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August 31, 2011

№1229 「宇土櫓へ」

     重厚な姿の宇土櫓
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 “武者返し”の美しい石垣を眺めながら、国指定の重要文化財「宇土櫓」へ。この櫓を登るのは初めて。本丸の西北隅、20mの高石垣の上に建つ3層5階、地上約19mの櫓で、天守並みの構造と大きさを誇ります。
 西南戦争でも難を逃れ、当時のままの姿を保っています。

 内部は一般公開されているので見学しない手はありません。入口手前の白壁にはいくつもの銃口が開いています。また中に入るとすぐに敵の攻撃に対する「石落とし」の仕掛けがあって、石垣をよじ登る敵に石を投げ落とす訳です。

 うす暗い内部、所々ろうそくのような灯りに照らされた室内は、ありし日々を彷彿させる雰囲気。清正はじめ武将たちが、今にも出てきそうな感じです。

 すり減って黒光りした階段を一歩一歩登ります。降りてくる人と譲り合いながら。急で狭い階段も敵の攻撃から守るためでしょう。登りつめると四方を見渡せる最上階に出ます。
 風が吹き抜けて汗を乾かせてくれます。西には金峰山、東には天守閣が聳えています。そして南北は市街地が見渡せて、気分爽快です。
 しばし涼んで降りることにしました。

 熊本城、改めて見学してみると、新たな発見があるものです。九州新幹線の全線開通によって、中国・関西方面からの入園者が増えているとか。天守閣こそ再建されたものですが、日本の名城のひとつ。広い城の敷地を歩くだけでも400年前にタイムスリップできます。

 緑溢れ名水の街熊本は、美しい街です。
 市電に揺られて水前寺公園へ、そして美味しい馬肉や名物からし蓮根に舌鼓。ゆるキャラ「くまモン」も市内のあちこちで歓待してくれることでしょう。

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August 29, 2011

№1228 遼くん、観戦記

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 在タイのゴルファーのみなさま、石川遼くんの観戦記をお届けいたします。
 福岡芥屋ゴルフ場で開催されているKBCオーガスタ最終日、トップから3打差の14アンダーの3位タイに付けた遼くん。今季初優勝の期待が出てきたので、急遽ラウンドに付いて回ってきた次第。

 2011年8月28日、観戦した2日目とはうって変わっての快晴、雲ひとつありません。予想最高気温は34℃と真夏の太陽が照りつけ、早朝はほぼ無風。雷の心配はないものの暑さとの戦いも優勝へのポイントになりそう。

 最終組のひとつ前の9時40分スタート。昨年の賞金王・金庚泰と、ステディなゴルフのBジョーンズ。最高の組み合わせです。
 最終日はお決まりの勝負色の赤のパンツに白いシャツと帽子。優勝モードそのものです。長髪をバッサリと切り凛々しくなった遼くん。まだ細身とはいえ、肩のあたりが逞しくなっています。

 さあいよいよスタート。

☆1番 ドライバーを右ラフに入れるもパーセーブ。

☆2番ミドル 2打目オーバー、パーパットがカップにけられ3パットのボギー↓

☆3番ショート 1オンするもピンまで10メートル以上あり。硬くなっているのか痛恨の連続ボギー↓

 首位追い上げどころか、序盤で2つスコアを落としてしまいます・・・

☆4番 2オンのパー。我慢のゴルフです。

☆5番ミドル
      ティーショットを打ち終え、わたしの目の前を歩く遼くんに「クールダウン、クールダウン↓」と
      声を掛けます。きっと聞こえたハズ。

      2打目をピンそば3mに付けると、ボールはカップの周りをぐるりと回ってラッキーなバーディ。
      これでペースを掴みます。

☆6番ロング 楽々バーデイ!

☆7番ミドル ドライバーを飛ばして残り80ヤード。ピンまで6メートルをねじこみます。
        2日目と同じホールで3連続バーディです↑ やったね(^^)v

☆8番ショート 5メートルに付けるもパー。4連続ならず。

☆9番ロング ドライバーを飛ばし、2打目ピン奥4メートルでイーグルチャンス!

        しかし、アドレスに入った遼くんにギャラリーから無神経な声援が掛かり、仕切り直し。
        集中心を切らしたのか、イーグルパットは惜しくもショートしバーディ。
        マナーを守らないファンは困ったもの。ホールアウトした遼くん、無言の抗議。当然です。

 前半を終えて、4バーディの2ボギー、16アンダーまでスコアを伸ばしたものの首位との差は縮まりません。

☆10番ミドル パー

☆11番ミドル ドライバーを大きく曲げて左の林へ。今日最大のピンチ。
         深い松林の間をうまくすり抜けてナイスリカバリー!
         3打目のうまいロブショットでパーセーブ。危機を脱出して踏み止まります。

☆12番ショート ピンそば2メートルにオン。しかし惜しくもパー、ここは我慢です。

☆13番ロング 2打目を深いバンカー入れるもピン奥2メートル、ナイスアウト。上からねじ込んでバーディ奪取!

☆14番ミドル 377ヤードと短いとはいえグリーンエッジまで残り30ヤードというスーパーショット。
         セカンドは2mオーバー。これを沈めて2連続バーディ♪ 来たっ!!

☆15番ミドル 1打目グリーンまで30ヤードに運ぶ。ドライバー当たってきました! 
         2打目をピン手前1mのベタピン! 難なくバーディ。今日2回目の3連続バーディだ。

☆16番長いミドル 上からの2mをしっかり沈めてパーセーブ。

☆17番ショート ピン奥6m。下りの難しいラインを慎重に沈めてバーディ!
          思わず遼くんガッツポーズ。初めて見た“生”ガッツポーズ。ここで20アンダーに乗せます。

☆18番ロング  力んだのかティーショットを左のラフへ。2打目はグリーンに届かず右手前ラフへ。
           3打目寄せるもパーで終了!!

 8アンダーの2ボギー、66の猛チャージを掛けましたが、総合順位は惜しくも2打差の2位タイ。優勝は韓国の08、09年の賞金王、25歳の裵相文。日本のツアー初勝利です。それにしても韓国勢強し。
 ちなみに金庚泰は、暑さにたまらず今日は1アンダー、総合6位タイ。Bジョーンズもいつもの精彩を欠き1オーバーで15位タイでした。

 試合後、遼くんのコメントです。 「序盤はプレッシャーもあって硬さが出たが、そこから8つ縮めることができたのは大きい。やり切った感じです」。
 「途中、ギャラリーのアドバイスで冷静になり、リラックスしたプレーが取り戻せました」というコメントはカットされているようですが・・・

 さてツアー後半戦、最初の試合を終えて賞金ランクでは未勝利ながら金庚泰、池田勇太を抜いてトップに立ちました。今日のプレーを観る限り、優勝はもう目の前です。

 残念ながら優勝は逃したものの、8つものバーディーラッシュ! こちらまで熱くなってしまいました。その上、あのガッツポーズまで見せてくれて大満足です。

 以上、福岡からでした。

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August 27, 2011

№1227 石川遼くん、すごい!

    今季初優勝なるか!
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 タイ国のゴルフ観光親善大使を務める石川遼くん。26日芥屋ゴルフ場で開催されているKBCオーガスタに、応援に行ってきました。
 しかし早朝の雨、お昼前の雷での中断で、2時間半遅れの2時55分スタート。日没で最後までプレーできるかどうか心配・・・

 出だし2ホールはドライバーが安定せずに2番ではパットが決まらず、痛恨のボギー↓

 我慢のゴルフが続く中、5番ミドルでロングパットを最後の一転がりでねじ込むと、続く6番ロングの第2打をバンカーに打ち込むも難しいアドレスからピン横1mに付けるナイスアプローチ。楽々バーディーを奪います。

 そして7番、約3mのパットを沈めて何と3連続バーディーです!! 興奮して思わずわたしもガッツポーズ。

 残念ながら時間切れ。ここで芥屋を後にしましたが、13番ではあわやアルバトロスかというスーパーショットでイーグルだったとか。途中からフルスロットルの第2ラウンドでした。
 2日目を終って池田勇太と並んで暫定の9位です。

 今季初優勝を目指して頑張れ、遼くん!

(その他の観戦記)
☆ジャンボ尾崎
 わたしの少年時代のスーパーヒーロー、西鉄ライオンズの投手として憧れていた尾崎将司。御歳64歳、まだまだ現役ツアープロ。
 初めてジャンボのプレーと観るとあって、この組に付きました。精彩を欠くドライバーとアイアン、なかなかパーオンしません。しかし老練なアプローチは健在。パーをセーブします。
 ところが背筋痛のため、とぼとぼ歩く姿は老人。ホールアウトすると携帯する折りたたみイスで休憩するという痛々しさ。予選通過が難しいスコアと雷による中断で、あえなくリタイア↓

☆丸山茂樹
 マルちゃんの愛称でお馴染の丸山茂樹。インスタートの後半1番ホールで持ったのが3W。にも拘わらず大きく左に曲げてOB。2打目も同じく左へ、辛うじてセーフ。苦笑いをしながらスタートをしていきましたが、5番ホール雷中断したところでリタイア。あえなく撃沈しました↓

☆片山晋呉
 離婚騒動の心労からか、激ヤセの片山。葉巻をくわえて1番のティーグランドに姿を現しました。どくろのイラストが描かれたショッキングピンクのウェア、ピカピカ金色のヘッドカバー。はっきり言って“超~趣味悪!”
 ギャラリーのやや冷やかな視線をものともせず、バーディーを奪取。9番ロングの1打を左の松林に打ち込みますが、正前の松をすり抜けるようにクリークで低い弾道のフックボール。鮮やかなディカバリーでピンチ脱出!
 しかしこの日68の好スコアもむなしく予選落ち↓

☆宮里優作
 ご存知、藍ちゃんのお兄さん。マッチョな体格が精悍で格好いい。ドライバーも飛ばします。2イーグルを含む快進撃、この日のベストスコアの64を叩き出し、暫定4位と急上昇しました↑

☆池田勇太
 練習グリーンに現れた池田勇太。上下とも紫のいでたち。トレードマークの3タックのだぶだぶパンツは、おじさん臭さを発散しています。とても25歳とは思えません。“貴公子”遼くんとは、対照的!
 パットの練習は今ひとつでしたが、トータル8アンダーと遼くんと同じ暫定9位です。

 そのほか地元出身の藤田寛之、昨年の賞金王、金庚泰など日本のトッププロを間近で見ることができて、十分に楽しめました♪

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August 26, 2011

№1226 熊本城本丸御殿

     熊本城の天守閣
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 在タイのみなさん、残暑お見舞い申し上げます
 8月も下旬、流石の猛暑も峠を越したかの感があります。少しずつ秋の足音が聞こえてくる頃です。
 一時帰国されることがあれば、秋の九州へ。温泉、グルメと日本の秋が待っています。

 つばめで熊本へ。どうしても熊本城は外せない観光スポットです。城内へ入るのは10数年ぶりでしょうか、とりわけ3年前に落成した「本丸御殿」がお目当て。

 須戸口門から割引料金の400円を支払って順路を登りつめると、天守閣前の広場に出ました。夏の蒸し暑さの中というのに、観光客で一杯です。一緒に写真を撮ろうと人気者の甲冑姿の武者。清正のお手植えといわれる大銀杏の緑が目にも鮮やかです。

 さあいよいよ「本丸御殿」です。加藤清正によって創建されましたが、明治10年の西南の役で焼失しました。
 まずは吹き抜けの「大御台所」から大広間(対面所)。そして豊臣秀頼が登城した時に使用される「昭君之間」、さすがに贅を尽くした造りです。

 中でも面白いのが「闇り通路」(くらがりつうろ)。御殿への正式な入口なんですが、うす暗い地下通路になっています。このような地下通路を持つ御殿建築は、全国にもあまり例がないとか。夏でも石垣に囲まれた通路は涼しいほどです。

 見学を終え、茶店でお抹茶セットを頂いてしばし休憩。つぎは創建当時のまま残っている宇土櫓へと向かいます。(つづく)

(お詫び)写真の大半が、1Mを超えていてアップすることができませんでした。

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August 23, 2011

№1225 タクシン元首相来日

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 タイのタクシン元首相が、8月22日来日しました。23日の西日本新聞からです。

 東日本大震災の復興支援が目的で、宮城県の被災地を訪問する予定。汚職事件で実刑判決を受けたタクシン氏は、日本の入管難民法の入国禁止対象者に該当するが、日本政府は同氏の影響力や両国関係を考慮し、特別に入国を許可した。

 同氏は「04年にスマトラ沖地震でタイが津波被害を受けた際に日本が協力してくれたお返しに、今度はタイが全力で支援する」との考えを伝えた。

 タクシン氏は、06年の軍事クーデターで失脚した後、汚職防止法違反罪で禁固2年の判決が確定。しかし「裁判は政治的動機によるもの」と訴え、服役を拒み、アラブ首長国連邦のドバイを拠点に事実上の亡命生活を送っている。

 7月の総選挙でタクシン派が勝利し、タクシン氏の妹インラック首相率いる新政権が今月発足。タクシン氏は新政権を「後方支援」する形で、欧州やアジアなど海外での活動を活発化させており、帰国や復権に向けた布石との見方がある。

 タイではクーデター以降、タクシン派と反タクシン派との対立が続いている。今回の来日で日タイ関係の増進を期待する一方で、反タクシン派は入国を認めた日本政府や、日本側にビザの発給を要請した新政権に対する反発を強めている(以上抜粋)。

 まず日本政府の一貫性のない対応は疑問です。いくらタクシン氏の実妹インラック氏が首相に就任したからといって手の平を返すような対応、第一自国の法律を遵守しないなんて・・・
 またタイ国内の対立が再発することが懸念されます。圧倒的支持を受けての新政権、しばらくはタイに平穏が戻ってくると期待していますが、再び治安が危うくならないことを希望します。

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August 22, 2011

№1224 義捐金よりも支援金

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 2011年3月11日の東日本大震災、未だに記憶に新しいあの大津波の映像。地震発生より5ヶ月を経過しましたが、その復興はまだ端緒に就いたばかり。
 被災地・被災者を支援しようと全国から集まったボランティアの人たち、そしてNPOやNGO。彼らの活動ぶりには敬意を払うばかりです。 

 震災直後から始めた義捐金。これまでの災害等についても日本赤十字社を通して寄付してきましたが、今回の震災については、なかなか全国から集まった義捐金が、速やかに被災者に配分されていないという報道に落胆しました。

 「いまからでもあなたにできること」というサブタイトルが目に留まったフリーペーパー「World Joint Club」№55。

 その記事で知ったのが「支援金」の存在。被災者に直接渡されるのが「義捐金」ですが、現地で汗を流すボランティアやNPO・NGOの活動資金として寄付するのが「支援金」なのです。

 早速7月から「支援金」に切り替えました。復興には長い道のりでしょうが、それを支える人や団体。少しでもお役に立てればと思います。
 
(参考)石巻災害復興支援協議会をはじめ、各NPO・NGOに直接寄付ができます。ちなみにわたしは「日本財団」を通して支援金を寄付しています。

日本財団
 http://www.nippon-foundation.or.jp/

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August 19, 2011

№1223 インラック新首相の「8」

      水上マーケット
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 8月19日の西日本新聞のコラムが興味深かったので紹介します。

 タイで初の女性首相に就任したインラックさんの前途を、国民は彼女にまつわる「8」を探して楽しみ、かつ祝っている。
 44歳だから「4と4を足して8」、国王から認証されたのが「8月8日」などなど、いくらでも見つけることができる。中国系の影響を受けて末広がりの8はタイでも大変人気がある、という。

 翻って思うに日本人と「八」の縁も深い。さかのぼれば三種の神器に八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)など、八の形容を冠した古代に行きつく。神話の神武東征で重要な働きをするのは、八咫烏(やたがらす)だった。八百万の神という言い方は現代でもする。

 八は古来「聖数」の趣を持つ、と知れば八幡神なども浮かぶ。出雲の地名の起こりとされる和歌には「八雲経つ出雲・・・」と詠まれているそうだ。

 八がつくものには、身近でいえば八百屋がある。八そのものが数の多さも意味する。意味合いを変え、相手構わず当たり散らすのを八つ当たりと言う。
 昨今の政界は、八方破れや八方ふさがりも連想させる。八の世界は広い。

 花びらが数多く重なって咲くのは、八重咲きだ。「和数考」には八重桜のほか八重撫子も出てくる。なでしこジャパンはW杯で列島を笑顔の八重咲きにした。きのうの国民栄誉賞受賞では選手の満開の笑顔は七重八重になった。ナデシコの花が野に咲く季節も近い。

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August 18, 2011

№1222 円高でメリット

バンコク・エアウェイズ機 福岡空港にて
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 アメリカ国債のデフォルト(債務不履行)問題に端を発した今回のドル安円高。リーマンショック以降の景気低迷、そして今年3月の東日本大震災による景気停滞、ようやくサプライチェーンの回復に伴って日本経済も上向き傾向かと期待していた矢先の“超円高”です。

 8月18日現在、ネット情報では1ドル76.47円と過去最高水準を伺っています。
 この夏、円高メリットを享受しようと、金券ショップでドル買いをする人たちのニュースが流れていましたが、金券ショップのドルが底をついたとか・・・
 また、海外旅行客が急増するかと思いきや、去年の夏並みだといいます。石油価格の高騰で燃油サーチャージも急騰していて、円高メリットを打ち消してしまっているからです。

 アメリカのデフォルトによる国際通貨「ドル」の崩壊懸念や信用不安、そしてギリシャの財政破綻から連鎖する欧州のユーロ安。日本経済にとっては、国内経済の停滞と相俟って“内憂外患”状態に陥っています。

 あれこれ心配してばかりでは仕方ないので、ここは震災復興による景気回復を期待し、個人ベースではお金を貯め込まないで、当たり前にお金を使うしかないですね。

 ちなみにタイ・バーツに目を転じると、8月17日現在バンコク銀行レートで1万円に対し3813バーツと、2008年12月の3856バーツの最高値に迫る勢いです。
 少なくともわたしはこんな高値で両替したことはありません。ヘタをすると3000バーツ前後のレートもありましたし。

 http://hellobangkokthai.com/12kawase.html

 在タイのロングステイヤーの方々は、昨今の円高メリットを享受されていることと察します。10月、久しぶりに訪タイするので、もうしばらくそこそこの円高水準が続いてほしいものですね。

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August 15, 2011

№1221 ロイクラトン

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 タイでは、毎年陰暦12月(新暦10月から11月頃)の満月の夜、川の恵みへの感謝の気持ちを表し、自らに宿る穢れを濯ぐため、ロウソク、線香、花などで美しく飾られたたくさんのクラトン(灯篭)を川に流す「ロイクラトン」と呼ばれるお祭りが全国各地で行われます。

 チェンマイのロイクラトンは地元では「イーペン」と呼ばれ、コームローイと呼ばれる熱気球を天に放つことで有名。

 当日はピン川に灯篭が流されるとともに、天の仏陀に感謝の気持ちを捧げ、日々の生活が幸福であるように厄払いをするという意味を込めて、コームローイ(熱気球)が夜空へ放されます。何万ものコームローイが夜空を埋め尽くす、筆舌に尽くしがたいその迫力と美しさは、多くの観光客を魅了してやみません(政府観光庁のHPより)

タイ国政府観光庁
http://www.thailandtravel.or.jp/

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 死者の魂を弔って灯篭やお盆の供え物を海や川に流す日本の「灯篭流し」。お盆の行事“送り火”の一種ですが、タイのクラトン(灯篭)とは、意味合いが異なるのですね。

 何度かタイを訪問していても、ロイクラトンの時期に行ったことはありません。仕事の都合で3月と8月になることが多いからです。ぜひコームローイを観てみたい、上げてみたいと、チェンマイ行きを計画中です。
 チェンマイを舞台にした映画「プール」では主演の小林聡美が、コームローイを上げていました。映像でも美しいのですが、やはり実際に観なくてはいけません。

 今年チェンマイのロイクラトンは、11月10日。それに先立つコームローイは10月29日とのこと。季節も乾期を迎え、いいシーズンでしょうから、久々のチェンマイ楽しみです。

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