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August 19, 2011

№1223 インラック新首相の「8」

      水上マーケット
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 8月19日の西日本新聞のコラムが興味深かったので紹介します。

 タイで初の女性首相に就任したインラックさんの前途を、国民は彼女にまつわる「8」を探して楽しみ、かつ祝っている。
 44歳だから「4と4を足して8」、国王から認証されたのが「8月8日」などなど、いくらでも見つけることができる。中国系の影響を受けて末広がりの8はタイでも大変人気がある、という。

 翻って思うに日本人と「八」の縁も深い。さかのぼれば三種の神器に八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)など、八の形容を冠した古代に行きつく。神話の神武東征で重要な働きをするのは、八咫烏(やたがらす)だった。八百万の神という言い方は現代でもする。

 八は古来「聖数」の趣を持つ、と知れば八幡神なども浮かぶ。出雲の地名の起こりとされる和歌には「八雲経つ出雲・・・」と詠まれているそうだ。

 八がつくものには、身近でいえば八百屋がある。八そのものが数の多さも意味する。意味合いを変え、相手構わず当たり散らすのを八つ当たりと言う。
 昨今の政界は、八方破れや八方ふさがりも連想させる。八の世界は広い。

 花びらが数多く重なって咲くのは、八重咲きだ。「和数考」には八重桜のほか八重撫子も出てくる。なでしこジャパンはW杯で列島を笑顔の八重咲きにした。きのうの国民栄誉賞受賞では選手の満開の笑顔は七重八重になった。ナデシコの花が野に咲く季節も近い。

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