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September 10, 2009

№1116 プレダ村の田舎の風景

ナマズの水槽と無邪気に遊ぶ子ども
Img_1036

 アンコールワット遺跡群のひとつ“東洋のモナリザ”といわれるレリーフで有名なバンテアイ・スレイ遺跡。その見学の帰り、赤い砂埃が舞うデコボコ道をまたガタガタと揺られながら戻ります。次の目的地は、12世紀初頭にスールヤヴァルマン2世が創建した「バンテアイ・サムレ」です。

 車窓からは椰子の木などの樹木に隠れるようにして粗末な高床式の家屋が時々見えます。それだけでも貧困さが伝わってくるほど。乾期の2月、川や池はすっかり干上がり、何も作られていない乾燥しきった田んぼがどこまでも続きます。
 この時期に収穫できる数少ない作物であるスイカが、道路沿いの露店で山積みになっていますが、どれも小玉で色合いも美味しそうにはみえません。

 シャムリアップには戻らず、途中で左に折れて「バンテアイ・サムレ」遺跡へ。遺跡見学の帰り道、茹でずに生で食べる米麺が有名という田舎の集落プレダ村で小休止。車から降りて背筋を伸ばします。
 少し歩いてみました。舗装された道路が通ってはいるものの、集落全体が土埃でセピア色に染まっています。椰子の葉までもです。バイクやトゥクトゥクが数台、そして椰子の実を満載した軽貨物車が、粗末な茅葺の食堂の前に停まっていて、名物の米麺を食べているのでしょうか、男たちが食事をしています。

 商店の店先には沿道で見た小玉スイカが、無造作に積まれています。後日ラオス・ルアンパバーンで見かけた立派なスイカとは比べようもないくらい貧弱なもの。食べてみたいとも思いません。 
 別の店ではナマズを竹串で挟んで炭火で焼いています。そして小さな水槽に入れられた活きたナマズも。その周りを半裸の子どもたちが無邪気に走り回っていて、長閑な雰囲気です。
 ガイドさんの話によると、アンコールワット観光用のホテルが立ち並ぶシェムリアップも、10~15年前まではこの集落と同じ風景だったとのこと。

 田舎の村プレダ、そこには庶民の日常生活がありました。

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Comments

こんばんは(^^)
早速遊びにきちゃいました☆
パソコンから上手くコメントを送れなかったので携帯から送っています(^^)

描写がとても素敵ですね。 一枚の写真で、その町の様子が目に浮かぶようです。

普段とは違う時の流れを感じました。
慌ただしくすぎていく毎日、ちょっと足をとめて異国を覗くと 「今日」がまた違った景色に見えてきそうです。
また遊びによらせて下さいね☆これからも宜しくお願いしますp(^^)q

Posted by: kaoru | September 10, 2009 at 09:50 PM

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