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March 31, 2009

№1033 春うらら。タイ・ラオスへ

 ルアンパバーンに到着したPG機
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 今年日本で一番早く桜が開花した福岡、観測史上2番目という早さでしたが、既に満開になっています。多分、入学式まではもたないでしょうね。桜は4月ではなくて、3月の花になりつつあるのかも。

 そんな麗らかな春本番を迎えている今日、バンコクとラオス・ルアンパバーンに出発します。余り暑くならない内ということで、このところ2月中のタイ行きが多かったのですが、諸事多忙のため今日まで出発がずれ込んでしまいました。暑季のタイを考えると少々気が滅入りますが、覚悟して機上の人になるつもりです。

 今回利用するのはタイ国際航空(TG)、約3年ぶりの搭乗です。この間ずっとバンコク・エアウェイズ(PG)を贔屓にしていたのですが、福岡線が昨年秋に休航してしまい、やむなくTGの復活となった次第・・・
 もうひとつ気になるのが燃油サーチャージ。今回の請求書を見るとバンコク往復で10300円です。ところが明日4月1日発券分から片道15米ドル(約1500円)と、ぐ~んと安くなります。本当は燃油サーチャージが安くなってからと思ったのですが、明日の発券からといっても搭乗は早くて4月8日以降になります。
 これでは仕事に支障があって、日程が確保できません。でも昨年7月にはTGの場合、往復3万3千円もしていたことを考えると贅沢はいえないのですが・・・

 そして昨年に続いてのルアンパバーン。他の候補地もありましたが、実はこれまでのPGのマイレージを使うためなんです。福岡に飛ばなくなったため、今後マイレージを貯めるのも使うのも難しくなってしまいました。PGのバンコクを拠点とした路線で使うしかありません。
 サムイなどのビーチリゾートに行くのなら、アジアの原風景が残るルアンパバーンに行くことに。もちろんチケット代は無料、燃油や出国税など約2200バーツで済みます。
 この路線のチケット、ネット予約でも7500バーツ以上と結構な額なので、もうしばらく行くこともないかもしれませんね。
 
 バンコク滞在の方々との再会、そして世界遺産の街ルアンパバーンで癒されてきます。では行ってきます。

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March 29, 2009

№1032 コプチャーイ・ラオ

 トゥクトゥクの荷台からカン川を望む
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 心洗われ、癒されたラオス・ルアンパバーン。08年2月、3泊という短い滞在でしたが、これまでで最良の旅となりました。

 バンコクへ戻る日、ゲストハウスをチェックアウトして空港へ向かう時間まで、メコン川沿いの道を歩いて、もう一度街並みの佇まいを味わうことに。
 川沿いのカフェでは、美味しいとは言えないライスコーヒーを飲みながら、メコンの流れをぼんやりと眺めて名残を惜しみます。またいつ訪れるのか分からないと思うと、少し感傷的な気分。心なしかコーヒーが少しほろ苦く感じます。

 ゲストハウスのオーナーのおばちゃん、留守をしていて別れを言えなかったのは残念でしたが、スタッフに見送られて、トゥクトゥクで空港へ向かいます。料金は4ドルをまけてもらって3ドル。空港から市内へのトゥクトゥクは、200バーツ(約600円)でしたから安いものです。
 
 トゥクトゥクの荷台同然の座席では、スーツケースが動かないように押さえないといけません。ゴトゴトと揺られながら後方を眺めていると、数台のバイクが迫ってきて距離が縮まったり開いたり。まるで「追っかけっこ」のゲームをしているようです。
 面白がっていると、その中の若い女の子と目が合って、にっこり。中国系なのでしょうか、色白の可愛い女の子だったので、写真を撮ろうとしましたが、ピントが合わせにくいのと揺れでシャッターチャンスを逃してしまいました。

 市街地を抜け、カン川に架かる橋を渡ると、もうすぐ空港です。遠ざかるルアンパバーンの街に「コプチャーイ・ラオ(ありがとう! ラオス)。また必ず戻ってくるからね」と心の中でつぶやきました。

(追伸)
 期せずしてこの4月、2年続けてルアンパバーンに行くことになりました。貯まったマイレージを使うためではありますが、彼の地の魅力に負うところ大です。
 宿も同じゲストハウス、愛想はないけど憎めないおばちゃんに会うのも楽しみにしています。

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March 27, 2009

№1031 拾えないTEKSI

    ペナン植物園の入り口
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 客待ちの空車が並んでいる都心部でタクシーに乗るのは苦もないことですが、郊外でいざタクシーを拾おうとすると、なかなか見つからないということはよくあることです。 「必要ない時は空車のタクシーが何台も通り過ぎても、乗りたい時はどの車も実車」という経験は、どなたにもあるのではないでしょうか。
 これが日本ではなく、ただでさえ“流しのタクシー”があまり走っていないマレーシア・ペナンとなれば、なお更のことです。

 ジョージタウン郊外にあるペナン植物園からの帰りのこと。駐車場には朝の散歩やジョギングにやって来た市民のマイカーが多く停まっているものの、タクシーは1台も見当たりません。来る時に乗ってきたタクシーが、しばらく入り口付近で客待ちをしていましたが、もう姿が見えません。
 タクシーで乗りつける市民はいませんし、定期バスも来る気配がまったくなし。じっとしていても仕方ないので、市内方面に歩き始めました。その内に通りかかるだろうという軽い気持ちで・・・

 天気がよく日差しが強いので、帽子を被って歩きます。植物園近くは緑が多く、散歩するには気持ちがいいエリアですが、逆に言えば住宅街ではありません。少しずつ住宅やモスクが見え始めてもタクシーは皆無。通り過ぎるのは普通の乗用車ばかりです。
 時刻は10時近くになって日が高くなり、ミネラルウォーターなしでは歩けません。やっと市街地に戻ってきて、たまに通りかかるタクシーは、皮肉にもどれも実車です。汗びっしょりで消耗してきた体に「乗りたい時には空車が来ない」というジンクスが、脳裏をよぎります。でも空車は来ない・・・

 どのくらい歩いたでしょうか、大通りにあるバス停の日陰で待つことにしました。炎天下で無理して歩きたくありませんし。
 数台通り過ぎたタクシーは、やはり実車です。そこへ市内方向から空車が1台! 手を挙げると方向転換をしてくれて、やっとのことで拾えました。値段交渉もそこそこにホテルへ直帰です。乗り込んだ時のクーラーが、天国のように感じられたのは言うまでもありません・・・

 教訓「ペナン植物園に行く時は、往きのタクシーを待たせておきましょう!」

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March 25, 2009

№1030 衛星放送「アストロ」

    ジョージタウンの旧市街
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 タイと同様、マレーシアでもNHKの衛星放送を見ることができました。マレーシアでは現地の衛星放送局「アストロ」が、海外用の「NHKワールド・プレミアム」を24時間放送しています。マレーシアと日本との時差は1時間ですから、ほぼ同時刻に日本のニュースや大相撲などのスポーツ、音楽番組、そして大河ドラマも楽しめます。
 ペナンで滞在したホテルでも「アストロ」を利用していて、画像が乱れたりするようなストレスはなく快適に見ることができました。映画やスポーツ番組などチャンネル数も豊富です。

 ちなみにもう一つの海外向け放送「NHKワールドTV」は、ニュースや情報番組が中心のチャンネルで、主に英語での放送です。バンコクの定宿は、こちらの方で「NHKワールド・プレミアム」は視聴できません。

 ロングステイ中の日本人の方もアストロを契約されていました。利用料金は、月88RM(約2600円)。受信するには専用のパラボラアンテナなどが必要になりますが、ロングステイ用に居住するコンドミニアムのほとんどには、設置されていますから、毎月受信料を支払うだけでOKです。
 ただNHKしか見られませんので、訪問した日本人ステイヤーの方は、ADSL回線を使ったソニーのロケーションフリー・システムを利用して、日本の民放の番組をご覧になっていました。

 海外でも楽しめるNHKの衛星放送ですが、「NHKワールド・プレミアム」を放送している現地の衛星放送局・ケーブルテレビ局と契約することになります。
 インターネットの情報によると、隣国のインドネシアでは、アストロ(PT Direct Vision)が現地の合弁会社との費用係争で、08年10月20日からすべて放送を打ち切っているとか。さぞインドネシア在住の方はお困りのことでしょう。HNKのホームページにも、そのニュースが載っています。

 詳しい情報は、NHKのHPからどうぞ。

「NHKワールド・プレミアム」
http://www.nhk-jn.co.jp/wp/

「アストロ」
http://www.astro.com.my/
連絡先: +60-3-9543-4188、1-800-827-333 (マレーシア国内)

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March 23, 2009

№1029 PGのありがたい対応

  ゆったり寛げるPGのラウンジ
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 ペナンから福岡への帰路、バンコクでトランジット。エアアジアからバンコクエアウェイズ(PG)に乗り継ぐ場合、スワンナプームのトランジットカウンターで乗り継ぎ手続きをするのではなく、手荷物を受け取りタイに一旦入国し、改めてチェックインして出国することに。つまり出国税も必要になります。エアアジアがPGと業務提携をしていないため、ペナンから福岡まで手荷物を預けたままができないのです。格安航空会社なので、仕方ないのですが・・・

 ペナンからスワンナプームに到着し、17時50分に入国。いつもならタクシー乗り場へ向かうところですが、今日はチェックインカウンターがある4階の出発ロビーへ直行します。しかし2階の到着ロビーから4階へのエレベーターやエスカレーターがなかなか見つからず一苦労。同じようにトランジットする白人男性も戸惑っていました。

 なんとか4階にたどり着き、PGのチェックインカウンターへ。福岡へのPG815便は深夜0時40分発、チェックインは21時30分からとのこと。予想はしていたものの、まだ3時間半もあります。椅子やカフェなどもほとんど見あたらない出発ロビーで、長時間過ごすのは酷というか、辛いものがあります。

 ところが幸運にも、PGのチェックインカウンターに日本人の女性スタッフがいたのです。そこで彼女に事情を話して「早くチェックインさせてください。搭乗時間まで同社のラウンジで休憩したいのです」とお願いしました。
 しかし、機内持ち込みの手荷物だけだと大きな問題はないが、スーツケースをあまり早い時間に預かってしまうと、トラブルになる恐れがあるので、通常は難しいとのこと。でも大きなスーツケースを機内持ち込みにする訳にもいきません。

 困っていると、彼女がタイ人の男性スタッフを経由して、手荷物の係りへと掛け合ってくれました。検討の結果、他の便の手荷物と区別するために、通常とは異なるタッグを付けた上で、カウンターではなくて指定された場所でスーツケースを預けることで、OKしてもらえることに。
 特例のチェックインに、スタッフ一同に感謝するやら、ほっとするやら。本当に助かりました。そのお陰で、わずか45分間という短いタイ入国になった次第です。

 その後は、ラウンジでゆっくり休憩し仮眠も。帰国の疲れが軽減できたのは言うまでもありません。融通の利いた乗客本位のサービスに、心より感謝です。
 バンコクへはいつもPGに搭乗したいところですが、昨年10月から同社の福岡線は休航中。11月のスワンナプームの占拠騒動や、このところの経済不況による乗客減で運航再開の見込みが、ほとんど立っていないのは誠に残念なことです。

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March 21, 2009

№1028 熱気のチョロンを歩く その2

  これが路上ハンコ屋さんです
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その2
 グエンチャイ通りから漢方問屋街を引き返して、ハイチュオン通り方向に行くと、マップに文具屋や印鑑屋筋とあります。確かに昔ながらの文具屋さんはあるのですが、印鑑屋はどこに?
 あれっ、店を構えていると思いきや、路上に置いてある小さなスタンドが“ハンコ屋”さんだったんです。それも数軒あります。高さ1mあまりのスタンドに店の看板プレートが、貼ってあるので間違いありません。路上ハンコ屋とは、びっくりです!

 スタンドケース内には、直径10cmはあろうかという巨大なハンコが並んでいるのに、二度びっくり。ハンコというより、まるでスタンプと言った方がいいくらい。にこやかな店のおやじさんが、立ったまま一生懸命ハンコを彫っています。店は小さくても、おそるべしホーチミンのハンコ屋さん。その逞しさに感心しきりです。

 手頃な値段で印鑑が作れるとガイドブックにあったので、実印とは言わないまでも立派なものを一つ彫ってもらおうかと思っていたのですが、デザインが中華風そのもの。その上、材質も安っぽくて諦めました。プラスチックや安手の木が主な材料、硬質な木材や水牛などの高級な素材は、扱っていないようです。
 でもお土産というか、遊び感覚で作るのもいいかもしれません。これまた面白い光景でした。

 ここからチャンフンダオ通りをさらに西へ。通りの正面に見えるチャータム教会を目指すことに。教会に近づくにつれて、布地の問屋街になり、そしてCDやDVDショップから派手な音楽が流れてきます。

 やっと教会にたどり着くと、なぜかその門は横浜中華街にあるような中華風。さすがチャイナタウンにある教会と、またも感心・・・
 空高く伸びた尖塔とベージュ色の外観が美しい教会です。スマートな建物には大きな時計があって、9時4分を指しています。入ってみるとこじんまりとした敷地ですが、喧騒のチャンフンダオ通りとは別世界。汗を拭いつつ、しばし静寂の空間に浸ります。教会が運営しているらしい隣の幼稚園からは、対照的に賑やかな子どもたちの声が聞こえてきて、平和な雰囲気に包まれています。

 さあいよいよ、今日の目的地「ビンタイ市場」へ・・・

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March 19, 2009

№1027 熱気のチョロンを歩く

漢方薬屋、ダック、そしてフランスパン
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 世界各地にある中華街。ベトナム・ホーチミンには「チョロン」と呼ばれるチャイナタウンがあります。「チョロン」とは、ベトナム語で「大きな市場」という意味だそう。チョロンの中心にある「ビンタイ市場」がランドマークというのもありますが、ホーチミンの華人が多く住むエリアということで、いかにも活気が感じられます。

 そこで朝早く、タクシーを拾って行ってみることにしました。市内中心部のベンタイン市場近くのホテルから西へ6~7km、20分弱で到着です。
 中華寺「ティエンハウ」を見学した後、ビンタイ市場まで散策しながら歩きます。グエンチャイ通りから左に入った通りが「仏具・祭祀用具街」。店先には赤や黄色の派手な仏具が、所狭しとぶら下がっています。でも仏具や祭祀用具と言うけど、ウルトラマンやディズニーのキャラクターの玩具も・・・ まるで縁日でお面とかを売っている夜店のよう。地味な日本の仏具屋さんとは、まったく違います。

 今度はチャンフンダオ通りを歩いて漢方問屋街へ。香港などで見かけるような漢方薬の老舗が数軒並び、路上まで積まれた様々な漢方薬や乾物から、漢方特有の匂いが漂ってくるのも、それらしい雰囲気です。決して嫌いじゃありません。
 その2、3軒先にはダックを焼く屋台風の店や、焼きたてのフランスパンを道端で売るおばちゃんがいたり。ここでは当り前なんでしょうが、異文化が混ざり合った街角の風景が、とても面白い。

 漢方問屋街からグエンチャイ通りの向こう側は、路上市場が開いています。路上に張られたスコール避けのためのテントの下には、たくさんの野菜や果物が見えます。そして買い物を抱えて、人力自転車のシクロに乗って帰る主婦の姿も。
 ひっきりなしに行き交うバイクや自転車のため、なかなか道路を渡れません。この辺り一帯、熱気と活気に包まれたエリアです。

つづく

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March 17, 2009

№1026 托鉢は快感

 私の隣で喜捨するおばあちゃん
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 ラオス・ルアンパバンの朝は、托鉢から始まります。滞在中毎朝、僧侶一人ひとりに喜捨していると、托鉢にすっかりはまってしまいました。
 やってみると、なぜかテンションが上がるんです。
この快感はどこから来るのか、「施し、善行、仏教の教え・・・」。初めは興味半分の托鉢体験でしたが、毎日喜捨する内に、ラオスの人たちの気持ちの一端でも理解できたらという思いが湧いてきました。

 2月下旬、まだ夜が明けきらない6時20分、お寺の太鼓が打たれます。托鉢開始の合図です。フロント脇で寝ているゲストハウスのおばちゃんを起こさないように、そっと玄関を開けて、ソファー用の座布団を借りて外へ。
 うっすらと朝靄に包まれた街は、肌寒いくらい。しかし托鉢の列が多くやってくる交差点には、早くも地元の人たちが、カオニャオが入った大きなお櫃を抱え、敷いたゴザに座って待ち構えています。お供えを籠に入れて天秤棒を担ぐ売り子たちや白人観光客も、集まって来ています。

 ようやく托鉢の長い行列が、やってきました。先頭は年長僧、次第に若い僧になり最後は少年僧という順番、10代の僧が主体です。オレンジ色の僧衣が、まだモノトーンから抜け出したばかりの街角に鮮やかで、目を奪われます。
 托鉢は意外に静か、僧侶が素足で歩く音が聞こえてくるくらい。大勢の僧侶の列が、無言でやって来ては、さっと通り過ぎていく。そして市民も無言で次々に喜捨する。ラオスの人々には日常だからかもしれませんが、そこには“阿吽の呼吸”が感じられます。
 フラッシュを使わないで夢中でシャッターを押しますが、思ったより徒歩のスピードが速く、托鉢の列はすぐに遠ざかって小さくなります。

 今度はわたしも喜捨をする番です。急いでゲストハウスの前に戻り、近所のおばあちゃん二人の隣に陣取り、行列を待ちます。前夜買っておいたカオニャオを、15人くらいの少年僧たちの鉢に少しずつ入れていきます。しかし歩くのが早くて、固くなったカオニャオを千切るのが間に合わないことも。この間わずか1~2分、あっという間に終わりました。

 それでも“心の高揚”を感じずにはいられません。この貴重な体験をしに、ルアンパバンを再訪しましょうか。

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March 15, 2009

№1025 ラオスの焼きちまき

  小豆の餡子にそっくりなちまき
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 国立博物館の西側で開かれるルアンパバーンの朝市、托鉢の見学を終えると毎日歩きました。近郊の農家のおばちゃんたちが、新鮮な野菜やくだものを路上に並べて商っています。乾物屋や屋台も開いていて、まさに庶民の台所、観光客も交じってなかなかの賑わいです。

 2月末のこの時期、好物のマンゴーは青いものが中心。やっと完熟のマンゴーとドラゴンフルーツをカットしたパック入り(5千キープ、約60円)を見つけて買いました。それと、たこ焼きのような形のココナッツ焼き(3千キープ)も。タイにもあるココナッツ焼きですが、食べるのは初めて。ぷよぷよした食感で、少し油っぽい。でも意外に後味はさっぱりとしています。

 ぶらぶら歩いていると、七輪の炭火でバナナの葉で包んだ「粽(ちまき)」を焼いていました。ラオス語で「カオ・トム」と言うのでしょうか、大きさは10センチほどの円錐形、日本のちまきによく似ています。葉の表面が焦げてきたら出来上がり。
 好奇心から試しに買ってみることに。2個で2千キープ(約25円)と安いものです。竹の留め串を取って、ちまきの皮をめくると、蒸して固めた赤米が出てきました。もちもちとした赤いもち米は、さっぱりとした甘味で、ほのかにバナナの葉っぱの香ばしさがして美味しい。砂糖で甘くしているため、色といいどこか和風の餡子っぱい赤米です。

 おやつに最適なラオスちまき。また食べたくなって翌朝も行ったのですが、ちまきを焼くおばちゃんの姿が見当たりません。もっとたくさん買っておけばよかった! 残念・・・

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March 13, 2009

№1024 米ドルをバーツに

    スクンビットの両替商
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 1ドル90円を割るような超円高は一息つきましたが、09年3月10日現在、それでも98円台で推移していて円高基調が継続しています。
 対バーツについても1万円で3612B(2.77円/B、3月8日バンコク銀行)と、同様に円高傾向です。旅行者だけでなく、ロングステイヤーの方もホッとされていることと思います。

 ずいぶん前のことですが、米ドルをタイバーツに両替したことがあります。ベトナムやラオスでは、米ドルが普通に流通していて、日本円を持っていくよりも米ドルの方が便利なので、所持していたのです。
 07年9月バンコク滞在の最終日、その夜の深夜便で帰国しようという日、手持ちのバーツが少なくなって、ベトナムで使わずに残っていた米ドルを緊急的にタイバーツに両替しました。

 その当時は、今と違ってバーツ高。ホテル近くの両替商で、必要最小限の25米ドル(当時約3000円)をタイバーツへ。交換レートは33.9B/ドル、847.5Bになりました。やはりあまりレートはよくありません。 ちなみに米ドルのバーツへの両替レートは3月10日現在、1ドル36B近くまで上がっていて、タイバーツに対しては、ややドル高傾向になっています。

 この時は、もうベトナムに行くこともないと思って手持ちの米ドルを両替しましたが、その後ラオスへ行きましたし、この4月もまたラオスに行く計画です。ということは前回残っている米ドルは、そのまま現地で使えます。
  日本円から米ドル、そしてタイバーツに両替というのは、2度手数料を取られてしまうので、もうすることもないでしょうが・・・

 ただ次回のタイ・ラオス行きでは、少しだけ円高の恩恵を受けたいものですね。

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March 11, 2009

№1023 ロングステイで自分の生き方探し その7

   マレーシア本土方面を望む
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その7
・インタビューを終えて
 Aさんご夫妻の話を伺って感じたことは、私が考えてきた典型的なロングステイの実践者ということでした。それはAさんが、“自分の生き方探し”として海外ロングステイを選択したことに関係します。

 一般的に、長年働き続け定年を迎えるにあたって「第二の人生をどのように生きていくのか」というのは、個人にとって大きな課題です。この人生の課題に対するひとつの解決方法として、海外のロングステイを媒体とした生き方探しをずっと取り上げてきました。
 ここではロングステイを、これまでの人生を振り返り、現在の自分自身を見つめ直し、これからの人生を再設計するきっかけになるものとして位置づけてみる。そして、生き生きとした新しいシニアの生き方を発見するための手段や手がかりとしてのロングステイを提案するということです。

 現役時代、会社や仕事中心の人生を送ってきた男性にとって、定年後の生き方を見出すのは容易ではありません。それは、定年によって会社や組織における人間関係、職業役割などから解放されるものの、これまでと日常生活や生活環境が変わらず、現役時代の意識や考え方を引きずったままでは、新しい人間関係や社会的役割を構築するのが容易ではないからです。
 そこで、会社を中心とした“タテ社会”から自分の住む地域の“ヨコ社会”のメンバーとして、生きていくための意識や考え方へシフトさせるきっかけや仕掛けが必要になってくる。このシフトさせる仕掛けとして、海外のロングステイを媒体にしようという試みなのです。

 日本社会での日常生活、会社や組織、人間関係などから、一旦切り離され、遮断される生活スタイルが、何より海外ロングステイの最大の特徴です。ロングステイによって切り離され、遮断されるということは、同時に日本社会における周りの目や評価からも切れ離されることになる。そのために外向的な出来事に囚われることなく、内向的なこと、つまり自分自身をじっくりと見つめ直す機会にすることができます。この特徴を活かして、リタイア後の人生の課題を考えようというのです。

 そういう意味でAさんの考え方や行動が、上記のようなロングステイと重なるところが多いと思ったのです。十分な準備とともにリタイア後の生き方を考えた上で、ロングステイを選択し実行されました。その結果「精神的な安定や心のやすらぎ、ゆとり」を感じているとおっしゃいます。また「ロングステイは、残された人生の生き方の選択肢の一つだ」とも。このロングステイ実践者の言葉に、我が意を得たりという思いと同時に勇気付けられました。

 また忘れてならないのが、家族とりわけ夫婦間の関係や絆を再構築するという問題です。
 海外では日本社会の他者との関係から遮断されることで、夫婦が協力しながら生活しなければならない環境になります。夫婦が向かい合い協力し合う生活が、夫婦間の関係を見直す契機となって、本来の協働関係を再構築しているのです。言い換えると、日本では社会に対して外向きになりがちな夫婦関係から、ロングステイを通して内向きの夫婦関係にシフトする効果があるようです。

 色々なことを考え、気づかされたインタビューでもありました。改めてAさんご夫妻に御礼を申し上げたいと思います。感謝。
 最後に、ご夫妻のような素敵なロングステイヤーが後に続くことを願って、締めくくりにします。

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March 09, 2009

№1022 ロングステイで自分の生き方探し その6

   コンドミニアム内のプール
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その6
・ロングステイ体験を通して
 「ペナン滞在中は日本のしがらみや束縛感から解放されて、のんびり過ごしています。ここでは人生や生活を楽しもうという気持ちになれるんです。そして経済的な心配がないからなんですが、精神的に安定して穏やかになり、心の余裕やゆとりを感じますね。ただ帰国すると、元に戻ってしまうのですが(笑)。
 日本では味わえない体験ができて、ロングステイを実行して本当に良かったと思っています」とAさん。

 そして「ロングステイは田舎暮らしなどと同様に、残された人生の生き方の選択肢の一つだと思いますし、日本を離れて外から日本を客観的に見たり、その良さを知るよい機会ですね」とも。

 「アドバイスとしては、日本社会や人間関係から離れてしまうだけに、海外生活ではいつも以上に夫婦間のコンビネーションが大切になります。
 また、妻の定年を待ってロングステイを実行しましたが、それまで5年間の準備期間が大きかったですね。意識面での準備ができて、現役からリタイア後の生活、つまりロングステイへの移行がスムーズにできました。
 元々、若い頃からテニスやゴルフなどスポーツ各種、マージャンにパソコンと趣味は多彩でしたし、時間を有効に過ごす工夫、楽しみを作る習慣は身に付いていたと思いますが」と十分な準備が大切とおっしゃいます。

 最後に「私は40年間、病院スタッフとして勤務してきましたが、過労のドクターや高齢の重篤な患者さんと、長年接してきたことが、これからの人生を考えるきっかけでした。
 そして55歳頃から“自分の生き方探し”を考え始めました。リタイア後の人生を楽しみたい、これまで頑張ってきた人生にご褒美を。それを具体化したのが、ロングステイだったのです」
という言葉が心に残りました。

つづく

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March 07, 2009

№1021 わずか45分間のタイ入国

   バンコク上空、間もなく着陸
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 ペナンから帰国。バンコクでトランジットして福岡へ、エアアジアからバンコクエアウェイズ(PG)に乗り継ぐことになります。
 航空会社が異なっていても、同じアライアンスや会社間で協定を結んでいる場合、トランジットカウンターで乗り継ぎ手続きをするだけ、つまり出発地から到着地まで手荷物は預けたままでOKということが、一般的なようです。

 ところが、格安チケットで急成長をしているエアアジアは、他の航空会社との業務提携がほとんどないため、バンコクでのトランジットは、一旦手荷物を受け取って、改めてPGのカウンターでチェックインしなければなりません。
 ということは、 “乗り継ぎのためだけに”タイに再入国しなければならず、そしてもう一度出国税(700B)も必要になるということを意味します。何せ片道399B(約1200円)の格安チケットですから、文句はいえないのですが・・・

 エアアジア、ペナン発FD3544便は、ほぼ定刻の17時34分にスワンナプーム空港に着陸しました。ペナン往復のフライトとも全く問題なし。マレーシアへの直行便がない福岡に、早く就航して欲しいと思ったくらいです。

 入管には3、4人しか並んでいません。早くも17時50分、入国。
 ターンテーブルに手荷物が出てくる時間を利用して、残っていたマレーシア・リンギットをタイ・バーツの両替してから到着ターミナルに出ます。いつもだとそのままタクシー乗り場に向かうのですが、今日は出発カウンターがある4階へ上がります。
 
 PGのカウンターへ直行。本来であれば、福岡への深夜便は21時30分からチェックイン開始なのですが、特別にやっていただきました。本当に感謝!(この辺りの事情は、改めて書くことに)。
 チェックインを終え、出国手続きへ。この時間帯、今までで一番というくらい並んでいる人が少なく、スムーズな出国です。腕時計をみると、時刻は18時34分、わずか45分という短時間のタイ滞在となりました。

 ストレスが溜まらず順調な入出国手続きでしたが、これでも700Bの出国税。どこか複雑な気持ちが残ったのは言うまでもありません。

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March 05, 2009

№1020 ロングステイで自分の生き方探し その5

   テラスからの素晴らしい眺め
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その5
・ペナン生活について
 「ロングステイと言っても、観光の延長上の気持ちで滞在しています。そして、ペナンにお世話になっている意識で生活しています。例えば、お金を使うことも現地社会に役立ちますし、生活費を安くあげようとは思っていません。日本と比べて生活費が安く済む分、遊ぼう、旅行に行こうという志向ですね」とAさん。 
 奥さまは「気候が良くて住みやすいです。春・秋は日本がいいなと思いますが、ペナンでは年中、半袖短パンで居られるのは楽です。とりわけ季節毎の衣替えをしなくて済むのは、女性にとって助かりますね」。

 遠く離れたペナンでも、日本の情報は不自由なく入手できるそうです。マレーシアの有料衛星テレビ放送「アストロ」に加入(88RM/月、約2600円)していて、NHKと契約しなくてもNHKワールドの衛星放送が見られます。
 そして、ADSLを利用したソニーのロケーションフリー・システムは、2万5千円の機器を購入するだけで、日本の民放テレビがリアルタイムで視聴できます。わたしも実際に拝見しましたが、日本で自宅のテレビを観るのと全く変わりませんでした。
 また、PCでインターネットやEメールはもちろんのこと、日本の家族との電話については、無料の音声通話サービス「スカイプ」を利用しています。海外生活ではこれらの通信手段は必須ですし、使いこなせると海外にいても情報格差はありません。
 
・ペナンの日本人社会
 こちらでは、近所付き合いや町内会といった日本のしがらみがなく、何でも夫婦2人で決められる生活です。コンドミニアムの日本人同士の付き合いはありますが、ペナンの日本人社会と適度な距離を保っています。卓球を楽しんだり情報交換し合ったり、あまりベッタリにならない程度の交流で、グループや派閥を作らないよう心掛けているそうです。
 
 ロングステイヤーの集まりとしては、現地日系企業が運営するサークル「トロピカル」「ペナン・ココナッツクラブ」の2つがあるとのこと。各種イベントや交流会、ヨガ・料理教室、さらに病院見学会、弁護士セミナーと、趣味から実用的な生活情報まで、利用の仕方によっては役立ちそうです。

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March 03, 2009

№1019 ロングステイで自分の生き方探し その4

   Aさん夫妻 中央は管理人
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その4
・ロングステイのきっかけ
 Aさんは、病院職員として永年勤め、定年後も1年半嘱託として勤務し、共稼ぎの奥さんの定年を待って、ロングステイをスタートさせました。
 55歳の頃、新聞のコラムで「タイ・チェンマイとオーストラリア・パースのロングステイ」特集記事を読んだのがきっかけ。それからロングステイを老後のライフスタイルとして具体的に考えるようになり、候補地を下見するなど約5年間、情報収集したそうです。
 その結果、定年後日本で働くのも良いが発想を転換し、円高差益による恩恵等々で物価の安いアジアで生活すると、生活レベルを下げずに十分に暮らせると思い至ったといいます。

 元々永住志向はありませんが、ペナンはもちろんのこと他の滞在地を含めて、この先10年間はロングステイを継続したい。これまでの蓄えを使い切ってもいいと思っています。将来健康が不安になったら、KLにある日本人専用老人ホーム「ナースロッジ日本」に入居するのも選択肢のひとつ。入居費はひとり約10万円/月。いざとなれば医療や介護ケアが受けられるそうです。

・ペナンに決めた理由
 ロングステイ滞在地を決めるにあたっては、KL、キャメロンハイランド、コタキナバル、そしてタイ・バンコク、チェンマイといつくかの候補地がありました。
 しかし生活コストが安い、治安がよい、ゴルフ事情やマリンスポーツができること、そして空気がいいこと。これらの条件が一番揃っていたのが、ペナンだったのです。ただ「ヘイズ」と呼ばれる山火事を原因とするインドネシアからの煙害に悩まされることがあるとか。

・キャメロンハイランドについて
 マレーシアで人気のキャメロンハイランドは、標高が高いので思ったより寒く、雨季が長いこともあって、比較的短期間の滞在者が多い。日本の夏、冬の季節、つまり避暑や避寒目的でロングステイしたい人には向いているそうです。
 そのためか「ペナンより年齢層の上の方も多く滞在しています。でも皆さんお元気な方ばかり。もっとも元気だから来られるんでしょうが、ロングステイするとまた元気になるという相乗効果があると感じます。しかし、年齢的に高血圧など持病持ちの方もいらっしゃいますが、日本と比べると気温差が小さく暖かいので症状が軽くなるようですね。また花粉症もないです」と奥さま。

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March 01, 2009

№1018 絶景のライステラス

  美しいライステラスを独り占め
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 閑話休題。多分このブログでは初めて、インドネシア・バリ島の話題を取り上げます。今から5年前、念願だったバリ島に行きました。目的はバリ舞踊やガムランの音楽を生で楽しむことです。ロングステイの取材もしたかったのですが、現地情報がキャッチできずに観光だけになってしまいました。

 福岡からは、シンガポールを経由してバリ島のデンパサール空港へ。もちろんシンガポール航空の利用です。バリ島へは以前、ガルーダ・インドネシア航空が就航していましたが、福岡空港での事故以来、直行便はありません。

 滞在したのはバリ島の内陸部にある芸術の村「ウブド」。ビーチサイドにある大型リゾートホテルには近づくこともなく、一度も海を見ることもありませんでした。
 以前から憧れていたコテージ式ホテルに宿泊し、日がな一日のんびり過ごして、毎晩ガムラン音楽やバリ舞踊を楽しもうという魂胆です。ネットで予約したのはモンキーフォレストに近い「アラム・インダ」という中級ホテル。1泊数万円もする高級ホテルはとても無理ですが、数千円というリーズナブルな料金でもコテージタイプの部屋で、ベッドには天蓋も付いています。部屋数は少ないのですが、もちろんプールもあってゆっくりと泳ぐことができました。

 中でも気に入ったのが、部屋のテラスから望めるヤシの林とライステラス(棚田)です。バリ島で有名なライステラスのスポット「テガララン」には及びませんが、素晴らしい眺望が広がっています。美しい棚田は日本にもたくさんありますが、ヤシの木など熱帯の樹木と一体になったライステラスは、これまた一見の価値ありです。そして夜明けから夕暮れまで、光と影が織りなす景色の変化は、見飽きることがありません。
 
 昼間はテラスのカウチで横になり、この景色を独り占めにしてビールを飲んだり昼寝をしたり。まさに贅沢の極み、心身共にリラックスできました。また近い内に行きたいですね。

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