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May 31, 2009

№1065 ビアラオは空ビンを持って

  ビアラオとラオス焼酎のラオラオ
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 ラオス・ルアンパバーン。09年4月2日、ゲストハウスに到着して夕方までお昼寝した後は、近所の散歩です。外へ出ると、陽も傾きだして、ずいぶん涼しく感じます。

 まずゲストハウスの名前にもなってい目の前のワット・シェンモアン。太鼓の音に誘われて境内へ。小さなお堂で、2人の若い僧侶が、シンバルを鳴らして太鼓の練習をしていました。単調なリズムですが素朴な響きがあります。
 また境内のマンゴーの木にはたくさんのマンゴーが実っていて、まだ青いものの、やはり4月はマンゴーの季節ですね。

 街を歩くと、1年前と比べると街並みがきれいになっています。それは新しいゲストハウスが増えているからだと気付かされますが、つまり観光地化が急速に進んでいるということ。わたしもその一人なんですが、少し複雑な気分です。

 ネットカフェでメールチェックしてからの帰り、ビアラオを買うことにしました。ゲストハウス近くの薬局兼雑貨屋では、ビールやミネラルウォーターなども売っているのです。
 大きな冷蔵庫からビアラオの大びん2本を取って、値段を尋ねると「1本1万キープ(約120円)よ」と店のおばちゃん。「えっ! 去年は8千キープ(100円)だったよ」と驚いて聞き返すと、「それじゃ、空きびんを返してくれるんだったら、8千キープでいいわ」。商談成立です。

 その後毎日、空きびんをぶら下げてビール買いに通うことになりましたが、空きびんが2千キープもするのか、1年間で2千キープも値上がりしたのか、結局よく分からないまま。ここでも観光地化というか、観光客価格が進んでいるのかもしれません。

 わずか1年間なのに、街の変わりように戸惑うルアンパバーン初日でした・・・

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May 29, 2009

№1064 1年ぶりの再会

    お元気な様子で一安心
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 タイ・ロングステイ7年目を迎える篠原絢司郎さん(72歳)に、09年4月にお会いしました。バンコクに行く度、つまり半年毎に近況を伺っていたのですが、今回は1年ぶりの再会です。
 本来であれば、かねてより建築中だったナコンパトムの新居に訪問するはずだったのですが、今回もバンコクでお会いすることに。遅くとも昨年夏までにはナコンパトムへ転居されると聞いていたものの、転居の知らせがないまま今年春に。Eメールは使われないため連絡が取れない状態になってしまい、万が一と思って現住所に電話したところ、まだバンコクにお住まいだった次第です。

 タイムズスクウェア内のいつものレストランでランチをご一緒しながら、その経緯を伺いました。

 篠原さんの話によると、工事を請け負っていた建築会社が、08年8月に倒産してしまったとのこと。タイではよくある話らしいのですが、社長のギャンブルが原因なのだとか。元々同年4月に完成予定だったのが延び延びになっていて、9割方完成してところでの出来事。人の紹介で契約した会社という事情もあって、日本のように売り上げや信用状態をチェックできなかったことや、遠いナコンパトムの工事の進捗状況を常に把握できなかった面もあるそうです。
 契約金額の8~9割は支払済み。しかしまだ内装工事などが残っていて、新規に別の業者に頼むとさらに金額が必要だとおっしゃいます。

 今後の対応については思案中とのこと。できれば転売したいところですが、未完成物件なのとバンコクから離れた地方都市ということで転売しにくい状況で、不動産会社はやや消極的といいます。当面様子を見て、完成させるか転売か、今年中に判断するつもりだそうです。
 「人生いろいろ。今回みたいにうまく行かないこともあるけど、そうそう悪いことばかりでもありませんよ。ここはタイ、楽天的に考えています」と篠原さん。こちらが心配するほど悲観的ではなくて安心しました。

 そういう事情で、ここしばらくはバンコクでのロングステイを継続する予定です。以前からの日本語のプライベートレッスンは続けていらっしゃいますし、日本語教室での教師ボランティアも再開することになったと、後日聞きました。

 ところで当日は少々風邪気味の篠原さん、普段から薬局で市販の風邪薬を服用されていて、ほとんど病院には行かないそうです。それでも来タイ以来、初めて人間ドックの検査を受診したところ、特に問題はなかったとのこと。ちなみにサミティベート病院での検査料は、4万バーツ弱だったとか。

 建築会社の倒産というトラブルにも拘わらず、それでも前向きな思考。落ち込むことなく物事を肯定的に捉える姿勢は、まさに見習うべきでしょう。楽天的な性格と言ってしまえばそれまでですが、とりわけシニアにとっては重要な要素だと思います。それこそ明るく元気に過ごせるヒントかもしれません。
 今後とも健康で順調なタイ・ロングステイを願うばかりです。次回の再会を約してお別れしました。

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May 27, 2009

№1063 強い陽射しか、突然のスコールか

  スコール後のベンタイン市場前
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 ベトナム・ホーチミンを訪れたのは8月下旬、ちょうど雨季に当たります。ホーチミンの空の玄関口タンソンニャット空港に降り立った時はスコールが上がったばかりでしたし、出国時も離陸が危ぶまれるくらいすごい雷雨に見送られました。
 ベトナム南部はバンコクと同様、4~5月が最も気温が高い暑季、10月までが雨季、そして11月以降が乾季と大まかに区分できます。

 滞在中、毎晩決まってスコールがやってきました。それも南国特有の土砂降りの雨です。およそ1時間ほどで小降りになりますが、その間はホテルの部屋から一歩も外に出られません。停電にならないだけマシかも。
 そんなスコールの中でも、バイク軍団は携帯している雨合羽を着て、街中走り回っているのですから逞しいものです。
 
 夜のスコールは、日中の熱気が流され涼しくなって助かるのですが、昼間のスコールはそうとばかり言ってられません。雨上がりしばらくはしのぎやすくなっても、強い陽射しが再び戻ってくると猛烈な暑さがぶり返します。雨の前よりも、すごい湿気を伴っているだけに堪りません。纏わりつくような湿気です。

 正午には影ができないほど真上にある太陽の陽射しにはうんざりしますが、スコール後の湿気にも閉口します。どちらも敵いません。
 バンコクでも同じ経験をしているはずですが、なぜかホーチミンの方が嫌な印象が残っています。バンコクの雨季は曇っていることが多い気がするし、ホーチミンの天候の方が陽性なのかもしれませんね。

 やはり観光するなら、強い陽射しとスコールを避けて乾季ということでしょう。

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May 25, 2009

№1062 3年ぶりのTG その2

   あられをつまみにビアシン
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その2
 天気晴朗なれど、いつもはよく見える雲仙がかすかに望める程度です。12時04分、天草あたりから、眼下は雲のじゅうたんと変わり、この先ずっと東シナ海上空は白い雲が切れることがありませんでした。

 2時間時計を遅らせてタイ時間に合わせます。離陸後20分ほどで、ドリンクサービスが始まりました。迅速なサービスです。ビアシンをもらって早くもタイ気分に。ただおつまみは日本のあられですが。
 機内食のメニューがないので、ついでに聞いてみると「チキンか魚」とのこと。チキンをリクエストしたら、最後尾の座席に拘わらず、一番先に持って来てくれたのは嬉しいサービスです。
 見ていると2班で食事のサーブしていて手際がいい。これだと後方の乗客もあまり待たされることはありません。以前よりサービスが迅速で、よくなった気がします。拍手!!
 ただどうも事務的な感じで、笑顔や愛想がないのは残念なところです・・・

 やはり近くの乗客は、魚料理しか残っていない模様。
 チキンは「竜田揚げにレモン餡かけ」、日本そばに玉子焼きや竹の子の煮物、それに味ご飯と意外に和風メニューです。白、赤ワインそれぞれもらって飲み比べ。赤は、まあ普通ですが、白の方が甘からず辛からず、なかなかいけます。
 食べ終わったら、お決まりのジントニックです。レモンじゃなくてライムがいいなぁ。やっぱりジントニックは、PGの方が美味しい! とかなんとか言いながら、3~4杯飲んでしまいました・・・

 14時07分、雲の合間からベトナムの海岸線が見えます。GPSはバンコクまで後1時間半と表示。今日は5時間半のフライトと、いつもより長い。
 ようやく雲が切れ、インドシナ半島の大地が眼下に。雲は夏雲に変わり、いかにも暑そうです。14時58分、スワンナプームは気温31度とアナウンスが「本当なの?」というくらい、大地は暑く感じます。
 既に高度を下げ始めていますが、再び雲中へ。空港に近づくにつれて雲が厚くなり、機体が大きく揺れます。下はスコールかもしれません。

 バンコクも霞んだ空から15時23分、スワンナプーム空港に無事着陸しました。5時間掛からない時もあるのに、5時間40分と長時間のフライトでした。
 ボーディングブリッジから直接ターミナルビル、そして入管へ。入管は3~4人の列と混んでいません。14時40分、スムーズな入国です。

 さあ、バンコクとルアンパバーンの旅が楽しみです。

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May 23, 2009

№1061 3年ぶりのTG

      A300の機内   
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 09年3月31日、福岡は快晴、国際線ターミナルから見える「博多の森」が桜色に染まって美しい。まさに春爛漫です。日本で一番最初に開花し、満開になった桜に見送られてバンコクへ。

 11時45分発、タイ国際航空TG649便、3年ぶりのTGです。この間ずっとバンコクエアウェイズ(PG)を利用していましたが、昨年秋PGの福岡線休航に伴って唯一の直行便であるTGに搭乗することになりました。

 9時45分チェックインし、最後尾に近い座席をリクエスト。乗客は160人と80%の搭乗率です。新学期が近いせいか学生の姿は少ない代わりに、大きなゴルフバッグ持参のシニア男性グループが目につきます。
 TGのマイレージカードをチェックイン時に出すと、わたしの格安チケットにはマイレージが付かないとつれない返事。もっと安かったPGのチケットはちゃんと付いたのに、「タイ航空のケチ!」と思わずつぶやいてしまいました。いつ貯まるともしれないマイレージを当てにしてませんので、もっと安いチケットを探さねばと改めて思った次第。その都度安い方が、現実的です。

 10時20分、やっとのことで手荷物検査を通過。午前中は出国ラッシュで、30分も掛かってしまいました。3つしかない検査口がネック。何とかしてよ。
 出国審査はスムースです。
 
 TG659便、機材はA300。外観のカラーリングは最近のものですが、機材は決して新しくありません。スクリーンは大きなものが2ヶ所ほどあるプロジェクター式、PG機のように2~3列毎に小さな液晶モニターがあるタイプが見やすいのですが。わたしの座席からは遠いスクリーン、これではせっかくの映画「マダカスカル2」を楽しめません。
 その上、なぜかイヤフォンから音が流れなくて、音楽も聴けない始末・・・やはり福岡線はローカル路線だから仕方ないですね(苦笑)

 スクリーンのGPS画面に、バンコク-福岡間 3720㎞、飛行時間5時間、高度36000フィートの表示。
 11時39分、駐機場から動き出し、風向きが変わったのか北向きに離陸するようです。11時49分、離陸。バンコクへ向けて、春霞の空へ飛び立ちました。

つづく

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May 21, 2009

№1060 ドルとキープ

   素朴で素敵なラオス雑貨
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 ラオスの通貨は「キープ」ですが、米ドルも流通していますし、タイ・バーツも普通に使えます。日本から行く場合、米ドルを持参するのが便利でしょう。現地で円をラオス・キープに両替する必要はありません。
 使用されているのは、ドルもキープも紙幣のみ。キープにはコインはないようですし、アメリカのダイムやクォーターなどのコインは使えません。なのでラオスでは、小銭入れは要らないことになります。

 さて気になるのが、ドルとキープの両替レートです。2007年版の「地球の歩き方」によると、1ドルが1万キープとありました。これは計算しやすいと思っていたら、08年2月実際に行ってみると、1ドル=9千キープでした。
 そして今年4月には、さらに8千キープに。1年で1千キープもドル安になっています!

 この両替レートは、端数がないので分かりやすい反面、大雑把なレートでもあるのです。しかもラオス・キープの方が、決して損をしないレートと言っていいでしょう。コインがないこともあるのでしょうが、いつも切り捨てのレートなのです。
 ルアンパバーンに到着して、すぐに空港内の銀行の両替レート表をチェックしたら、1ドル=8545キープでした。つまり市中のお店やレストランで米ドルで支払うと、1ドルにつき545キープずつ損していることになります。逆に商店主などは得する訳です。ドル紙幣が貯まってキープに両替したら、その差額分が結構な利益になりますから。
 545キープを日本円に換算すると約5円くらいのものですが、「チリも積もればなんとやら」の例えの通り、ばかになりません。高額な買い物などをすると、その差額が大きくなっていきます。
 
 逆にこの差額を利用して、値段交渉をしたらいいことに気付きました。例えばナイトマーケットでの買い物。1個1ドルの雑貨を10個買うと10ドル。これをキープに換算すると85450キープになりますから、1ドル8千キープのレートと比較すると5千キープ以上、売り手が差益を得ることができます。
 そこで少し値引いてもらうなり、1個おまけしてもらうなりして、交渉することに。決して値切り倒す訳ではないので、こちらも気が楽です。

 余談ですが、キープ紙幣のお釣りをもらうと、たいがいヨレヨレの紙幣が手渡されます。長年使われているのでしょう、手垢で黒くなっているのは当り前。それと比較するとタイ・バーツは、そこまで汚れてはいません。隣同士の国でも紙幣の新しさには、歴然とした差があります。
 そういう意味では、紙幣の“くたびれ具合”というのは、経済や金融の発展度や国民生活の豊かさを計るバロメーターのひとつでもあります。

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May 19, 2009

№1059 日焼けした! 

  ルアンパバーンの美しい小径
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 09年3月末、タイ・ラオスに行く際、今年初めて半袖を着ることに。機内では半袖のポロシャツの上に長袖シャツとトレーナーを羽織って過ごします。意外に機内は寒いので、このくらいでちょうどいいくらい。
 しかしスワンナプームに到着すると、長袖を脱いでポロシャツ姿に。機外からボーディングブリッジに出る瞬間、南国特有のムッとした熱気に包まれます。まさに桜満開の日本の春から、一気に真夏に放り出されたようなものです。

 ところで、どちらかというと色白の私。今シーズン初めての半袖の両腕を見ると、少々恥かしさと違和感を覚えます。腕の白さが、いかにも寒い日本から着いたばかりだと証明していて、南国タイにまるで似合わないからです。
 夏に日焼けしていても、冬の間にすっかり白くなっていることを、改めて気付かされてしまいます。

 バンコクで2泊し、ラオス・ルアンパバーンも3日目ともなると、現地の暑さにも慣れてきますが、さすがに暑い昼間には出歩きません。それでも暑季のこの時期、陽が高いので知らず知らずのうちに日焼けしているのです。

 夕方、ゲストハウスに戻って、部屋の鏡に映った自分の顔を見ると、すっかり黒くなって夏顔の夏男。福岡を出発した時とは別人のようです。白かった腕も気にならないほど、早くも小麦色。

 これで帰国したら「夏先取りだ」と思わずほくそ笑む私。早く半袖の季節にならないかなぁ、と待ち遠しい今日この頃です。

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May 17, 2009

№1058 燕酒家のポーパッポンカリー

   絶品のポーパッポンカリー
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 09年3月31日、バンコクに到着したその夜、地下鉄サムヤーン駅近くの「燕酒家」でロングステイヤーの方と夕食を共にしました。同店へは約3年半ぶり、看板メニューの「ポーパッポンカリー(泥蟹のカレー炒め)」がお目当てです。 「ポーパッポンカリー」といえば、「ソンブーン」が有名ですが、ここのもお気に入りなんです。

 平日のまだ6時すぎというのに、1階のテーブルは中華系タイ人で一杯。人気ぶりが伺えます。一つだけ空いていたテーブルへ。
 注文したのは、もちろん「ポーパッポンカリー」。それに「ゆでエビ」「カキの卵炒め」「空心菜炒め」の全4品。海鮮料理がウリの「燕酒家」の定番メニューと言ってもいいでしょう。

 シンハ・ビアで乾杯し、最初に出てきたのが「ゆでエビ」と「空心菜炒め」。「ゆでエビ」は、塩茹でしただけのシンプルな料理ですが、泳いでいたエビをすぐに調理していますから新鮮そのもの。ぷりぷりです!この料理も食べたかった一品でした。空心菜はニンニクがたっぷりなのに、さっぱりとした味付けが好感が持てます。
 つづいて「カキの卵炒め」、熱した鉄板にモヤシが敷き詰められ、その上に卵でとじて焼いたカキが載っています。濃厚なカキを卵が包み込み、シャキシャキのモヤシとの組み合わせが絶妙、捨てがたい味です。

 最後にメインの「ポーパッポンカリー」が運ばれてきました。大皿にかなりのボリューム、2人にしては多過ぎるくらい。
 口に入れた途端、カニと卵でやさしくなったカレーの風味が広がります。ふわふわでマイルド、この味堪りません。固い殻をていねいに割ってあるため食べやすくて、どんどん食が進みます。久しぶりの味に大満足です。

 お代はビール2本を加えて、1348バーツ(約4千円)。泥蟹が1kgと2人にしては大きく700バーツしたので、少々高くつきましたが、バンコクに行ったら1度は足を運びたいお店であります。
 ただ1人では「ポーパッポンカリー」を注文しづらいので、お付き合いいただいたロングステイヤーの方に感謝です。お陰で久しぶりに燕酒家の「ポーパッポンカリー」が食べられました。

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May 15, 2009

№1057 シェンモアン・ゲストハウス

   清潔で居心地のよい部屋
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 ルアンパバーン空港から、ワンボックス車に乗って市内へ。200バーツ(約600円)と全くの外国人料金なのですが仕方ありません。クーラーが効いているのでトゥクトゥクよりはましですが。ラオスでは左ハンドル、走っているのはトゥクトゥクばかりなので、初めて気付きました。スピードは20~30kmとトゥクトゥク並みに遅いのも、ラオス流ということでしょうか。
 懐かしの街並み、雨上がりで緑が眩しく見えます。車窓からプーシーの丘を眺めながらカン川沿いの道路を通って、ゲストハウスに到着。わずか10分足らずです。

 宿泊先は「シェンモアン・ゲストハウス」。前回も泊まったところで、日本を発つ前に国際電話で予約を入れていたのです。ネット予約はもちろんできません。
 顔を憶えている若いスタッフがフロントにいました。ちゃんと予約が入っていて、宿泊代1泊30ドルであることを確認してチェックイン。彼が本館2階の部屋に案内してくれようとしますが、去年宿泊した新館の方に替えてもらいました。だって新館にはお気に入りのテラスがないのです。

 改めて案内されたのが、新館2階の10号室。真っ白なシーツのダブルベッドに清潔な室内、ホットシャワーもありますから快適に過ごせそう。昨年、6室ある新館は満室でしたが、今回はもう1部屋にお客さんがいるだけのようです。
 旅装を解いてテラスの椅子でのんびり。ここですよ、これこれ! このテラスに座っていると、自分の家に帰ってきたみたいな気分です。
 ここからはプーシーの丘が望めます。緑が多い中庭にはブーゲンビリアの花が咲き、小さな噴水の音が妙に落ち着きます。鳥小屋の九官鳥が、盛んにおしゃべりしていますが、ラオス語なので意味不明。でも時々「サバーイディ(こんにちは)」と言っているようです。
 庭の端っこにジャックフルーツの木があって、大小10個ばかりの実がぶら下がっています。去年2月は小さなものでしたが、4月ともなると随分と大きくなるものですね。そのため“生っている”というよりも“ぶら下がっている”と言った方がぴったり。もう食べられそうなくらい。 

 涼しい風が吹くお気に入りのテラス
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 午後2時半頃、まだ日が高いのですが、爽やかな風が吹いてきて、このテラスにいるととても涼しい。心地よい風とまだ残っている酔いで眠たくなってきました。
 夕方まで間があります。しばらく午睡をすることにしましょう・・・

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May 13, 2009

№1056 ラオス入国

  ルアンパバーン空港に到着!
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 09年4月2日13時30分、PG943便は無事ルアンパバーン空港に着陸しました。天気は晴れ、カラッとして爽やかな空気です。スコールが過ぎて涼しくなったのか、30度ないかもしれません。暑季のこの時期、猛暑を覚悟していたのに、バンコクよりも随分涼しく感じます。よかった!
 
 歩いて空港ビルへ。すぐに入管です。一番に並んだんですが、入管の係員携帯電話に夢中でわたしに気付きません。軍服のような制服を着ているのに「仕事しろ!」と心の中でつぶやきながら、パスポートと入出国カードを提出します。確かにラオスはベトナムと同様、社会主義国家なので、軍服みたいな制服なんでしょう。

 わたしが並んだのは、VISAが必要ない窓口。2007年より日本人は、15日間以内の滞在であればビザが不要になっているのです。ここで初めて気づいたのですが、もうひとり日本人がいました。長髪を後ろで束ねたバックパッカー風の若者です。機内ではわたしの前の席に座っていたのですが、日焼けしていて日本人とは思わなかったのです。

 フランス人はじめ白人の乗客たちは「アライバル・ビザ」を申請するために列を作っています。わたしはパスポート審査だけで、すんなりパス。ビザなし入国が認められている日本人が、優遇されていることがよく分かります。旧宗主国のフランスでさえ、ビザが必要なんですから。

 スーツケースを受け取り、ターミナルの外へ。市街に向かう客待ちのトゥクトゥクが見当たりません。数少ない定期便が到着したというのに・・・
 ここではタクシーチケットを購入して乗車するのですが、わずか15~20分、距離にして5kmくらいなのに、200バーツ(約600円)もします。バンコク市内から約30km離れたスワンナプーム空港までのメーター料金に相当するくらいの料金、つまり外国人価格というやつなのです。
 逆にルアンパバーン市街から空港まで前回は、3ドル(300円)で乗れました。ここは急ぐ必要ありません。空港の入り口まで、客を乗せてきたトゥクトゥクを捕まえればいいのです。日本円にすればたいした金額ではないのですが、現地の物価を考えると、高額なタクシーチケット代に納得がいきません。

 しかし待てど暮らせど、トゥクトゥクはやってきません。早くゲストハウスのベッドで昼寝したい誘惑に、つい負けてしまい、渋々200バーツ支払ってチケットを買うことに。
 前回は軽トラックの荷台に乗車するトゥクトゥクでしたが、今日は8人は乗れそうなワンボックス車です。もちろんクーラー付き。高い料金を払うんだから、これくらい当り前と思いつつ乗車します。

 さあ、いよいよルアンパバーンの街が待っています。

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May 11, 2009

№1055 BTSシーロム線延伸

なぜか鯉のぼりのカラーリングのBTS
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 09年5月1日、日本語フリーペーパーDACOのHPからです。

 「バンコク都庁によると、BTSシーロム線の延伸区間の試験運転を3月より開始しており、5月15日から正式開業する予定だそう。延伸区間はサパーン・タークシン駅からチャオプラヤー川を渡って西に進み、トンブリー側ウォンウィエン・ヤイ駅までを結ぶ2.2km。
 なお、開業より8月12日までの3カ月間は延伸区間の運賃は無料にし、それ以降は通常区間と同じ運賃体系を適用する計画です」

 以前から工事が進んでいたシーロム線の延伸区間、やっと開通するんですね。開業によってチャオプラヤー川を渡ってトンブリ側まで、直接BTSで行けるとは大変便利になります。これまでは川の渡し船に乗らないといけませんでしたから。ただその分、風情がなくなるのかもしれませんが・・・
 
 ウォンウィエン・ヤイといえば、ここを始発駅にしたローカル線があって、漁港のマハチャイが終着駅です。マハチャイには新鮮な魚介類を中心にした大きなマーケットがありますし、もちろん美味しいシーフード料理もいただけます。
 約1時間のローカル線の旅とシーフード料理。今回のBTS延伸で、またマハチャイに行ってみることにしましょう!

 ところで、もう一方のBTSスクンビット線の延伸について。スクンビット線では、現在の終点オンヌット駅からベーリン駅まで4駅の延伸工事中ですが、調べてみると2011年の開業予定とのこと、こちらも待ち遠しいですね。

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May 09, 2009

№1054 燃油サーチャージ ゼロに!

  タイ国際航空機 福岡空港にて
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 もう読者のみなさんもご承知のことと思いますが、国際線の燃油サーチャージがゼロになるというニュースです。5月7日の朝日新聞の夕刊で読んだのが最初で、TVのニュースなどでも大きく報道されています。

 8日、西日本新聞の朝刊からです。
 日本航空と全日本空輸は7日、国際線航空運賃に加算される燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)7~9月発券分について、ゼロにすると発表した。
 2005年初めに国際線にサーチャージを導入してから初めてのゼロになる。基準となる燃油の直近3ヶ月の平均価格が1バレル=60ドルを下回ったための措置。夏休みの書き入れ時に、サーチャージをゼロにすることで海外旅行需要増に期待する。

 次は、テレビ朝日のネット配信です。
 今年2月から4月の3カ月間の航空燃料の平均価格は、1バレルあたり55ドル08セントでした。日本航空や全日空では、事前に平均価格が60ドル以下になれば燃油サーチャージを廃止すると決めていて、7月1日以降に発券される航空券から3カ月間は廃止を決めました。今後、急激な価格高騰があっても、3カ月後の次の見直し時期までは取らないということです。最も燃料が高騰した去年秋には、欧米への路線で片道3万3000円が運賃とは別にかかっていました。 (以上抜粋)

 「燃油サーチャージがゼロ」まさに朗報です! ゼロになるのは、4年6ヶ月ぶりのこと。ずっと燃油サーチャージが加算されるのは当り前になっていましたから、無くなると何だか喉に刺さった魚の小骨が取れたようで、スッキリした気分です。今年3月末の発券チケットには、バンコクまで、まだ10300円掛かっていましたから、本当に助かりますね。
 
 ぜひ7月からの3ヶ月間に、次回のタイ行きを計画したいと思っていますが、心配なのがこのところの「新型インフルエンザ」の動向です。同じ8日朝刊の1面トップに、世界保健機関(WHO)は世界的大流行(パンデミック)の正式認定となる警戒水準(フェーズ6)への引き上げの是非をめぐり、感染状況の分析を精力的に続けた、とあります。
 今後の状況について、大変気がかりなところですが、夏休みあたりまでには沈静化して欲しいと願うばかりです。

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May 08, 2009

№1053 アジア貢献賞受賞

     クロントイ・スラム  
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 4月25日の夕方、「くるんてーぷの会」の懇親会に参加しました。同会はバンコク・クロントイスラムの子どもたちの教育支援をしている福岡のボランティア団体で、今年2月で設立17年周年を迎えています。

 この夜の懇親会は、09年度の総会後、西日本国際財団より「アジア貢献賞」を受賞したお祝いを兼ねたもの。
 「アジア貢献賞」は、西日本国際財団の15周年を迎えるにあたり、九州沖縄・山口地域において、アジアの発展およびアジアとの国際交流に貢献している団体・個人を表彰し、国際交流の輪を広げようという趣旨で設けられたものです。
 長年の地道な活動が認められた受賞の喜びを、タイ料理を楽しみながら会員で分かち合おうということで、大いに盛り上がったことはいうまでもありません。と同時に会員間の懇親を深め、今後の支援活動へ意欲を新たにしました。


 会報に寄せられた代表の原田君子さんの受賞の喜びです。

 3月6日、ホテル日航福岡で開かれた「第10回西日本国際財団アジア貢献賞」の受賞式に会員5名と共に出席しました。厳かな式典が粛々と行われ、会を代表して賞状と顕彰金ならびに記念品を頂戴した時、来し方の色々な思い出が胸にこみ上げてくるとともに、ひしひしと受賞の喜びを感じました。

 この受賞は、会員のみなさまが、月に1杯のコーヒー代の節約やバザーの売り上げなどで、こつこつと集めたお金を、タイの子どもたちの奨学金として継続して送金してきた地道な活動が、西日本国際財団様を通じて公に認められたという事と思います。

 「継続は力なり」と言われます。私たちスタッフ一同は、初心を忘れず、今後とも活動を続けていけるよう、心を新たに会の運営に取り組みたいと思います。これからも、皆様方のご支援をよろしくお願いします(以上抜粋)。

「くるんてーぷの会」
URL http://krungtep.npgo.jp/

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May 06, 2009

№1052 再びルアンパバーンへ その4

 水量が少ないメコン。もうすぐ着陸
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その4
 13時13分、前方に大きな入道雲が現われ、雲を避けて飛びますがそれでも揺れます。同時に曇ってきて大地はほとんど見えなくなりました。地上は雨なのかもしれません。
 しかし間もなく雲が切れ、再びメコンが見えました。乾季のこの時期、水量が少ない。高度は1000mくらいでしょうか、かなり高度を下げてきました。

 13時22分、最終アプローチへ。山の稜線がすぐそばに、メコンも水位が下がっているので、むき出しの岩盤が手に取るように見えます。
 この飛行ルートからいくと、左手、つまりわたし座席側に「プーシーの丘」が見えるはずです。上空からの写真を撮ろうと期待が膨らみます。さあ、このままプーシーへ!

 13時28分、ついにプーシーの丘が。頂には黄金に輝く仏塔が見えます。急いでカメラのシャッターを押しますが、2枚ともフラッシュが窓ガラスに反射して画像が白く濁ってしまいました。なんということ・・・
 フラッシュをOFFにしていなかったのです↓

 がっかりする間もなく、ルアンパバーン空港に着陸しました。スムーズなランディングです。駐機場まで移動してくると、管制塔と懐かしい小さなターミナルビルが見えます。屋上にはルアンパバーンの旧名称である「LUANG PRABANG(ルアン・プラバン)」の文字が。そしてラオス式の巻きスカートをはいた地上係員の姿も。

 一番先にスコールで濡れた地上に降り立ちました。雨上がりにも拘わらず、湿度は高くなくて爽やか。涼しいくらい、バンコクとは空気がまるで違います。

 1年ぶりのルアンパバーン、また帰ってきました。わずか3泊の滞在ですが、どんな体験ができるのか、楽しみです。

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May 05, 2009

№1051 再びルアンパバーンへ その3

   赤米カオニャオの機内食
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その3
 12時05分、機内食。メニューはポークのレッドカレー、これに赤米のカオニャオが付いています。そしてマッシュルームのサラダ、デザートはココナッツケーキです。REOビアをもらっていただきます。

 カレーはまずまずですが、やっぱりチキンカレーがいいなぁ。ポークはイマイチ。赤米のカオニャオとは、いかにもラオス的。少し硬めの炊き方ですが、小豆が入っていれば赤飯そっくり。
 意外に美味しかったのが、サラダです。キノコの食感がよくて、味付けもさっぱり。赤ワインによく合います。ところでこの辛口の赤ワイン、なかなかイケます。TGのワインより美味しい。こういう細かなところのサービスがいいですね、PGは。だから贔屓なんですけど。

 食事を終えても、よく冷えた赤ワインのお替りを飲みながら、窓外の景色を楽しみます。タイ東北部かラオス、かなりの山岳地帯になってきました。左側の座席にしたのは、ルアンパバーンのランドマークでもある「プーシーの丘」が見える可能性が高い方を選んだからです。プーシーの丘と静かな佇まいの街並み、そしてメコンの流れを一望に、機内から眺められるかどうか、期待は自ずと高まります。

 試しに機内ではお決まりのジントニックを頼んでみましたが、できないとの返事。小型機のATRではそこまでは無理のようです。ならばと赤ワインをもう1杯。

 12時54分、次第に大気が霞んできて、大地がぼんやりとしか見えません。眼下にうっすらと大河がみえます。メコン? そうでしょう、きっと!
 13時05分、高度を下げ始めました。到着時間は13時40分、少し早く着くかもしれません。高度が下がり大地が近づいてくると、そこはもう緑濃い山々が連なっています。まさに山国ラオスです。
 勧められるままにワイン4杯目。これだけ飲んだらゲストハウスでお昼寝、いい夢が見られそう・・・

 つづく

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May 03, 2009

№1050 バンコク生活のきほんの「き」

   スクンビット・ソイ35界隈
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 バンコクの日本語フリーペパー「DACO」、現地の最新情報が豊富で重宝します。しかし在留邦人に人気のせいか、なかなか手に入りません。巻末の地図に配布場所が載っているのですが、タイミングが悪いのか、いつも在庫切れしていることが多いのです。

 ところが09年4月、たまたま立ち寄ったお店に運よく1冊残っていたのでいただくことに。3月20日発行の261号、まず気が付いたのは、雑誌の大きさが変わっていたことです。これまでのスリムなタイプから、何版というのか分かりませんが、大きくなって週刊誌風に。そして紙質も良くなって、より上等にモデルチェンジしていたのです。

 どちらかというと、これまでのスリムな紙面の方が、手に持って歩くにも便利で好みだったのですが・・・

 それはさておき、同号の特集記事は「バンコク生活のきほんのき 2009」(これだけは!の生活必需情報)というもの。この時期、転勤などで移動の季節を迎え、初めてのバンコクライフを満喫するために生活基本情報を届けようという企画です。

 物価の「き」に始まり、地理、交通、住まい、携帯電話、国際電話、銀行、健康管理の「き」まで、まさに新天地での生活基本情報が、コンパクトに分かりやすくまとめられています。
 最後には、緊急時の対応などの大使館情報まで、とても親切です。さすがに09年版には「王宮周辺や首相府などで大規模集会やデモが行われることがありますが、絶対に近づかないこと」とあります。

 また、いつもトラブルに遭うタクシーの乗り方や注意点を、きちんとアドバイスしているのはいいことです。そして面倒そうな銀行口座の開設やATMの利用案内もあります。
 それに医療機関や各種保険の情報は、初めてバンコクに暮らす人にとっては、ありがたいですね。

 ちなみに262号はちなみに262号は「ググッと行動を広げよう」編。知っておけば、より楽しく充実するのでは? という情報を集めているそうです。駐在やロングステイヤーの方ばかりではなく、旅行者の方も目に留まったら、ガイドブック代わりに活用できて便利ですよ。

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May 01, 2009

№1049 再びルアンパバーンへ その2

  スワンナプーム空港の上空から
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その2
 待合室のC1aへ。PGのスタッフに「今日のフライト、乗客は何人なの?」と訊くと「20人です」との返事。70人乗りのATR機ですが、ゆったりとできるフライトになりそう。
 待合室にはフランス人など白人の乗客がちらほら、どうやら日本人はわたしだけのようです。ラウンジで寝ていたフランス人の若者たちもやってきました。

 11時20分、搭乗開始のアナウンス。バスで駐機場まで移動します。アンコールワット遺跡のPGの機材としては地味なカラーリングを施されたATR機が、今日の搭乗機「APSARA」号です。「天女」号、幸運なことがあるみたいで、いいですね。

 一番最後に乗り込みます。ATR機は後部ドアしか乗降口がないので、いつも最後尾の方の座席を取ることにしているからです。左の窓側17A、隣の席は誰もいませんので、のんびり過ごせます。
 しかし、いつもこんなに乗客が少ないのか心配になります。この日は平日の木曜だからなのか、割高なチケット代のせいかのか分かりませんが、福岡線のように休航にならないように祈るばかりです。
 2人の客室乗務員、その内の1人は日本人ような顔立ちのタイ人で、思わず日本語で話し掛けそうなくらい。
 
 乗客が少ないこともあって、すぐに機体は動き出しました。誘導路も混んでいなくて、すぐに滑走路へ。
 11時48分、PG943便は、機首を北に向けて離陸しました。巨大な空港ターミナルと模型のように小さくなっていく飛行機を俯瞰しながら、上昇を続けます。上空は南国の雲と青い空、安定した晴天で快適なフライトになりそうです。

 2009年春のタイムテーブルの飛行ルートを見ると、福岡が地図から完全に削除されています。その前の版には載っていたのですが、計画ルートにもありません。これでは運航再開の見通しはないですね。あ~残念・・・

 つづく

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