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May 21, 2009

№1060 ドルとキープ

   素朴で素敵なラオス雑貨
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 ラオスの通貨は「キープ」ですが、米ドルも流通していますし、タイ・バーツも普通に使えます。日本から行く場合、米ドルを持参するのが便利でしょう。現地で円をラオス・キープに両替する必要はありません。
 使用されているのは、ドルもキープも紙幣のみ。キープにはコインはないようですし、アメリカのダイムやクォーターなどのコインは使えません。なのでラオスでは、小銭入れは要らないことになります。

 さて気になるのが、ドルとキープの両替レートです。2007年版の「地球の歩き方」によると、1ドルが1万キープとありました。これは計算しやすいと思っていたら、08年2月実際に行ってみると、1ドル=9千キープでした。
 そして今年4月には、さらに8千キープに。1年で1千キープもドル安になっています!

 この両替レートは、端数がないので分かりやすい反面、大雑把なレートでもあるのです。しかもラオス・キープの方が、決して損をしないレートと言っていいでしょう。コインがないこともあるのでしょうが、いつも切り捨てのレートなのです。
 ルアンパバーンに到着して、すぐに空港内の銀行の両替レート表をチェックしたら、1ドル=8545キープでした。つまり市中のお店やレストランで米ドルで支払うと、1ドルにつき545キープずつ損していることになります。逆に商店主などは得する訳です。ドル紙幣が貯まってキープに両替したら、その差額分が結構な利益になりますから。
 545キープを日本円に換算すると約5円くらいのものですが、「チリも積もればなんとやら」の例えの通り、ばかになりません。高額な買い物などをすると、その差額が大きくなっていきます。
 
 逆にこの差額を利用して、値段交渉をしたらいいことに気付きました。例えばナイトマーケットでの買い物。1個1ドルの雑貨を10個買うと10ドル。これをキープに換算すると85450キープになりますから、1ドル8千キープのレートと比較すると5千キープ以上、売り手が差益を得ることができます。
 そこで少し値引いてもらうなり、1個おまけしてもらうなりして、交渉することに。決して値切り倒す訳ではないので、こちらも気が楽です。

 余談ですが、キープ紙幣のお釣りをもらうと、たいがいヨレヨレの紙幣が手渡されます。長年使われているのでしょう、手垢で黒くなっているのは当り前。それと比較するとタイ・バーツは、そこまで汚れてはいません。隣同士の国でも紙幣の新しさには、歴然とした差があります。
 そういう意味では、紙幣の“くたびれ具合”というのは、経済や金融の発展度や国民生活の豊かさを計るバロメーターのひとつでもあります。

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