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January 31, 2010

№1188 ロングステイと健康問題 その2

    チェンマイの市場にて
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その2
 さて、シニアのロングステイヤーの方々と永年お付き合いさせていただいていると、気になるのが健康問題です。

 みなさん、お元気で健康に自信があったからこそ、実行されたロングステイ。もし病気になったとしても、タイは医療水準が高いから安心だと、ロングステイの適地と考えられています。確かにその通りで、日本並み、もしくはそれ以上に立派な総合病院が、バンコクにはたくさんあります。

 しかしながら健康だから始められたロングステイも、長く滞在する内に、予想以上に病気に罹られる方が多いのに気付きました。それも癌や脳疾患など重い病気が大半。元々持病があったとは聞きませんので、ロングステイ中に発症したことになります。

 現地タイで治療される方、一旦帰国して国内で治療に専念される方とそれぞれです。高度な医療を誇るバンコクの総合病院で治療を受けられた方は、医療技術そのものより症状を説明する時などの言葉の問題、つまりドクターとのコミュニケーションに苦労したとおっしゃいます。いくら日本語通訳がいても、細かな点についていざ意思疎通を図ろうとするのは難しいことなのです。

 幸いなことにどなたも平癒されていますが、ロングステイの計画が変更になったのは言うまでもありません。

 中には日本の国民健康保険を脱退し、タイでも無保険。そして定期健診もほとんど受診しなくても大病を患わない頑健な方もいらっしゃいます。しかし、それは例外的と考えた方がよさそう。
 やはり加齢とともに、疾患に罹る確率は高くなるものと考えて、国民健康保険を継続し、現地での医療に即時対応できる海外旅行保険に加入するなど万が一の備えは必要なこと。さらに人間ドック等の健康診断は、病気の予防や早期発見につながるので、ぜひ定期的に受診したいものです。
 健康だからこそ続けられるロングステイなのですから。

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January 29, 2010

№1187 ロングステイと健康問題

   活気ある水上マーケット
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 タイ・ロングステイの取材を始めて早や7年。その間、多くのシニアロングステイヤーとお会いし、その後も親しくさせていただいて方もたくさんいらっしゃいます。ほとんどの方が60~70歳代ですが、日本には帰国せずに、数年間ずっとタイに滞在されている方、半年毎にタイと日本を行き来する方など、そのロングステイスタイルは様々です。

 長期のタイ・ロングステイをなさっている方々に、時々その季節の花々や紅葉などの写真を送ることにしています。時候の挨拶を兼ねて、日本の四季を楽しんでもらいたいからです。

 すると、ある方から次のようなメールをいただいたことがありました。
「気候も食べ物にも満足して 毎日を楽しく過ごしております。
 タイについて何の不満もないのですが しいて言えば季節の移ろいがはっきりしない事でしょうか。よく気を付けて見ると 咲く花の種類の変化や果物等によって季節を感じられますが、日本の四季の中で長年暮らした者には少々もの足りなく感じます」

 私個人としても同意見で、将来もしタイでロングステイをすることがあるとすれば、日本のような四季がないことが、一番のネックと感じています。率直にいうならば、1年中暑いよりも夏の猛暑や冬の厳しい寒さがあっても「四季がある方が好きだ」ということです。
 もっともシニア世代になって健康上の不安が出てきたら、年中暖かいタイがいいと心変わりするかもしれませんが・・・

 しかし、やはり日常生活や自然の中に季節を感じていたいもの。わたしの拘りは、とりわけ旬の食べ物、それも新鮮な魚料理なしには生きていけません。福岡は玄界灘の地魚を中心にした海鮮ものが美味しい土地柄。季節感を味わえる旬の魚や野菜をいただくのは、楽しみのひとつです。いつも安くて美味い料理屋さんはないかと情報収集に余念がありません。

 そんなことを言っていると、いつまで経ってもロングステイは実行できないですね(笑い)

つづく

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January 27, 2010

№1186 CGのようなオールドモスク

 ライトアップされたオールドモスク
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 ブルネイの首都バンダル・スリ・ブガワンの中心部にひと際目立つ建築物、それは通称「オールドモスク」と言われるイスラム寺院「オマール・アリ・サイフディン・モスク」です。朝日を受けて輝く黄金のドーム、そして夕方には朱に染まる白亜の立派なモスクは、時々刻々とその姿を変えていきます。ブルネイ川対岸の水上集落「カンポン・アイール」からも遠望できる街のランドマークでもあります。

 このオールドモスクが最も美しい姿を見せるのは、夕刻から暗闇が迫るライトアップされた時間帯でしょう。

 09年8月下旬、18時30分、爆発音のような大きな音とともに、街中にコーランが響き渡ります。ふとオールドモスクの方を見ると、西の空はすごい夕焼けでオレンジ色に染まり、モスクは黒い影となって浮かんでいます。そのコントラストが何とも美しい!
 慌ててビル街を抜けて、写真を撮ろうとオールドモスクへと走りますが、夕陽が薄雲の中に隠れてしまい、すぐにその輝きを失ってしまいました。まさに一瞬の美しさでした。写真は撮れなかったものの、その光景は瞼にしっかりと焼き付いています。

 間もなく暗くなり始めた空には、ねぐらに帰る20羽ほどの鳥と、薄雲の中をぼんやりと昇っている半月。そして今度は、暗闇迫る街とは反対に、ライトアップされたブルーモスクが、夜空に浮かび上がります。
 ミナレット(尖塔)は、灯台のようにグリーンの照明が灯され、ライトを受けて夜でも黄金の光を放つドーム、そして白い外壁は、初めはオレンジ色から次第に青味がかった白へと、その姿を少しずつ変化させていきます。
 
 すっかり暗くなった街並みに白く浮かぶオールドモスク、その美しさは、この世のものとは思えません。目の前に広がる夜景は、現実のものではなくバーチャルの世界、まるごとCG映像ではないかと錯覚してしまうほど。しばしその場に立ち尽くしていました。

 よくぞここまで来たものだと実感する光景です。

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January 25, 2010

№1185 微笑みの国ブルネイ

  水上集落で出会った少年たち
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 初めて訪れたボルネオ島の小さな国ブルネイ。国家元首のボルキア国王は、石油や天然ガスといった豊富な天然資源を背景に、世界有数の大富豪でもあります。
 国民の所得水準は高く、一家に2台と言われる車の所有台数は、なるほどと頷けますし、清潔で整然とした街並みや高速道路のような立派な道路と、社会インフラもよく整備されています。東南アジアで最も豊かな国と言っても過言ではありません。

 首都バンダル・スリ・ブガワンの街を歩いて、すぐに気付くのは、みなとても親切だということです。ネットカフェの場所を教えてくれたホテルのマネージャーはもちろんのこと、道を尋ねてもテーラーのお兄さんや食堂の親父、カフェのお姉さんまで、にっこり微笑んで懇切丁寧に教えてくれました。わたしが外国人だからかもしれませんが、日本人でもここまで親切じゃないと思うほど。
 すれ違う市民やCDショップの店番のお姉さんも、目が合うと笑顔を返してくれます。まさにフレンドリーなブルネイの人たち。

 水上集落「カンポン・アイール」で写真を撮った少年たちや、フードコートで見かけた子どもも“天使の笑顔”です。その天真爛漫な笑顔は、他の東南アジアで見たことがありませんし、残念ながら日本でも?・・・

 ラオス・ルアンパバーンの人々も穏やかで幸せそうでしたが、ブルネイは真逆の幸せではないかと感じました。ラオスが、貧しくても素朴で心穏やかな幸福とすると、ブルネイは経済的豊かさに裏付けられた幸福感だと思えます。
 一言でどちらが良いとは言えませんが、ブルネイでは平和感のようなものも加わっています。それに仏教とイスラム教という宗教観の違いも影響しているかもしれません。

 所得税がなく、教育費もほとんど要らない豊かな国。その豊かさが、優しい微笑みの源なのだと実感させられるブルネイ。将来、地下資源が枯渇したらなんて、野暮なことは言わないことにします。

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January 23, 2010

№1184 ナイスガイ「WIN」

  ヘリテージホテルの屋上プール
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 09年8月、バンコク滞在最終日「ヘリテージ・ホテル」のレストランでのトラブル。騒がしいチャイニーズの若者たちに注意したことを逆恨みした彼らの親父に喧嘩を売られたのです。
 食ってかかるバカ親父に、わたしも「ふざけるな!!」と日本語で応戦したおかげで、頭に血が上ってしまいました。シンハビールの酔いも手伝って、すぐには興奮が鎮まりません。誰かに話しかけるでもなく「だから中国人は嫌なんだ」と独り言。

 すると隣のテーブルで食事をしていた家族連れのタイ人男性が、マネージャーを呼んで話始めました。どうやら先ほどのトラブルについてのようなんですが、タイ語なので話しの内容は分かりません。しかしその様子から、何やら注意している様です。

 謝るようにしてマネージャーが辞すると、タイ人男性が、今度はわたしに英語で話し掛けてきました。一部始終を見ていた彼、「あなたの行動は間違ってないですよ。本当はマネージャーが、チャイニーズの若者に注意しないといけないのに。厳しく言いましたから」とにっこり。

 「そちらに移ってもいいですか?」と言うので、同席して話をすることに。 
 彼の名前は「WIN」。30代半ばのドイツ系の一流企業に勤めるエリート。もちろん流暢な英語を話しますが、わたしは片言の英語で自己紹介。隣のテーブルの彼の父親や家族にも挨拶します。

 WINは、なかなかのナイスガイ。その紳士的な言葉や態度に好感を覚えます。九州や福岡を知っていて、山口・下関に日本人の友人を訪ねたことがあるとか。4回の訪日で、東京から以西はかなり詳しく、次回は北海道に行ってみたいとのこと。
 このレストランのタイ料理を褒めたら、「あなたの英語は完璧です」とお返しのリップサービス。ひょんなことで親しくなったWINと名刺を交換して、しばし楽しい会話となりました。

 WIN家族がお店を出て、わたしも会計を頼むと、例のマネージャー「JACK」がお詫びに来ました。「気にしなくていいよ。次もこのホテルを利用するから」。
 請求額609B(約1800円)をクレジットカードで支払い。でも何か変? 金額が予想よりも安いのです。マネージャーに確認すると、やはりお詫びに10%値引きしたと言います。却って申し訳なく居心地が悪いので、そろそろ空港へ向かうことにしましょう。

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January 21, 2010

№1183 傍若無人なチャイニーズ客

  サーモンの刺身とシンハビア
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 09年8月、バンコク滞在最終日の夜、宿泊先の「ヘリテージ・ホテル」のレストランで食事をした時のトラブルです。

 「シンハビールのフリードリンク」のポスターに釣られて、シーフード・バーベキューをいただいていましたが、レストランはほぼ満席。
 タイ人はじめ白人宿泊客など多国籍なお客が、楽しそうに食事をする中、ひと際目立っているのが、中国人の団体客30人ほど。店内の約半分のテーブル席を占めて、賑やかというよりもはっきり言って「うるさい!」。ひとりなので余計に気になるのかもしれませんが、ゆっくりと食事を楽しむことができないくらい。とても中国人の“うるささ”には敵いません。

 「まぁ、中国人の宴会はこんなもの。仕方ない」と思っても、どうにもならない騒がしさです。とりわけ食事を終った高校生くらいの若者数人が、食器やグラスが置いてあるスペースで大声で立ち話。日本でも街角で嬌声を上げながら、お喋りしている高校生と同じ図です。

 お替わりの料理を取りに立ったついで「ここはレストランだから、静かにしてくれ」と、彼らに穏やかに諭したつもり。少し驚いた態度ではありましたが、みな頷いたのでした。
 ほんの僅かの時間、少し大人しくなったものの、また同じ場所で騒ぎ始めました。さすがに堪らず、マネージャーに「騒々しいから注意してよ。それか喋りたいのならロビーでやるように」と頼んだのですが、遠慮しているのか何故か注意しません。
 呆れてしまい、もう後は存在を無視するしかありません・・・ 

 やっとのことで重い腰を上げたチャイニーズの団体客。内心ホッとしていると、若者たちの父親と思しき中年オヤジがレジへ向かう途中、わたしに向かって、もちろん中国語で「お前だな、俺の息子にイチャモンつけたのは!」と、何を血迷ったのか逆切れ。今頃になって食ってかかるのは、酔いが回ったせいでしょう。
 しかし、喧嘩を売られて黙っている訳にはいきません。思わず立ち上がり、日本語で「ふざけるな!! 悪いのはお前のバカ息子や」と怒鳴り返してやりました。とっさの時、やはり日本語しか出てきません(苦笑)。予期せぬハプニングで、こちらも興奮気味です。
 
 掴み掛かろうとする親父は、幸いにも仲間の連中やスタッフに制止されて、どうにか店外へ連れ出されましたが。
 
 個人で付き合うには何の問題もないのですが、どうしてか団体になると傍若無人さを発揮するチャイニーズ。困ったものです。

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January 19, 2010

№1182 ブータン断念・・・

   福岡空港を離陸するTG機
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 2010年を迎えて、1月も早19日。九州・福岡でも雪が舞う1年でも一番寒い季節です。

 しかし、そろそろ春3月のアジアの訪問地を決めないといけません。まだ随分先のような気がしますが、目的地によっては飛行機の予約が取れないことがあるからです。
 ということで、これまでに訪問したことがない国や都市を、つらつらと思い浮かべながら候補地を考えた結果、ブータン王国はどうかと思った次第。

 早速、調べてみました。ネパールの東隣にあってヒマラヤ山脈に抱かれた小国ですが、GDP(国内総生産)的な経済的な豊かさよりも「国民総幸福量」という“心の豊かさ”を国の方針に掲げるブータン王国。
 “どてら”に似た民族衣装「ゴ」を纏った子どもや大人たちの穏やかな笑顔。そして、どこか昔の日本の田舎の風景を思い出す写真など、好奇心を掻きたてられます。

 バンコクから国営の「Druk Air」のフライトがあることが分かり「しめた!」と、さらにいろいろ調べていたのですが、「観光目的でブータンに入国するためには、政府は個人の自由旅行を基本的に認めておらず、旅行会社が催行するツアーに参加するか、個人旅行の場合でも、旅行会社を通じて手配旅行を組むしか方法がない。また、ブータン入国に際しては、出発前にあらかじめ滞在期間、宿泊先、旅程、入国経路などを決めた上で、現地のエージェントを通じてブータン政府にビザを申請する必要がある。」とあります。
 その上「1日当たり200~240ドル以上の滞在費を前払いしていることが条件になっていて、支払いが完了しないとビザが下りません」と解説されています。

 ネットで調べる限りでは、ブータンへのツアー料金は1週間くらいで30万円以上もしますし、毎日2万円以上も使うような個人旅行は、中年貧乏旅行のわたしにはとても無理なこと。外国人観光客が落とすお金が、貴重な国家収入になるのは理解出来ますが、やむなく断念するしかありません。いつの日にか行けることを信じて。

 では代替の訪問地をどうするか、悩ましいところです。例えばインドの高原都市バンガロール、先ごろ世界最高の高層ビルが完成した中東ドバイ、さらにはアジアとヨーロッパの交差点トルコのイスタンブールなど・・・
 決まるまでもう少し時間が掛かりそうですね。

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January 17, 2010

№1181 ホテルのレストランでシーフード・バーベキュー

  バターが香ばしいバーベキュー
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 09年8月末のバンコク滞在最終日、深夜の帰国便に搭乗する前、夕食をどうするか思案していました。大概、映画を観終わって、ひとりで簡単に済ますことが多いのですが。

 さて今回の宿泊先は、BTSチョンノンシー駅前の「ヘリテージ・ホテル」。この周辺は土地不案内で、美味しいレストラン情報を持ち合わせていません。
 ちょうどそこへエレベーター内に貼ってある「シンハビールのフリードリンク」のポスターが、目に留まりました。時間制限がなくて、お代は、税サ込で350B(約1000円)。これに1品注文すれば、そんなに高くつきません。何と言っても、時間を気にしなくて飲めるというのが魅力です。
 その上、空港へ向かうまで時間つぶしにもなって一石二鳥ですし、スーツケースを取りに戻る必要もありません。

 サイアム・パラゴンで映画を観てホテルに帰ったのが、20時18分。空港に行くまで2時間たっぷりあります。レストランは、ほぼ満席。その大半はチャイニーズの団体客で、とてもうるさい(実は後で、中国人グループとトラブルになるのですが、それはまた後日書きます)。
 
 結局、注文を取りに来たタイ人マネージャーが、単品よりもお得でお薦めと言う「シーフード・バーベキュー」(税サ込338B、約1000円)にすることに。
 シーフードのバーベキューは、マネージャーのお任せにして、寿司コーナーのサーモン刺身を肴にシンハの生ビールをいただきます。やはり1杯目は美味い! サーモンの刺身は、“まあ食べられる”といったところ。

 タイ料理を主体に、エビ餃子などの点心もあります。ピリッとした辛さが美味い「白身魚のスパイシーサラダ」や「チキンとパプリカ・野菜のハーブ炒め」もいい味を出しています。どれもかなり本格派のタイ料理で、これだけでも十分満足できる味です。

 マネージャーのJACKが、お薦めの「シーフード・バーベキュー」を運んで来ました。大きなエビの炭火焼に、サーモンにホタテやムール貝のバター焼き。香ばしいバターの香りが、食欲をそそります。スパーシーソースでいただきます。どのシーフードも美味しくて大満足! 
 お陰で食べ過ぎてしまい、肝心のシンハビールは、あまり進みませんでした(苦笑)

 確かにここのブッフェ・ディナーは価値があります。次回からバンコク最後の夕食は、ここで決まりですね。

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January 15, 2010

№1180 ゲストハウスの下見

 洒落たゲストハウスが軒を並べる
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 初めて北ラオスの古都ルアンパバーンを訪れたのは、08年の2月のこと。街全体がユネスコの世界遺産に指定されている美しい街です。
 早朝の托鉢で敬虔な気持ちになり、毎晩のナイトマーケットでは素朴な雑貨探しを楽しむ、そして優しいラオスの人たちに癒される街でもあります。

 すっかり気に入って、また来る時のためにゲストハウスの下見をすることに。滞在している「シェンモアン・ゲストハウス」からワット・シェントーン方面に行ったエリアに外観が新しいゲストハウスを見つけたので、厚かましくも室内を見せてもらいました。

 まず「Lao Wooden House」。朝食付きで40米ドルとまずまずの料金。新築でとてもきれいですが、緑が少ないのが気になるところ。
 次は「VILLA CHITDARA」。チーク造りで高級感のある建物です。宿泊料は50米ドルとやや高め。テレビや冷蔵庫、金庫まで揃っています。でも室内が薄暗いのが欠点。泊まりたいとは思えません。
 もう一軒は「Villa Saykham」。宿泊料は40米ドル。明るい室内で快適そう、カップルでも大丈夫。3軒の中では一番のお薦めでした。

 さて09年4月、1年ぶりの訪問で一番びっくりしたのは、ゲストハウスの建設ラッシュ。街のあちこちに建築現場が見られました。真新しいゲストハウスが増え過ぎると、古い街並みの雰囲気が壊れてしまうのではと心配するほどです。それほど外国人観光客が増えている証拠なのでしょうが、急激な観光地化というのはどうなのでしょうか。

 いずれにしても2回とも宿泊した「シェンモアン・ゲストハウス」が、わたしのお気に入り。今のところ他のゲストハウスを探さなくてもよさそうです。

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January 13, 2010

№1179 PGのオフィスへ

メインストリートのシーサワンウォン通り
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 バンコクからラオス・ルアンパバーンへのフライトは、バンコク・エアウェイズ(PG)。以前はバンコク・福岡路線もあったのですが、休航になってしまい残念なことです。
 なので09年4月、2度目のルアンパバーンへは、バンコクまでがタイ国際航空。そして、マイレージを使ってPGに乗り継ぎます。ちなみに10年1月現在、バンコクから一番安いチケットで往復7500バーツ(約22000円)から。

 往きは、スワンナプーム発11時40分発のPG943便。快適な2時間のフライトで、無事ルアンパバーンに到着しました。帰りは、3日後のPG942便を予約しています。
 さて問題なのが、12時10分発のPG942便、1日2便ルアンパバーン・バンコク間を飛んでいる内の早い方のフライトなのです。遅い方は、14時20分発のPG944便。
 マイレージを利用したオンライン予約のためか、早い時間のPG942便しか取れませんでした。2時間といえども、少しでも長く滞在したいと思うのが、人情というもの。そこでPGの広島支店に問い合わせたところ、もし遅い便に空きがあった場合、現地オフィスで変更できるかも知れないとの情報。

 ルアンパバーン滞在2日目、早速目抜き通りの「シーサワンウォン通り」にオフィスを構えるPGの支店へ寄ってみることに。周囲の土産物屋やレストランと同じ平屋建てのオフィスに入ると、ブルーの制服を着た女性スタッフが、にこやかに応対してくれました。
 用件を伝えると、すぐにパソコンで最新の予約状況を確認してもらいましたが、希望のPG944便はあいにく満席で、変更不可とのこと。わたしが予約している便は、まだ余裕があるものの、はやり遅い便の方から先に埋まってしまいます。その上、日曜日のフライトなので、尚のことです。
 仕方ありません。今回は現地ツアーに参加せず、その分のんびりまったりと自由な時間を満喫することにしましょう。

 PGのルアンパバーン支店、分かりやすい場所ですし、フレンドリーなスタッフが、急なフライトの変更や手配も親切に応じてくれるはずです。

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January 11, 2010

№1178 ドリアンの食べ比べ

  オレンジ色の果肉は濃厚な味
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 “フルーツの王様”と言われる「ドリアン」。東南アジアに行くと、できるだけ南国のフルーツを食べるようにしていますが、ドリアンもそのひとつ。バンコクでよく見掛けるのが大型の「モントーン種」です。スーパーでは2~3房ずつパック入りにして売られています。
 よく臭いと思われていますが、食べ頃のものはそうでもありません。完熟するに従って、ドリアン独特の臭いが強くなるようです。パック入りされた「モントーン種」は、そんなに臭わないので、初心者にはお薦め。ただし、ビールなどアルコールを飲んだ後、ドリアンを食べると腹痛を起こすと言われているので、いつも朝食にいただいています。

 さて、09年8月に訪問したブルネイ王国。ここでもスーパーでドリアンが売られていたんですが、なんとタイ産!? ブルネイまで来て、わざわざタイ産を食べることもないだろうとパス。

 ところが、庶民が集まるナイトマーケットにボルネオ産のドリアンがあるというので、現地ガイドのジロンさんに案内してもらいました。「モントーン種」に比べると、やや小ぶりなドリアンが、4~5個ずつを1セットにしてたくさん地面に並べられています。
 物珍しそうに見ていたわたしに、陽気な華人が「美味いから、ひとつ食ってみろ」と勧められ、試食することに。店番のお兄さんに選んでもらった小さなドリアンは、3ブルネイドル(約210円)と手頃な値段。もし外れだとしても安いものです。

 お兄さん、大きな中華包丁で硬い表皮を割ろうとしますが、なかなか上手くいきません。危なっかしい手付き、怪我をするのではと冷や冷やものです。慣れていないのはバイトに違いありません。
 やっとのことで2つに割れたドリアンをその場で食べます。 「モントーン種」よりも白い果肉で、美味い! クリーミーで甘みがあります。 

 「もっと珍しいドリアンがある」とジロンさん、別のフルーツ屋台に案内します。籠に山積みされたドリアン、ソフトボールを一回り大きくしたくらいの丸い品種です。棘が鋭くて、まるで毬栗のよう。見本に2つに割られた中には、小さな果実の割には大きめのオレンジ色の果肉が詰まっています。初めて見るドリアン、もちろんボルネオ産とのこと。

 早速、ジロンさんが美味しそうなものをチョイスした1個を購入。小さいのに4ブルネイドル(約280円)と高めです。先ほどのよりも濃厚なテイストで、食感もねっとりとバターに近い。2人で分け合って食べます。
 食べ比べてみて、わたしの好みはやはり、クセがなくて食べやすい白い果肉の方でした。

 念願のドリアン、それもタイでは見たことがない初めての品種。ボルネオならではの味に大満足です。これだから庶民の市場は面白い!

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January 09, 2010

№1177 深夜のブルネイ到着

  ボルキア国王が表紙の機内誌
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 日本からブルネイへの直行便は飛んでいませんが、シンガポールやマレーシア、香港など東南アジア各地からフライトがあります。わたしはバンコク経由で入ることに。
 ブルネイ・バンコク間は毎日1便あるものの、福岡を発って同日中にブルネイに到着できるのは、水曜と日曜日のみ。バンコク発19時30分のロイヤルブルネイ航空(BI)518便です。福岡からバンコクまでは約5時間のフライト、バンコクでのトランジットは約4時間半。そしてブルネイまでの飛行時間は2時間45分、計13時間近く掛かることになります。

 日本との時差は1時間。09年8月23日ブルネイ時間の23時09分、BI518便は、首都バンダル・スリ・ブガワンの国際空港に無事着陸しました。すぐに入管審査をパスし、到着ターミナル内の銀行で両替、そしてスーツケースを受け取るまではスムーズな入国です。
 しかし最後に、税関で持ち込んだアルコール2本の申告をしないといけません。機内で書ければよかったのにと思いつつ、急いで申請用紙に記入します。

 それでも23時33分には、空港で待機するタクシーに乗車できました。空港から市内中心部までは均一料金の35ブルネイドル(約2500円)と、昼間の25ドルに比べて深夜は割増料金。タイよりも高いタクシー料金ですが、ここは仕方ありません。
 よく整備された街灯が点る道路を、高速道路並みの80Kmで走ります。ほとんど車は走っていません。暗闇の中なので分かりにくいものの、整然とした街並みだと窺えます。東南アジアで所得水準がトップならば、さすがに都市の整備もトップクラスです。

 23時45分、わずか10分余りで予約していたブルネイホテルに到着。礼儀正しい運転手の態度で、きちんと手書きのレシートまで発行してくれました。バンコクの運転手とは、天と地ほどの違いです。

 長~い一日でした。少々お疲れ気味・・・シャワーを浴びて、翌朝からのブルネイ探索に備えて早めに休むことに。

 考えてみれば、少年の頃、世界地図でなぞった世界第3位の大きな島、遥か遠いボルネオに来たんだと思うだけで、わくわくしてきます。明日からの4日間の滞在、楽しみです。

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January 07, 2010

№1176 激痛フットマッサージに再挑戦

  日本語の貼り紙があちこちに
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 バンコクでフットマッサージを受けるのは恒例のこと。09年8月末、以前一度行ったことがあるマッサージ店「MR. FEET」へ再挑戦しました。ここは激痛のフットマッサージで有名なのです。バンコク滞在の最終日、ブルネイでの旅の疲れを癒すことにしましょう。
 場所は、セントラルワールドのほど近く、ビッグCから歩いてすぐの所にあります。とは言っても、今朝までの雨のせいで、とにかく蒸し暑い。100mも歩けば汗だくです。不快指数100!!

 10台ほどあるマッサージ・チェアは満席、やはり人気店だけのことはあります。しばし待つことに。
 フットマッサージと言っても、この店にはいくつかコースがあるのですが、1時間300B(約900円)足のみのコースを頼みました。

 青いポロシャツを着た若い男性スタッフが、わたしの担当です。まず土踏まずから。
 いきなり痛っ!! 激痛が、脳天まで響きます。あまりの痛みに、さっきまでの汗が引っ込んでしまうほど。滑りを良くするためにニベアを塗り込んで、ツボの奥深くまでマッサージしていきます。
 足裏から膝下へ。しばらく痛みを我慢していると、それなりに慣れてくるものですが、すね毛が指先で擦れる痛みはちょっと辛いものです。

 少しだけ気持ち良くなって眠気に誘われていると、突然また激痛が襲ってきました。再び現実の世界に引き戻されたような気分・・・
 お店の壁に日本語で「治療中、痛みを伴う場合、大声で叫ぶか、笑うかしてください」と貼り紙がありますが、誰も叫んだり笑ったりしていません。例えそうしたいと思っても、そんな余裕がないくらいの激痛です。

 ふと見ると、右隣の足がわたしのよりも1.5倍くらい大きな足幅があります。おまけに土踏まずが、全くありません。びっくりして思わず顔を見ると、チャイニーズ系の若い男性でした。体の割に巨大な足、きっと走るのが遅いに違いないなどと、痛みを忘れるのに必死に気を紛らわせます。

 我慢し続けた1時間。やっと痛みから解放されて外を歩くと、体が軽くなった気がするから不思議なものです。

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January 05, 2010

№1175 ココナッツ売りの行商

 巧みにココナッツを割るおじさん
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 ラオス・ルアンパバーンの台所「タラート・ポーシー」を見学した帰り道もトゥクトゥクです。市場で買い物をした客目当ての運転手と値段交渉します。市内中心部まで、往きと同じ1万キープ(約120円)で、あっさり交渉成立。

 バイク式のトゥクトゥクの後部座席は、完全にオープンエア。カンボジアのシェムリアップで乗ったのと同じタイプで、軽トラを改造したトゥクトゥクとは違って、レトロないい雰囲気です。屋根は簡単なビニールの幌が付いているだけですが、気温は高くても気持ちいい風が吹き込んできます。
 午前11時27分、5分ほど走ったところでワット・マイに到着。ここで降ります。トゥクトゥクと運転手のおじさんの写真を1枚パチリ。

 ちょうどそこへ荷台にココナッツを満載した行商が、やってきました。いつも決まった時間に来るのでしょうか、商店のおばちゃんや近所の人たちが、プラスティックの容器やタッパーを持って集まってきました。

 行商のおじさん、青くて大きなココナッツを大きな鉈で割るんですが、それにしてもよく切れる鉈です。軽く叩いてもサクサクと表皮が削れていきます。慣れた手付きで、穴を少し開けると、まず果汁をお客が持参した容器へ。結構な量が入っているものです。
 注ぎ終わると、今度はココナッツを真っ二つに割り、中に張り付いているゼリー状の果肉をスプーンでこそぎ取って、再び容器へ。半透明なココナッツ果汁で満たされた容器の中には、半円形にすくいとられた果肉が浮いています。

 値札がなくて、いくらなのか分かりませんでしたが、次々とお客さんが来るところをみると安いのか、それともラオスの人たちの大好物なのでしょうね。
 子どもの頃、テレビを見て憧れたココナッツ果汁ですが、実際に飲んでみると、さほど美味しいとは思わず、やや青臭い風味はどちらかというと苦手かも。タイでは現地ツアーで出てきたのを飲んだくらい。一度も買ったことはありません。

 鮮やかな手さばきで、次から次へとココナッツを割っていくおじさんの技に、しばし見入ってしまいました。

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January 03, 2010

№1174 ゲストハウスの魅力はテラスにあり

    中庭に咲く可憐な花 
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 ラオスの首都ビエンチャンには一度も行ったことがないのに、08年、09年と2年続けて訪れた北ラオスの古都ルアンパバーン。街全体が世界遺産に指定されていて、早朝の托鉢と毎晩開かれるナイトマーケットが魅力です。

 滞在したのは、2回ともゲストハウス「シェンモアン」。道路に面した本館と中庭の奥の新館の2棟、テラスがある新館がお薦め。本館にはテラスがありません。昨年は新館の1階でしたが、今回は2階の3室ある内の真中が、わたしの部屋。バスタブはないもののホットシャワーがあり、清潔な室内で快適に過ごせます。
 
 青いタイルのテラスに、各部屋の前に籐の椅子が2台ずつ。この椅子に座って、小鳥がさえずり、ブーゲンビリアが咲き誇る緑一杯の中庭を眺めながら、ボ~としているのが一番のお気に入り。気持ちがとても落ち着きます。実にこの解放感は、代えがたいものです。

 暑い昼間でも涼しい風が吹くテラスで、ビアラオがあったら、もう言うことなし。ほろ酔いになれば、そのまま午睡したらいいのですから。
 夜の冷気も心地よいものです。ライトアップされたプーシーの丘の仏塔が、暗闇に浮かぶ姿は幻想的ですし、夜空には星もちらほらと瞬いています。ただラオスの片田舎なのに、意外に星の数が少ないのは不思議ですが。こうやって星空を見上げていると、子どもの頃、自宅の縁側で夏、夕涼みしたことを思い出しました。
 虫の音は風情がありますが、時々ヤモリの鳴き声が聞こえてくるのはご愛敬。
 2階のテラスまで蔓のように延びた細い木に咲く可憐な花は、昼間は太陽の方を向いているのに、夜は下を向いて眠っているようです。

 オーストラリア産の赤ワインのグラスを傾けながら、夜は更けていきます。

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January 01, 2010

№1173 2010年を迎えて

    早春の太宰府天満宮
2009_012

読者のみなさま
 あけましておめでとうございます
 謹んで新年のご挨拶を申し上げます

 福岡は2年続きの雪の元旦でしたが、今度は大晦日に雪と、このところ寒い年末年始です。元旦の朝も雪が舞っているものの、穏やかな新年を迎えています。
 元旦早々、近くの神社に初詣と、とあるお店の福袋を買い求めに行ってきました。お目当ての商品は無事ゲット!

 さて、早いものでブログをスタートして今年4月で満5年。連載は1200回が見えてきましたし、アクセス数は62万余りに達しています。
 こんなに多くの方に読んでいただき、本当にありがたく思っています。今まで書き続けられたのも、読者の方々が読んでくださっているお陰です。改めて御礼申し上げます。
 引き続き、今年も少しずつ書いていきますので、よろしくお願いいたします。

 2009年の漢字は「新」でした。ネットで調べてみると、「さまざまな『新しいこと』に期待し、希望を抱いた1年。政権交代で新内閣が発足し政策、行政が刷新。裁判員制度や高速道路料金割引制度など、さまざまな新制度がスタート。そして新型インフルエンザの流行で新薬が登場」とあります。
 個人的には、取り立てて「新しいこと」は起きませんでしたが、今年に向けた準備の1年だったかもしれません。
 
 ところで日本社会は、既に“人口減少時代”に突入しています。国立社会保障・人口問題研究所が公表している「日本の将来推計人口」によると、2055年には日本の総人口は、何んと9,000万人を割り込み、国民の2.5人に1人が65歳以上の高齢者という極めて高齢化の進んだ社会の到来が見込まれています。高齢者が「少数派」ではない“超高齢社会”を迎える訳です。

 現在より3000万人以上も人口が減少し、高齢者ばかりという社会を想像しにくいですが、暗くて活力のない社会ではなく、国民一人ひとりが希望と生きがいを感じられる成熟した日本社会へ変革して行かなければなりません。
 それには従来型の右肩上がりの規模の拡大ではなく、新しい付加価値を創造して、質の向上を志向する社会づくりが緊急の課題となっています。つまり人口が減少し経済規模が縮小したとしても、世界をリードできる先端的な技術の開発と地球環境型への社会構造の転換が求められているのです。
 そのためにわたし個人でも、社会に貢献できることを考える1年にしたいと思います。

 2010年も波乱に富んだ1年になりそうですが、そうそう悪いことばかり起きる訳ではありません。21世紀に入って10年目、読者のみなさまにとって今年が、新しい未来への佳き年になることを祈念して、新年のご挨拶とさせていただきます。

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