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February 27, 2011

№1213 太宰府の飛梅

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 春の陽気に誘われて、2月25日太宰府天満宮に行ってきました。お目当ては、見頃を迎えた御神木の「飛梅」を観るため。毎年の恒例行事なのですが、今冬の寒さの影響で、例年より10日ほど開花が遅くなっています。

 『東風吹かば においおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ』。菅原道真が、大宰府へ西下の時、京の紅梅殿の梅に詠まれた有名な歌ですが、梅花は、はるばるとみあとを慕って配所大宰府の菅公のもとに飛んできました。それが、「飛梅伝説」です。(天満宮のHP引用)
 
 「飛梅」は、本殿の右前すぐにあって、境内数千本の梅の中で最も早く開花する白梅の古木です。境内の梅はまだ3分咲きでしょうか、しかし、「飛梅」は満開。芳しい香りを漂わせて凛と咲き誇っています。
 天満宮は、四季折々に美しいのですが、何と言ってもいち早く春を感じられる梅の頃が、一番です。

 ところで太宰府天満宮は、神社であると同時に道真公の墓所でもあることをご存知ですか? 天満宮のHPには、次のような解説があります。

 「太宰府天満宮は、菅原道真(すがわらみちざね)公(菅公)の御墓所の上に社殿を造営して、その神霊を御奉祀する神社で、『学問の神』『至誠の神』として世の崇敬を集めています。

 延喜3年(903)2月25日、菅公は謫居(たっきょ)の地、南館(榎寺)において清らかな御生涯を終えられました。その後、御遺骸を牛車に乗せて進んだところ、間もなくその牛が伏して動かなくなりました。これは、菅公の御心によるものであろうとその聖地に御遺骸を葬りました。京より追従した、門弟味酒安行(うまさけのやすゆき)は延喜5年ここに祠廟(しびょう)を創建、次いで左大臣藤原仲平は勅を奉じて大宰府に下って造営を進め、延喜19年に御社殿を建立しました。」

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 偶然にもこの日は、菅原道真公の命日。ちょうど「梅花祭」という神事が執り行われているところ。社殿では、正装した神職と巫女さんによる楽舞が奉納されており、神聖な雰囲気の中、しばし優雅な舞に見入っていました。

 最後は、毎月25日にだけ売られるという名物の「よもぎの梅が枝餅」をパクつくのも楽しみの一つです。

 在外のロングステイヤーの方も日本の春を楽しんでください。

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