March 10, 2010

№1206 タウンウォッチングは午前中に

    炎天下を歩くお坊さん
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 バンコクをはじめ、ルアンパバーンやブルネイでもタウンウォッチングは、決まって午前中です。“午後は暑い”からが、その理由。炎天下一日中観光しているのは、ツアー客くらいのものでしょう。
 気楽なひとり旅は、こんな時に便利。好きな時に好きな場所に行けます。天気や気分次第で、行き先を決めればいいのですから。

 例えばラオス・ルアンパバーン。まずは早朝6時に始まる托鉢。まだ肌寒い朝靄の中、オレンジの法衣を纏った僧侶の長い列は必見。道端に控え敬虔な気持ちで喜捨すると、清々しく心が洗われます。
 しかし、30分ほどで終わってしまう托鉢、寝坊すると見逃してしまうので要注意。

 その後は、川霧に煙る大河メコンを眺めながら、悠久の時の流れに浸るも良し。あるいはまだ誰もいないプーシーの丘に登るも一興です。
 夕陽のスポットで人気のプーシーの丘ですが、ぼんやりと霞む山の稜線、朝靄に沈む街並みや寺院、朝餉の支度のために民家から立ち上る煙などが望めます。そして静かな街並みから聞こえてくるのが、バイクの排気音。早くも仕事や市場に出掛けるのか、大きなバイク音が麓から湧き上がってくるようです。  
 メコンにしろプーシーにしろ、朝ならではの景色も風情があるというもの。

 朝市で買ってきた朝食やフルーツを食べると、今度は市内の散策です。9時頃にはスタート。「黄金の国」を表現した壁のレリーフで有名な「ワットマイ」や、仏塔の形がスイカを半分に切ったように見えるという「ワットビスンナラート」など、名刹を巡るのもよいでしょう。小さな街ですから、地図を片手にゆっくりと回れます。

 わたしのお薦めは、大通りから入り込んだ“小径”を探して歩くこと。車は入って来れない赤レンガを敷き詰めた歩道と、それに覆いかぶさるような豊かな緑や花。ルアンパバーンには、いくつもの美しい“小径”があります。

 托鉢の頃は、トレーナーを羽織るくらい肌寒かったものの、12時近くになると軽く30℃を超す気温。お坊さんも大きな日傘をさして歩くほどです。
 早々にゲストハウスに引き上げシャワーを浴びると、渇いた喉にビアラオを飲み干すのが楽しみ。それにバケットのサンドイッチに赤ワインがあったら、もう言うことありません。
 涼しいテラスでほろ酔いになったら、お決まりの昼寝。暑い昼間は午睡に限りますzzz

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February 26, 2010

№1201 夜の街を歩く

夜の街を照らす素焼きのランプシェード 
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 ラオス・ルアンパバーン、夜の楽しみはナイトマーケット。夕方5時頃から店開きですが、狙い目の時間帯は8時から。閉店時間に近づくにつれて値引き交渉がしやすくなるからです。

 夕食を済ませても、まだ7時20分。夜の街を歩いてみることにしました。ナイトマーケットとは反対方向のサッカリン通り、そしてオープンのカフェやレストランが並ぶメコン川沿いの道を散策します。

 サッカリン通りで通りかかったハンドクラフトと写真のお店「Kinnaly」。お客は誰もいないようで、白人の老店主はパソコン画面相手に暇そう。暗い夜道と照明が明るい店内のコントラストが印象的です。
 土産物屋が所狭しと商品を並べているのに比べ、白壁に写真が並べられているだけ。却って興味をそそられます。格子型をした額縁に飾られたモノトーンの写真は、ほとんどが少数民族などのポートレート。記念にと、意外に人気があるのかもしれません。

 他の雑貨屋も照明や紙製のランプのお陰で、昼間とは違っていい感じ。カフェやレストランも華やかなイルミネーションで雰囲気を演出しています。

 とりわけ面白いのが、カフェやゲストハウスの入口などに置いてある陶器のランプシェード。昼間はその存在さえ気付かないほどですが、夜は俄然自己主張を始めます。
 中に裸電球1個入っているだけの素焼きのもの。しかし、くり抜いてある花柄はどれも個性的で、色々な花模様が浮かび上がり、足元を柔らかく照らす様は風情があります。

 散策しながら、どんなランプシェードがあるのか探してみるのも楽しいものです。

 もうひとつ面白いものを見つけました。「メコン川沿いの樹木」ですが、カフェの照明に照らされた姿は「ちょっと寄って行かない?」と手招きしているように見えませんか?

    枝が手招きしている?
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 これも夜だけの光景。いつもとは違った視点で街歩きをしてみると、意外な発見があるものです。

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February 24, 2010

№1200 川沿いのカフェでラオ・コーヒー

    真っ黒なラオ・コーヒー
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 ルアンパバーン滞在の最終日。12時前にゲストハウスをチェックアウトしたものの、まだ空港へ行くには早過ぎます。そこで最後にメコンを見ようと河岸へ。
 
 ベンチに座り、悠久の流れを眺めながら感慨に浸っていると、可愛らしい女の子が注文を取りに来ました。 「あれっ?」と思ったら、このテーブルクロスも掛かっていないタイル製のベンチとテーブルは、夜になると大きな星☆のネオンが輝く「VIEW KHEMKHONG RESTAURANT」のものだったのです。
 スタッフもお客もいなかったので、てっきり公共のベンチだと勘違いして、ずっと座っていました。
 
 それじゃということで「ラオ・コーヒー」を注文。お代は3千キープ(約30円)。普段コーヒーをあまり飲まないわたしですが、せっかくのラオス。1杯くらいは飲んでみることに。

 出てきたのが、ご覧の通りの真っ黒いコーヒーとコンデンスミルク。ちょっと口に含みますが、インスタントコーヒーよりも不味い↓
 コンデンスミルクを入れても、少しも茶色にならないくらい黒い。練乳ですから、すぐには溶けませんが、とにかく濃いのです。ほとんど飲めずに残してしまったのは、言うまでもありません。ベトナムで飲んだ安コーヒーの方が美味しかった。

 屋台のコーヒーは、ガラスコップの底にたっぷり練乳(ノム)が溜まっていて、その上砂糖まで加えて出てくるとは知っていましたが、少なくとも、ここは外国人観光客向けののカフェ・レストランのはずなのに。

 これも旅の苦い思い出ということで・・・

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February 16, 2010

№1196 川霧のメコン

     川霧に煙るメコン
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 09年4月、ルアンパバーンにて。早朝の托鉢を見学した後、メコン川沿いに帰ることにしました。時刻は7時、代表的な寺院ワットシェントーンからメコン川側の道路へ出ると、大河メコンには川霧が立ち込めていて、対岸の林がすっぽりと白い霧に包まれています。

 王様や貴人が、儀式や謁見のために使ったという大きな石段を川べりまで降りると、白人女性の先客が一人。「Good Morninng!」と挨拶をし、川岸に近い石段に腰を下ろして、しばしメコンの流れを眺めることに。
 この辺りで川幅200mほど、そんなに広くはありませんが、それでも大河です。乾期で水位が下がっていて水量は少ないものの、緩やかな流れが、所々で小さな渦を作っています。

 朝の冷気を吸いながら悠久の流れをぼんやりと眺めていると、流れが速いところ、渦巻いているところ、澱んでいるところ、浮かんだ泡が逆流しているところ、と面白い。一見同じような川面もよく観察すると複雑な表情があります。
 河川交通や観光に使われる川船が一艘、石段に接岸しました。肌寒いのに上半身裸のおじさん、わたしを日本人と認めて「焼き物の村、紙すきの村に行かないか?」と日本語で話し掛けてきます。「上手な日本語だね」褒めるだけにして、やんわりとお断り。
 いくつかの大きな袋に詰めた氷を船に乗せると、再び対岸へと戻って行きました。彼の目的は、氷の買出しだったのでした。

 ラオス国旗をブリッジに掲げた貨物船、小さなモーターボートなどが上り下りしますが、まだこの時間帯、往き交う船は少なく、観光ボートはもちろんまだです。

 先客の40歳くらいのスイス人女性「Have a nice day!」と、先に引き揚げました。

 わたしもそろそろ。対岸の山の端は、霧に包まれていて、まだ晴れそうにありません。

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February 14, 2010

№1195 赤米カオニャオのデザート

  ラープやカオニャオを売る露店
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 ラオス・ルアンパバーンの一日は、托鉢から。6時から始まり6時半には終わってしまいますが、その後は朝食やフルーツなどの買出しに王立博物館裏手の朝市を歩くのが日課。
 朝市は、早朝から新鮮な野菜や果物、メコンで採れた魚や肉を買い求める庶民で賑わっていて、近郊からやっ
てきた農家のおばちゃんたちが、朝収穫してきたばかりの農作物などを路上いっぱいに並べている様子は壮観です。

 珍しい商品を見て回るのも市場の楽しみ。そんな中、ラオスの代表的な肉料理ラープと一緒に、主食である赤米カオニャオを売っているおばちゃんを発見しました。ラオスの人たちは、この2品を食卓に並べるのでしょう。
 ところがその隣には、カオニャオにココナッツを塗したお菓子も売っています。赤米のカオニャオは、主食としてだけではなく、デザートとしても食べるようです。

 カオニャオ好きのわたしは、今日の朝食用に買うことにしました。値段は5千キープ(約60円)。バナナの葉っぱに一塊りの赤米カオニャオを載せて、ココナッツのパウダーを振り掛けます。おばちゃんが砂糖はどうする?と訊くので、YESの返事。器用にバナナの葉を包んでくれてテイクアウト。

 早速ゲストハウスに持ち帰り、遅めの朝食です。普通のカオニャオよりも“モッチリ感”が、強い赤米のカオニャオ。砂糖はやめておけばおけば良かったと後悔しました。甘過ぎるのです。砂糖をできるだけ退けながらいただきます。
 モッチリした食感にココナッツの歯触りが少し伝わってきます。ほのかな甘みがあって、まるで日本の「おはぎ」を食べているよう。

 ボリュームたっぷりの「赤米カオニャオのココナッツ掛け」、味といい色といい懐かしさを感じるデザートでした。

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February 04, 2010

№1190 便利なランドリーサービス

    ゲストハウスの中庭
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 海外旅行に出て、一番面倒だと感じることは洗濯です。ホテルのランドリーサービスは高いので、出すのはポロシャツやズボンくらい。下着やハンカチなどは、部屋の洗面台で洗濯することになります。
 そんなにたくさんの下着の替えを持参しないので、毎晩洗濯しないといけません。それが面倒くさいのです。

 ラオス・ルアンパバーンの街中を歩いてよく見掛けるのが「ランドリーサービス」の表示。商店や家の軒先に小さな看板が下げられています。ホテルのような「1枚いくら」ではなくて「1kgいくら」のシステムになっていて、安い所は8000キープ(約100円)から。宿泊先のゲストハウスの近くにも何軒かあります。

 そこで溜まった洗濯物をビニール袋に詰めて外出しようとすると、ゲストハウスの名物おばちゃんオーナーから「おやまぁ、洗濯物かい。家でやってあげるから、外に持っていかないでいいよ」と呼び止められました。1kgで1万キープ(約120円)。他の所より割高ですが、宿泊客としては断りにくいのでお願いするに。
 すぐに若い男性スタッフに重さを量る様に指示します。アゴで使用人を使うおばちゃん、相変わらずです。

 秤に洗濯物を吊るすと2kgで2万キープ(約240円)とスタッフ。そんなに重くないのですが、1kgを超えたら2kgということなのでしょう。それでも安い洗濯代ですし、従業員のお小遣いになるのでしょうから、文句は言いません。
 客室の掃除やベッドメーキングを担当する女性が、洗濯もやるようです。もちろん手洗い。日当たりのいい中庭に物干し台を出して、そこにわたしの下着やズボンを干すんですが、その様子が自分の部屋のテラスから丸見えなので、何だか変な感じです。

 午前中に洗濯し、夕方にはパリッとアイロンが掛けられたズボンやポロシャツが戻ってきました。それもジャスミンのいい香りがします。丁寧な仕上がりです。
 安くて便利なランドリーサービス、本当に助かりますね。

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February 02, 2010

№1189 ナイトマーケットは夜8時から

  赤いテントが浮かび上がる夜市
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 ラオス・ルアンパバーンの魅力の一つは、毎晩開かれるナイトマーケットです。夕方5時近くになると、三々五々集まってきたモン族の人たちが、開店準備に取り掛かります。
 早く店開きした露店を見て回りますが、まだ外は明るくて気分が出ませんし、どの夜店も出揃ってから掘り出し物を探した方がよさそう。ひとまず、夕食を済ませてから出直すことにしました。

 日も暮れてすっかり暗くなった夜8時、大通り一杯に並んだ夜店のテントが、裸電球に照らされて赤い雪洞のように浮かび上がって綺麗です。テントは3列に整然と並び、その間の2本の通路を雑貨を買い求める外国人観光客がそぞろ歩く光景は、いかにも夜市の雰囲気に変わってきました。

 渦巻き模様が定番のポーチや花柄のクッションカバーなど、シンプルで飽きのこない素朴な雑貨をお土産用に。それに押し花がすき込まれた美しいランプシェードも加えます。
 どの店も同じようなデザインの雑貨を並べていますが、よく見ると色や風合いが微妙に異なっています。自分好みの雑貨を探し出すのが楽しくて、つい時間が経つのを忘れてしまうほど。 

 さて変わったのは、夜市の雰囲気だけではありませんでした。商売のやり方も夕方とは異なっているのです。夕方、開店したばかりの頃は、値引き交渉をしても強気の商売でしたが、8時を回ってナイトマーケットを歩くと、こちらが言う前に値段を下げてきます。例えば、手提げのバッグ、5時には5ドルだったのが、8時を過ぎると何と2ドル!
 別に値切らなくても向こうの言い値が、夜が更けると共に値下がるようです。早い店は9時に店じまいをし始めますから、8時を回ると何とか売り上げを確保しようとするのでしょう。

 「夕方明るい内に商品の品定めをして、そして買うのは8時以降に」。これがナイトマーケットの賢い買い物の仕方ですね。

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January 15, 2010

№1180 ゲストハウスの下見

 洒落たゲストハウスが軒を並べる
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 初めて北ラオスの古都ルアンパバーンを訪れたのは、08年の2月のこと。街全体がユネスコの世界遺産に指定されている美しい街です。
 早朝の托鉢で敬虔な気持ちになり、毎晩のナイトマーケットでは素朴な雑貨探しを楽しむ、そして優しいラオスの人たちに癒される街でもあります。

 すっかり気に入って、また来る時のためにゲストハウスの下見をすることに。滞在している「シェンモアン・ゲストハウス」からワット・シェントーン方面に行ったエリアに外観が新しいゲストハウスを見つけたので、厚かましくも室内を見せてもらいました。

 まず「Lao Wooden House」。朝食付きで40米ドルとまずまずの料金。新築でとてもきれいですが、緑が少ないのが気になるところ。
 次は「VILLA CHITDARA」。チーク造りで高級感のある建物です。宿泊料は50米ドルとやや高め。テレビや冷蔵庫、金庫まで揃っています。でも室内が薄暗いのが欠点。泊まりたいとは思えません。
 もう一軒は「Villa Saykham」。宿泊料は40米ドル。明るい室内で快適そう、カップルでも大丈夫。3軒の中では一番のお薦めでした。

 さて09年4月、1年ぶりの訪問で一番びっくりしたのは、ゲストハウスの建設ラッシュ。街のあちこちに建築現場が見られました。真新しいゲストハウスが増え過ぎると、古い街並みの雰囲気が壊れてしまうのではと心配するほどです。それほど外国人観光客が増えている証拠なのでしょうが、急激な観光地化というのはどうなのでしょうか。

 いずれにしても2回とも宿泊した「シェンモアン・ゲストハウス」が、わたしのお気に入り。今のところ他のゲストハウスを探さなくてもよさそうです。

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January 13, 2010

№1179 PGのオフィスへ

メインストリートのシーサワンウォン通り
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 バンコクからラオス・ルアンパバーンへのフライトは、バンコク・エアウェイズ(PG)。以前はバンコク・福岡路線もあったのですが、休航になってしまい残念なことです。
 なので09年4月、2度目のルアンパバーンへは、バンコクまでがタイ国際航空。そして、マイレージを使ってPGに乗り継ぎます。ちなみに10年1月現在、バンコクから一番安いチケットで往復7500バーツ(約22000円)から。

 往きは、スワンナプーム発11時40分発のPG943便。快適な2時間のフライトで、無事ルアンパバーンに到着しました。帰りは、3日後のPG942便を予約しています。
 さて問題なのが、12時10分発のPG942便、1日2便ルアンパバーン・バンコク間を飛んでいる内の早い方のフライトなのです。遅い方は、14時20分発のPG944便。
 マイレージを利用したオンライン予約のためか、早い時間のPG942便しか取れませんでした。2時間といえども、少しでも長く滞在したいと思うのが、人情というもの。そこでPGの広島支店に問い合わせたところ、もし遅い便に空きがあった場合、現地オフィスで変更できるかも知れないとの情報。

 ルアンパバーン滞在2日目、早速目抜き通りの「シーサワンウォン通り」にオフィスを構えるPGの支店へ寄ってみることに。周囲の土産物屋やレストランと同じ平屋建てのオフィスに入ると、ブルーの制服を着た女性スタッフが、にこやかに応対してくれました。
 用件を伝えると、すぐにパソコンで最新の予約状況を確認してもらいましたが、希望のPG944便はあいにく満席で、変更不可とのこと。わたしが予約している便は、まだ余裕があるものの、はやり遅い便の方から先に埋まってしまいます。その上、日曜日のフライトなので、尚のことです。
 仕方ありません。今回は現地ツアーに参加せず、その分のんびりまったりと自由な時間を満喫することにしましょう。

 PGのルアンパバーン支店、分かりやすい場所ですし、フレンドリーなスタッフが、急なフライトの変更や手配も親切に応じてくれるはずです。

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January 05, 2010

№1175 ココナッツ売りの行商

 巧みにココナッツを割るおじさん
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 ラオス・ルアンパバーンの台所「タラート・ポーシー」を見学した帰り道もトゥクトゥクです。市場で買い物をした客目当ての運転手と値段交渉します。市内中心部まで、往きと同じ1万キープ(約120円)で、あっさり交渉成立。

 バイク式のトゥクトゥクの後部座席は、完全にオープンエア。カンボジアのシェムリアップで乗ったのと同じタイプで、軽トラを改造したトゥクトゥクとは違って、レトロないい雰囲気です。屋根は簡単なビニールの幌が付いているだけですが、気温は高くても気持ちいい風が吹き込んできます。
 午前11時27分、5分ほど走ったところでワット・マイに到着。ここで降ります。トゥクトゥクと運転手のおじさんの写真を1枚パチリ。

 ちょうどそこへ荷台にココナッツを満載した行商が、やってきました。いつも決まった時間に来るのでしょうか、商店のおばちゃんや近所の人たちが、プラスティックの容器やタッパーを持って集まってきました。

 行商のおじさん、青くて大きなココナッツを大きな鉈で割るんですが、それにしてもよく切れる鉈です。軽く叩いてもサクサクと表皮が削れていきます。慣れた手付きで、穴を少し開けると、まず果汁をお客が持参した容器へ。結構な量が入っているものです。
 注ぎ終わると、今度はココナッツを真っ二つに割り、中に張り付いているゼリー状の果肉をスプーンでこそぎ取って、再び容器へ。半透明なココナッツ果汁で満たされた容器の中には、半円形にすくいとられた果肉が浮いています。

 値札がなくて、いくらなのか分かりませんでしたが、次々とお客さんが来るところをみると安いのか、それともラオスの人たちの大好物なのでしょうね。
 子どもの頃、テレビを見て憧れたココナッツ果汁ですが、実際に飲んでみると、さほど美味しいとは思わず、やや青臭い風味はどちらかというと苦手かも。タイでは現地ツアーで出てきたのを飲んだくらい。一度も買ったことはありません。

 鮮やかな手さばきで、次から次へとココナッツを割っていくおじさんの技に、しばし見入ってしまいました。

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