
在タイのゴルファーのみなさま、石川遼くんの観戦記をお届けいたします。
福岡芥屋ゴルフ場で開催されているKBCオーガスタ最終日、トップから3打差の14アンダーの3位タイに付けた遼くん。今季初優勝の期待が出てきたので、急遽ラウンドに付いて回ってきた次第。
2011年8月28日、観戦した2日目とはうって変わっての快晴、雲ひとつありません。予想最高気温は34℃と真夏の太陽が照りつけ、早朝はほぼ無風。雷の心配はないものの暑さとの戦いも優勝へのポイントになりそう。
最終組のひとつ前の9時40分スタート。昨年の賞金王・金庚泰と、ステディなゴルフのBジョーンズ。最高の組み合わせです。
最終日はお決まりの勝負色の赤のパンツに白いシャツと帽子。優勝モードそのものです。長髪をバッサリと切り凛々しくなった遼くん。まだ細身とはいえ、肩のあたりが逞しくなっています。
さあいよいよスタート。
☆1番 ドライバーを右ラフに入れるもパーセーブ。
☆2番ミドル 2打目オーバー、パーパットがカップにけられ3パットのボギー↓
☆3番ショート 1オンするもピンまで10メートル以上あり。硬くなっているのか痛恨の連続ボギー↓
首位追い上げどころか、序盤で2つスコアを落としてしまいます・・・
☆4番 2オンのパー。我慢のゴルフです。
☆5番ミドル
ティーショットを打ち終え、わたしの目の前を歩く遼くんに「クールダウン、クールダウン↓」と
声を掛けます。きっと聞こえたハズ。
2打目をピンそば3mに付けると、ボールはカップの周りをぐるりと回ってラッキーなバーディ。
これでペースを掴みます。
☆6番ロング 楽々バーデイ!
☆7番ミドル ドライバーを飛ばして残り80ヤード。ピンまで6メートルをねじこみます。
2日目と同じホールで3連続バーディです↑ やったね(^^)v
☆8番ショート 5メートルに付けるもパー。4連続ならず。
☆9番ロング ドライバーを飛ばし、2打目ピン奥4メートルでイーグルチャンス!
しかし、アドレスに入った遼くんにギャラリーから無神経な声援が掛かり、仕切り直し。
集中心を切らしたのか、イーグルパットは惜しくもショートしバーディ。
マナーを守らないファンは困ったもの。ホールアウトした遼くん、無言の抗議。当然です。
前半を終えて、4バーディの2ボギー、16アンダーまでスコアを伸ばしたものの首位との差は縮まりません。
☆10番ミドル パー
☆11番ミドル ドライバーを大きく曲げて左の林へ。今日最大のピンチ。
深い松林の間をうまくすり抜けてナイスリカバリー!
3打目のうまいロブショットでパーセーブ。危機を脱出して踏み止まります。
☆12番ショート ピンそば2メートルにオン。しかし惜しくもパー、ここは我慢です。
☆13番ロング 2打目を深いバンカー入れるもピン奥2メートル、ナイスアウト。上からねじ込んでバーディ奪取!
☆14番ミドル 377ヤードと短いとはいえグリーンエッジまで残り30ヤードというスーパーショット。
セカンドは2mオーバー。これを沈めて2連続バーディ♪ 来たっ!!
☆15番ミドル 1打目グリーンまで30ヤードに運ぶ。ドライバー当たってきました!
2打目をピン手前1mのベタピン! 難なくバーディ。今日2回目の3連続バーディだ。
☆16番長いミドル 上からの2mをしっかり沈めてパーセーブ。
☆17番ショート ピン奥6m。下りの難しいラインを慎重に沈めてバーディ!
思わず遼くんガッツポーズ。初めて見た“生”ガッツポーズ。ここで20アンダーに乗せます。
☆18番ロング 力んだのかティーショットを左のラフへ。2打目はグリーンに届かず右手前ラフへ。
3打目寄せるもパーで終了!!
8アンダーの2ボギー、66の猛チャージを掛けましたが、総合順位は惜しくも2打差の2位タイ。優勝は韓国の08、09年の賞金王、25歳の裵相文。日本のツアー初勝利です。それにしても韓国勢強し。
ちなみに金庚泰は、暑さにたまらず今日は1アンダー、総合6位タイ。Bジョーンズもいつもの精彩を欠き1オーバーで15位タイでした。
試合後、遼くんのコメントです。 「序盤はプレッシャーもあって硬さが出たが、そこから8つ縮めることができたのは大きい。やり切った感じです」。
「途中、ギャラリーのアドバイスで冷静になり、リラックスしたプレーが取り戻せました」というコメントはカットされているようですが・・・
さてツアー後半戦、最初の試合を終えて賞金ランクでは未勝利ながら金庚泰、池田勇太を抜いてトップに立ちました。今日のプレーを観る限り、優勝はもう目の前です。
残念ながら優勝は逃したものの、8つものバーディーラッシュ! こちらまで熱くなってしまいました。その上、あのガッツポーズまで見せてくれて大満足です。
以上、福岡からでした。
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