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September 30, 2009

№1126 定番の渦巻き模様

   渦巻き模様の素朴な雑貨
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 ラオス・ルアンパバーンの魅力のひとつが、ナイトマーケットで売られている雑貨です。タイではチェンマイのナイトマーケットが有名ですが、わたしはルアンパバーンの方が好き。
 静かで風情がある夜市をそぞろ歩きながら、素朴で素敵な雑貨を探す内に時間を忘れてしまうほど。そして決して商売上手とは言えない地元のおばちゃんたちとの値引き交渉も楽しいものです。

 街のメインストリートを埋め尽くす赤いテントと、その下に並べられた色とりどりの雑貨。アクセサリーなどの小物もありますが、その大半は手縫いの刺繍が施された雑貨たちです。庶民の生活ぶりを表現した意匠やモン族の伝統的なデザインが、素朴で面白い。
 花びらをモチーフにしたものとともに代表的なデザインが、蚊取り線香みたいな“渦巻き模様”です。手書きで2重にぐるりと円を描いたみたいな呆気ないほどシンプルなデザイン。コインケースからポーチ、バッグやクッションカバー、そしてベッドカバーのような大きなものまで使われています。
 同じデザインと言っても、生地の色と渦巻き模様の布地の色との組み合わせが、百通り以上もなるかもしれません。

 初めはシンプルで幼稚なデザインと感じていたものの、よくよく見るとその良さが伝わってきます。どんなに安い小物でも、一つひとつ丁寧に針が通されていて、きちんとした仕事がされているのです。一見安っぽいと思えた物も、そう気付いた時からラオスの人たちの暖かい気持ちが感じられるから不思議。
 その上、夜店毎に微妙に色合いや風合いが異なっています。最初は大量生産された同じ物ばかりが並んでいると思っていましたが、どの夜店も少しずつ印象が違うのです。それは同じデザインであっても、一針ずつ縫った作り手の違いによって、生まれてくるものだからでしょう。手作りの温もりが伝わってくるようです。

 お気に入りの雑貨を探してナイトマーケットを歩いて内に、いつの間にか夜が更けていきます。

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