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March 17, 2009

№1026 托鉢は快感

 私の隣で喜捨するおばあちゃん
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 ラオス・ルアンパバンの朝は、托鉢から始まります。滞在中毎朝、僧侶一人ひとりに喜捨していると、托鉢にすっかりはまってしまいました。
 やってみると、なぜかテンションが上がるんです。
この快感はどこから来るのか、「施し、善行、仏教の教え・・・」。初めは興味半分の托鉢体験でしたが、毎日喜捨する内に、ラオスの人たちの気持ちの一端でも理解できたらという思いが湧いてきました。

 2月下旬、まだ夜が明けきらない6時20分、お寺の太鼓が打たれます。托鉢開始の合図です。フロント脇で寝ているゲストハウスのおばちゃんを起こさないように、そっと玄関を開けて、ソファー用の座布団を借りて外へ。
 うっすらと朝靄に包まれた街は、肌寒いくらい。しかし托鉢の列が多くやってくる交差点には、早くも地元の人たちが、カオニャオが入った大きなお櫃を抱え、敷いたゴザに座って待ち構えています。お供えを籠に入れて天秤棒を担ぐ売り子たちや白人観光客も、集まって来ています。

 ようやく托鉢の長い行列が、やってきました。先頭は年長僧、次第に若い僧になり最後は少年僧という順番、10代の僧が主体です。オレンジ色の僧衣が、まだモノトーンから抜け出したばかりの街角に鮮やかで、目を奪われます。
 托鉢は意外に静か、僧侶が素足で歩く音が聞こえてくるくらい。大勢の僧侶の列が、無言でやって来ては、さっと通り過ぎていく。そして市民も無言で次々に喜捨する。ラオスの人々には日常だからかもしれませんが、そこには“阿吽の呼吸”が感じられます。
 フラッシュを使わないで夢中でシャッターを押しますが、思ったより徒歩のスピードが速く、托鉢の列はすぐに遠ざかって小さくなります。

 今度はわたしも喜捨をする番です。急いでゲストハウスの前に戻り、近所のおばあちゃん二人の隣に陣取り、行列を待ちます。前夜買っておいたカオニャオを、15人くらいの少年僧たちの鉢に少しずつ入れていきます。しかし歩くのが早くて、固くなったカオニャオを千切るのが間に合わないことも。この間わずか1~2分、あっという間に終わりました。

 それでも“心の高揚”を感じずにはいられません。この貴重な体験をしに、ルアンパバンを再訪しましょうか。

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Comments

う~ん 托鉢で興奮??
アトラクションでも見世物でもないので
違和感を感じざるを得ません。

「心の高揚」というのもラオス国民の心持とは
対極にあるような気がしますが・・・・・

Posted by: ys | March 19, 2009 at 02:41 PM

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