№746 タイのフルーツ・カービング
タイの宮廷料理に華を添えるのが、果物や野菜などに彫刻を施すカービング。花や葉、鳥などを彫り上げて料理に添えたり、お客様をもてなす際に用いられ、プチトマトのような小さなものからニンジン、大根、そして大きなスイカまで様々な素材が使われます。
今年9月のアジアマンスで、カービングの実演を見る機会がありました。アジア各国政府観光庁や航空会社の展示ブースが並ぶ中、タイ国政府観光庁(TAT)のブースでは、タイ料理の男性シェフによるフルーツ・カービングの実演中で、大きなメロンのカービングを始めたところでした。フルーツ・カービングを実際に見るのは初めてです。
小さなカービング用のナイフでメロンの頭部から慎重に切り込んでいく細かな手つきには、微かに緊張感が漂っています。どのくらいの時間を要するのでしょうか、繊細な手作業です。
シェフの隣には、すでに完成した2個のスイカが飾られ見事な大輪の花を咲かせていて、果皮の白と果肉の赤を上手に使い、彫りの深さによって微妙な紅白の濃淡を表現しています。
翌日再び訪れてみると、きれいに彫り上げられた昨日のメロンも展示されていました。
タイのホテルやレストランではカービングの実演が見られるようですし、カルチャースクールなどではカービング体験ができる教室も開催されていています。タイ旅行の際に、あるいはロングステイ中の趣味として教室に通う女性も多いと聞きます。カービング体験を通して、一度タイ文化に触れてみてはいかがでしょうか。










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