№1003 「バンコクの新居完成」 その2
その2
Mさんは、コンドミニアムの第1号の入居者だったそうで、その状況について詳しい話を伺いました。
「バンコクの開発業者から、完成したとの連絡を受けたので、6月末に訪タイしましたが、日本人の感覚としては、まだ未完成の状態でした。全館完成していると思っていたら、最上階は工事中で、ジムもまだ使えない。工事関係者が常時出入りするので騒々しいし、数機あるエレベーターも満足に使用できませんでした」
「息子さん家族にも手伝いに来てもらって、内装工事やら住めるようにするまでの1ヶ月間は、近くのサービスアパートに滞在していました。やっと入居できたのが、7月27日のことです。
それから日用品から家具や家電製品に至るまで、一から全部揃えました。ようやく最近、落ち着いてきたところです。
本当にタイへの熱意が冷めてしまうほど大変で、この2ヶ月間、観光どころではありませんでした」とMさん。
「その他に困ったことは、契約に関わる連絡や交渉についての問題です。例えばこんなことがありました。
コンドミニアムの契約金額は、頭金3分の1、完成時に残り3分の2という取り決めでした。当初送金については、円または米ドルの外貨建てと言われていたのに、実際にはバーツ建てでもよかったのです。通貨の種類によって、こちらの資金繰りの予定が大きく狂ってしまいます。
こんな具合にやりとりがスムーズではない上に、担当者が代わると話がつながらなるし、新しい担当者もすぐに言い訳をする。あるいは時間を守らないのも平気といった、タイ人気質にストレスが溜まることも多かったですね」
「それに、新居の引渡し交渉から登記手続き、またバーツ建ての銀行預金など、すべてタイ語ですから、専門家に依頼しないと個人では難しいと感じました。やはり海外での不動産購入は大変です」
しかし「契約から3年かかって、ようやく入居できました。色々なトラブルはあったものの、開発業者が倒産することもなく、無事引渡しを受けられたので、ホッとした部分もあります」
「この2ヶ月、入居手続きに明け暮れましたが、次回からはゆっくり過ごしたいと思います。これまでと同様日本とタイを行き来するスタイルで、1~2ヶ月程の滞在を少なくても年2回、予定しています。1年単位の長期ステイは考えていません」
Mさんはこれまで、バンコクでの滞在にはサービスアパートを利用してきましたが、今後はこのコンドミニアムがロングステイの拠点になる訳です。食料品などのお買い物は、アクセスの良さを生かしてBTSでサイアム・パラゴンのスーパーマーケットまで出掛けられるとか。
お話を伺った3日後には、もう福岡に帰られるということでしたが、次回からは快適なバンコク・ライフを楽しんでいただきたいものです。


















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