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January 27, 2010

№1186 CGのようなオールドモスク

 ライトアップされたオールドモスク
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 ブルネイの首都バンダル・スリ・ブガワンの中心部にひと際目立つ建築物、それは通称「オールドモスク」と言われるイスラム寺院「オマール・アリ・サイフディン・モスク」です。朝日を受けて輝く黄金のドーム、そして夕方には朱に染まる白亜の立派なモスクは、時々刻々とその姿を変えていきます。ブルネイ川対岸の水上集落「カンポン・アイール」からも遠望できる街のランドマークでもあります。

 このオールドモスクが最も美しい姿を見せるのは、夕刻から暗闇が迫るライトアップされた時間帯でしょう。

 09年8月下旬、18時30分、爆発音のような大きな音とともに、街中にコーランが響き渡ります。ふとオールドモスクの方を見ると、西の空はすごい夕焼けでオレンジ色に染まり、モスクは黒い影となって浮かんでいます。そのコントラストが何とも美しい!
 慌ててビル街を抜けて、写真を撮ろうとオールドモスクへと走りますが、夕陽が薄雲の中に隠れてしまい、すぐにその輝きを失ってしまいました。まさに一瞬の美しさでした。写真は撮れなかったものの、その光景は瞼にしっかりと焼き付いています。

 間もなく暗くなり始めた空には、ねぐらに帰る20羽ほどの鳥と、薄雲の中をぼんやりと昇っている半月。そして今度は、暗闇迫る街とは反対に、ライトアップされたブルーモスクが、夜空に浮かび上がります。
 ミナレット(尖塔)は、灯台のようにグリーンの照明が灯され、ライトを受けて夜でも黄金の光を放つドーム、そして白い外壁は、初めはオレンジ色から次第に青味がかった白へと、その姿を少しずつ変化させていきます。
 
 すっかり暗くなった街並みに白く浮かぶオールドモスク、その美しさは、この世のものとは思えません。目の前に広がる夜景は、現実のものではなくバーチャルの世界、まるごとCG映像ではないかと錯覚してしまうほど。しばしその場に立ち尽くしていました。

 よくぞここまで来たものだと実感する光景です。

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