October 12, 2008

№946 朝食にハーブ麺

 たっぷりのミントとレタスを一緒に
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 早朝のルアンパバーン、托鉢を終えて王宮博物館近くの朝市へ。情報誌DACOに紹介されている「ハーブ麺」を食べるためです。宿泊しているゲストハウスは朝食が付いていないので、この日は朝市の見学がてらに、市場内の屋台で「カオプン」という豚モツのスープ麺が朝食です。

 朝市通りの奥の方で、気さくな“おばちゃん”が切り盛りをする「カオプン」屋台を見つけました。テーブルの上には大きなボールに「鶏のぶつ切りの煮込み」や「緑のペースト状の料理、ソース?」をはじめ、様々なラオス料理が盛られていて、後ろには七輪のようなコンロに真っ黒に煤けたずん胴鍋が、白い湯気を立てています。きっとこの中で「豚のモツのスープ」が、煮立っているに違いありません。

 素麺のように細い米の麺に、豚のレバーやモツのこま切れ、そしてもやし、ねぎ、パクチーなどの薬味が添えられて出てきました。これにライムを搾って食べます。地元の客を見ていると、さらに味の素、唐辛子、砂糖などをお好みでトッピングしています。
 まあここは、そのまま食べることに。白い細麺はコシこそありませんが、もち米で作られているせいか、思うほど千切れない。
 豚モツのスープは、意外にクセがなく、さっぱりしたシンプルな味付けです。薄味で物足らないかなと思っていると、“おばちゃん”が、どんぶり一杯のミントとレタスをくれました。今度はミントとレタス、それにパクチーを麺とミックスしながら、いただきます。これらの野菜と薬味が相俟って、まさにヘルシーな「ハーブ麺」です。一気に食べてしまいました。

 量的は物足らないものの、胃袋に優しく朝食には最適な「カオプン」。これで5千キープ(約60円)と、お財布にも優しいのでした。

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September 25, 2008

№937 巻きスカートのラオス女性

 商売を終えて帰路につく女性たち
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 男女ともやや小柄なラオス人ですが、女性の服装はというと、巻きスカート姿が一般的。黒や赤の生地に細かな模様の織物で、なかなか素敵なデザインです。これを民族衣装というのでしょうが、普段から身に着けているもので、特別なものではありません。

 街で見かけた巻きスカートは、どれも個性的な模様の刺繍や織物ばかりでした。地味なものからカラフルで鮮やかなものまでさまざまです。ルアンパバーン第一の名刹、ワットシェントーンの境内で見かけた2人の女性も、黒地に美しい織物の巻きスカートをはいていました。
 そして、これまた素朴で可愛い刺繍がされた赤のショルダーバッグを肩に下げ、足元は短い白の靴下にサンダルというスタイルです。
 彼女たちの上着は、白のブラウスとポロシャツ。伝統的な上着というのは、よく分からないままですが、2月寒い時期ということもあって、朝夕はジャンパーなど厚手のものを重ね着する女性が多かったです。
 托鉢の時に、長いスカーフのような布地を肩から、たすき掛けにしている人がいたので、これが正装なのかもしれません。また男性でも、チェック地のスカートをはいた老人がいました。

 托鉢する街の女性たちが巻きスカートならば、お供えを観光客に売る女性たちも、巻きスカートにサンダル。朝市で商いする女性も、買い物にやってくる女性たちもみんなそうです。伝統的なデザインを引き継ぎながら、今も日常生活に根付いている巻きスカート。
 美しい刺繍や織物を眺めながら、街歩きするのもいいかもしれませんね。

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September 23, 2008

№936 ATRのフライト

  乗降は後部ドアの1ヶ所のみ
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 バンコクとルアンパバーン間のフライトは、70人乗りのプロペラ双発機ATR72型機です。 初めて搭乗した時は「こんな小さな飛行機で大丈夫?」といささか不安でした。しかし安全性が高いという評価で、意外に乗り心地も悪くありません。

 行きのフライトは、ほぼ満席でしたが、08年2月27日帰りの16時5分発PG946便は乗客20人くらい。ゆったりとできていいですね。日本人のクルーによると、この最終便にはいつも40~50人ほどの乗客がいるらしいけど、今日は少ないとのこと。
 確かにATR機は小さな機体だけど、慣れるとそんなに狭い機内と思わないし、安心感があるいい飛行機です。日本でトラブル続きのボンバルディア機より、よほどマシ。

 ほとんど揺れることもなく快適なフライトです。ずっと白い“雲のじゅうたん”、まるで綿菓子やコットンをお饅頭にして集めたよう。高度約4~5千mと低空のため、手が届きそうなくらいすぐ下に見えます。

 機内食の後、また赤ワインのお替りをいただいてのんびりと過ごします。考えてみたら、ルアンパバーン滞在中、赤ワインばかり飲んでいました。まさに赤ワイン三昧!
 だんだんほろ酔い気分、空の旅を満喫してま~す。勧められるままに4杯目。一緒に水ももらうけど、もう飲み過ぎでしょう。また「ワインのお替りはいかがですか?」と言ってくれるものの、さすがにもう十分。乗客が少ないとはいえ、サービスが行き届いていて至れり尽くせりです。

 17時13分、ようやく雲が切れました。眼下には赤茶けた大地が広がっています。しばらく眺めていると、次第に緑が濃くなり、少しずつバンコクに近づいているのを実感します。茶・緑・紺3色のモザイク模様が、パッチワークのようで面白い光景です。

 それにしてもこのATR機、もちろんスピードは遅いのですが、乗っている感覚はジェット機のようです。エンジン音もあまり変わらないし。3回目の搭乗で、案外気に入ったかもしれません。

 17時28分、高度を下げ始めて再び雲の中へ。さあ、もうすぐスワンナプームです。

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September 10, 2008

№929 ラオス語とタイ語

   ラオス料理屋台の女主人
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 ラオス語はラオ語ともいい、少し違いはあるものの、隣国のタイ語と同じ言語に属するため、共通の言葉がかなりあるようです。ただ元々、ほとんどタイ語が理解できないので、どこまで同じだとか似ているとか、分からないのですが、タイ語が堪能な方ならば、ラオス旅行で言葉に困ることはあまりないことでしょう。

 ルアンパバーン滞在中、毎晩通った屋台でのことです。3日目の夜、この屋台の名物「焼き鳥とソーセージ」をビアラオを飲みながら美味しそうに食べていると、女主人が「アローイ?」と訊いてきました。不意のことで一瞬戸惑いましたが、少し間をおいて「アローイ!」と微笑みながら返しました。女主人もにっこり。
 「ラオスでもアローイ(美味しい)と言うんだ」と改めて感心するやら、びっくりするやら。

 ラオスでも主食の“蒸したもち米”は「カオ・ニャオ」で通じましたし、「カオ・ソーイ」という麺もあります。もっともラオスの「カオ・ソーイ」は、チェンマイ名物のカレーラーメンの「カオ・ソーイ」とは別物で、坦々麺風のきしめんのことですが。

 また「こんにちは」などの挨拶や元気を意味するラオス語「サバーイディー」も、タイ語の「サバーイディー」(元気です)に、そっくりですね。
 ガイドブックを見てみると、果物のマンゴーはタイ、ラオスともに「マムアン」。そして数字の数え方もほぼ同じのようです。

 他にもたくさんあるんでしょうが、残念ながらわたしが知っているのはこのくらい。もう少し勉強しなくては・・・

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September 08, 2008

№928 珍味のメコンの川海苔

   買い物客で賑わう朝市
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 メコンの川海苔「カイ・ペーン」、ルアンパバーン名物だというので、これは買ってみないといけません。それに酒のつまみに最適らしいのです。
 朝市では生も売っていましたが、子どもの頃に見た川藻のようです。何軒かある乾物屋で、ビニール袋入りの「カイ・ペーン」を発見。海苔の表面には、白ゴマ、スライスして乾燥させたネギや赤唐辛子が、びっしりと塗してあります。数枚入っていて15000キープ(約180円)。一袋買い求めました。

 帰国後、早速試食です。広げてみると、1枚が座布団くらいに大きくて、なおかつ分厚いのに驚かされます。頑張っても半枚くらいしか食べられないくらいでかい。そしてよく見ると、黒ではなく深緑色をしています。
 食卓用の味付け海苔くらいの大きさに切って口に運ぶと、食感はパリパリというよりも、分厚いので容易には食いちぎれません。まったく日本の海苔とは別物です。

 香ばしさの後に、独特の風味が口に広がります。それにゴマや唐辛子の味付けが効いているので、確かにビールや焼酎に合いそうな味です。しかし、たくさんは食べられません。濃厚で青くさい川海苔の味が、段々と嫌になってくるからです。やっぱり川藻を食べている気がしてなりません。珍味として少し食べるくらいで丁度いい。

 あぁ、でもこんなにデッカイ「カイ・ペーン」、まだたくさん残っていて全部食べ切れません。どうしよう、湿気るし・・・

※ カイペーンの写真の容量が大きすぎてアップできませんでした。

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August 22, 2008

№918 旅の出会い、それも楽しからずや

  ビアラオを飲み交わしたテラス
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 ラオス・ルアンパバーンのひとり旅。滞在中、日本人観光客にはほとんど出会いません。数名のツアー客とハノイ経由で来たというシニア夫婦くらいで、学生など若い日本人は見かけませんでした。

 そんな折、ネットカフェで日本語入力に切り替えられずに困っているわたしを助けてくれたのが、ウザワさんでした。その場はお礼を言って別れたのですが、夜ナイトバザールで再会。小さな街ですし、お互い近くのゲストハウスだったので、自ずとまた出会うことに。
 立ち話も何なので、ビアラオの大ビン2本を買って、わたしのゲストハウスで飲むことにしました。ランチでも夕食でもビアラオ、一日中飲んでいますが、まあこんな時くらいいいでしょう。

 千葉出身のウザワさんは、中国・内モンゴル大学で教鞭をとる若い日本語教師。2週間かけて内モンゴルから旅をしながらラオスまでやって来たのだとか。明日には昆明(クンミン)まで戻る予定で、飛行機にするか、バスにするか、迷っているところといいます。33時間もかかるバスに乗るかもしれないとは、やはり若さですね。
 生涯に100ヶ国を訪問するのが夢で、大学の休みを利用して各国を巡っているとのこと。中国では雲南省、やはり麗江・大理がお奨めということなので、近い内にチェンマイから空路で足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。

 ビアラオをラッパ飲みしながら、タイ・カンボジアをはじめ東南アジア各地に談義で盛り上がります。夜風が心地よく、虫の音しか聞こえないゲストハウスのテラスで楽しい一時でした。

 異国の地で、日本人と出会い語らう。これも旅の楽しみです。

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August 20, 2008

№917 ワットシェントーンの黄金の木

   西日を受けて輝くマイトーン
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 世界遺産の街ルアンパバーンを代表する寺院ワットシェントーン。1560年、セーターティラート王によって建立され、その美しさはラオスでも最高といわれています。
 日が傾き過ごしやすくなった夕刻、メコンとカーン川との合流地点にほど近いエリアに建つワットシェントーンに行ってみました。入り口にいるおばちゃんに、入場料2万キープ(約240円)を払います。

 広い境内には、ルアンパバーン様式といわれる本堂が建っていて、いかにも歴史を感じさせます。3層からなる屋根が、緩やかで優美な曲線を描き、屋根中央にあるいくつもの尖塔のような金色の飾りが特徴的です。さすがに重厚な雰囲気ですが、赤い屋根瓦がかなり傷んでいます。
 本堂正面の黒い壁には、さまざまな仏さまが描かれていて、黄金の仏塔のような入り口から本堂の中へ。ところが本堂内部に陽が射し込んでいます。所々、屋根に穴が空いているのです! これはちゃんとした修復が必要。ですが、取り立てて修理している風でもなくて、放置されているのかもしれません。

 ワットシェントーンといえば、有名なのが「黄金の木(マイトーン)」。「黄金の木」は、本堂の裏の赤い壁に描かれたモザイク装飾で、ちょうど西日を受けて、一段と明るく輝いていました。
 丸く枝を伸ばした菩提樹のような大木が、青や緑のモザイクでおおらかに表現されていて、地面には虎や動物たち、そして大きく羽を広げた2羽の孔雀が両脇を固めています。エメラルドグリーンの葉がキラキラと輝き、梢にはたくさんの小鳥やフクロウが羽を休めていて、平和そのもの。
 空には天女がのびやかに舞い、金の衣を纏った仏陀が一番上に描かれています。仏陀の教えや物語を表現しているとのこと。

 どこか心安らぐ「黄金の木」。しばらく佇み、じっと眺めていました。

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August 18, 2008

№916 メコンの夕陽 その2

    静かに沈もうとする夕陽
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その2
 この辺りのメコンの川幅は約200m、あくまでゆったりとした悠久の流れです。カン川の瀬音を聞きながら、傾いた陽を受けてオレンジ色の輝きを増す川面を見ていると、次第にゆっくりと時間が流れ始め、時が経つのを忘れてしまいそう。と同時に「はるばる北ラオスまで来たんだ」という実感が沸々と湧いてきました。

 西の山際の上空には雲がかかっていて、その分早めの日没になりそうです。間もなく、まだ輝きを保ったまま太陽が雲間に隠れてしまいました。すると雲の端は白い線で縁取られてシルエットになり、雲で遮られた光線の影が黒い帯となって掃いたように上空へと広がっています。そしてメコン川をオレンジ色に染めていた、もうひとつの太陽の輝きも消えてなくなり、流れは色彩を失ってしまいました。

 日没後、残照で茜色に染まる夕空を眺めようとしばらく止まっていると、低空の雲をすり抜けた太陽が再び姿を現しました。先ほどよりさらに赤みを増した太陽、ゆっくり動くのが分かるほどで、今静かに山の谷間に沈もうとしています。
 プーシーの丘からのそれが雄大ならば、ここは寂寥として人生や無常観を感じさせるような夕陽です。メコンの悠久の流れが、そう感じさせるのでしょうか。これほど胸に染み入ってくる夕陽は、これからの人生でそう見られるものではありません。 プーシーの夕陽もいいけれど、静かにメコンの流れを眺めながらのビューポイントでした。
 
 非常に細かい川砂を踏みしめながら、元来た竹の橋を心許なげに戻ります。橋を渡り切った途端、現実の世界へと引き戻されたような感じを覚えました。あの粗末な竹橋、此岸と向こう岸をつなぐ不思議な橋だったのかもしれませんね。
 街へ続く斜面をふと見上げると、モノトーンの椰子の葉影が、暮れなずむ紺碧の空をくっきりと切り取っていました。

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August 16, 2008

№915 メコンの夕陽

    夕陽を受けて輝くメコン
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 ラオス・ルアンパバーンの夕陽がきれいなことで有名なのは「プーシーの丘」ですが、メコン河畔にも夕陽のスポットがあります。前者が大勢の観光客が押し寄せてくるのに対して、後者は隠れたポイント。ここはガイドブックにも載っていません。

 夕方「黄金の木」で有名な「ワット・シェントーン」を見学した後、街を外周するメコン川沿いの道路を散策していると、カン川との合流点近くで、 “夕陽の絶景ポイント”という看板を発見。
 看板に誘われるまま小道を下っていくと、カン川に架かる粗末な竹橋がありました。橋の袂には若い女の子2人が待ち構えるように番をしていて、通行料4千キープ(約50円)を支払って渡ります。竹を編んで組んだだけの50mほどの橋で、歩く度に柔らかくしなり、ゆっくりと進みます。

 竹橋を渡りきると、しばらく対岸を伝わってメコン川との合流地点が、絶景ポイントのようです。ほとんど観光客はいません。2、3組の白人のカップルが川岸で遊んでいたり、ドイツ人の男女4人グループが、ビアラオの大ビンを飲みながら、夕陽が落ちるのを待っているだけです。

 岩場に腰を下ろして日没を待ちます。周囲を眺めると、街の外周道路からカン川への緩やかな斜面は、畑になっていて、近所の人たちが野菜の手入れや収穫をしている姿が、いかにも長閑。中には法衣を着た僧侶も畑に出ています。
 一方、カン川がメコンに流れ込む辺りは、大きな深みになって所々渦が巻いています。いかにも魚が居そうなこの深みで投網を打つ漁師と、水遊びに興じる元気な子どもたちが対照的です。漁師は場所を変えては何度も網を投じますが、一向に獲物がかかっている様子がありません。すぐ近くで川に飛び込む子どものせいではと思うけれど、漁師は注意する風でもなく根気よく漁を続けている図が、どこかおかしくもあり。

 次第に傾きオレンジ色がかった太陽ですが、少し高い位置にあるせいで、まだ暑さを感じるほど陽は強く、目一杯にメコンの川面をキラキラと輝かせています。その分だけ山の木々や川に浮かぶ船の輪郭が逆光となって、セピア色の影絵や切り絵のような世界が眼前に広がってきました。

 つづく

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August 11, 2008

№912 米ドル紙幣は1ドルで

  夜市で売っている可愛い雑貨
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 ベトナムやカンボジアでもそうでしたが、ラオスでは一般的に米ドル(タイバーツも)が流通しています。ラオスの通貨は「キープ」ですが、米ドルとの交換レートは、1ドル=9000キープでした(08年2月)。

 ベトナムでは買い物などの際に、ドル紙幣の金額が大きくて釣銭にもらう多額なベトナムドンに、却って困った苦い経験があります。ベトナムドンが残っても、他国では使うことも再両替も儘ならないのです。
 なので今回のラオス行きでは、日本で米ドルを準備する時、1ドル紙幣を中心に5ドル、10ドルを交ぜて最大でも20ドル紙幣までにしました。特別、大きな買い物をする訳ではありませんし、食事代や雑貨類を買うくらいなら、これで十分です。きっと一番多額な支払いは、ゲストハウスの宿泊代(1泊30ドル)に違いないのですから。

 実際にラオス・ルアンパバーンに行ってみると、案の定1ドル紙幣が役に立ちました。ビアラオの大ビンが、8000キープ、フランスパンのサンドイッチも1万6千キープと、1~2ドルの支払いで足ります。
 屋台の夕食やナイトバザールの買い物も、せいぜい5ドル紙幣まで。これでも大概お釣りが戻ってきます。タイよりも物価が安いので、余計に大きな紙幣を使うことはありません。
 10ドル紙幣を使うのは、ちゃんとしたレストランでの食事か、高めのお土産を買う時くらいしかなさそうです。
予想通り20ドル紙幣の出番は、宿泊代の支払いの時だけでした。

 結局、宿泊代以外は、すべて1ドル紙幣でもよかったくらい。これだと不必要にラオス・キープが貯まる心配もありませんし。

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July 08, 2008

№894 朝靄の托鉢風景

     毎朝行われる托鉢
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 08年2月、ラオス・ルアンパバーンの4日間の滞在中、毎朝托鉢を見学に行きました。初日は何時から始まるのか分からぬまま、まだ暗い5時から起き出してしまいましたが、6時半に打たれる寺院の太鼓の音が、托鉢の始まりの合図です。
 太鼓の音を聞くとすぐに、前夜用意したカオニャオ(もち米を蒸したもの)を手に、ゲストハウスのフロントをそっと抜け出します。外は明るくなっているものの、うっすらと朝靄が立ち込めている街並みです。

 ひんやりとした空気の中、長袖を羽織って、ワット・シェントン方面の交差点へ。この交差点が、近所では最も多く托鉢の列がやってくるポイントなのです。すでに白人系の観光客や、見物客に僧侶へのお供えを売る天秤棒を担いだ女性たちの姿が。でも日本人らしき観光客は見かけません。
 道端では、ラオス衣装を着た近所の女性たちが、カオニャオを入れた竹製のお櫃をこれも小さな竹のテーブルに載せて、僧侶たちがやって来るのをゴザに座ってじっと待っています。

 すると、小鳥のさえずりが聞こえる朝靄の中を、すうっと托鉢の行列が現れました。鮮やかなオレンジ色の袈裟に身を包み、右肩に大きな鉢を提げていて、年長の僧侶を先頭に、4~50人ほどの集団です。若い僧が多いのですが、中には10歳ちょっとくらいの少年僧の姿も。素足のため、静かに近づいてきます。
 待機していた女性たちは、お櫃の中のカオニャオを一つまみずつ、手早く摘んでは僧侶の鉢の中に喜捨。男性はというと、裸足になって立ったまま、敬虔な面持ちでカオニャオを入れていきます。ラオスの人々にとって、毎朝の托鉢は、日常生活そのものなのです。

 托鉢の列は、音もなくやって来て、音もなく過ぎ去って行きます。そのスピードの速いこと。一つの列が通り過ぎると、また別の列が、次から次へと・・・
 この小さな街に、一体何百人の僧侶がいるのでしょうか! まるで僧侶たちの行進のようで、壮観な眺めです。

 そして7時になると、托鉢の列はそれぞれの寺院に、すうっと消えていき、人々も自宅へ帰って、誰もいなくなりました。さも何事もなかったように、いつもの静かな朝の街へと戻っていきます。

   托鉢に歩く僧侶の長い列
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  余談ですが、白人観光客の見学する態度が悪すぎます。ホットパンツ姿で列を追いかけ、すぐそばで写真を取りまくる女性。数多くたかれるフラッシュの嵐など。キリスト教徒に同じことをしたら、どうなるのでしょうか。

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July 06, 2008

№893 ゲストハウスの女主人

    小さなフロント兼ロビー
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 初めてのルアンパバーンで滞在したゲストハウス「Xieng Mouane」。ここの女主人は、ふっくら、のんびりしたおばちゃんです。特に仕事をしている風には見えなくて、フロントにあるTVを見て笑っているか、いつも咳をしているか、それが仕事かもしれないと思うほどです。英語は話せないので、接客をするわけでもありません。
 フロントはバイトらしい青年2人が対応しますし、客室の掃除や洗濯もちゃんと専任の女性スタッフがいます。朝食は付いていませんし、カフェもありませんから、取り立てて仕事らしい仕事はなさそうです。だから太っているのかも。

 でも“お金はきっちり”です。最終日の朝、部屋の前のテラスでのんびりしていると、バイトのラオス青年が、宿泊代を請求しに来ました。 「ボス(女主人)がお金をもらって来いとの命令なので・・・」と少し申し訳なさそう。
 時間はまだ10時です。チェックアウトは12時とおばちゃんに言ってあるのにと思いつつ。自分では何もしませんが、さすが女主人です。

 ところでこのおばちゃん、毎晩フロント兼ロビーで寝るのです。自分の部屋はあると思うのですが、夜遅くまでTVを見たいのでしょうか、そのままロビーのソファーで寝てしまいます。
 困るのは、早朝の托鉢に行く時です。狭くて真っ暗なロビーのこと、まだ寝ているおばちゃんを起こさないように、ソファーの横を通り抜け、静かに玄関の鍵を開けないといけません。何せ7時にならないと起きないのですから、起きるのを待っていたら托鉢が終わってしまいます。大体なんで宿泊客の方が気を遣わないといけないのでしょうか!

 しかし、どこか憎めないところがあるラオスおばちゃんでした。チェックアウトする際、お別れと記念に一緒に写真を撮ろうと思ったのですが、留守で果たせなかったのが、今でも心残りです。

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July 04, 2008

№892 静かに賑わうナイトマーケット

    素朴な雑貨が並ぶ夜店
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 ルアンパバーンの名物といえば「ナイトマーケット」です。 「ナイトマーケット」は、毎晩開かれていて、夕方陽が傾き始めると、国立博物館の東側の通りやこの通りからワット・シェンモアン方向への通りには、夜店を開店する準備が始まります。商品を持ってやってくるのは、主に周辺の村々のモン族の人たちとのこと。
 メインストリートから入ったこれらの通りは、暗くなる頃には赤いテントを設置した夜店や露店で埋め尽くされ、トゥクトゥクやバイクも乗り入れ禁止の“歩行者天国”へ。滞在中の外国人観光客が三々五々集まってきます。
 モン族の伝統的なデザインの雑貨類が所狭しと並んでいる光景はなかなか壮観で、カラフルな雑貨が裸電球の灯りを受けて一層華やかな雰囲気を醸し出します。

 伝統的なモン族のデザインは“うず巻き模様”だったり、農村の生活をモチーフにした刺繍だったりと至ってシンプルで素朴そのものですが、逆に目に新鮮で惹きつけられてしまいます。またどれも同じようなデザインと思っても、よく見ると夜店によって色使いなどが微妙に異なっていて、気に入った品を探す楽しみがあります。
 店番をしながらバッグや小物に刺繍をする女性、こちらが立ち止まるのに気づいて、にこやかに微笑みます。小学校低学年の可愛い女の子の夜店では、その健気さに押し花入りのインテリア照明具を思わず買ってしまいました。

 ナイトマーケットといえばチェンマイやチェンライを思い起こしますが、ここルアンパバーンが一番風情があって好きです。チェンマイのように車道に面していないのでゆっくりと見て回れます。通りを歩いていると聞こえてくるのは、買い物客と夜店のおばちゃんのやりとりや値引き交渉だけというくらい静かです。あまりしつこい呼び込みもありません。またチェンライより規模が大きくて賑わっています。

 宿泊先のゲストハウスの前がナイトマーケットの通りだったので、毎晩夜店を見て回りましたが、見飽きることはありませんでした。夜も更けて10時近くになると、店じまいをするところも。そして少しずつ夜店が減っていき、元の街並みへと戻っていきます。
 ルアンパバーンのナイトマーケット、夜の風物詩でもあり、その風情にしみじみと旅情を感じるのでした。

(お知らせ)
 明日7月5日20時から、NHK総合で「探検ロマン世界遺産」(いやしの古都 篤(あつ)き祈りの日々 〜ラオス・ルアンパバーン〜)が放送されます。

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June 22, 2008

№886 朝市に興味津々

    新鮮な野菜が並ぶ朝市
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 早朝、朝靄に霞むメコン河岸沿いの散歩がてら、カフェで朝食用のフランスパンのサンドイッチをお持ち帰りにしてもらいました。
 その後は、王宮博物館の西側で開かれている朝市をぶらぶら歩くことに。

 近隣の農村からやって来たおばちゃんたちが、道路の両側にゴザやシートを敷いて、自分の所で作った野菜や果物、川魚、肉などを並べただけの素朴な朝市です。それでも地元の買い物客で賑わっていて、露店のおばちゃんもにこやかで気さくです。
 ナス、トマト、ピーマン、青菜にパクチーを始めとしたハーブ類、どれも朝採りといった感じの新鮮な野菜です。中でも多いのが、小ぶりな竹の子、時期なのでしょうか。
 また唐辛子の種類が豊富で、珍しいキノコの類も並んでいます。日本で見る野菜は大概揃っていると言っていいでしょう。
 果物は、リンゴにオレンジ、バナナが多く、青マンゴやドラゴンフルーツも。ミニバナナと、やっと見つけたジャックフルーツを求めます。併せて15000キープ(約180円)とお安い。

 乾物屋でルアンパバーン名物の川海苔「カイペーン」を発見。酒のつまみに最適というので、物は試しに買うことにしました(約10枚入りで15000キープ)。30cm四方もある大きな海苔の表面に、びっしりとゴマが塗してあります。唐辛子やニンニクのスライスも所々に貼り付けてあり、結構スパイシーな感じ。
 帰国後、食べましたが、日本の海苔とはまったく別物です。ゴマなどで味付けし、厚めに乾燥させた川海苔は、確かに風味があって珍味ですが、青臭い味がします。ちょっと癖があるので、沢山は食べられませんでした。まあ何事も経験です。

 他にもナマズを代表格にメコンの川魚がずらり、銀色をした海の魚と思うような美しい魚も。びっくりするのは、牛の足や尻尾がそのままの姿で売られていることです。さすがに写真に撮るのは遠慮しましたが。よく分からない小動物も食用なんでしょうね。
 さらに甘い物や焼き鳥、焼き魚の屋台まで、とにかく商売になるものは何でも売っています。

 少々カルチャーショックを覚えながらも、買出しにやって来る庶民の生活ぶりが、朝市の活気を通して伝わってきます。それがたまらなく面白い。貧しくても豊かな人情が感じられるルアンパバーンの朝市でした。

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June 20, 2008

№885 朝靄のルアンパバーン

    朝霧に霞むメコンの対岸
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 早朝の托鉢を体験した後、まだ7時と早いのでルアンパバーンの街を散策することに。
 まだひんやりとした空気の中をゲストハウスからメコンの川岸に出ると、メコンから立ちのぼった川霧が上空に漂い、対岸の小さな山際に白くたなびいて幻想的な雰囲気です。霞んでいた山にも次第に朝日が当たり、モノトーンから色彩を帯びて輝き出す樹木。
 対岸の村との間に小さな渡し船が何艘も行き交い、川面からエンジン音が静かな街並みに響いてきます。人や野菜・果物を載せた渡し船は、いかにも朝の光景です。

 スローボートの船着場には、大きなリュックを背負ったバックパッカーが集まってきました。これから上流あるいは下流の次の目的地に向おうという欧州の人たちです。ルアンパバーンを訪れるバックパッカーにとっては、メコンのスローボートは重要な交通手段なのです。

 さらに歩くと、周辺の村々から集まってきたらしいマンダリンオレンジを満載したトラックに出会いました。道沿いに何台も並んで荷降ろしている光景は活気があります。これから市場へ出したり業者に卸したりするのでしょう、それにしてもすごい量のオレンジです。
 もう少し先のDACOに紹介されている川沿いカフェで、フランスパンのサンドイッチを朝食用にテイクアウト。

 メコンから反対側を眺めると、夕日の名所プーシーの丘が、朝靄の中、逆光のために灰色のシルエットとなって乳白色の空に浮かんでいます。さてここからは川岸を離れて、王宮横の通りで毎朝開かれている朝市へ行ってみることにしましょう。

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June 10, 2008

№880 ワットシェントーンで願い事

     願い事が叶う仏様
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 ルアンパバーン随一の寺院「ワットシェントーン」は、世界遺産の街のシンボルであると同時に、モザイク装飾の「マイトーン(黄金の木)」があることでも有名です。

 「地球の歩き方」を開くと最初に載っている寺院ですが、「地球の歩き方」にも紹介されていない「仏様」がいらっしゃいます。本堂横の小さな祠に靴を脱いで入ると、中には寝仏が安置されていて、その前に高さ30cmほどの青銅仏がちょこんと置いてあるのです。
 何でもこの小さな「仏様」が、“軽く持ち上がる”と「願い事が叶う」そうな。早速やってみることにしました。手を合わせお願いをして、両脇に抱えてゆっくりと持ち上げます。小さな割りには約10㎏はあろうかという重さです。

 意外にも“軽く”持ち上がりました!

 ホッとして元に戻すと「仏様」は、にっこりと笑っていらっしゃいます。仏様に感謝。
 何をお願いしたかは内緒ですが、みなさんもお試しあれ。

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June 08, 2008

№879 ラオス焼酎ラオ・ラーオ

   ラオ・ラーオ造りの村にて
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 ビア・ラオと並んでラオスの代表的なお酒が「ラオ・ラーオ」という焼酎です。「ラオ・ラーオ」とは“ラオスのお酒”という意味。
 ルアンパバーン初日、雑貨屋でビア・ラオと一緒に「ラオ・ラーオ」の小瓶(5000キープ、約60円)を買い込みました。瓶のラベルには「Stick Rice」とありますから「もち米」が原料の米焼酎です。

 早速その夜、飲んでみると少し“角”がありますが、ツンとはしません。ほのかな甘みがあって、なかなかいけます。アルコール度数は、30度近くありそう。
 グラスを片手にちびちびとやりながら、今日の出来事をノートに書き留めたり、ガイドブックを参考に明日の予定を練る内に、夜が更けていきます。ナイトキャップとして最適です。

 さて、ルアンパバーンからメコン川の1時間半ほど上流に「バーンサーンハイ」というラオ・ラーオ造りの村があり、パークウー洞窟への観光ツアーの途中に立ち寄ります。ドラム缶でラオ・ラーオを蒸留しているのを見学できるほか、お土産用に販売していて試飲させてくれます。
 白米で作った透明なラオ・ラーオを小さなグラスに少しだけもらうと、飲んだ途端に思わずむせてしまいました。それもそのはずです、45度もあります! もう一方のラオ・ラーオは、原料が赤米なのでやはり赤い色をしています。こちらは甘くてマイルド、15度とアルコール度数が低く飲みやすい。
 白く半透明のものやヘビを漬け込んだものまで、色々な種類のラオ・ラーオがあるものです。

 旅先で地酒を味わうのも「旅の楽しみ」のひとつでしょう。と同時にその土地の空気を吸い、風や湿気を肌に感じて、現地の料理を食べたり、人々と接するのと同じくらい、旅を構成する重要な要素でもあります。またその風土に合った地酒を、現地で飲むからこそ美味しいということもあります。
 滞在中、ビア・ラオや赤ワインばかり飲んでいて、「ラオ・ラーオ」はこの小瓶1本だけでしたが、そのほのかな甘みが懐かしい今日この頃です。

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May 31, 2008

№875 ラオス料理レストラン

 日本人にも食べやすいラオス料理
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 ルアンパバーン初日の夜、どこで夕食を食べるか迷いました。プーシーの丘で夕陽を眺めた後、とっぷりと暮れた街中を歩きますが、これといったレストランがありません。まだ街に慣れないこともあって決めきれないのです。
 結局、入ったのはゲストハウスのほど近いラオス料理のレストラン「Park Houay Mixay」。地元の客で賑わっていたのが決めてです。後で「地球の歩き方」を見たら、最初に紹介されている有名店で、エアコン付きの部屋とオープン席がある高級そうなレストランです。

 英語表示があるメニューをしばらく眺めて注文したのは、 「チキンのバジル炒め」、青パパイヤサラダの「ソムタム(タム・マークフン)」「カオニャオ」の3品。もちろん「ビアラオ」も。
 意外なのはビールが安いことです。レストランなのに大ビンが15000キープ(約180円)しかしません。元々8千キープで市販されていますので、ラオスはビールが安い国と言っていいでしょう。“ビール好き”には嬉しいことです。

 さっぱりライトな飲み口のビアラオを飲みながら待ちますが、なかなか料理が出てきません。待つこと30分、やっときました。ここは、団体のツアー客が多くやって来るレストランで、ツアー客の方を優先したのです。

 「チキンのバジル炒め」は辛くなくて美味い。タイ料理に近いというよりも、ほとんど中華料理風です。
 ラオスにもある「ソムタム」、黒っぽいのが特徴で小ナス、ミニトマト、青パパイヤだけのシンプルなものです。塩漬けした魚のエキスで黒いのですが、食べるとホット、目の下から汗が吹き出します。タイとラオスのソムタムを比較すると、辛さはラオスが勝っているかもしれません。しかし、シャキシャキした食感や付け合せの野菜がある点で好みはタイですね。
 美味しかったのが「赤米のカオニャオ」、白米よりさらにもちもちとした食感が何ともいえません。竹で編んだお櫃に入ったカオニャオは、辛い「ソムタム」にぴったりと合います。2人前はありそうなボリューム、さすがにお腹が一杯になり、半分はお持ち帰りにすることに。
 
 満腹になったところで会計してもらいますが、何を注文したのか忘れてしまったようで、逆にこちらに聞いてくる始末。とても高級レストランとは思えません。
 やっと一品ずつ確認して、お代は6万3千キープ(約770円)。ちょうど7米ドルとリーズナブルでしたが、料理の順番も接客もすべてツアー客優先だったのは残念・・・

 でも悪いと思ったのでしょう。お詫びにわたしが残したものではなく、別に2人分のカオニャオをお土産にくれたのです。気を取り直し、また食べに行きましょうか。

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May 29, 2008

№874 役立ったDACO

    ルアンパバーンの夕景
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 毎月2回発行されるバンコクのフリーペーパー「DACO」は、数ある日本語のフリーペーパーの中で一番知られているでしょう。「DACO」を置いているお店やレストランが同誌内の地図に表示してありますが、どこも在庫切れのことが多く、その人気ぶりがうかがえます。発行日後すぐに配布場所に行かないと入手することが難しいようです。そのためバンコクに知人に頼んで、バックナンバーを取り置きしてもらうこともしばしば。

 そんな中08年2月ラオスに向かう前も、バンコクの友人がルアンパバーンを特集した2冊の「DACO」を持って来てくれて感謝です。もちろん「地球の歩き方」の最新版も持参していましたが、現地情報が増えて助かります。

 ルアンパバーン特集が載っていたのは、今年1月に発行された232、233号。寺院や観光スポットからホテル・ゲストハウスの案内まで詳しい情報が掲載されています。実はわたしが泊ったゲストハウスも、この特集に紹介されていたもので、最終的な判断材料になりましたし、紹介されていた通り快適に過ごすことができたのです。

 他にも朝市や屋台の名物麺や美味しいバケットサンドのカフェなど、マイナーだけどスタッフが足で稼いだ情報が、大いに役立ちました。また直近の現地の物価水準も載っていて、これも参考になります。紹介されている屋台やカフェを探して出しては、名物や美味しいラオス料理を食べ歩きましたが、どの情報もハズレなし。

 「地球の歩き方」の情報は、寺院の入場料など調査時点が古いのか全然使えません。そしてあまり発行部数が多いと思えない「ラオス版」です、全体のページ数が少ない上に、ルアンパバーンには30ページしか割かれていないので、情報量も限られています。結局毎日持ち歩いたのは「DACO」の方でした。

 初めてのラオスにタイミングよくルアンパバーン特集が組まれたのは、本当にラッキーというべきでしょう。有用な情報のお陰でディープなルアンパバーン滞在が楽しめたのですから「DACO」さまさまといったところ。この特集号は、次回訪問まで保存版としてキープしておくつもりです。
 フリーペーパーといえども侮れませんね!

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May 25, 2008

№872 絶品ソーセージのラオス屋台

   ハーブソーセージと焼き鳥
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 ルアンパバーン滞在初日、ラオス料理の夕食を食べた後、ナイトマーケットをぶらついてゲストハウスへ戻る途中、屋台が出ていました。外国人観光客が庶民的な屋台料理をパクついています。
 お腹は一杯なのですが、小学2年生くらいのかわいい女の子が焼く焼き鳥やソーセージの美味しそうな匂いに誘われて、ついソーセージを持ち帰りにしました。ホットシャワーを浴びた後、ビールのつまみにしようという魂胆です。初めての土地での屋台料理、若干衛生上の不安もあるし、試食を兼ねてとりあえず1本(5000キープ、約60円)。

 ゲストハウスのテラスで、夜風に吹かれながらいただきます。一口大にカットされたソーセージは、粗引きでバジルと唐辛子が効いていて結構スパイシー。個性的な味わいは、さっぱりとした飲み口のビアラオとの相性がよく、ビールのつまみには最適です。あっという間に食べてしまいました。

 ハーブソーセージの旨さに味を占めて、翌日からはこのラオス屋台で晩ご飯を食べることにしました。バンコクのフリーペーパー「DACO」にも「神出鬼没の細めん屋台」として紹介されています。
 昨夜と同じハーブソーセージの他に焼き鳥2本、ビアラオの大ビンを注文。冷蔵庫が見当たらないので、どうするのかと思っていると、女主人は近所の雑貨屋に走って冷えたビールを持って帰ってきました。「なるほど、そういうことか」と感心するも、コップはなくて、そのまま“ラッパ飲み”がラオス流。
 焼き立ての熱いソーセージ、冷たいビアラオに最高。絶品です! 焼き鳥はカレー味ではなくサフラン風でなかなかいけます。

 仕上げは米の麺。しょう油ベースのさっぱりスープに、ソーメンのように真っ白な太麺です。麺はすでに茹でてあるのでスープをかけるだけ。これにキャベツ、青菜、もやし、竹の子などの野菜に、たっぷりのパクチーをのせると出来上がり。切れやすい柔らかい麺ですが、具沢山の野菜とさっぱりしたスープとのバランスがよくて結構な味でした。明晩はテーブルに山盛りの焼きそばを食べてみることにします。

 朝の托鉢用に「カオニャオ」を持ち帰りにしてもらい、お代は3万3千キープ(約400円)と超格安。4米ドルでお釣りがきました。明日の夕食もこの屋台で決まりです!!

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May 21, 2008

№870 街の美しさは小径にあり

   緑に包まれた美しい小径
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 北ラオスの古都ルアンパバーン、街全体がユネスコの世界遺産に登録されています。首都ビエンチャンからメコン川を約400km上流に遡った支流のナムカーン川との合流地点に位置する静かな街です。1975年の共産主義革命までは、王宮が置かれていました。バンコクやハノイから直接乗り入れられる国際空港があって、多くの観光客が訪れます。

 人口は約6万と小さな街なので、ゆっくり歩いて回ることも可能です。街路は割合区画されていて整然としています。歩くには街の中央にある“夕陽のスポット”として有名な「プーシーの丘」が目印になりますし、そうでなくてもすぐにメコン河岸にでますので、初めての訪問でも迷う心配はないでしょう。
 メインストリートのシーサワンウォンからサッカリン通りには、トゥクトゥクやバイクがひっきりなしに行き交っていますが、1本道を入ると静かな通りや小径があちらこちらに延びています。人とバイクしか通れないような路地がいくつもあります。

 面白そうな小径を見つけては入り込んでみました。
 椰子の木や熱帯の濃い木々が茂り、その豊かな緑に抱かれるようにしてゲストハウスや民家が建っている街並みをゆっくりと歩きます。決して立派ではないけれど、歴史を感じさせる白壁の二階建ての家々は風情があり、道端や庭先に咲くブーゲンビリアなど南洋の花々が彩を添えています。
 歩いていると家の中から子どもや女性の声が聞こえてくることもあって、人々の暮らしや温もりが感じられるのも小径の良さでしょう。どこか懐かしくもあり、次第に心も落ち着いてきます。
 ある小径は、緩やかな傾斜に沿って煉瓦がモザイク模様に敷き詰められ、両側から緑が生い茂ってまるで緑のトンネルのよう、絵になる風景です。

 立派な寺院や国立博物館、それに目抜き通りもいいのですが、ちょっとした小径も美しい街だと気づきました。ルアンパバーンで小径散策もいいかもしれません。

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May 19, 2008

№869 ラオス・キープの両替事情

   ルアンパバーンの両替所
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 ラオスの通貨は「キープ」ですが、米ドルも一般的に流通していますしタイバーツも使えます。初めてのラオス、日本で米ドルを準備して出掛けることに。バーツはタイで残った分を持っていけばOKです。もしお金が足りなくなっても、ルアンパバーン市内にも両替所があるので心配いりません。ちなみに日本の銀行での両替レートは1ドル=約111円(08年2月)でした。

 マイナーな通貨キープの為替レートは、新聞を見ても載っていません。ガイドブックによると1万キープ=1ドル(06年11月現在)になっていて、これは計算しやすいと安心していました。

 実際にラオスで買い物をしたのは、ビールを買った時のこと。7千キープのビール3缶とラオス焼酎「ラオラオ」の小瓶5千キープで2万6千キープなので、3ドル渡すと2千キープしかお釣りをくれません。言葉が通じない雑貨屋のおばちゃんに騙されたかも、とその時は思いました。

 その夜ラオスレストランでの代金が6万3千キープ。ちょうど7ドルだというのです。つまり9千キープ=1ドル。レストランだからレートが悪いんだと諦めました。

 翌日、現地の旅行社で日帰りツアーの申し込みをした時、両替表がテープルに。旅行社は両替所も兼ねているのです。それによると「1ドル=9千キープ」と明記されています。そこでようやくドル安のため、両替のレートが悪くなっていることに気づきました。雑貨屋のおばちゃんが騙したのでもなく、レストランのレートが悪かった訳ではなかったのです。
 
 それにしてもいつも1千キープ単位で両替レートが変動するのでしょうか。大雑把というか分かりやすいというのか、でも1割ものドル安というのは、変動の幅が大きすぎるような気がしますが。
 その後さらにドル安が進行していますので、8千キープ=1ドルとかになっているかもしれませんね・・・

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May 17, 2008

№868 ビアラオでほろ酔い気分

  レストランで注文したビアラオ    
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 ラオスのビールといえば「ビアラオ」、つまり“ラオスのビール”とそのまんまのネーミングです。ハイネケンなんかも売っているようですが、ルアンパバーン滞在中飲んだのは、この「ビアラオ」だけ。もっとも他のビールは見かけませんでしたし、せっかくのラオスやっぱり地元のビールでしょう!

 缶ビール、小ビン、大ビンの3種類。ゲストハウスの冷蔵庫には缶ビールを買ってきて、レストランや屋台では大ビンを注文します。
 ルアンパバーンの街角の雑貨屋に置いてある「ビアラオ」、缶ビールが7千キープ(約85円)大ビンが8千キープ(約100円)が一般的な値段。量が違う割りには、なぜかあまり値段差がありません。
 アルコール度数は5%。さっぱりとしたライトな飲み口で、とても5%もあるとは思えません。くせもなく飲みやすく、カラッと乾燥した暑さの中では、のど越しがいい。つまみがなくても美味しく飲めますし、もちろんラオス料理との相性もばっちりです。

 ランチの時、お昼の暑さでのどが渇いて大ビン1本、夕暮れ時の屋台で焼き鳥やソーセージをつまみに大ビンをラッパ飲みし、夜ホットシャワーを浴びてゲストハウスのテラスで涼みながら缶ビールを開ける。こうして「ビアラオ」なしでは一日を過ごせません。
 旅先の食文化に接することは、旅の楽しみであり、醍醐味でもあります。現地の食べ物や飲み物をいただく時、はるばるラオスの古都までやってきたと実感する時でもあるのです。大河メコンの流れとともに「ビアラオ」はラオスを想いだす代名詞になったようです。

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May 05, 2008

№862 空港からはトゥクトゥクで

     トゥクトゥクからの景色
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 快晴のルアンパバーン空港に降り立ち、歩いて小さな空港ターミナルへ。入管にはアライバルビザを申請するための長い列ができています。国名までは分かりませんが、欧米人はビザが必要なようです。
 幸い日本人は、2007年1月より観光目的で15日間以内の滞在であればビザが要らなくなりました。ビザが不要で、バンコクから1時間半のフライトで気楽に行けるルアンパバーン、これからもっと日本人が増えるんじゃないでしょうか。
 ビザの列を横目に、審査もスムーズに通過。ラオスの入管は至って簡単、とっても助かります。

 手荷物を受け取ってターミナルビルの外へ。ここからは待機しているタクシーならぬトゥクトゥクで市街へ向かいます。交通機関はこの軽トラックのようなトゥクトゥクだけ。そんなに遠くないはずなのに、料金は200バーツ(約700円)。バンコクの空港タクシーと比べるとかなり割高ですが仕方ありません。米ドルも流通しているルアンパバーンですが、ここではなぜかタイバーツのみです。

 後部席にスーツケースを載せ、アユタヤと同じタイプの縦長シートに乗り込んで出発。カラッと乾燥した暑さの中、風を感じながら滑走路脇の1本道を揺られていきます。
 市街地への途中、車はあまり走っていなくてバイクや人も少ない。後ろの人が日傘をした2人乗りのバイクが目立ちます。
 周囲は本当に田舎の風景です。この田舎さ加減がたまりません! 何だかうきうきしてきました。初めて見るルアンパバーンの風景がすぐに気に入り、いやがうえに期待感が増します。のんびりとしたいい滞在になりそうです。

 揺られること10分、宿泊先のシェンモアン・ゲストハウスに到着しました。まずはいい感じのゲストハウスで一安心。

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May 03, 2008

№861 ルアンパバーンへのフライト その2

   機内から眺める大河メコン
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その2
 友人の“サプライズ”に呆気に取られたまま自分の座席へ。機内は欧米人乗客で満席です。なんでも前日の最終便がルアンパバーンでパンクしてしまい欠航したために、この便が満席になったのだとか。
 着席するとすぐ、11時41分には機体が動き出しました。早い! しかし離陸ラッシュで混んでいて、順番待ちをする飛行機が本機の後ろに6機も並んでいます。やっとのことで12時10分、離陸。

 上空の天気は晴れ。高度4500m、ルアンパバーンは気温22℃という日本語の機内アナウンス。高度が低いせいか、地上がよく見えます。ATR機は小型機ですが、揺れなくて快適です。

 落ち着いたところで、機内食。蒸しチキンの香味風味、黒胡椒の効いたロースハムをメインにパプリカサラダ、フルーツ、ケーキなどのメニュー。ハム系が多過ぎますが、好物のパプリカが美味しい! 冷えたレオビールを飲み干し、赤ワインをもらってゆっくりといただきます。

 隣席のバンコク駐在の日本人ビジネスマン、週末を利用して1泊2日でルアンパバーンへの一人旅とのこと。バンコクの旅行社のツアー料金は3万バーツ(約10万円)もすると聞くと、わたしの旅費の話はできません。

 12時57分、イサーン地方でしょうか、緑も見えますが乾燥した大地が広がっています。13時04分、今度は山岳地帯の上空に差しかかり、山地と盆地が交互に続きます。ということはラオス領内なのでしょう。低高度なので山々が間近に望めます。山々は急峻、ラオスはやっぱり山国だと実感します。
 13時32分、高度を下げ始めました。霞んでいるものの森林がもっと近くに見えるようになりますが、ほとんど人家は見えません。山と畑ばかりです。間もなく灰色に濁ったメコン川が見えてきました。
 さらに高度を下げると、山あいの集落がチラホラと見え、曲線的なカーブを描く棚田の縞模様が美しい。モザイクの様です。

 そして美しい街並みが見えたかと思う間もなくランディング。13時46分、快晴のルアンパバーン空港に無事着陸しました。周囲を小さな山々に囲まれた台地にある小さな空港です。
 地上に降り立つと、強い日差しで30℃くらいありそうですが、高地のせいかカラッと乾燥した気持ちのいい暑さ。まるで歓迎してくれているかのような、どこまでも澄み切った青空が印象的です。 色々とお世話になった客室乗務員の友人と近い内の再会を約して、入管へ。

 さあ、いよいよ初めてのラオスです!

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May 02, 2008

№860 ルアンパバーンへのフライト

 ルアンパバーンに到着した943便
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 08年2月、3日間のバンコク滞在を終えて次の目的地ラオス・ルアンパバーンへと向かいます。バンコク発11時30分のバンコクエアウェイズPG943便に搭乗予定。時刻表では現地時間の13時30分と所要時間2時間ですが、実際の飛行時間は1時間半余りです。

 9時50分、スワンナプーム空港のPGカウンターでチェックインをした後、チケットカウンターで日本への帰国便のリコンファームも済ませ、これで安心です。
 出国手続きの列に並ぶと、まだ午前中というのに、どの列も2~30人と深夜便と同じくらいに多い。韓国人のツアー客は少ないけれど、家族やグループの白人観光客が多い。ラオスからはバンコクでトランジットして帰国しますので、今日がタイ出国となります。10時10分には出国手続き完了。

 免税店などをぶらついた後、エコノミー客も利用できるPGのラウンジでライチ味のゼリータイプのジュースをいただき、サンドイッチをつまんで、C1の搭乗ゲートへ。
 「さあ、いよいよルアンパバーンだ」と思いきや、10時40分のボーディングタイムになっても、まだ全然そんな雰囲気はありません。待合室でしばしガイドブックを眺めたり、米ドルを財布の中に入れたりと。やっと空港内のバスで駐機スポットに着いたのが、もう出発時刻。遅延しそうです。

 バスを降り立つと、トロピカルなカラーリングの小さなATR機(70人乗り)が待っていました。乗客は後部の乗降口のタラップから乗り込みますが、私の座席は後方の16D(窓側)なので、列の最後尾に並びます。機材のATRは、後部にしか搭乗口がないので、前方の座席は乗り降りが大変なのです。

 タラップに近づき、ふと機内を見ると、なんと友人の客室乗務員が乗客を出迎えているではありませんか!! 唖然としているわたしにニッコリと、それは得意満面の表情です。実は、この友人とは前日夜に食事を共にしたばかり。その時はわたしの搭乗便ではなく別路線の勤務だと聞いていたので「黙っていたなんて人が悪い」と思うと同時に「やられた!」。もう笑うしかありません。彼女の“サプライズ”に見事に1本取られてしまいました。  

 しかし、この日の上着は、昨日と同じポロシャツ。移動するだけだし、余計な洗濯物を増やしたくないと思って、同じ上着を着ていたのです。こんなことなら着替えておくのに。あぁ恥ずかしい・・・

つづく

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April 26, 2008

№857 バケットサンドと赤ワイン

   テラスでいただく贅沢な朝食
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 フランスの植民地だったラオス、ベトナムと同様にフランスパンが美味しいのです。北ラオスのルアンパバーンでも屋台やカフェなどでいただくことができます。

 ゲストハウスには朝食が付いていないので、早朝の托鉢を見学した後、散歩がてらフランスパンのバケットサンドイッチを買いに行くことにしました。到着した翌朝、まだ現地不案内のためバンコクの情報誌「DACO」に紹介されていたメコン川沿いのカフェを迷わず選択。何でもここのは、サンドイッチに塗る豚のレバーで作ったパテが美味しいのだとか。

 ゲストハウスから歩くこと7、8分、川沿いの道にDACOの写真と同じカフェを見つけました。バケットサンドにツナをトッピングしてお持ち帰りにしてもらいます。2人分の朝食になりそうなくらい大きくて、16000キープ(約200円)です。何をトッピングするかによって値段は異なりますが、DACOのルアンパバーンの物価表によると屋台では1万キープとありますから、少し高い方かもしれません。ちなみにチキンも16000キープでした。

 早速ゲストハウスに持ち帰って、部屋の外のテラスで遅めの朝食です。時間は8時45分、托鉢を見ようと5時起きしましたから、もうお腹はペコペコです。ツナの他にトマトのスライスとレタスがたっぷりと挟んであるサンドイッチをビニール袋から少しずつ引っ張り出しては頬張ります。フレッシュなトマトとレタス、レバーペーストの甘み、そしてツナがミックスして美味い!
 フランスパンといえば何と言っても「ワイン」でしょう。バンコクの友人にもらったオーストラリアワインを開けて、バケットサンドと一緒に飲み干せば、もう堪りません。最高! またこの2003年ものの赤ワイン、ずいぶん上等物のようで美味いんです。
 「朝っぱらから