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December 31, 2009

№1172 ワット・シェントーンは夕暮れ時がいい

西日を受けて輝くマイトーン 08年撮影
Img_1263

 ラオス・ルアンパバーンの数ある寺院の中で、最も格式が高いのが「ワット・シェントーン」。16世紀にセーターティラート王が建立した歴史ある寺院で、本堂の裏の壁面に施された「マイトーン(黄金の木)」が有名です。

 09年4月初め、夕暮れ時のワット・シェントーンに行きました。昨年に次いで2度目の訪問です。2万キープ(約250円)もの、現地の物価から考えると法外な入場料を徴収されるのですが、もう6時近いこともあって係の姿は見えません。入場無料で寺院の裏手の入口から境内へ。

 日没後だったにも拘わらず、「マイトーン」のモザイクが美しく輝いています。西日を受けると、さらに輝きを増すので、一番美しいマイトーンが見られるのは、夕暮れ時です。キラキラと反射するモザイクと壁面全体が朱に染まり、仏陀を頂点に極楽浄土を表現したマイトーンは、まさに“黄金の木”そのもの。
 さらに王様の霊柩車が格納された御堂は、金色の壁面なので、黄金色が最高潮の時を迎えるのが、やはり夕方の時間帯です。

 突然、境内の畑で作業をしていた青年僧2人から、日本語で話し掛けられました。「何日目の滞在ですか?」と流暢な日本語です。これまでも何度か青年僧と日本語で話したことがありますが、どの僧侶もよく勉強していると感心しきり。
 
 レッドハウスと呼ばれる御堂の赤い壁には、ガラスのモザイクが埋め込まれていて、虎と戦う人や木に登ってマンゴーを採る人などのモチーフが面白い。次第に辺りが薄暗くなって、レッドハウスのランプに灯りが点りました。なかなか風情があります。

 本堂や寝仏が安置されている小さな祠は、既に閉まっていて中に入れません。それでも他に誰も観光客がいなくて、ゆっくりと境内の雰囲気を味わうことができました。

 最後に、再びルアンパバーンに来られるように「マイトーン」の仏陀に合掌し、夕闇迫る街へ戻ることにします。

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