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February 28, 2009

№1017 ロングステイで自分の生き方探し その3

   明るくて開放感のある室内
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その3
・生活費など
 このコンドミニアムは、05年1月に3ヶ月契約で入居して以来、その後1年契約で更新しているとのこと。3ベッドルームにバス・トイレ、ランドリー、キッチン、そしてリビングダイニングの間取り。これに家電製品から家具まですべて備え付け。これで家賃は1200RM/月(約3万6千円、光熱費は別)と、日本では考えられない安さです。バンコクよりも安い。
 その上、この素晴らしいロケーションですから文句なし、言うことありません。わたしも住みたいと思ったくらいです。

 収入は夫婦2人の年金です。通常の生活費としては、家賃込みで約3000RM(約9万円)ほど。これにゴルフや遊び、時々の旅行費を加えると、トータル日本円で平均15~20万くらいとのこと。基本的な生活費が、夫婦二人で9万円とは、やはり格安な家賃が大きく貢献しています。
 飲料水は配達してもらっていて、18.9㍑入りで5RMと高くありません。割高なビールも、安く手に入るルートがあるとか。
 「日本の自宅はそのままにしているので、ペナンとの二重生活です。そのためトータルの生活費は、日本にいる時と変わりません。しかし、今のレベルのペナン生活が20万円以内でやれるという、心の余裕というか軽さがありますね」とAさん。
 
 健康には注意していて、毎朝ストレッチや腹筋運動を欠かさず、体力維持を図っています。また日常生活はメリハリを付けて、リズムを失わないように心掛けているそう。平日はテニスに、フェイシャルやマッサージ、そして週1回のゴルフと予定を入れるようにしますが、週末はのんびりといった具合です。
 ゴルフはマレーシア本土まで行くことが多く、2人で100RM以内、1人約1500円ほどでプレイできるとか。そして2ヶ月に1回ペースで、周辺各国への旅行を楽しんでいます。

つづく

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February 26, 2009

№1016 ロングステイで自分の生き方探し その2

  威容を誇るエデン・シービュー
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その2 
・バトゥ・フェリンギのご自宅
 途中、いつも買い物に利用するというタンジュン・ブンガのマーケットを見学した後、バトゥ・フェリンギに到着しました。バトゥ・フェリンギまでは、ジョージタウンから車で30分位でしょうか。

 ご自宅は小高い丘の上に建つ「エデン・シービュー」、3棟・約300戸からなる大きなコンドミニアムです。セキュリティーは万全。そしてプールやジム、テニスコートも完備していて、夫婦や家族連れに向いています。
 各部屋のオーナーが賃貸に出しているケースが多くて、居住者よりも長期滞在者の方が多いといいます。日本人のロングステイヤーも平均で30組ほど滞在しているとか。訪問してみて分かったことなのですが、以前ブログで紹介したご夫妻も同じコンドミニアムで、親しい間柄だったのです。

 最高気温は30度前後と過ごしやすく、周辺は緑に囲まれリゾートの雰囲気たっぷり。その上静かでのんびりできる環境ですから、自然派志向の方にはぴったりです。車があれば、生活に不自由は感じません。
 
 コンドミニアム17階のご自宅からは、マラッカ海峡の美しい海、緑豊かな山や岬を一望できる素晴らしい眺望が広がっています。また西向きのテラスから眺める夕陽が素晴しく、その美しさが刻々と変化していくそうです。ここからの景色が気に入ったのが、入居の決め手になったといいます。 「このロケーションは、代えがたい価値があります」とAさん。
 テラスに出ると、心地よい海風が吹き渡っていて涼しいくらいです。時にはテラスでお茶を飲んだり、食事をすることもあるんだとか。部屋の中にも風が入り、クーラーは必要ありません。もちろんクーラーは付いていますが、天井扇で十分に涼しい。ちなみにこの時の室温は27.5度。さらっと湿度も低く、過ごしやすさを実感しました。
 まさに快適な住環境、ここに決められた理由が、なるほどと納得です。

 あまりに気持ちがいいので、爽やかな風が吹くテラスで話を聞かせていただくことにしました。

つづく

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February 24, 2009

№1015 ロングステイで自分の生き方探し

   バトゥ・フェリンギのビーチ
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 マレーシア・ペナンでロングステイをなさっているご夫婦にお会いしました。静岡出身のAさん(65歳)夫妻です。
 奥さま(63歳)が運営されているホームページ「野次馬ばなな ペナン ロングステイ」を読ませていただいたのがきっかけ。その内容がペナンでの暮らしぶりから現地情報まで豊富だったので、早速メールを差し上げたところ、快くインタビューに応じていただいた次第です。

 08年8月末、バトゥ・フェリンギのご自宅まで訪問したのですが、自家用車でジョージタウンのホテルまで迎えに来ていただきました。土地不案内とはいえ、本当に感謝!
 車中でも現地の基礎的な知識などを教授してもらいながらの移動です。ペナンでのロングステイは、05年1月に始めて約3年半。その間05年8月に、最長で10年間滞在可能なビザ「MM2H(マレーシア・マイセカンドホーム・プログラム)」を取得したとのこと。
 現在、日本の住民票は抜いて在留届けをしての滞在です。したがって国民健康保険には未加入(帰国時に再加入)、海外旅行傷害保険を契約しているそうです。
 帰国するのは、年に1~2ヶ月ほど。ペナン滞在中は東南アジア諸国を周遊しますが、帰国した折にはヨーロッパなど世界各地を旅行することも。 

 Aさんの話によると、ペナンには推測で約700人の日本人ステイヤーがいるのではないか。だいたい夫婦ふたりでの滞在が8割、単身が2割といったところ。
 その内バツーフェリンギでは80%が、車を所有しているといいますから驚きました。バンコクとは大きな違いです。現地で購入する人と、日本から持ってくる人と半々くらい。車があると買い物だけでなく、マレーシア本土へのゴルフや旅行には大変便利。ちなみにAさんは、日本から移送した組で、諸費用を含めて40数万円の輸送費が掛かりましたが、MM2Hを取得して6ヶ月以内だと輸入関税は免税になるそうです。
 またガソリン価格は、この時点で2.55RM(約75円)と日本の約半額。東マレーシアで原油を産出することに加えて国が補助しているため、ガソリン価格が安いのだとか。

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February 22, 2009

№1014 和食処「階(きざはし)」

  鮮度のよい刺身の盛り合わせ
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 バンコクはスクンビット・ソイ26(ソイ・アタカヴェー1) の和食処「階(きざはし)」。バンコク在住の方々(わたしを含めて6名)と夕食をご一緒させていただきました。場所はスクンビット通りから、かなり奥まった所です。

 純和風の立派な店構え、中に入ると1階がお好み焼き、2階が落ち着いた座敷になっていて、こちらの座敷に通してもらいました。
 鯛やイカなど数種類の刺身盛り、鮮度がよくボリュームもたっぷりです。寿司の盛り合わせ、巻き寿司がよくできていて、うなぎの寿司が柔らかくてうまい。他にも和食を各種いただきましたが、どれもなかなかの味です。

 中でも生トマトのスライスが、昔食べた懐かしいトマトの味がすると話題になりました。わたしは気づかずに食べていたのですが、日本と同じの種類のトマトは、タイでは珍しく手に入りにくいとのこと。
 確かにタイで生トマトを食べるのは、ホテルの朝食のサラダくらいでしょうか。薄くスライスして大皿に並べられたトマト、赤く熟れているものの、考えてみると大味でドレッシングの味しか覚えていない気がします。在タイの日本人の方は、両国のトマトの味の差に敏感なのだと、思わぬところで感心した次第です。

 わざわざオーナーにもご挨拶していただき、帰りには1階の雛人形の前で記念写真の撮影まで。立派な雛飾りが、ちょうど2月末ということで飾ってありました。きっと今年も飾られていることでしょう。5月の端午の節句の前には、鯉のぼりを飾るとか。これもバンコク駐在の家族連れに喜ばれるでしょうね。

 バンコクで久しぶりの和食、美味しくいただきました。ご馳走様でした。

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February 20, 2009

№1013 燃油サーチャージ大幅値下げ!

    スワンナプーム空港
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 朗報です!
 昨年から原油高騰の煽りを受けて、高額になっていた燃油サーチャージですが、このところの原油安で、4月1日発券分から大幅に減額されることになりました。
 ANAのHPを見ると、日本-バンコクが片道1500円。3月までは12500円ですから、往復で2万2千円も安くなります。
ちょうど今は円高バーツ安、タイに行くなら4月からですね。4月から暑季を迎えるタイですが、政情不安も表面的には沈静化しているようですし、そろそろタイ行きの計画を立てましょうか。

 日本経済はオイルショック以来の大不況ですが、今回の燃油サーチャージの値下げで、個人やツアーの海外旅行が回復するかもしれませんね。
 
 ANAとJALの関連記事を掲載します。参考まで。
2月16日(毎日)
 全日本空輸は16日、国際線運賃に燃料価格上昇分を上乗せする特別付加運賃(サーチャージ)を4~6月期に大幅に引き下げると発表した。最も高い欧米線が片道で現行の2万2000円から3500円に下がり、全体では89%の値下げ率(加重平均)になる。

 基準になる08年11月~今年1月のジェット燃料の国際価格が、平均1バレル=64.22ドルと08年8~10月の110ドル台から急落したため。他の路線は、片道でハワイ・インド線2000円(現行1万4500円)、タイ・シンガポール・マレーシア線1500円(同1万2500円)、韓国線200円(同2500円)などになる。

 従来の計算方法なら欧米線5000円、ハワイ・インド線3000円などだったが、需要を喚起するため下げ幅をさらに拡大した。日本航空も近く、ほぼ同水準への値下げを発表する見込み。

「燃油付加運賃 日航8割超下げ」
2月10日(フジサンケイ)

 日本航空が国際線の燃油特別付加運賃(サーチャージ)を8割以上引き下げる方針であることが9日、分かった。燃油価格の下落に対応し、4月発券分から実施する。全日本空輸も同様に引き下げる見込みで、5月の大型連休に向け低迷する観光需要を喚起したい考え。

 日航の主力の北米・欧州路線は現行の2万2000円から3500円、ハワイ路線は1万4500円から2000円にそれぞれ引き下げる。韓国や中国などアジア路線も、現行の2500~6000円から、1000円以下になる見込みだ。

 日航によると、燃油サーチャージの基準となる昨年11月~今年1月の燃油価格の平均は1バレル=約64ドル。現行の基準となった昨年8~10月の平均価格から約50ドル下落したが、燃油サーチャージが廃止となる60ドル未満には至らなかった。

 64ドルの燃油価格は、日航の運賃表によると北米・欧州路線の場合で5000円となる水準だが、需要の底上げを図るため一段の引き下げに踏み込んだ形だ。

 景気後退による航空需要の減退は激しく、日航と全日空は機材の小型化や不採算路線の廃止・減便などのコスト削減策を打ち出している。しかし、旅客数の落ち込みを吸収するには「自助努力では追いつかない」(西松遥・日航社長)状態で、2009年3月期は日航、全日空ともに最終赤字に転落する見通し。

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February 18, 2009

№1012 コンドミニアムからの絶景

   遠くに望むマレーシア本土
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 マラッカ海峡の入り口に位置するペナン島。島の北部にあるビーチリゾートのひとつが、バトゥ・フェリンギです。州都ジョージタウンから車で30分ほどで手軽に行けるマリンスポーツのメッカになっています。
 また、マレーシア本土との海峡に面した海岸沿いには高級リゾートホテルが点在し、丘陵地には高層コンドミニアムが立ち並ぶ、ペナンを代表する保養地でもあります。

 ここバトゥ・フェリンギのコンドミニアムでロングステイをなさっている、2組の日本人シニアのご夫婦を訪ねた時のことです。ご自宅を伺う前に、1組の奥様がコンドミニアムの最上階にある展望テラスに案内してくれました。
 建物から突き出たような造りのテラスからは、180度以上のパノラマが広がっていて、バトゥ・フェリンギ一帯はもちろんのこと、右手の遠くにはマレーシア本土まではっきりと見渡せます。本土に聳える高山は白い雲を被り、眼前に広がる青い海と絹のような薄雲をまとった青い空。左手はペナン国立公園に指定されている深緑のムカ岬へ。
 南国の眩しい陽光に、すべてのものが輝いて見えます。一瞬、息を呑む美しさに、高所にいる怖さより空中散歩をしているかのような感覚です。

 手前に目を転じると、エメラルド色の遠目には美しい海、ジェットスキーやパラセイリングなどを楽しんでいる光景が。
 陸上にはホテルやコンドミニアムの他にも、イスラムのモスクがあり、緑の多い住宅街が意外に広いことに気づきます。観光地や保養地だけでなく、地元の多く人たちが暮らす住宅地でもあるのです。
 
 こんな素晴らしい景色を毎日眺められるとは、羨ましい限り。朝夕そして夜も、きっと別の美しい姿を見せてくれるはずです。
 ペナン島は別名「東洋の真珠」と呼ばれますが、「なるほど!」と思わされる絶景をしっかりと目に焼き付けました。

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February 16, 2009

№1011 世代間交流シンポジウム開催される

盛り上がったパネルディスカッション
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 2月8日、福岡天神で「世代間交流シンポジウム」(サブタイトル:福岡発、世代を超えてつながる元気)が、開催されました。
 次代を担う子どもたちを健やかに育てるとともに、明るく活力に満ちた地域や長寿社会をつくるには、どうしたらいいのか。その答えの一つとして、豊かな文化や伝統に根差しながら人と人との関わりを深めることで“地域全体の力”を高めること。それには幅広い年齢層のつながりを強くする、すなわち世代間の交流が重要というのが、今回のテーマです。

 パネリストは漫画家の長谷川法世さん、瀧田喜代三さん(博多祇園山笠振興会会長)ら4人。その内の一人、古賀市で高齢者のいきがいづくりを支援する「えんがわくらぶ」の代表、山川千寿さんに誘われて参加しました。
 当日会場は参加者約400人、ほぼ満席という盛況ぶりでした。

 まず、長谷川法世さんによる基調講演。「博多山笠と世代間交流」というテーマで、山笠の実例を挙げながらユーモアたっぷりに話されました。
 山笠の地区では、祭りを通して世代間交流が自然と行われているので、ことさら問題にならない。子どもたちは、上の世代と接しながら成長していくとのこと。それは子どもから年寄りまで年齢を問わず、山笠というひとつのこと、同じ方向を向かって、みんなでやっているという一体感、連帯感が根底にあるからという話でした。

 第2部は、上記4名の方によるパネルディスカッション。山川さんからは「えんがわくらぶ」で定期的に行われている、古賀東小学校の子どもたちとの昔遊びや給食交流などの説明がありました。
 核家族家庭が多い子どもたちは、おじいちゃんおばあちゃんの家に遊びにいく感覚、言い換えると擬似家族体験をしているようです。そこで、えんがわくらぶのシニア会員も自分の孫に接するように、とりわけ挨拶や躾(しつけ)は厳しくしています。子どもたちにとっても、古賀東小の一番の自慢が「えんがわくらぶ」というほど、身近な存在になっているとのこと。
 交流に参加するシニアについては、子どもと接するには前に出る「一歩の踏み出し」がポイントだというアドバイスがありました。つまり一歩目を踏み出す勇気が大切、何事もやってみないと物事の良し悪しは分からないという意味で、シニアの元気な生き方としても重要な示唆を含んでいます。

 さらに、わたしが作成のお手伝いをした活動マニュアルの紹介もありました。このシンポジウムで関心を持たれた方が、このマニュアルを参考にして「第2・第3のえんがわくらぶ」を各地で立ち上げていただけたら、という思いを胸に会場を跡にしました。

 なお、シンポジウムや「えんがわくらぶ」での交流の様子が、古賀市のHPに紹介されていますので、参考までに。
http://www.city.koga.fukuoka.jp/cityhall/work/kikaku/koho/koho/d/53
http://www.city.koga.fukuoka.jp/cityhall/work/kikaku/towns/

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February 14, 2009

№1010 移動する水上家屋

   小船に曳かれる水上家屋
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 東南アジア最大の湖、カンボジア・トンレサップ湖。アンコールワット観光の拠点都市シェムリアップから近く、現地ツアーに参加して行ってきました。

 トンレアップ湖は、雨季になるとメコン川の水が逆流して流れ込むため、湖面の面積が乾季の数倍にも膨れます。季節によって面積が大きく変動する湖は、メコンの氾濫を防ぐ安全弁の役割も果たしているのです。
 また、豊富な淡水魚を採って生活を営む漁師などが多く生活していて、彼らの住む水上家屋が湖面に浮かんでいます。ガイドさんの話では、ベトナム系を中心に湖全体で約10万人もの水上生活者がいるんだとか。

 普通の家屋ばかりではなくガソリンスタンドや薬屋も、さらに子どもが通う小学校に中学校、そして病院まで、すべて水上家屋です。ひとつの町を形成していると言っていいほど。湖の大きさが変動し岸辺が一定ではないので、その変化に合わせて、町全体で水上を移動した方が都合がいいのでしょう。

 訪れたのは2月下旬。湖は徐々に縮小している時期とあって、観光船乗り場も湖に流れ込むシェムリアップ川の下流へ下流へと移動していきます。台船の上の学校や病院なども水位が下がった河岸に係留されていて、これも少しずつ移動しているところ。
 そんな中、引越し中の水上家屋をすれ違いました。小船に曳かれてゆっくりと川を下ってきます。台船の上の家ごと、家族や家財道具もそっくりそのまま引越ししていくのです。荷造りは不要なので、ある意味楽かもしれませんが。

 トンレサップ湖の水位に合わせて、上ったり、下ったりを繰り返す引越し。水上生活者にとっては、いつもの年中行事なんでしょうが、面白い引越し風景でした。

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February 12, 2009

№1009 アンコールワットに韓国人観光客殺到

外国人観光客で賑わうアンコールワット
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 多くの外国人観光客が訪れるアンコールワット遺跡。07年2月、初めてのアンコールワットでしたが、欧米人に交じって、東洋系の観光客も多く見かけました。日本人もたくさん来ているものだと思いきや、その多くは韓国人の団体ツアー客です。ガイドさんによると、外国人観光客の中で一番多いのだとか。

 遠くからでも大声の韓国語が聞こえてくるので、すぐに分かりますし、同じキャップを被っていたり、ツアー客特有のシールなどを付けていたりで、その違いは一目瞭然。日本人もいるにはいるのですが、圧倒的に韓国人が多い。韓国ではアンコールワット観光のブームかと思うほどです。
 同じツアーでも日本人は、2~3人から数人のグループですが、韓国人は大勢の団体客で、その人数と賑やかさは日本人の比ではありません。昔の農協さんツアーを思い起こすパワーに、近寄りがたいものがあります。それにそのマナーは、決して行儀がいいとは言えません。

 帰国後、知り合いに聞いてみると、アンコールワットに行ったことがないという返事が多く返ってきます。やはりカンボジアの内戦のため長い期間、観光できなかったことが影響しているようで、どうかすると「まだ地雷が埋まっていて、危ないのでは?」と聞かれることもありました。
 バンコク在住の方々でさえ、意外に行ってらっしゃらない。そういう意味で、相対的に日本人観光客が少ないのかもしれませんが。

 ところで、九州にも多くの韓国人が観光にやってきます。手軽に行ける外国ということで、釜山と福岡を約3時間で結ぶ高速船はいつも一杯です。人気の観光地は、別府や阿蘇、そして暖かい九州でゴルフといったところ。
 昨年春、由布院でもアンコールワットで見かけた時と同じ独特のスタイルの団体ツアー客が、押し寄せて来ていましたし、佐賀のゴルフ場にも大型バスで乗り付けるほどでした。温泉地のホテルやゴルフ場の大切なお客さんになっているとのこと。

 しかし、昨年秋からの円高ウォン安の影響で、高速船の乗客の割合が逆転して、韓国人より日本人の方が多くなっているといいます。ウォン安で割高になった九州観光が敬遠されているのとは対照的に、ブランド品などの買い物で円高の恩恵を受けようという日本人が急増しているのです。

 今、乾季で観光シーズンのアンコールワットですが、今年は韓国人観光客が減っているのでしょうかね。

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February 10, 2009

№1008 バンコクの夕日

  澄み切った空を沈んでいく夕日
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 このところタイに行くのは年に2回、2月と8月つまり乾季と雨季というパターンが多くなっています。雨季の8月は、どんよりと曇り蒸し暑い日が多いのに比べて、乾季の2月は、まだそれほど暑くなくカラッとした晴天が続きます。
 したがって遺跡めぐりなど観光に適しているのは、乾季の2月の方です。2年前のアンコールワット、そして昨年のルアンパバーンと好天に恵まれました。そしてバンコク市内を歩いていても木陰では涼しく感じることがあり、それほど汗をかくこともありません。

 そんな2月のある日、エンポリアムの「マンゴタンゴ」でマンゴのスウィーツを買い、フードコートでゆっくりいただくことにしました。高い所にあるフードコートの窓際の席からは、西日を受けて少しオレンジ色に染まっていくバンコク市内が見渡せます。青く澄み切った空の下、すぐ下のベンチャシリ公園は高層ホテルの影となって沈み、早くも夕方のラッシュが始まったスクンビット通りの高架線を、夕日を浴びて車体を輝かせたBTSが走っていきます。
 公園に隣接するインペリアル・クイーンズパークホテルの際を、夕日が次第に高度を下げていくにつれて、ストローで飲んでいるマンゴ・スムージーの色に近づいていきます。しばしそんな夕暮れの時の街並みをぼんやりと眺めていました。
 
 しかしこれまで、バンコクできれいな夕日を見たことがあるのかと。考えてみると、雨季は曇天が多いので期待できませんし、乾季にこうやって夕日を眺めることは少なかったような気がします。アユタヤなどの観光地ならいざしらず、大都会のバンコクでは気に留めていないというか、いつの間にか日が暮れていたというのが正直なところです。
 
 こんなにきれいな夕景ならば、しばらくぶりにワット・アルン(暁の寺)に写真を撮りに行きましょうか。もしかしたら、絵はがきやパンフレットで見るような真っ赤な夕日が沈む光景を見ることができるかもしれません。

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February 08, 2009

№1007 サテーを赤ワインで

     鉄板で焼かれるサテー
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 マレーシア料理の代表格といえば、ナシゴレンやミーゴレンと並んで、マレー風焼き鳥の「サテー」でしょうか。タレに漬けた鶏肉を日本の焼き鳥のように串に刺し、炭火で焼いて、甘めのピーナッツソースでいただくものです。
 何度か行ったシンガポールでは、必ずと言っていいほど食べていましたが、初めてのマレーシア・ペナンでも、一度は食べないとでしょう。

 ジョージタウンの「Red Garden」というフードコートで、軽い夕食を取っての帰り、屋台でサテーを買ってテイクアウトしました。この屋台、ホテルの玄関先で夕方から開店しているもので、ナシゴレンや福建麺(ホッケンミー)などもあって、そこで食べることができます。ホテルが宿泊客向けのサービスの一つとして、簡易屋台を設置しているようです。

 サテー6本セットで9RM(約270円)。注文してから焼いてくれます。スタッフが、大きな鉄板に油を引いてから、タレに浸かって黄色くなった鶏肉を載せて焼き始めました。「あれっ、炭火で焼くのかと思ったら、鉄板焼きだったのね・・・」と風情のなさに少しがっかり。
 焼き上がったサテーをパックに詰めてもらって、部屋にお持ち帰りです。

 冷めない内に、早速いただきます。ピーナッツソースをたっぷり付けて口に運ぶと、甘い風味が一杯に広がります。久しぶりの懐かしい味です。ソースがあまりしつこくなくて、食べやすい。
 付け合せにキュウリにオニオン、そしてタロイモでしょうか、サクサクした食感の芋も入っています。甘めのピーナッツソースには、ぴりっとした生オニオンが一番合います。

 これに昼間スーパーで買ってきた赤ワインを開けました。オーストラリア産の「SUNNY CLIFF」というSHIRAZ種の赤ワインですが、フルボディのしっかりした味わい。1000円ほどの安ワインにしては、まずまずの味です。SHIRAZ種はオーストラリアワインに多い品種のようで、最近わたしの好みになっています。

 サテーと赤ワイン、ミスマッチかと思いきや、意外に合います。甘いサテーに少し冷やしたフルボディの赤ワインが美味しい。ビールよりも相性がいいかも。ついついワインが進んでしまいました。 フレンチやイタリアンだけでなく、マレー料理のサテーに赤ワインも悪くありません。新しい発見でした。

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February 06, 2009

№1006 登れなかったペナンヒル

    ジープトラックもヒマそう
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 昔から知っているペナンの観光スポットといえば、極楽寺にヘビ寺、そしてペナンヒルでしょうか。折角ペナンに来たからには、一度はケーブルカーに乗ってペナンヒルに登りたい、標高692mの頂上からの景色を楽しみたいと思って、ホテルのコンセルジュに相談しました。 

 するとペナンヒルへのケーブルカーは、現在工事中のため登れないとのこと。しかし、タクシーでペナン植物園まで行き、植物園にある登山道入り口で四輪駆動車(4WD)をチャーターすると、山頂まで運んでくれると教えてくれました。
 ところがチャーター料金が90RM(約3000円)もするんだとか。ケーブルカーだと往復4RMで済むのにと躊躇していたら、4WDは4~5人乗りなので、他の観光客と乗り合わせしてチャーター料をシェアしたらいいと、コンセルジュのアドバイス。
 ケーブルカーに乗ることも楽しみにしていたのですが、とにかく登れるのであればと、植物園まで行くことにしました。

 翌朝早く、ホテルからタクシーに乗ってペナン植物園へ。運転手が言う20RMを18RMにまけてもらって交渉成立。途中、大きな邸宅と広い庭を持つ高級住宅街や、美しい街路樹が続く道路を通って、約15分で到着しました。

 ペナンヒルの登山道の入り口には小さな事務所があって、ランドローバーのジープトラックが停まっています。後部の荷台のベンチに乗客を乗せて運ぶようです。タイ・チェンマイのドイステープ山からモン族の村へ行く時に乗ったトラックを思いだしました。
 輸送サービスを運営しているインド人マネージャーに、他の乗客と同乗して頂上まで行きたい旨伝えましたが、朝9時前と早いせいか、まだ誰も観光客が来ていません。 
 そこで観光客が多くなるまでの間、先に植物園を見学することにしました。

 約30分後、再度戻ってきたものの「誰も来ないよ」と、マネージャーやスタッフも手持ち無沙汰の様子です。しばらく事務所で待ちましたが、観光客がやって来る気配は全然ありません。
 きっとケーブルカー工事のせいで、ツアー客はペナンヒル観光がキャンセルになっているのでしょう。4WDでは団体客を一度に運べないのですから。それに高いチャーター料金を敬遠して、この輸送サービスは人気がないのです。

 じっと待っていても暑いばかり。結局、頂上へ登るのは次回の楽しみにして、諦めることにしました。やっぱりペナンヒルへはケーブルカーに乗らないとですね!

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February 04, 2009

№1005 ラオス式フットマッサージ

    担当してくれたお兄さん
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 ラオス・ルアンパバーン、現地ツアーで1日中観光した疲れを癒すためにフットマッサージへ。
 「KHMU SPA」、屋台での夕食を食べた後、メコン川沿いの通りを歩いていて見つけたマッサージ店です。店頭の看板に1時間4万キープ(約500円)とあります。バンコクと比べてもリーズナブル、安心して入りました。

 薄暗い店内には、先客のチャイニーズの中年男性2人、そしてマッサージとネイルケアをしているフランス女性が横になっています。案内されたチェアで待っていると、赤いポロシャツを着た男性スタッフが、わたしの担当です。男性にマッサージしてもらうのは初めての経験。やや複雑な気持ちのまま、始まりました。

 まず土踏まずから。しかし揉み方が弱過ぎるので、少し強めにして欲しいとお願いしますが、男性にしては力が足りません。これがラオス式なのでしょうか。
 それでも土踏まずからくるぶしにかけては、とっても気持ちよく、疲れと満腹感も加わり眠気に誘われるまま寝入って、ZZZ・・・  ところが不意に痛いツボに当たり、目が覚めてしまいました。

 その後も、強めのリクエストにもかかわらず、いつものタイ式の押したり揉んだりというよりも、撫でている感じです。もうひとつ物足りません。そのため、終わった後のスッキリ感も今ひとつでしたが、一日の疲れを取るには十分ということで、良しとしましょう。

 男性が揉んでくれてもソフトなラオス・マッサージ。やはりフットマッサージは、本家のタイ式の方が好みですね。

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February 02, 2009

№1004 ワットマイの黄金のレリーフ

   美しい「黄金のレリーフ」
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 ラオス・ルアンパバーン滞在2日目、ひんやりとした早朝の托鉢、庶民で賑わう朝市見学、川霧が立つメコン沿いの散歩などを楽しんだ後、一旦ゲストハウスに戻って、遅めの朝食です。中庭に面したテラスで、フランスパンのオープンサンドをゆっくりといただいてから、市内の観光スポットを歩いて回ることにしました。

 午前10時、すっかり陽が高くなり、朝靄に包まれていた街も気温が上がって、すぐに汗ばむほど。朝は長袖にトレーナーを羽織っていましたが、半袖のポロシャツでも暑いくらいの陽気です。

 元王宮だった国立博物館を見学した後、プーシーの丘の登り口に近い「ワットマイ」へ向かいます。
 1821年の建立された「ワットマイ」の正式名は、「ワットマイ・スワンナプーム・アハーム」。アハームは「美しい」、バンコクの新空港名にもなっているスワンナプームは「黄金の国土」という意味だそうです。
 メインストリートに面して建っているので、道路からその全容を眺めることができます。バイクやトゥクトゥクが行き交う道路から境内に入ると、不意におばちゃんに呼び止められ、拝観料1万キープ(約120円)を求められました。入場口や窓口がないので、どこで拝観料を払えばいいのか分からなかったのです。

 ルアンパバーン様式と言われる屋根が五重に重なる本堂、なだらかな曲線を描く朱色の屋根瓦が、青空に映えて美しいコントラストをなしています。
 建築美でも有名なワットマイですが、ひと際目を引くのが、本堂正面の壁一面にある「黄金のレリーフ」。まさに寺院の名前であるスワンナプーム(黄金の国土)そのものです。このレリーフは、インドの叙事詩「ラーマーナヤ」をモチーフにしたものと言われていて、金色に輝く豪華さを美しさに、しばし魅入ってしまいます。人物なども生き生きと表現されていて、一見の価値ありです。

 本堂の中に入ると大きな黄金のご本尊があるのですが、その後ろにも2回りほど小さな仏像が安置されています。前の大きな本尊に隠れるようにして置いてあるので、前からは全くその姿を見ることができません。なぜこのように大小2体の仏像が、重なるように祀ってあるのか、それも同じ方向を向いているのか不思議です。小さな仏像が前なら両方見えるのですが・・・
 それでも前と後ろの仏像それぞれに、手を合わせて、ワットマイを後にしました。

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