが手にこびり付いてしまって、石鹸で何度洗ってもなかなか取れません。
 まったくついていません↓ しかし初めてのフルーツ、これも経験と諦めました。

 気を取り直して、この日の午後に行くトロピカルフルーツ園に期待することにしましょう。

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January 15, 2009

№995 デタム通り界隈

  ランチ時の路上の簡易食堂
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 ベトナム・ホーチミンの安宿街といえばデタム通り。世界中から若者やバックパッカーが集まってきます。
 参加したメコン川ツアーの集合場所が、TNKトラベルのデタム通り店ということで、少し離れたベンタイン市場近くのホテルまでピックアップしてもらった車で、案内してもらいました。

 デタム通りの同社の前には、各ツアーに参加する欧米系の若者で一杯です。この辺りのミニホテルやゲストハウスに滞在する観光客が多いようで、同じツアーで一緒になった日本人の大学生も、このエリアに宿泊しているとのこと。同社オフィスの上階もミニホテルです。

 賑やかな通りを見渡すと、軒を並べる小さなカフェや食堂で朝食をとる宿泊客たち。開店したばかりのみやげ物屋、そしてブイビエン通りとの交差点には、ホーチミンには珍しいコンビニもあります。
 他のエリアではあまり見つけられなかったインターネットカフェも多く、ツアー終了後に利用しました。料金は、1時間で6千ドン(約50円)と大変リーズナブル。安宿街の滞在客にとって、一通り必要なものが揃っていると言っていいでしょう。

 また、意外にお洒落なレストランもあって、最近はナイトスポットとしても注目されているらしく、夜のデタムも面白そうと思わせる街の雰囲気です。

 次回は、散策がてらゆっくりと歩いてみたいと思います。カフェでお茶をしたり、夜は「333ビール」でも飲みながら、通りを行き来する世界各国からの観光客をウォッチング。ハイソなドンコイ通りなどにはない、ホーチミンの別の顔を垣間見ることがでるでしょうから。

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January 13, 2009

№994 雨合羽携帯のバイク

渋滞の中追い越していくバイク軍団
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 ホーチミン名物といえば、やはりバイクでしょうか。洪水のように走る光景は、初めて訪れる者を驚かせるには十分です。
 バイクの流れは途切れることがありませんので、大きな道路を渡るのは一苦労します。途中で立ち止まらずに、バイクの合間を縫うようにして渡るのがコツ。道路を横断する時のドキドキ感は、ホーチミンならではと言っていいでしょう。

 タクシーから見るバイクは、車の間を巧みに追い越していきます。道路の端の方だけでなく、中央線寄りからもサッと抜き去りますから、運転する方も大変そう。何せ車よりも圧倒的に数が多いのですから、バイクの方が、道路の主役です。

 8月末のホーチミンは雨季、夕方から夜になると、毎晩のようにスコールがやってきます。空港までの往復とも、タクシーの中で滝のようなスコールに見舞われました。
 しかし、激しい雨の中でも逞しいのが、バイクの軍団です。降り出した時には見えなくなったバイクの姿ですが、またすぐに走り出します。
 「こんな雨の中、すごいな」とよく見ると、雨合羽を着て水しぶきを上げながら走っているのです。二人乗りでもちゃんと雨衣を着ています。いつ降り出すか分からないので、雨合羽を携帯している訳です。
 
 雨宿りした方がいいくらいのスコールでもお構いなし。しばらくすれば小降りになるので、それまで待てばいいのにと思うのは、わたしだけでしょうか?
 ホーチミンの市民にとっては、毎日のスコールなんて当り前のこと。気にすることでもないのだと、もう一度感心した次第です。

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January 11, 2009

№993 ビエンチャン・キッチン

   素朴なイサーン料理の数々
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 バンコクのスクンビット地区、BTSトンロー駅から歩いて10分ほどのところ(ソイ36)にある「ビエンチャン・キッチン」。店名からラオス料理かと思いましたが、タイ東北部イサーン料理の専門店です。ここにロングステイヤーの方に案内していただきました。

 民家を改造したという店内は、半分オープンエアでクーラーなし。高いテント風の屋根のせいもあってか、思ったより広くて2階席もあります。素朴なインテリアや店の造りは、いかにも田舎家の雰囲気。外国人観光客向けといった店構えです。
 そして1階には赤い絨毯が引かれたステージがあり、伝統音楽の生演奏やタイ舞踊が楽しめるとか。

 1階のテーブル席に案内されました。注文したのは、ガイヤーン(地鶏の炭火焼)、ソムタム(青パパイヤサラダ)、カオニャオ(蒸したもち米)の定番イサーン料理に、空心菜の炒め物とフライものを一品。   まずはソムタムをいただかないと、タイに戻ってきた気がしませんね。ボリュームたっぷりのガイヤーンは、しっかりと焼き上げてあって、少し燻製風。後日ネットで調べてみると、“焼きたてでジューシー”とありましたから、作り置きのものだったかも・・・

 料理は、お店の雰囲気と同様に素朴でシンプル、味もまずまずです。
 蒸し暑い店内と辛いソムタムに汗が吹き出します。バンコクに到着したばかりで、まだこの湿気に慣れていなくて、余計に汗が出ると思うのは気のせいでしょうか。

 ビール2本とジュース2杯を含めて、2人で1000バーツちょっと。音楽や舞踊もあるので、少し観光客価格かもしれませんが。
 しかし日本人と見てか、最初1400バーツ請求してきましたから、しっかり明細をチェックしないと。この点、要注意です。
 
 早めの夕食だったので、音楽の生演奏が始まる頃には食事を終えてしまいましたが、初めてバンコクを訪問する友人などを連れて行くと喜ばれることでしょう。

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January 09, 2009

№992 ラピットバスに乗る

 ジョージタウンへのバスの車窓から
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 ペナンの主な交通機関は、タクシー(TEKSI)とバスです。バスはジョージタウンのランドマーク「コムタ」下にあるバスターミナルから島内はじめ、長距離の路線も出ています。
 島内で多く走っているのが、ラピッド・ペナン社のバス。市内を歩いていても、同社の大型バスをよく見かけます。

 ペナン島の北部のリゾート地バトゥ・フェリンギからの帰り、路線バスに乗ってみることにしました。大都会バンコクでは、バスの行き先が分からないので、一人で乗ったことがありませんが、ジョージタウンまでの1本道を戻るだけですから、迷うこともないだろうと。ペナンでは初めてのバス体験です。

 バトゥ・フェリンギのビーチを歩いた午後5時半過ぎ、大通りにあるバス停に路線番号「U101」のバスが、程なくやって来ました。前方のドアから乗車します。料金は先払い、車だと30分ほどの市内まで2RM(約65円)と安い。
 途中のジョージタウンのウォータフロント「ガーニードライブ」で降りようと、運転手に「着いたら教えてくれ」と頼みます。ガーニードライブといえば屋台街というくらい有名なので、寄ってみたいと思ったからです。

 車内はクーラーがよく効いていて快適、ホッとします。マレー系の乗客が数名と、あまり混んでいません。
 海岸線沿いに曲がりくねった道路を走ります。車窓からは、所々に岩場やビーチが木々の合間から見え隠れして、美しい景色を眺めながらの道中です。
 途中ホテルやコンドミニアムが多いタンジュン・ブンガを通過し、ジョージタウンに近づくにつれて高層コンドミニアムが増えてきます。いかにも高級な建物や、まだまだ需要があるのか新築や建設中のものも。
 次第に車内は混みあってきて満席になると、運転手が乗客へのサービスなのか、ラジオの音楽を流し始めました。日本の路線バスにはない、のんびりしたムードですが、逆に「次のバス亭はどこか」といったアナウンスが、まったくないというもの面白い。

 市街地に入ってくるとよく整備された街路樹と、きれいな街並みが続き、夕方のラッシュもそれほどではありません。
 さっきから海岸線を離れた道路を走っているので、どうやらガーニードライブを通り過ぎてしまったようです。わたしの依頼をすっかり忘れてしまったのか、運転手はバス停を教えてくれませんでした。ここはマレーシアと諦めましょう・・・

 バスは前乗り、後ろ降車の方式です。仕事帰りの乗客で満員状態になっても、誰も後方へ詰めて譲り合おうとはしません。前方が混んでいても、後方はそうでもないのですが、誰か文句を言うでもなく、運転手も注意するでもなく。これもマレーシアなのだと、妙に感心します。
 前方にコムタが見えてきました。結局終点まで乗車することになってしまいましたが、マレーシア・スタイルのバス体験が楽しめた1時間でした。

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January 07, 2009

№991 昼間の空港タクシーはトラブルなし

  スワンナプームへ向う車窓から
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 08年8月28日、定刻より早い14時05分、バンコクエアウェイズ(PG)816便は、スワンナプームに無事着陸しました。
 いつもなら駐機場からバスで到着ターミナルに移動するのですが、この日は珍しくボーディングブリッジを使用して直接ターミナルビルへ。それでも、機外に出た途端に、懐かしいムッとした熱気が歓迎してくれます。
 この時間帯、入管の列は少なく、それほど時間が掛かりません。預けたスーツケースも間もなくタウンテーブルに出てきて、スムーズな入国です。

 14時35分には、早やタクシー乗り場と、ここまでは至って順調。問題はここからで、空港タクシーには注意しないといけません。料金を吹っ掛けたり、メーターを倒さないなんて、日常茶飯事だからです。  係りにもらった整理券を手に、順番のタクシーに乗り込みます。カモの日本人観光客と見られないように、スキを見せず、後部座席から運転手の様子を窺います。
 まだ油断できません。ホテルの名刺を見せて行き先をしっかり確認し、メーターを倒したことを素早くチェック。問題なし。

 途中、運転手から特に話しかけられることもなく、バンコク市内までの高速代65Bを手渡して、昼間の高速道路をひた走ります。
 渋滞もほとんどなく、スクンビット・ソイ11のホテルまでのメーター料金は217B。これに空港タクシーのサービス料50Bを加算して支払います。タクシー料金が値上げになって20B程度高くなりましたが、元々が安いので文句は言えません。
 
 嫌な目に遭うことが多い空港タクシーですが、ノープロブレムでした。前回もそうでしたが、昼間の時間帯の乗車は、特に問題がなさそうです。とは言っても運転手次第なのでしょうが。
 そして、くれぐれも夜間の空港タクシーには細心の注意を忘れずに!

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January 05, 2009

№990 ラウンジで飲んだくれる

  ゆったり快適なPBのラウンジ
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 ラオス・ルアンパバーンから帰国する場合、バンコクのスワンナプーム空港でトランジットしないといけません。その乗り継ぎ時間は、7時間近くもあります。さてどうやって過ごすか、そこが問題です。しかしここで有難いのが、バンコクエアウェイズ(PG)のラウンジなのです。

 PG946便は、ほぼ定刻の17時52分にスワンナプームに着陸。到着フロアからトランジットカウンターに直行しますが、深夜1時発の福岡便のチェックインは22時からとのこと。また出直すことにして、そのままラウンジへ向かいます。
 18時25分、こんな時間にラウンジにいるのはわたしだけ。バンコクからの乗客はまだチェックインできないし、トランジット客もいません。
 早速ラウンジ内に設置されているパソコンで、メールチェックやネット検索をします。ルアンパバーンのネットカフェのパソコンが遅かっただけに、サクサクと快適です。でも約1時間、立ったままの操作で少々疲れ気味。

 少しお腹も減ってきたところで、免税店に赤ワインの買出しへ。ラウンジで飲もうという魂胆です。ワインオープナーは持っていませんし、売ってもいませんので、キャップ式のボトルを買わないといけません。
 ニュージーランド産のメルロー「HAWKSBAY 2005」(700バーツ、当時約2300円)を購入。後で調べてみると「HAWKSBAY」は、NZワイン発祥の地だとか。わたしにとっては贅沢なワインですが、キャップ式のものはこれしかなかったのです。

 免税店で買ったワインをすぐに開封して空港内で飲んでいるのは、わたしくらいものでしょうね。でもこういうことができるのもラウンジのお陰です。
 冷えていたらもっと美味しいんでしょうが、まずまずの味。ルアンパバーンで買っておいたバケットサンドと一緒にいただきます。空港内のカフェなどで高い食事をすることを思えば、ある意味贅沢な夕食です。そしてラウンジ内で提供されているチーズサンドも、ライ麦パンで赤ワインによく合います。

 まあ大目に見てください。こうでもしていないと、6時間以上ものトランジット時間があるのですから。ずーっと一人だけのラウンジで、周りを気にしないでいいのも気楽で助かります。本当に最後の最後まで、ワイン三昧のラオスの旅でした。
 
 さて酔いも回ったところで、しばらくソファーに横になって一眠りしましょう。

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January 03, 2009

№989 親切なコンセルジュ

 ベイビューホテル・ジョージタウン
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 ペナン・ジョージタウンでの宿泊先は「ベイビューホテル・ジョージタウン」、日本を出発する前にネット予約していたホテルです。
 4泊5日、わたしとしては比較的長い方の滞在ですが、市内中心に近いロケーションの良さと、清潔な客室で快適に過ごすことができました。初めてのペナン訪問としては、正解のホテル選びだったと言っていいでしょう。

 もうひとつ、このホテルの良かった点は、コンセルジュが親切だったことです。民族衣装の制服を着たマレー系の男性コンセルジュが数名、交代で宿泊客の対応をしています。
 その中で何かと世話を焼いてくれたのが、リーダー格の年配コンセルジュ。島内観光の見所やアドバイスなど、色々とアドバイスをもらいました。ペナンヒルやペナン島一周の現地ツアーを調べてくれたり、旅行会社に問い合わせしてくれたり。

 しかし、1人では催行されないツアーが多くて一苦労です。ペナンヒルへのケーブルカーは工事中のため、四輪駆動車をチャーターしないと登れないことが分かって断念。島の一周ツアーも2名からと無理です。市内観光は1人からOKなのですが、これはツアーに参加しなくとも自分で歩いて回れます。
 結局、島の西部にあるトロピカル・フルーツ園観光を申し込むことにしました。有料ですがフルーツ園のスタッフが送迎してくれるというのです。こういう細かな情報を提供したり、予約してもらって大変助かります。コンセルジュがいないとこうはいきません。

 ホテルのドアボーイもわたしの顔を覚えるにつれて、出掛ける時に声を掛けてくれます。
 「どこに行くの?」「ジャランジャラン(マレー語で散歩)。コーンウォリス砦や時計台へ」と答えると、「それはいいね。じゃこっちの道だ。ところで傘は持ってるか? 雨が降りそうだよ」「あぁ大丈夫。テレマカシー(ありがとう)」という感じです。

 今回、マレー系の人と初めて接したのですが、ホテルのスタッフとはいえ、意外にフレンドリー。ネットカフェや屋台でもそうでした。ホテルだけでなく、ペナン滞在が快適だったのは、現地の人たちの優しさかもしれませんね。

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January 01, 2009

№988 謹賀新年 2009

    早春の太宰府天満宮
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読者のみなさま
 あけましておめでとうございます
 穏やかなお正月を迎えられていることと思います。

 福岡は昨年、珍しく雪の元旦でしたが、今年も朝からの雪で銀世界、寒い新年になりました。2年続きの積雪は、記憶にありません。

 さて、ブログをスタートして、この4月で満4年になり、間もなく1000回を迎えようとしています。アクセス数も累計50万件に到達するところまできました。これだけ読んでいただけて、ありがたいものです。今まで続けてこられたのも、読者のみなさまのお陰と、本当に感謝しております。
 今年も少しずつ書いていくつもりですので、引き続きよろしくお願いいたします。

 08年を振り返ってみると、タイ・ロングステイは停滞傾向でした。タイの政情不安や燃油サーチャージの急激な高騰などが、大きな影響を与えたと考えられます。やっと最近、原油価格が下落し、サーチャージも今年は大幅に縮減されるのは、いいニュースですが。
 しかし決定的な出来事は、昨年11月の反政府団体による空港占拠に伴う長期間の閉鎖が、タイ国のイメージを対外的に著しく悪化させたことです。これによって外国人観光客が激減しています。
 新政権が発足したとはいえ、まだまだ不安定な政情が続くと思われるので、安心はできません。観光客が回復するには、しばらく時間が掛かることでしょう。

 09年は、さらに厳しい1年になると予想されます。アメリカの金融不安に端を発した世界的な景気後退が、続くと思われるからです。
 ただでさえ不安や閉塞感が覆っている今の日本社会。このところの大企業による派遣や契約社員の大量解雇をはじめとした雇用問題が、さらなる社会不安を拡大し、消費者心理を冷え込ませる。
 実際に海外ロングステイを実行する大半の方は、リタイア後のシニア。比較的経済的な余裕がある層ですが、将来の明るさを実感できないご時勢の中、どれだけ海外に飛び出すことができるのか、不透明なところです。

 元旦の西日本新聞に、10年後の暮らしが「悪くなっている」「やや悪くなっている」と考える人が計52%に上ることが、昨年12月の世論調査で分かったという記事が載っていました。
 しかし、社会や経済の実態よりも心理的に悪く考えてしまう方が問題かもしれません。必要以上に悲観的にならず、明るく前向きな1年としたいものです。

 まとまりのない内容になりましたが、あらためて今後ともよろしくお願いいたします。

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