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February 28, 2010

№1202 今夜もシーフード

 朝市で売っていた巨大なシャコ
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 熱帯ジャングルのエコツアーや恐怖のキャノピーウォークと、アメージング体験満載のブルネイ王国。その中の楽しみの一つに、マレー料理を始め中華やインド料理など食事が、美味しいらしいということがありました。
 なるほど、どの料理も期待に違わぬレベル、その上値段もリーズナブル。とりわけ気に入ったのがシーフード料理です。巨大なショッピングセンター「ヤヤサンSHHBコンプレックス」2階のフードコートにあるシーフード・レストランに、毎晩通ってしまいました。

 2日目の夕食。手際のいい対応と爽やかな笑顔で、こちらも気分が良いチャイニーズ系の女性マネージャー。彼女に勧められて注文したのは、「シャコのフライ」と「ホワイト・フィッシュの蒸しもの」、そして「スチームド・チキンライス」の3品。品数はこれだけですが、なにせボリュームが凄いのです!

 昨夜は「ロースト・チキン」しか残っていなかったので、今夜こそ「スチームド・チキンライス」。パクチーを多めにリクエストします。これがないと始まりません。鶏肉は、柔らかく蒸されていて美味。チキンライスといえば、やっぱり“スチーム”に限りますね。
 一緒に付いてくるチキンスープは、極々あっさり味。少し塩を効かせるとバッチリ! ちょっとした博多の鶏の水炊きスープみたいに変身しました。

 「シャコのフライ」は、25㎝はあろうかという巨大な活きたシャコをブツ切りにして揚げたもの。いかにもスパイシーな野菜炒めが載っています。
 パリッと揚がったシャコが香ばしい。ジンジャー風味ですが、それほど辛くはありません。シャコの殻を上手に外しながらプリプリの身と香辛料の効いた野菜炒めとのバランスが絶妙! お薦めメニューだけあって、ごはんにも合います。

つづく

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February 26, 2010

№1201 夜の街を歩く

夜の街を照らす素焼きのランプシェード 
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 ラオス・ルアンパバーン、夜の楽しみはナイトマーケット。夕方5時頃から店開きですが、狙い目の時間帯は8時から。閉店時間に近づくにつれて値引き交渉がしやすくなるからです。

 夕食を済ませても、まだ7時20分。夜の街を歩いてみることにしました。ナイトマーケットとは反対方向のサッカリン通り、そしてオープンのカフェやレストランが並ぶメコン川沿いの道を散策します。

 サッカリン通りで通りかかったハンドクラフトと写真のお店「Kinnaly」。お客は誰もいないようで、白人の老店主はパソコン画面相手に暇そう。暗い夜道と照明が明るい店内のコントラストが印象的です。
 土産物屋が所狭しと商品を並べているのに比べ、白壁に写真が並べられているだけ。却って興味をそそられます。格子型をした額縁に飾られたモノトーンの写真は、ほとんどが少数民族などのポートレート。記念にと、意外に人気があるのかもしれません。

 他の雑貨屋も照明や紙製のランプのお陰で、昼間とは違っていい感じ。カフェやレストランも華やかなイルミネーションで雰囲気を演出しています。

 とりわけ面白いのが、カフェやゲストハウスの入口などに置いてある陶器のランプシェード。昼間はその存在さえ気付かないほどですが、夜は俄然自己主張を始めます。
 中に裸電球1個入っているだけの素焼きのもの。しかし、くり抜いてある花柄はどれも個性的で、色々な花模様が浮かび上がり、足元を柔らかく照らす様は風情があります。

 散策しながら、どんなランプシェードがあるのか探してみるのも楽しいものです。

 もうひとつ面白いものを見つけました。「メコン川沿いの樹木」ですが、カフェの照明に照らされた姿は「ちょっと寄って行かない?」と手招きしているように見えませんか?

    枝が手招きしている?
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 これも夜だけの光景。いつもとは違った視点で街歩きをしてみると、意外な発見があるものです。

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February 24, 2010

№1200 川沿いのカフェでラオ・コーヒー

    真っ黒なラオ・コーヒー
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 ルアンパバーン滞在の最終日。12時前にゲストハウスをチェックアウトしたものの、まだ空港へ行くには早過ぎます。そこで最後にメコンを見ようと河岸へ。
 
 ベンチに座り、悠久の流れを眺めながら感慨に浸っていると、可愛らしい女の子が注文を取りに来ました。 「あれっ?」と思ったら、このテーブルクロスも掛かっていないタイル製のベンチとテーブルは、夜になると大きな星☆のネオンが輝く「VIEW KHEMKHONG RESTAURANT」のものだったのです。
 スタッフもお客もいなかったので、てっきり公共のベンチだと勘違いして、ずっと座っていました。
 
 それじゃということで「ラオ・コーヒー」を注文。お代は3千キープ(約30円)。普段コーヒーをあまり飲まないわたしですが、せっかくのラオス。1杯くらいは飲んでみることに。

 出てきたのが、ご覧の通りの真っ黒いコーヒーとコンデンスミルク。ちょっと口に含みますが、インスタントコーヒーよりも不味い↓
 コンデンスミルクを入れても、少しも茶色にならないくらい黒い。練乳ですから、すぐには溶けませんが、とにかく濃いのです。ほとんど飲めずに残してしまったのは、言うまでもありません。ベトナムで飲んだ安コーヒーの方が美味しかった。

 屋台のコーヒーは、ガラスコップの底にたっぷり練乳(ノム)が溜まっていて、その上砂糖まで加えて出てくるとは知っていましたが、少なくとも、ここは外国人観光客向けののカフェ・レストランのはずなのに。

 これも旅の苦い思い出ということで・・・

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February 22, 2010

№1199 「テリマカシー、サマサマ」

    白亜のオールドモスク
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 とてもフレンドリーなブルネイの人々。お店やレストランだけでなく、道往く人たちも目が合うと、にこやかに微笑んでくれます。ブルネイの公用語はマレー語ですが、英語は普通に通じますし、中国語も使われているそうです。わたしは英語しか話せませんが、片言の英語でも問題なくコミュニケーションが取れました。

 それでも挨拶など簡単な現地の単語は、覚えておきたいもの。何度行ってもタイ語の語彙は増えませんが、「サワディカップ」と挨拶したり、“美味しい”を意味する「アローイ」と食堂のおばちゃんに言ってあげると、十分に気持ちが通じ合えます。

 マレー語で“こんにちは”は「スラマット・トゥンガハリ」と覚えにくいので、ブルネイでは英語にしましたが、“ありがとう”は「テリマカシー」とわたしでも知っている単語。これは使えます。
 朝市のキアンゲ・マーケットのおばちゃんたちに「テリマカシー」。お土産を買う時にも「テリマカシー」、みんなの笑顔が返ってきます。

 さて、朝のオールドモスクに行った時のこと。オールドモスクは拝観の日時が決まっていて、それ以外の時間は内部の見学はできません。木曜・金曜日は礼拝の日なのでイスラム教徒でなければ入場は許可されません。
 この日は見学可能な最終日とあって、朝一番の8時30分に到着。モスクの入口で待ち構えている強面のセキュリティの指示に従います。受付で氏名や国名を記入してから見学させてもらうことに。10畳ほどの広さのカーペットの上しか入れないと注意を受け、もちろんカメラも厳禁です。

 見学中もわたしを監視するセキュリティ。鋭い視線を背中に感じます。
 絨毯の上に正座して敬虔な気持ちでモスク内部の雰囲気に浸った20分。異教徒のわたしでも気持ちが落ち着き、神聖な空気に触れた時間でした。

 帰り際、大柄なセキュリティから「ありがとう」の言葉。予想もしていなかった上に、日本語だったので2度びっくり!!

 一瞬、間が空いたものの「テレマカシー」とわたし。そしたら「サマサマ(どういたしまして)」と、彼の表情が少しだけ和らいだのでした。

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February 20, 2010

№1198 来たぞ! ブルネイ

  左奥の黄金色のドームが王宮
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 09年8月、ブルネイに到着した翌朝、地図を片手に首都バンダル・スリ・ブガワンのタウンウォッチングへ。

 海に近くて、市内をブルネイ川が流れているせいか、それほど暑くありません。バンコクよりも2~3度ほど涼しく感じられます。バンコクに戻ってみると、実際その通りでした。バンダル・スリ・ブガワンの最高気温は、年間を通して32~33度くらいと割合過ごしやすい。

 まずブルネイ川方面へ。流れが感じられず広大なので、最初は湾か入江かと思いましたが、地図で確認するとやはりブルネイ川。薄茶色に濁っています。
 川に突き出た桟橋に立つと、すぐに小型ボートが寄ってきて「乗らないか?」と声を掛けられました。ブルネイ川を猛スピードで行き交っているボートは、すべて水上タクシーなんです。

 2~300m先の対岸に、世界最大とも言われる水上集落「カンポン・アイール」が眼前に広がっている光景は、にわかに現実のものとは思えません。まるで水に浮かぶ“蜃気楼”のよう。
 見渡す限り両岸を結ぶ橋はないので、水上タクシーは、カンポン・アイールの住民にとって重要な足となっていることが分かります。

 右手に目を転じると、4つの尖塔とコバルト色のドームを持つモスク。そして、その左手奥には朝日を浴びて黄金に輝くドームが望めます。“玉ネギ”のような形をした黄金色のドーム、「イスタナ・ヌルル・イマン(王宮)」に違いありません。部屋数が、なんと1788もあるといいますから、遠目にもその壮大さが見てとれます。

 同じ視野の中に、水上に浮かぶカンポン・アイールと壮大な王宮。本当にブルネイに来たと実感した瞬間です。鳥肌が立つほどゾクゾクしました!!
 この光景を見たさにブルネイに来たといっても過言ではありません。そして、他にもアメージングな体験が待っていたブルネイ王国です。

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February 18, 2010

№1197 タイムズ・スクウェアのネットカフェ

    バンコクへの機上にて
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 バンコク滞在中、パソコンを持参しないわたしにとってネットカフェは、なくてはならない存在。街中ですぐに見つかるので助かります。相場は1分1Bといったところでしょうか。

 これまでBTSナナ駅近くのホテルが定宿だったので、ネットカフェもその近くを利用していました。ところが「1分2B」と一気に2倍に値上したものだからたまりません。1時間パソコンの前に座ったら120B(約360円)と思ったら、落ち着いてメールを書けるものではありません。120Bもあれば、ちょっと贅沢なランチが食べられるのですから・・・

 09年8月から、宿泊先をBTSチョンノンシー駅方面のホテルに代えたのですが、ホテルのロビーに設置してある2台のパソコンが、無料で使えると分かって大助かり。
 しかし、昼間はスクンビット・エリアを行動することが多いので、以前利用していたタイムズ・スクウェアの2階のネットカフェに行ってみると、やはり料金は「1分1B」。店内は大勢の外国人客がパソコンに向かっています。
 ここのマシンは、スピードが速くて快適。Webメールも問題なく使えます。ただ冷房が効かなくて暑いのが欠点ですが。

 この日2度、同じカフェに通いました。というのもヤフー・オークションにある商品を出品していたからです。入札締め切り日が迫っていて、入札状況を確認したり、落札者との連絡やら緊急なメール交換もスムーズにできて一安心。
 当たり前のことなんですが、こんな時はタイ・バンコクから日本へ、リアルタイムに近いコミュニケーションができるというのは、何だか不思議な気がします。

 ところで、ナナ駅近くのいつものネットカフェを覗いてみたら「1分1B」に値下げしていたのです!
 きっと客足が遠のいたに違いありません。日本への国際電話も1分25Bと、ドコモの海外ローミングよりも安い料金です。また利用してもいいのですが、定宿を変えたのでこのネットカフェには滅多に来ることもないでしょうね・・・

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February 16, 2010

№1196 川霧のメコン

     川霧に煙るメコン
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 09年4月、ルアンパバーンにて。早朝の托鉢を見学した後、メコン川沿いに帰ることにしました。時刻は7時、代表的な寺院ワットシェントーンからメコン川側の道路へ出ると、大河メコンには川霧が立ち込めていて、対岸の林がすっぽりと白い霧に包まれています。

 王様や貴人が、儀式や謁見のために使ったという大きな石段を川べりまで降りると、白人女性の先客が一人。「Good Morninng!」と挨拶をし、川岸に近い石段に腰を下ろして、しばしメコンの流れを眺めることに。
 この辺りで川幅200mほど、そんなに広くはありませんが、それでも大河です。乾期で水位が下がっていて水量は少ないものの、緩やかな流れが、所々で小さな渦を作っています。

 朝の冷気を吸いながら悠久の流れをぼんやりと眺めていると、流れが速いところ、渦巻いているところ、澱んでいるところ、浮かんだ泡が逆流しているところ、と面白い。一見同じような川面もよく観察すると複雑な表情があります。
 河川交通や観光に使われる川船が一艘、石段に接岸しました。肌寒いのに上半身裸のおじさん、わたしを日本人と認めて「焼き物の村、紙すきの村に行かないか?」と日本語で話し掛けてきます。「上手な日本語だね」褒めるだけにして、やんわりとお断り。
 いくつかの大きな袋に詰めた氷を船に乗せると、再び対岸へと戻って行きました。彼の目的は、氷の買出しだったのでした。

 ラオス国旗をブリッジに掲げた貨物船、小さなモーターボートなどが上り下りしますが、まだこの時間帯、往き交う船は少なく、観光ボートはもちろんまだです。

 先客の40歳くらいのスイス人女性「Have a nice day!」と、先に引き揚げました。

 わたしもそろそろ。対岸の山の端は、霧に包まれていて、まだ晴れそうにありません。

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February 14, 2010

№1195 赤米カオニャオのデザート

  ラープやカオニャオを売る露店
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 ラオス・ルアンパバーンの一日は、托鉢から。6時から始まり6時半には終わってしまいますが、その後は朝食やフルーツなどの買出しに王立博物館裏手の朝市を歩くのが日課。
 朝市は、早朝から新鮮な野菜や果物、メコンで採れた魚や肉を買い求める庶民で賑わっていて、近郊からやっ
てきた農家のおばちゃんたちが、朝収穫してきたばかりの農作物などを路上いっぱいに並べている様子は壮観です。

 珍しい商品を見て回るのも市場の楽しみ。そんな中、ラオスの代表的な肉料理ラープと一緒に、主食である赤米カオニャオを売っているおばちゃんを発見しました。ラオスの人たちは、この2品を食卓に並べるのでしょう。
 ところがその隣には、カオニャオにココナッツを塗したお菓子も売っています。赤米のカオニャオは、主食としてだけではなく、デザートとしても食べるようです。

 カオニャオ好きのわたしは、今日の朝食用に買うことにしました。値段は5千キープ(約60円)。バナナの葉っぱに一塊りの赤米カオニャオを載せて、ココナッツのパウダーを振り掛けます。おばちゃんが砂糖はどうする?と訊くので、YESの返事。器用にバナナの葉を包んでくれてテイクアウト。

 早速ゲストハウスに持ち帰り、遅めの朝食です。普通のカオニャオよりも“モッチリ感”が、強い赤米のカオニャオ。砂糖はやめておけばおけば良かったと後悔しました。甘過ぎるのです。砂糖をできるだけ退けながらいただきます。
 モッチリした食感にココナッツの歯触りが少し伝わってきます。ほのかな甘みがあって、まるで日本の「おはぎ」を食べているよう。

 ボリュームたっぷりの「赤米カオニャオのココナッツ掛け」、味といい色といい懐かしさを感じるデザートでした。

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February 12, 2010

№1194 「テングザル」ツアー その4

    水上集落内の小学校
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その4
 腹を抱えて笑ったところで、ボートは引き返します。上空には絹雲がたなびき、秋の空のように高く澄みきったクリアスカイ。爽快な気分と同様、本当に楽しい体験ばかりのブルネイの旅。これまでの人生で最高の旅と言っても過言ではありません。 

 再び王宮の玉ネギのような黄金のドームを眺めながら、疾走するボート。そのまま桟橋へ向かうのかと思いきや、針路は水上集落「カンポン・アイール」へ。
 スピードを落としながら複雑に入り込んだ集落を巡ります。一度自分の足で歩いていたものの、船上から見るカンポン・アイールは、また風情が異なるもの。消防署、警察署、小学校に中学と市民生活に必要な施設は、一通り揃っているとジロン。

 水上集落をぐるっと一周すると、後は猛スピードで市内へ戻ります。ボートはキアンゲ・マーケットへ通じる運河に架かる橋を潜り抜けて、ブルネイホテル横の階段状の桟橋に接岸。楽しかった1時間半のツアーも、ここでおしまい。
 アンはカンポン・アイールを観光するらしく、わたしだけ下船します。アンに「Have a nice trip! Good-bye」とお別れの挨拶。

 実はこの日の午後には、ブルネイを発ってタイ・バンコクへのフライトに搭乗しないといけません。ジロンと30分後に空港まで送ってもらう約束して、ボートを降りました。
 ところがわたしを呼びとめる声。オレンジ色のライフジャケットを着たまま、街中へ歩き出そうとしていたのです。すっかり忘れていました。また一同大笑い。ちゃんと落ちがついたところで、みんなとお別れです。

 まさに「超すごい!」テングザルツアーでした。記念にホテルのスーベニアショップで、テングザルの写真付きポストカードを買うことにしましょう。

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February 10, 2010

№1193 「テングザル」ツアー その3

  2匹のサル、分かりますか?
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その3
 「日本語教室」

 ひとしきり観察を終えて、ガイドのジロンに「テングザルはいつも見られるの? ツアーに参加して空振りってこともあるんでしょう?」と尋ねると、ハズレはほとんどないとのこと。こんなに近場で野生の姿のまま間近に観察できるとは、テングザルはブルネイにとって貴重な観光資源だと感心することしきり。

 すると今度は「Mr.IKEBEが、何度か言っている『すごい』ってどんな意味ですか?」と逆にわたしに質問。そんなに何度も口にしていたのかなと思いつつも「そうね、GREATとかWONDERFULかな」と答えると、綴りはどう書くのか訊き返します。そして「SUGOI」と手帳にメモするジロン。

 そこで調子に乗ったわたし。 「じゃもう一つ。『超』という日本語を教えてあげる。若い日本人客に言ったら、きっと受けるから(笑い)。意味はVERY、VERY。『超すごい!』って使うんだよ」。またメモするジロン。
 そのやり取りを聞いていたイギリス女性のアン「あんたたち、こんな所で日本語教室を開いているの?」と呆れた表情。

 ボートが最初のポイントに戻ると、林の奥で3~4匹のテングザルが、枝にぶら下がっています。その様子を眺めながらジロンが、 「テングザルは泳ぎが上手で、川の対岸へ泳いで渡ることがあるんですよ」と言うので、何とびっくり!!
 温泉に浸かるニホンザルは知っていますが、 “泳ぐ猿”というのは聞いたことがありません。

 すかさずアンが「どうやって泳ぐの? クロール、ブレスト、バックスタイル、それともバタフライ?」と、からかうように訊き返します。それまで無口だった船頭さん「犬カキですよ」と答えると、一同大笑い。
 わたし「超すごい!」と言うと、船上は爆笑の渦。ということで日本語教室の成果は無事達成されたのでした。

つづく

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February 08, 2010

№1192 「テングザル」ツアー その2

  逆光ですが2匹のテングザル
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その2
 樹上で2匹の子ザルが遊んでいます。鼻が長いかどうかまでよく分かりませんが、尻尾は長い。とにかく“野生”のテングザルをこの目で観ていると思うと、高揚する心を抑えきれません。しかし、しばらくして木の下の方へ移動すると、姿が見えなくなりました。
 右手にもう一匹、これも子ザルみたいで、長い手で枝にぶら下がっています。電池が切れかかったデジカメを必死でズームアップして撮ろうとしますが、ファインダー内に捉えることが難しい。焦点が合っているのかも定かじゃありませんし、姿も小さいので写っているのか心配・・・

 さらに川を上って別のポイントへ。そこは、すぐそばに民家があったり、橋が架かっている人里近い場所。こんな人家の裏庭みたいな所に生息しているとは驚きです。好奇心旺盛なんでしょうか?
 
 最初のポイントよりも日当たりが良くて下草も茂っている林の中に、10匹くらいの群れがいました。明らかに大きな猿がボス。他にメスや子ザルが従っています。ボスが移動すると、後を追う他の猿たち。距離があるのと、じっとしていないので、ボスの長い鼻を確認できません。でも黄金色の体毛が美しい。思わず出る「すごい、すごい!」の連発。

 3分ほど姿を現したでしょうか、ボスが下のブッシュに降りると、群れも見えなくなってしまいました。またもやシャッターチャンスを逃してしまったようです。そもそも水上に浮かぶ不安定なボートの舳先に立って、綺麗な写真を撮るのは容易なことではありません。それにしても残念・・・

 ところが少し戻った地点で別のグループが、樹の上で休んでいたり、葉っぱを食べています。超ラッキー!
 彼らは割合じっとしてくれるので、今度こそはとアップの写真にトライ。ファインダー越しにのぞく限り、メスのようです。ただ3倍ズームしかないコンパクトカメラでは限界があって、どこまで撮れているのか不安ですが、少なくともテングザルの姿は写っているはず。

 30分ほどの観察の間、ほとんどカメラの電源をONにしていたせいで、ついにバッテリーが上がってしまいました。ボートもそろそろ引き上げる気配です。

つづく

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February 06, 2010

№1191 「テングザル」ツアー

 イギリス人のアンとガイドのジロン
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 ブルネイにはマレー語で「森の人」を意味するオランウータンは生息していません。でもテングザルは見ることができます。テングザルは絶滅の危機に瀕するボルネオの固有種で、天狗のように長く伸びた鼻でよく知られ、1頭のオスとメスからなる群れを形成し、水辺の熱帯雨林やマングローブ林などに生息しています。

 ニューモスクやナイトマーケットの貸切ツアーの帰り、ガイドのジロンさんから「テングザル」ツアーに誘われました。首都バンダル・スリ・ブガワン近くのブルネイ川沿岸で見られるというのです。料金は30ブルネイドル(約2100円)。同じツアーがガイドブックでは65ドル、水上タクシーのお兄さんは「50ドルでどうだ?」と言っていましたから、即決でお願いすることに。

 翌朝早く、ホテルにピックアップしてもらうと、助手席には女性の先客が乗っていました。シルバーヘアの60代のイギリス人アンに挨拶。
 ブルネイ川から水上タクシーをチャーターし、ライフジャケットを着用して出発です。よく晴れ上がり、これまでで一番いい天気。川風が心地よく、時速40Kmでぶっと飛ばすボートは爽快そのもの!!
 水上集落から王宮方向へ。朝日を受けて黄金色に輝く王宮のドームを通り過ぎると、両岸は鬱蒼としたジャングル。この辺りの川面はベタ凪で鏡のようです。王宮をぐるっと回り込むように進路を取り、さらにブルネイ川を遡ると川幅はぐっと狭まり、マングローブの林が間近に迫ってきます。それにつれてボートのスピードが落ちてきました。そろそろポイントが近いようです。

 出発して15分ほどで、船頭さんがボートの船首をマングローブの林に入れて停船しました。ここがテングザルが現れるポイントだとか。緊張して林の奥へじっと目を凝らしている内に、枝が揺れたかと思うと、いました!! 2匹の子ザルが・・・

つづく

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February 04, 2010

№1190 便利なランドリーサービス

    ゲストハウスの中庭
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 海外旅行に出て、一番面倒だと感じることは洗濯です。ホテルのランドリーサービスは高いので、出すのはポロシャツやズボンくらい。下着やハンカチなどは、部屋の洗面台で洗濯することになります。
 そんなにたくさんの下着の替えを持参しないので、毎晩洗濯しないといけません。それが面倒くさいのです。

 ラオス・ルアンパバーンの街中を歩いてよく見掛けるのが「ランドリーサービス」の表示。商店や家の軒先に小さな看板が下げられています。ホテルのような「1枚いくら」ではなくて「1kgいくら」のシステムになっていて、安い所は8000キープ(約100円)から。宿泊先のゲストハウスの近くにも何軒かあります。

 そこで溜まった洗濯物をビニール袋に詰めて外出しようとすると、ゲストハウスの名物おばちゃんオーナーから「おやまぁ、洗濯物かい。家でやってあげるから、外に持っていかないでいいよ」と呼び止められました。1kgで1万キープ(約120円)。他の所より割高ですが、宿泊客としては断りにくいのでお願いするに。
 すぐに若い男性スタッフに重さを量る様に指示します。アゴで使用人を使うおばちゃん、相変わらずです。

 秤に洗濯物を吊るすと2kgで2万キープ(約240円)とスタッフ。そんなに重くないのですが、1kgを超えたら2kgということなのでしょう。それでも安い洗濯代ですし、従業員のお小遣いになるのでしょうから、文句は言いません。
 客室の掃除やベッドメーキングを担当する女性が、洗濯もやるようです。もちろん手洗い。日当たりのいい中庭に物干し台を出して、そこにわたしの下着やズボンを干すんですが、その様子が自分の部屋のテラスから丸見えなので、何だか変な感じです。

 午前中に洗濯し、夕方にはパリッとアイロンが掛けられたズボンやポロシャツが戻ってきました。それもジャスミンのいい香りがします。丁寧な仕上がりです。
 安くて便利なランドリーサービス、本当に助かりますね。

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February 02, 2010

№1189 ナイトマーケットは夜8時から

  赤いテントが浮かび上がる夜市
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 ラオス・ルアンパバーンの魅力の一つは、毎晩開かれるナイトマーケットです。夕方5時近くになると、三々五々集まってきたモン族の人たちが、開店準備に取り掛かります。
 早く店開きした露店を見て回りますが、まだ外は明るくて気分が出ませんし、どの夜店も出揃ってから掘り出し物を探した方がよさそう。ひとまず、夕食を済ませてから出直すことにしました。

 日も暮れてすっかり暗くなった夜8時、大通り一杯に並んだ夜店のテントが、裸電球に照らされて赤い雪洞のように浮かび上がって綺麗です。テントは3列に整然と並び、その間の2本の通路を雑貨を買い求める外国人観光客がそぞろ歩く光景は、いかにも夜市の雰囲気に変わってきました。

 渦巻き模様が定番のポーチや花柄のクッションカバーなど、シンプルで飽きのこない素朴な雑貨をお土産用に。それに押し花がすき込まれた美しいランプシェードも加えます。
 どの店も同じようなデザインの雑貨を並べていますが、よく見ると色や風合いが微妙に異なっています。自分好みの雑貨を探し出すのが楽しくて、つい時間が経つのを忘れてしまうほど。 

 さて変わったのは、夜市の雰囲気だけではありませんでした。商売のやり方も夕方とは異なっているのです。夕方、開店したばかりの頃は、値引き交渉をしても強気の商売でしたが、8時を回ってナイトマーケットを歩くと、こちらが言う前に値段を下げてきます。例えば、手提げのバッグ、5時には5ドルだったのが、8時を過ぎると何と2ドル!
 別に値切らなくても向こうの言い値が、夜が更けると共に値下がるようです。早い店は9時に店じまいをし始めますから、8時を回ると何とか売り上げを確保しようとするのでしょう。

 「夕方明るい内に商品の品定めをして、そして買うのは8時以降に」。これがナイトマーケットの賢い買い物の仕方ですね。

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