№934 タイ映画「サイアム・スクエア」
福岡の9月の恒例行事は「アジアマンス」。その関連イベント「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2008」が開催され、アジア各国の秀作28作品が上映されています。日本未公開の作品も観られるということで、福岡市民にとってはアジア映画に触れられる機会になっています。
その中でタイ映画では唯一紹介された「サイアム・スクエア」(原題 Love of Siam)を観てきました。07年秋に公開されると、タイ映画の歴史を変えるほどの大ヒットになったとか。
舞台挨拶に立ったチューキアット・サックウィーラクン監督(27)によると、友情、恋愛、家族愛、親子愛、夫婦愛、そして人間愛など「身近にある愛」をテーマにして描いた映画だといいます。
幼馴染の男の子ミウとトン、少年から青年への成長とともに、2人の友情と微妙な愛情?を軸にしたストーリー。そしてトンの失踪した姉テーンにそっくりなジューンの存在を媒介に、トンの家族が崩壊していた家族愛を取り戻していくという、この2つの軸を中心に展開していきます。
前半は話が途切れていて所々分かりづらいのですが、後半は次第に引き込まれていきました。そのため2時間半以上もある長編にもかかわらず、短く感じます。
そして何よりこの映画を魅力的にしているのが音楽です。流れる曲や詩が素晴らしく、とりわけ主人公のミウが歌うラブソングは聴かせます。実は親友トンへの愛を綴った曲なんですが、映画のテーマ「身近にある愛」を表現した「愛があれば希望はある」という詩は、共感するととともに元気をもらいました。
21日が最終上映ですが、日本でも劇場公開されることを期待しています。また公式サイトや関連サイトでは、映画で使われている音楽や映像を体験できますので、一度のぞいてみてください。
公式サイト
http://www.theloveofsiam.com/
関連サイト
http://www.geocities.jp/thainichibunka/movie-loveofsiam.html







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