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June 02, 2011

№1216 ブンミおじさんの森

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 久々のタイ映画「ブンミおじさんの森」を観ました。2010年の第63回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールに輝いたのが、この作品で、タイ映画としても初の受賞。監督は、アピチャッポン・ウィーラセタクン。各国の映画祭で高く評価されながらも、日本では劇場初公開ということで、映画館に足を運んだのでした。

 ロケ地はタイ北部。ストーリーは、腎臓の病に冒され、死を間近にしたブンミは、妻の妹ジェンをタイ東北部にある自分の農園に呼び寄せる。そこに19年前に亡くなった妻が現れ、数年前に行方不明になった息子も姿を変えて現れる。やがてブンミは愛するものたちとともに森に入っていく……。

 ブンミと一緒に森を歩き、洞窟の中に入っていく私たちの耳に聞こえてくる静かな声が聞こえてくるとき、 心は不思議に懐かしい感情で満たされる。私たちのからだの中にある東洋の遺伝子が、ブンミを通して魂が繰り返し生きて行くことを思い出させてくれるのかもしれない。
 この映画には、近代が失ってしまった闇があり、見えざるものがあり、穏やかな死がある。だからこそ光は美しく、世界は驚きに満ち、生は目映い。『ブンミおじさんの森』は、かつてそうであったものを、未来に伝える幸福な映画なのである(同作品の公式HPより転記)。

 正直にいうと、上映中眠気との戦いでした。ゆったりとしたテンポと少ない台詞、そして抑揚が少なくて断片的に進む場面展開。のっけから睡魔が襲って来たのです。
 これには伏線があって、まずランチ後すぐの上映だったこと。さらに、この日は「映画の日」で、午前中に中国映画「孫文の義士団」を鑑賞。つまり映画のハシゴをしていたのです。辛亥革命100周年を記念したこの映画、アクション大作で、息つく暇ないくらいのテンポの良さ。その意味で、ま逆の2本立てになってしまいました。

 恥かしながら、公式サイトの紹介にあるような深い意味は理解しないまま、エンディングを迎えてしまった次第(トホホ・・・)。これ以上のコメントは、無理なので、みなさん、このパルムドール作品を実際にご覧になってください。

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