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November 29, 2009

№1156 巨大オイスターを食す

  スパイシーな牡蠣の炒め物
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 イスラムの国ブルネイ。ガイドブックにはマレー料理をはじめ中華料理、インド料理、そして日本料理まであると紹介されています。お酒は売っていませんので、ここは美味しい食事に期待したいところ。

 滞在初日の晩ご飯、何を食べようかと思案していると、巨大なショッピングセンター「ヤヤサンSHHBコンプレックス」の2階にフードコートを見つけました。
 飲茶やマレー料理などランチ向きの店が多い中、シーフード・レストランがあり、いくつもの大きな生簀の中には、大きなハマグリやシャコなどが入っています。どれも美味しそう! 今夜は、ここで決まりです。

 英語が話せる女性マネージャーに、何がお勧めか、いくらなのか訊いて、メニューと料理方法を決めていきます。注文したのは活きたエビ、さっきのハマグリ、そしてマネージャーお勧めの大きな牡蠣です。これだけ頼んで調理代込みで23ブルネイ・ドル(約1600円)とは、信じられないくらい安い!
 これとは別に隣の店で「チキンライス」(3ブルネイ・ドル)を注文することに。

 一番期待していたのが「エビの塩茹で」です。しかし生簀で泳いでいたのは、たったの4尾だけ。これしか残っていなくて、明日以降も入荷の予定がないと言います。それでも食べないよりマシです。
 何故か茹でエビは、頭を取った状態で運ばれてきました。食べやすいようにとの配慮かもしれませんが、どうも雰囲気が出ません。チリソースでいただきます。殻ごとバリバリ、さっきまで生簀で泳いでいたのですから、もちろんバカウマ! でも4尾では物足りません・・・

 大ハマグリは、イエローカレー炒めにしてもらいます。ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎなどの野菜と一緒に炒めてあってボリュームたっぷり。マイルドなカレー味、そしてレモングラス風味が効いていて爽やかです。
 半生状態のハマグリにカレーを付けて口に入れると、プリプリの食感が堪りません。美味い! 残ったカレーソースはチキンのご飯に掛けて食べると、これまた美味い。

 そしてメインというか、今夜の主役は「巨大な牡蠣のオイスターソース炒め」です。多分、岩ガキの種類だと思われます。大きさは15センチ以上あります、ボールペンよりも長い。
 殻がお皿代わりになっていて新鮮な牡蠣は、もちろん半生。細切りのジンジャーが強く効いていて、個性的な旨味はわたしの好みです。それにニラ、玉ねぎに赤唐辛子。何より青唐辛子が強烈な辛さで、存在感は一番です。スパイシー!
 唐辛子の辛さで目の下から汗が吹き出してきました。ハンカチで汗を拭いますが、さらに食欲をそそられます。結果的に、ジンジャーや唐辛子の風味や辛さで、オイスターそのものの味は、あまり感じられませんでした。

 何はともあれ、すべて完食。満腹でもう食べられません。ブルネイ初日の夕食は、新鮮なシーフード料理で大満足!!

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November 27, 2009

№1155 国際電話サービスのお店

 ライトアップされたオールドモスク
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 4泊5日の滞在中、メールの送受信やネット検索ができなかったブルネイの首都バンダル・スリ・ブガワン。ネットカフェはあったものの、日本語ソフトが入ったマシンが置いてなかったからです。
 仕方なく持参したドコモの携帯で、日本へ電話を掛けたりメールをしますが、これとて使い過ぎると高額な通信料金が請求されるので、最小限の通話やメールになってしまい、少々ストレスが溜まります。

 そんな時、市内の商店街を歩いていると「International Telephone」の文字が目に入りました。国際電話サービスを提供しているお店の看板だったのです。ネットカフェが利用できれば気に留めなかったでしょうが、話だけでも訊こうと2階への階段を上がりました。
 そんなに広くない殺風景な部屋の奥に机が1台あるだけで、チャイニーズ系の中年男性が一人、パソコンに向かっています。そして部屋の隅に小さな個室が10室ほど。壁には赤い中国風の飾り付けがしてあるところを見ると、この華人男性がオーナーのようです。

 「国際電話を掛けたいんだけど、日本までいくら?」とわたし。すると「携帯電話で、1分40セント(約30円)だよ」との返事。これは安い!
 ちなみに営業時間は、朝9時から夜の7時までとのこと。日本との時差が1時間ありますので、相手が電話に出やすい時間帯を見計らって出直すことにしました。

 後日再訪し、指示された個室へ。ポツリと電話機が置いてあるだけで、椅子もありません。でも音量や音声の明瞭さは問題なし。友人への依頼の件で、立ったまま国際電話を掛けること約10分。
 店主に電話が終わったことを告げると、パソコンで通話時間をチェック。請求額は4ブルネイドル(約280円)と格安でした。ドコモの海外ローミングだと、この数倍はすることでしょう。

 ネットカフェが使えなかった代わりの国際電話サービス。困った時にありがたい存在でした。

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November 25, 2009

№1154 シネコンで映画「ポニョ」

 パラゴンのシネコンの広いロビー
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 09年8月バンコク滞在最終日、ホテルを午後2時にレイトチェックアウトし、深夜1時のフライトまでどうやって過ごすか、いつものことですが頭を悩まします。空港へ向かう夜10時までの8時間、デパートでのショッピング、タイマッサージなど、とにかく汗をかかずに快適に過ごしたいと思う訳です。

 何と言っても、うってつけの場所といえば映画館です。冷房は異常なくらい効いていますし、ゆっくり映画を観ながら長時間過ごすことができます。だいたい上映時刻を見計らって夕方頃、観ることになります。
 これまではエンポリアム内のシネコンを利用することがほとんどでしたが、今回はBTSチョンノンシー駅前のホテルなので、プロンポン駅まではかなり遠い。そこでサイアム・パラゴンにあるシネコンで観ることにしました。

 シネコンではタイ映画、ハリウッド映画など色々なタイトルが掛かっていますが、ハリウッド映画は日本公開より前に上映されることが多いようです。
 タイ映画も意外なほど制作数が多いのに驚かされます。でも特に多いのがホラー系の映画、まったく食指が動きません。ただ英語の字幕でストーリーが分かりやすいので、日本でも大ヒットした「マッハ!!!」のようなアクション映画など、ホラー系以外だと観たいところなんですが・・・

 現在スクリーンに掛かっている作品をチェックしていると「Ponyo」の文字が。そうです「崖の上のポニョ」が上映されていたのです。以前、妻夫木聡・長澤まさみ主演の「なだそうそう」をやっていましたが、日本映画が上映されるのは珍しいこと。
 他にこれという映画もないので、観ることにしました。料金は160B(約480円)と土曜日のせいか、やや高め。

 エンポリアムに比べ、パラゴンのシネコンは広くて大きく、どこにスクリーンの入口があるのか迷ってしまうほど。上映されたのは座席数の多いスクリーン。小さな子どもを連れた家族連れや若いカップルで、そこそこの入りです。
 人工皮革製のゆったりした座席は快適ですが、予想通り寒い。冷房の効き過ぎです。長袖シャツを羽織らないと凍えてしまいます。 

 映画の内容は、みなさんご存じの通り。まぁいい暇つぶしにはなりました。

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November 23, 2009

№1153 ありがたいレイトチェックアウト

   真新しいヘリテージホテル
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 バンコクからのタイ国際航空の帰国便は、いつも深夜のフライトです。機内でなかなか眠れないのが悩みの種ですが、深夜1時までどうやって過ごすのかも思案のしどころ。つまりホテルのチェックアウトの時間12時から、空港でチェックインするまでの11時間の過ごし方です。

 あちこち歩き回ったりしてアクティブに行動し過ぎると、マッサージ店などでシャワーを浴びるという方法はあるものの、汗をかいたままの体で機内で寝ることになりかねません。
 ですからできるだけ蒸し暑い屋外ではなく、冷房の効いた場所を選びたいところ。となると自ずと行動範囲が限定されてきます。知人の方とお茶をしたり、食事をする場合を除くと、独りでの行動は、例えばデパートやショッピングセンター、映画館、タイ・マッサージ店、レストランやホテルのバーなどでしょうか。
 それでも10時間以上もの長時間を、できるだけ汗をかかずに過ごすのは難儀します。

 そこで考えたのが、ホテルのレイトチェックアウト。それもノーチャージで。交渉してみると12時ではなくて午後2時までは、大概OKしてくれます。
 そう、この2時間が大きいのです。それは、チェックアウトから空港までの時間が短縮されるだけではなくて、午前中の行動の選択肢が広がるからです。
 
 チェックアウトが12時だと、荷造りなど帰り仕度をすることを考えると、午前中そう遠くまで行けません。ところが午後2時ですと、午前中は自由に使えます。市内観光はもちろんのこと中華街のヤワラーを散策したり、ローカル線に乗って郊外へ足を延ばすことも可能です。12時にホテルに戻っても、シャワーを浴びる時間は十分にあります。
 レイトチェックアウトしてもらうようになってからは、バンコク滞在の最終日の過ごし方が、随分と楽になりました。わずか2時間といっても、わたしにとってはありがたい2時間なのです。

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November 21, 2009

№1152 ラオスのソムタムは美味い!

    ラオスのソムタム屋台
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 タイに行くと必ず食べる料理は、地鶏の炭火焼のガイヤーンと青パパイヤのサラダ「ソムタム」です。とりわけソムタムは、欠かせません。青パパイヤのシャキシャキの食感と唐辛子の効いた辛さに、ハマっています。

 ソムタムはタイ東北部イサーンの郷土料理ですが、お隣ラオスにもありました。ラオス語で「タム・マークフン」といい、もち米を蒸した「カオニャオ」と一緒にいただけば、それだけで十分な食事になります。

 08年に引き続き、今年4月にも訪問したラオス・ルアンパバーン。3泊の滞在中、毎晩ソムタムをテイクアウト専門の屋台で買ってきて食べました。
 作り方はタイと同じ。木製の臼の中で、細切りの青パパイヤと調味料などを混ぜながらトントンと叩いて作ります。唐辛子は1本だけにして、他に入れるのは、2つに切った薄紫色をした小ナスとミニトマト。タイのソムタムで使う干しエビなどは入れません。
 そしてナンプラーの代わりに「パーデーク」を使うのがラオス流。パーデークとは、塩付けした魚のエキス、つまり魚醤のことです。精製していない素の魚醤なので、ラオスのソムタムは黒っぽい色をしています。
 最後にライムをたっぷり搾って出来上がり。ライムもそのまま入れます。一人前のお代は7千キープ、約90円です。

 ゲストハウスに持ち帰って、ソーセージなどをおかずに晩ご飯をいただきます。
 唐辛子1本なのにスパイシー!! でも後を引く美味さです。パーデークの独特の旨味があって食べ飽きません。パパイヤ以上に食感がいいのが小ナス。コリコリした歯応えが何ともいいのです。さらに付け合わせキャベツが、唐辛子の辛さとは反対にすごく甘く感じられて、口直しにピッタリ。
 
 正直に言って、タイの「ソムタム」よりもラオスの「タム・マークフン」の方が、わたしの好みですね。

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November 19, 2009

№1151 美人が多いラオス女性

      ラオスの美少女
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 民族のモザイク国家と言われるラオス。周囲をベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、そして中国と接している内陸国のせいか、多数の民族が存在しています。その中で人口の約半数を占めるのが、ラーオ人の人たち。その他は、少数民族の人たちです。

 ラオス北部に位置するルアンパバーンで最も多いのは、カムの人々でラーオ人、モン族と続きます。毎晩開かれるナイトマーケットに出店するのはモンの人たちで、素朴なデザインの雑貨がお気に入りです。

 ラオスの女性は、タイ女性に比べると一般的に小柄で、やや色白。長い黒髪をポニーテール風に後ろで束ね、伝統的なデザインの巻きスカートを身に付けている女性が多い。まだまだ昔ながらの服装スタイルが、日常生活に息づいています。
 肌の浅黒い人たちはいますが、中には中国系なのでしょうか、日本人と同じくらい色白の人たちも結構多いことに気付きます。

 08年2月、初めてのルアンパバーン滞在最終日。名残を惜しむかのようにメコン河畔のカフェでラオスコーヒーを飲んでいると、前のゲストハウスの娘さんでしょうか、中学生くらいの可愛い女の子が、行商のマンゴー売りの所にやって来ました。
 やはり伝統的な巻きスカートをはいて、白のブラウスに赤のカーデガンを羽織っています。まだ幼さが残る可愛い笑顔に、思わずシャッターを押しました。

 今年4月滞在した時、行った庶民の台所「タラートポーシー」。衣料品をはじめ、日用雑貨から近郊から集まる新鮮な生鮮食料品まで、生活に必要な物は何でも売っている大きな市場で、農機具までありました。
 この市場に集まるのは商品だけでなく、たくさんの女性が買い物に訪れます。珍しい商品や食料品を見るのも楽しいのですが、ある意味多民族のラオス女性を見るのも、なかなか興味深いものです。
 時々色白の女性を見つけて、ハッとするくらい美人が多いのです。市内中心部ではそんなに思わなかったのですが、なぜか市場には多い。商店を出す人たちに中国系が多いのかもしれませんね。

 ルアンパバーンで美人を見たかったら、市場へ行くのがいいかもです。

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November 17, 2009

№1150 マンゴー採りの子どもたち

マンゴーをキャッチしようとする子ども
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 09年4月、暑季のラオス・ルアンパバーン。朝晩は長袖が要るくらい冷え込みますが、昼間はさすがに暑い。
 ちょうど旬を迎えたマンゴーが、あちこちの街路や庭先でたわわに実っていて、大きく茂った葉っぱの間から、たくさんの青いマンゴーが長い蔓を伸ばしてぶら下がっています。葉の色より薄い緑色なのと、勾玉のような形をしているので、容易に見つけられます。

 朝市でも色々な種類のマンゴーが売られていますが、バンコクでいつも食べるナムドクマイ種は少ない。というよりもタイからの輸入もののようです。
 多いのは黄色のタイプよりも、まだ蔓を付けたままの青いマンゴー。楕円形の大きいものや、卵より少し大きいくらいの可愛いタイプのものまで、初めて見る種類もあります。

 そんな時、ルアンパバーン最大の市場「タラートポーシー」の帰り道、地元の子どもたちが、プーシーの丘の麓でマンゴー採りをしていました。小学5年生くらいの男の子が木に登り、竹竿を使って次々に落としていきます。やはり青くて小さい種類のマンゴー。
 下では3年生くらい年下の5~6人が、落ちてくるマンゴーを拾う役です。大通りにも女の子が一人立っていて、時々斜面を転げ落ちてくるマンゴーを拾います。しかし、どこから転がってくるのか分かりませんので、うまくキャッチできない時も。

 面白いのでマンゴー採りの様子を眺めていると、わたしの目の前に1個転がってきました。7~8㎝くらい大きさで、まだ硬いものです。拾って投げ返してやると「コプチャイ(ありがとう)」と上にいる男の子。

 どこの国に行っても子どもは可愛いですが、ラオスの子どもたちはとても素朴。マンゴー採りに興じる姿にしばし見入ってしまいました。
 

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November 15, 2009

№1149 ライムを買ってジンを飲む

   ブルネイで飲むジンライム
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 ブルネイの国教はイスラム教です。そのため一切のアルコール販売が禁止されている「禁酒の国」でもあります。
 ブルネイ行きを決めた時、その事実を知って一瞬戸惑いましたが、イスラム教徒以外の外国人旅行者には、アルコールの持ち込みが許可されていると分かって一安心。持ち込めるのは、酒類2本およびビール12缶までに制限されていて、空港の税関で申請手続きをしないといけません。

 そこでブルネイへのフライトの前、スワンナプーム空港の免税店でお酒を買うことにしました。最近では免税店でお酒を買うことは、ほとんどありません。高級なウイスキーやブランデーに関心が無くなったことと、日本でも安く買えるようになって、わざわざ重たいお酒を持って帰る必要性がないからです。

 タイで一番多く飲むのは、やはりビール。暑い国では欠かせません。ブルネイでもビールは必需品と思って探しますが、免税店には置いていないことが判明して、またもやショック・・・
 ラオス・ルアンパバーンへはワインを持参しましたが、今回はビール代わりにジンを1本。それとオーストラリア産の赤ワイン(SHIRAZ)の2本を購入。現地でライムを買って、ジンライムを楽しむことにしましょう。

 ブルネイ到着後、ホテルの冷蔵庫にジンのボトルをそのまま冷やし、朝市で買ってきたライムを搾ってジンライムの出来上がり。コンビニがなく一般的な商店では氷を入手しにくかったので、冷たいミネラルウォーターで割ります。これでも十分に美味しい!
 ホテルのバーで飲むマティーニやジントニックもいいですが、ブルネイ産のライムを搾ったジンライムは、ここでしか飲めない格別の味わいがあります。
 また薄めに作ると、シャワーを浴びた後の喉を潤すにも最適です。明日はトニックウォーターを買ってきて、ジントニックを作りますか。

 市内のレストランで食べる夕食には、お酒がありませんので、ホテルに帰って毎晩、ナイトキャップとしてジンを飲むことになります。結局、4泊で1本全部空けてしまいました。
 自分でも飲み過ぎを思いつつ、夜は部屋でテレビを見ながら、ジンを飲むしか楽しみがありませんので、お許しを。

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November 13, 2009

№1148 NHKは映らないブルネイホテル

  ブルネイホテルすぐ横の運河
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 首都バンダル・スリ・ブガワンでの宿泊先は、その名も「ブルネイホテル」。部屋は狭いものの、街歩きするには絶好のロケーションです。バスタブはありませんが、ホットシャワーの湯量は十分。金庫やドライヤーなど必要なものは一通り揃っています。

 ただ宿泊料金が、プロモーション価格でも88ブルネイドル(約6200円)というのは、ちょっと高い。この先ブルネイの物価が気になるところです・・・

 もちろんテレビはあります。でもNHKは放送されていませんでした。ネットカフェでは日本語ソフトが入ったパソコンがなかったので、ブルネイ滞在中、結局日本のニュースは知らないまま。BBCのワールドニュースで、近づいた総選挙の模様が流れるくらいしか日本の状況が分かりません。それも小泉元首相の息子の選挙運動のレポートでした。
 これまでバンコクなど東南アジア各地のホテルでは、いつもNHKを見ることが出来ましたから、初めてのことです。わずかな期間といっても、テレビやインターネットを通して日本の情報が得られないというのは、どこか不安なものです。  
 
 チャンネル数は全部で10くらいありますが、イスラム系の番組が多くて一般的なチャンネルはBBCくらいしかありません。このBBCにしても「ASTRO」のCMが流れますから、ブルネイのテレビ番組もマレーシアの放送局「ASTRO」が運営しているようです。

 チャンネル9は、「HBO」という映画専門のチャンネル。24時間、常時英語版の映画が流れていて、BBC以外は自ずとこのチャンネルを見ることが多くなります。メーキング映像や予告編が多いですが、面白い映画も放送されることも。
 例えばタイトルや制作年は不明ですが、ロバート・レッドフォード主演のロマンス映画。年は取っているけど、相変わらず格好いい! 相手役の黒髪の女優さんも美しくて、つい見入ってしまいました。

 他にもメル・ギブソン主演の「PATLIOT(愛国者)」。2000年の制作で164分もある大作です。アメリカの独立戦争を背景に、家族を守るためにイギリス軍との戦いに立ち上がり、やがて愛国心に目覚めていく男の姿を描いたスケールの大きな映画。
 夜中に目が覚めてテレビのスイッチを入れたら、ちょうど始まったところで最後まで見てしまい、その日は少々寝不足。こんな時は、昼寝するしかなさそうですね(笑い)

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November 11, 2009

№1147 ブルネイ川はボートレース場?

王宮を背景に疾走する水上タクシー
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 ブルネイの首都バンダル・スリ・ブガワンの中心街と、世界最大の水上集落「カンポン・アイール」を隔てているのが、ブルネイ川です。川幅は300mほどあるでしょうか、初めて見た時は、その川幅と流れがほとんど感じられなかったので、海の入江かと勘違いしてしまいました。
 少し茶色に濁った川の向こう岸には「カンポン・アイール」の集落が、上流から下流まで見渡す限り広がっています。ここで3万人もの人々が暮らしているというから驚きです。

 両岸に架かる橋はありません。どうやって往き来するかというと船が唯一の交通手段で、それも渡し船やフェリーなどではなくて、水上タクシー。
 この水上タクシー、船体に比して大き過ぎるエンジンを搭載したモーターボートなのです。鋭く尖った船首の木製のボートに大型のエンジン、いかにも軽快でスピードが出そう。

 向こう岸までの片道料金は、1ブルネイドル(約70円)。ブルネイ市民が、市中心部の船着き場から次々に乗船して行く様子を見ていると、本当に欠かせない足になっていることがよく分かります。
 日本人の私でも河岸に立ち、川を眺めているだけで、水上ボートが近寄って来ますから、乗るのには困りません。帽子や日除けのスカーフを巻いた運転手が、すぐに「乗らないか? チャーターして観光しないか?」と声を掛けてきます。

 ブルネイ川の上流へ、また下流へ向かうもの、川を横断するもの、それぞれ思い思いに行き交っています。大きなエンジン音を響かせ、船首を浮かせて白い航跡を残して走る様は、まるでボートレースそのもの。同じコースを走っていれば、競艇と言ってもいいくらい。猛スピードで疾走していますから、ぶつからないかと見ている方がハラハラします。

 「カンポン・アイール」に渡るために、実際に水上ボートに乗ってみました。水しぶきが掛かるほどの、すごいスピードで飛ばします。渡し船というよりも、遊園地のアトラクションに乗っていると言った方がピッタリ。ものの1分ほどで、屋根付きの船着き場に到着です。

 もちろん帰りも乗るしかありません。この時は水上集落内の狭い水路を、スピードを上げたままジクザグに走行。反対方向からやって来るボートと巧みにすれ違います。もうスリル満点!
 広いブルネイ川に出ると、さらにスピードを上げます。時速50~60Kmは出ているでしょう。風圧で髪の毛が逆立つほど。アッという間に船着き場に戻ってきました。

 スリルを味わうには格好な水上タクシーですが、安全性が保障されているとはとても思えません。運転手たちは、きっとモーターボートのレーサー気分なのでしょうね・・・

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November 09, 2009

№1146 チョンノンシー駅からBTS

     チョンノンシー駅にて
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 09年8月末、初めて宿泊した「ヘリテージホテル」、BTSシーロム線のチョンノンシー駅まで歩いて10秒という絶好のロケーションです。
 朝8時にホテルを出発。朝食やフルーツを売る屋台、そして軽食堂などが並ぶ大通りに出ると、すぐ目の前がチョンノンシー駅。その上、エスカレーターが設置されているので助かります。

 プリペイドカードの「Sky Pass」に200Bを追加チャージして、スクンビット線のアソーク駅へ。いつもならBTSナナ駅を基点にスクンビット線に乗車するので、それほど時間は掛かりませんが、今回はチョンノンシー駅からです。スクンビットエリアまではちょっと遠い。
 ホームに上がると、すぐに列車がやってきました。大概出発したばかりで乗り遅れることが多いので珍しいこと、朝からツイてる!

 車内は通勤客で混雑していて、マスクをしている女性が目に付きます。タイでも新型インフルエンザが流行していると聞いていましたが、福岡の街角でマスク姿をあまり見かけなかったので、やはり違和感があります。後で気付いたことですが、各BTSの駅構内には、消毒用のアルコール液が置かれていました。
 ちなみにこの記事を書いている11月初めには、タイ国内で新型インフルエンザによる死亡者数は、200人近い数字に上っているとか。乾期に入るタイ、冬を迎える日本ともに、これからが新型インフルの本格的な流行期になるかもしれませんね。

 もう一つ気付いたこと。それは日本語のCMが、車内とホームに設置されたモニターから頻繁に流れてくることです。花王「アジエンス」のCM、ロッテの「コアラのマーチ」、それにグリコのCMなど。とりわけ福原美穂が歌う「アジエンス」のCMソング「雪の光」は何度も聴いたので、すっかり耳に残ってしまいました。
 もちろんこれらの会社の商品は、スーパーなどで普通に見掛けますが、以前はそれほど日本のCMは流れていなかったような気がするのですが・・・
 
 所要時間17~18分でアソーク駅に到着。意外に早く着きました。このくらいの時間だったら、チョンノンシー駅前の「ヘリテージホテル」を拠点にしてもいいですね。

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November 07, 2009

№1145 ブティックホテル「ヘリテージ」

   シンプルながら清潔な部屋
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 バンコクでの定宿は、BTSナナ駅近くの「スイスパークホテル」です。建物や設備は古いのですが、アクセスの良さとリーズナブルな料金で手軽に利用しています。
 しかし、ホテルの名称変更と改装工事に入るとの情報。工事の騒音が心配で、09年8月はパスすることにしました。

 そこでいつもの予約サイトで、手頃なホテルはないかと検索すると、中級ホテルから5ツ星の高級ホテル、サービスアパートまで様々なプロモーションが花盛りでした。一人で寝泊まりするだけなので、高級ホテルは必要ありませんが、1泊5000円程度でスイスパークより遥かに立派なホテルが幾つも並んでいます。

 歩き慣れたスクンビット地区と思ったのですが、エリアを変えてシーロム地区にも注目。その中で見つけたのが、BTSチョンノンシー駅前のブティックホテル「ヘリテージ」です。 
 08年9月に開業したばかり。写真を見るとシンプルな部屋ですが、清潔でお洒落な好イメージが気に入って即決。シングル1泊朝食付きで4700円と手頃な料金です。その上、午後2時までレイトチェックアウトOKの回答をもらえました。

 ブルネイからバンコクに到着し空港タクシーでホテルへ。14時半過ぎにチェックインし、案内されたのが612号室です。床から天井まである大きな窓のお陰で明るく、ワインレッドの色調をベースにした室内。そして、シャワーブースや洗面台もセンスのいい造りです。まさにブティックホテル。
 一番安いタイプの部屋ですが、一人で泊まるには十分の広さです。ミニ金庫、ドライヤーはもちろんのこと、スリッパ、歯ブラシなどのアメニティも揃っていて一安心。100Vのコンセントはないものの部屋からインターネット接続も可能です。

 さらにロビーには自由に使える2台のパソコンが設置されていて、無料でインターネットやメールチェックができるのは大変嬉しいサービス。これでネットカフェに行かなくて済みます。
 1階にはスタイリッシュなレストランとバーコーナーがあって、手軽にタイ料理やお酒も楽しめそう。また屋上には小さいながらもプールがあり、ここからは美しい夜景が望めます。

 そして何より助かるのは、BTSチョンノンシー駅まで歩いて10秒と掛からないアクセスの良さです。駅のホームから部屋が見えるほど近く、多少の雨なら傘要らずという絶好のロケーション!

 次回からこのホテルで決まりですね。 


THE HERITAGE BANGKOK
 住所:198 Soi Narathivas 3 Narathivas Road, Silom Bangrak  Bangkok
 Tel: (+66)2-235-2888
 URL:http://www.theheritagebangkok.com/  

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November 05, 2009

№1144 タートクアンシーの滝 その2

   美しい棚田状の流れが続く
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その2
 帰りはトレッキングコースを下ることにしました。鬱蒼とした密林の中を川沿いに遊歩道が続きます。太陽は木々の間に隠れて、ひんやりとした空気。時折、蝶が舞い、滝の爆音と蝉の声しか聞こえません。

 コバルトブルーの水は、所々に小さな滝を作って流れます。それは石灰岩を含んだ水が、永年の年月を掛けて創り出したもので、中国の九寨溝のような棚田状の小さな段差や滝なのです。小さな滝をまるで白い帯となって落下した水は、その下の棚田状のスペースにコバルトブルーの池を幾重にも創っています。
 足を止めて、美しい自然の造形美に見とれてしまうほど。素晴らしいトレッキングコースです。

 途中、比較的大きな滝がありました。その直下の滝つぼは、天然の大きなプールのようで、白人の若者や家族連れが、滝の上からダイビングしたり、枝に吊るしたロープでターザンごっこしたり、水遊びに興じています。格好のスイミングスポットと同時に、最高の避暑地にもなっています。気持ち良さそう! 水着を持っていたら、わたしも泳ぎたいくらいです。

 大木の溶樹が生い茂る森の中をゆっくりと歩くのは、ワイルドな気分。その上涼しくて気持ちよい。「タートクアンシーの滝」は立派な滝でしたが、個人的にはこのトレッキングコースが気に入りました。

 もっと森林浴を楽しんでいたかったのですが、そろそろ集合時間の16時。森の中のトレッキングコースを抜けて駐車場へと急ぎます。ところが集合時間を過ぎても誰も帰ってきません。ツアー客だけでなく、ガイドや運転手もです。何ていい加減なんでしょうか・・・
 仕方なく土産物屋を覗いたり、焼きバナナを売るおばちゃんとそれを欲しがる小さな息子とのやりとりを眺めたり。

 ようやく10分遅れで全員集合。みな悪びれた様子もなく、そのまま出発です。どこか釈然としないものを感じながらルアンパバーンへと戻ります。これもラオス流、帰ったら今夜もナイトマーケットを楽しむことにしましょう。

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November 03, 2009

№1143 タートクアンシーの滝

  豪快な滝とコバルトブルーの水
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 北ラオスの名瀑「タートクアンシーの滝」。08年2月、ルアンパバーンの現地ツアーに参加して行ってみることにしました。

 ガイドブックには、こう紹介されています。
「ルアンパバーンの町から約32Kmの所にある滝で、流れ落ちる水が非常に美しいことで有名。ゲートからゆるい上り坂を歩いて上っていく。約15分で滝に到着。滝つぼの周囲は公園になっており、遊歩道を歩けば滝のすぐ下まで行くこともできる」。

 14時30分、途中田植えが終わった美しい棚田やラオスの田舎の風景を見ながら、約40分で駐車場に到着。この地方の一大観光地なんでしょう、ツアーのワンボックス車やお土産屋が多くてびっくり。
 ポインセチアが美しい舗装道路を歩いて約10分、滝が見えてきました。

 原生林から流れ落ちる滝は、高さ100mほど。数段に分かれていてかなりの水量があります。滝つぼには美しいコバルトブルーの水、石灰岩を含んでいる様です。その証拠に滝の周辺は、鍾乳石のような模様や形状をした岩が垂れ下がっています。
 マイナスイオンを胸一杯に吸い込んで、しばし涼むことに。

 滝の中段あたりに小さく人が見えます。脇の道づたいに滝の途中まで登れるようです。行ってみると簡単な道ではありませんでした。所々岩場を伝って急な道を登ること7~8分。やっと辿り着きました。見下ろすとコバルトブルーの水を湛えた滝つぼと、緑濃い原生林が彼方に広がっていて美しい風景です。苦労して登ってきた甲斐がありました。
 ここから見上げる滝は、より一層迫力があります。しぶきと一緒に吹いてくる滝風が、涼しくて心地よい。市街は気温30℃以上ありましたが、ここは22~23℃くらいでしょうか。流れる水に手を浸すと、かなりの冷たさです。
 しばらく滝を楽しんだ後、再び急な山道を戻ります。

    滝の中段からの景色
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 「タートクアンシーの滝」その高さや姿もさることながら、神秘的なコバルトブルーの水が、その魅力となっています。

つづく

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November 01, 2009

№1142 朝のキアンゲ・マーケット

  初めてのタラップにチャレンジ
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 ブルネイの首都バンダル・スリ・ブガワンの庶民の台所「キアンゲ・マーケット」。運河を挟んで宿泊先のブルネイホテルから目と鼻の先なので、朝食後行ってみることにしました。目当てはマンゴーや珍しい南国のフルーツ。そしてジントニック用のライムなど。

 幅10mほどの運河には水上タクシーやボートが行き交い、そこに掛かる小さな橋を渡ると、そこはもう市場。屋根付きのお店は少なくて、大きなパラソルを開いた露店が並ぶこじんまりした市場です。イスラムのショールを巻いた奥さんたちが、朝早くから買い物に来ていて、平穏な市民の生活ぶりが感じられます。
 東南アジアの市場特有の喧騒や生臭い臭いもなく、どちらかというと静かで清潔なマーケットです。 ただしラジオからコーランが流れてくるのは、いかにもイスラムの国。

 橋のたもとには今朝採れたばかりの魚介類が、氷入りのケースで売られています。アジやサワラなど日本でもお馴染の魚や巨大なシャコも、どれも鮮度がいい!
 その奥には魚やエビの乾物が山盛り、日本で言えば「煮干し」や「いりこ」です。これで出汁を取るんでしょうね。調味料専門の店もあります。

 野菜も新鮮で種類も豊富です。トマトにナス、ナスは東南アジア独特の紫色の丸いのも。青菜にキュウリから、生姜や紫色のニンニク、ウコンまで、日本で見かける野菜はほとんどあります。オクラも日本のと同じもの。
 とりわけ唐辛子の種類の多さにはびっくりします。小さなものから10㎝を超す大きなもの、そして赤だけでなく青いタイプまで多種多様です。タイでは「プリック」という小さな唐辛子が激辛だったと思いますから、ブルネイでも大きな唐辛子より小さい方が、辛いのかもしれません。
 それにしても緑に赤、黄色とカラフルな野菜を見ているだけで楽しくなります。

 フルーツは、ドリアン、マンゴー、椰子の実などが並んでいますが、一番多いのはミニバナナ。小玉スイカは2ドル。ドリアンは12ドル(約840円)と高いのでやめました。
 現地名で「タラップ」というジャックフルーツに似た果物を発見。直径20㎝くらいの球形で、重さは1kgほど。初めて見るフルーツで、去年ペナンで食べた「チャンプダ」とも違います。聞くと2ドル(約140円)と安いので、買ってみることに。
 店番の男性に「これ、うまいか?」と訊くと、試しに一つ開いて味見をさせてくれました。2センチくらいの白くて柔らかい果肉がびっしり詰まっています。ねっとりとして甘い。濃厚ですが、しつこくはありません。持ち帰ってホテルの部屋で食べましょう。
 
 そしてライムも忘れずに。20個くらいで1ドルでした。 

 風があって意外に涼しい朝の「キアンゲ・マーケット」。露店を出しているおばちゃんたちの表情は、にこやかで優しい。東南アジアでこれまで見た中で、一番平和で穏やかなマーケットでした。
 毎朝、散歩がてらにのぞいてみることにしましょう。

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