November 09, 2009

№1146 チョンノンシー駅からBTS

     チョンノンシー駅にて
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 09年8月末、初めて宿泊した「ヘリテージホテル」、BTSシーロム線のチョンノンシー駅まで歩いて10秒という絶好のロケーションです。
 朝8時にホテルを出発。朝食やフルーツを売る屋台、そして軽食堂などが並ぶ大通りに出ると、すぐ目の前がチョンノンシー駅。その上、エスカレーターが設置されているので助かります。

 プリペイドカードの「Sky Pass」に200Bを追加チャージして、スクンビット線のアソーク駅へ。いつもならBTSナナ駅を基点にスクンビット線に乗車するので、それほど時間は掛かりませんが、今回はチョンノンシー駅からです。スクンビットエリアまではちょっと遠い。
 ホームに上がると、すぐに列車がやってきました。大概出発したばかりで乗り遅れることが多いので珍しいこと、朝からツイてる!

 車内は通勤客で混雑していて、マスクをしている女性が目に付きます。タイでも新型インフルエンザが流行していると聞いていましたが、福岡の街角でマスク姿をあまり見かけなかったので、やはり違和感があります。後で気付いたことですが、各BTSの駅構内には、消毒用のアルコール液が置かれていました。
 ちなみにこの記事を書いている11月初めには、タイ国内で新型インフルエンザによる死亡者数は、200人近い数字に上っているとか。乾期に入るタイ、冬を迎える日本ともに、これからが新型インフルの本格的な流行期になるかもしれませんね。

 もう一つ気付いたこと。それは日本語のCMが、車内とホームに設置されたモニターから頻繁に流れてくることです。花王「アジエンス」のCM、ロッテの「コアラのマーチ」、それにグリコのCMなど。とりわけ福原美穂が歌う「アジエンス」のCMソング「雪の光」は何度も聴いたので、すっかり耳に残ってしまいました。
 もちろんこれらの会社の商品は、スーパーなどで普通に見掛けますが、以前はそれほど日本のCMは流れていなかったような気がするのですが・・・
 
 所要時間17~18分でアソーク駅に到着。意外に早く着きました。このくらいの時間だったら、チョンノンシー駅前の「ヘリテージホテル」を拠点にしてもいいですね。

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November 07, 2009

№1145 ブティックホテル「ヘリテージ」

   シンプルながら清潔な部屋
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 バンコクでの定宿は、BTSナナ駅近くの「スイスパークホテル」です。建物や設備は古いのですが、アクセスの良さとリーズナブルな料金で手軽に利用しています。
 しかし、ホテルの名称変更と改装工事に入るとの情報。工事の騒音が心配で、09年8月はパスすることにしました。

 そこでいつもの予約サイトで、手頃なホテルはないかと検索すると、中級ホテルから5ツ星の高級ホテル、サービスアパートまで様々なプロモーションが花盛りでした。一人で寝泊まりするだけなので、高級ホテルは必要ありませんが、1泊5000円程度でスイスパークより遥かに立派なホテルが幾つも並んでいます。

 歩き慣れたスクンビット地区と思ったのですが、エリアを変えてシーロム地区にも注目。その中で見つけたのが、BTSチョンノンシー駅前のブティックホテル「ヘリテージ」です。 
 08年9月に開業したばかり。写真を見るとシンプルな部屋ですが、清潔でお洒落な好イメージが気に入って即決。シングル1泊朝食付きで4700円と手頃な料金です。その上、午後2時までレイトチェックアウトOKの回答をもらえました。

 ブルネイからバンコクに到着し空港タクシーでホテルへ。14時半過ぎにチェックインし、案内されたのが612号室です。床から天井まである大きな窓のお陰で明るく、ワインレッドの色調をベースにした室内。そして、シャワーブースや洗面台もセンスのいい造りです。まさにブティックホテル。
 一番安いタイプの部屋ですが、一人で泊まるには十分の広さです。ミニ金庫、ドライヤーはもちろんのこと、スリッパ、歯ブラシなどのアメニティも揃っていて一安心。100Vのコンセントはないものの部屋からインターネット接続も可能です。

 さらにロビーには自由に使える2台のパソコンが設置されていて、無料でインターネットやメールチェックができるのは大変嬉しいサービス。これでネットカフェに行かなくて済みます。
 1階にはスタイリッシュなレストランとバーコーナーがあって、手軽にタイ料理やお酒も楽しめそう。また屋上には小さいながらもプールがあり、ここからは美しい夜景が望めます。

 そして何より助かるのは、BTSチョンノンシー駅まで歩いて10秒と掛からないアクセスの良さです。駅のホームから部屋が見えるほど近く、多少の雨なら傘要らずという絶好のロケーション!

 次回からこのホテルで決まりですね。 


THE HERITAGE BANGKOK
 住所:198 Soi Narathivas 3 Narathivas Road, Silom Bangrak  Bangkok
 Tel: (+66)2-235-2888
 URL:http://www.theheritagebangkok.com/  

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October 30, 2009

№1141 カメラの故障と電池切れ

  ウル・トゥンブロンの熱帯雨林
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 タイには、いつも2台のカメラを持参します。廉価なコンパクトなデジカメと10倍ズームが可能な中型機の2台です。街歩きには小さな方をズボンのポケットに入れて、面白そうな被写体を見つけては気ままにシャッターを押します。

 そして遺跡観光などには、中型カメラをリュックに入れて出掛けます。ちなみにこちらの方は電池式。思ったより早く電池が消耗するので、予備の電池を日本から多めに持っていきます。
 ところがこの中型機、今回ブルネイで故障してしまったのです。カメラ自体は作動するのですが、モニター画面が真っ暗になって、写せなくなりました。数年前に買ったカメラで、もう寿命なのかもしれません。それがウル・トゥンブロン国立公園のエコツアーに参加した時のことで、これから本番という場面で何ということ。写真が撮れない緊急事態です。

 一方の小型のデジカメは充電式。中型カメラが故障した以上、こちらに頼るしか方法がありません。しかし、間の悪いことにバッテリーの表示が残り少ないことを示しています。どんどんシャッターを切るのではなく、ここぞという場面にしか電源を入れられない状況です。
 ブルネイ観光のメインイベントで、写真が存分に撮れないとは・・・

 充電式の小型カメラ、これまではバンコクの定宿のホテルで充電していました。古いホテルのせいか、室内には100Vのコンセントがあって、変圧器やアダプターなしに充電できていたのです。ですから変圧器などは持っていないのです。
 でも、ここブルネイでは当然のごとく、ホテルのコンセントは200Vのみ。コンセントも3つ穴タイプなので充電できません。ということは残り少ないバッテリー電源で残りの日程を賄うしかないという、心細い状況に陥ってしまいました。こんな時に中型カメラが故障するとは、全くの想定外の事態です。トホホ・・・

 何とかブルネイ滞在中は、小型のデジカメのバッテリーが辛うじて生きてくれました。バンコクに戻ってのことです。今回の宿泊先は、いつものスイスパークではなく、BTSチョンノンシー駅前の「ヘリテージホテル」。昨年オープンしたばかりのホテルです。もちろん室内のコンセントは200Vのみで、100Vはありません。

 いよいよバッテリーも残量0です! その上、携帯電話も電池切れになってしまいました。予備のバッテリーは持っていません。

 この話をバンコク在住の方に話をすると、 「今時のデジカメや携帯電話は、200Vでもコンセントに差し込むことができたら、そのまま充電できるはずですよ」とのこと。確かにアダプターを見ると240Vまでという表示があります。
 早速ホテルのコンセントに繋いだら、問題なく充電完了。

 「これって常識・・・」と知らなかった自分の無知を恥じた次第。でもこれで一つ賢くなりました(苦笑)

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October 16, 2009

№1134 バンコクで眼鏡を新調

      東京メガネの外観
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 09年8月、眼鏡を新調しました。日本よりもバンコクの方が安い、と聞いて買ったのが4年前のこと。前回と同じスクンビット通り、プロンポン駅にほど近い「東京メガネ」にお世話になりました。

 永らくコンタクトレンズ派だったのですが、4年前に購入した眼鏡が軽量タイプで、一日中掛けていても疲れないため眼鏡派へ。その後も同店にはバンコクに行く度に、クリーニングのために立ち寄っていました。
 しかし、レンズに少し傷が入るなど流石に古さを隠せなくなり、買い換えることにしたのです。

 いくつかフレームを見せてもらい、お気に入りのタイプを探します。今ひとつ、ピンとくるものが見つからないなあと思っていると、店長が薦めてくれたのが、サングラス兼用のスポーツタイプのフレーム。小さな磁石が、両方の「つる」の根元に埋め込まれていて、そこにサングラスのフレームを重ねて載せるという仕組みです。
 その分、少し重くはなりますが、ゴルフや車の運転にはとても便利。度付きサングラスとしても使えます。この優れもののフレームで決まりです! 

 フレームが決まったら次は視力検査。結果は前回と同じでホッとしました。度が進んでなくて一安心。レンズを加工して、翌日には出来上がるとのこと。

 さて気になるのは価格です。フレームは日本製、レンズも日本の大手メーカーのもの。定価11900バーツのところ、10%OFFで10710バーツ。
 後日送られてきたクレジットカードの請求額は、30104円でした。おそらく日本で同じ眼鏡を買った場合、4.5万~5万くらいするのではないでしょうか。店長の話によると、日本のメーカーがタイで生産しているため、レンズが安価なんだとか。

 併せてVATの手続きをしてくれました。タイへの旅行者は、タイ国内で購入した合計5,000バーツ以上の買物について7%の税金(Value-Added Tax)分を、帰国時に空港で払い戻してもらうことができるのです。払い戻し額は750バーツ(約2000円)と、ばかになりません。
 ところが何を考えていたのか、VATのことをすっかり忘れてしまい、申請しないまま帰国してしまったのです。とほほ・・・

 しかし、ゴルフ・ドライブではとても重宝しています。もしバンコクに行かれることがあったら、眼鏡もショッピングのリストに入れてみてはいかがでしょうか。

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October 10, 2009

№1131 BTSの車内は携帯ばかり

広告のカラーリングが鮮やかな車体
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 今やバンコクの足として欠くことができないBTS。開業間もない頃は、ガラガラで冷房がやたら効き過ぎていましたが、最近はいつも混み合っている車内です。座れることは滅多にありません。

 シーロム線は、サパーンタクシン駅からチャオプラヤー川を渡ってウォン・ウィアン・ヤイ駅まで延伸されましたし、スクンビット線もオンヌット駅の先を延長工事中です。道路から見上げるとほとんど完成しているように見えますが、開業は予定よりかなり遅れているようです。まあタイのことですから、遅延するのは当たり前ということでしょうか。

 さて最近のBTS車内で気になること。それは、やたらと携帯電話で話す姿が目に付くことです。
 乗車したのは午前10時前、この日はたまたま空いていた車内で座ることができました。ところが、反対側の座席の8人中、3人も携帯で電話中です。周囲を気にする訳でもなく、手短に話している風でもなく、タイ人の若者たちは携帯で会話を楽しんでいます。それも移動中の車内でも聞こえるくらい大きな声です。もっとも何をしゃべっているのか、タイ語ですから分かりませんが・・・

 タイ人はBTSの車内で携帯電話を掛けるのは、普通のことなのでしょうか? 
 日本でもバスや電車の中で携帯電話で話す人がいない訳ではありませんが、長々と会話する人はそういません。日本人の場合、メールが主体という事情があるにせよ、その光景には、びっくりしました。

しかし調べてみると、意外なことに公共交通機関の車内での携帯電話の会話を自粛するよう呼びかけている日本は、世界でも稀な国だということが分かりました。その理由は、他の乗客に迷惑だったり、ペースメーカーなどの医療機器に影響を与える可能性があることが考えられますが、明確な理由ははっきりしないということも。
 一番の理由は、公共のマナーに反するということだと思うのですが。
 
 ということは、日本が例外的な存在で、タイの方が世界では一般的ということ? つまり、タイでは車内の携帯電話での会話は普通の光景で、他の乗客も迷惑と思っていないということですかね・・・

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September 20, 2009

№1121 トンローの大連飯店

 あっさり味で食べやすい大連飯店
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 09年4月、ラオス・ルアンパバーンからバンコクに戻ってきたその夜。無性に中華料理が食べたくなって、以前からチェックしていたBTSトンロー駅近くソイ40にある「大連飯店」に行ってみることにしました。
 大連出身のご主人が腕を振るう中華料理は、食べやすい味で水餃子と小籠包が自慢料理。その上値段はリーズナブル。家庭的で気取らない雰囲気で、スクンビット界隈に住む日本人の御用達なんだとか。

 日曜の夜7時ということもあって店内は満席。7つあるテーブルの内、6つが日本人の家族連れです。ここまで来たのです、待つしかありません。
 ほどなくテーブルが空き、定番の水餃子(50B)と小籠包(60B)、「むきエビとセロリ炒め(160B)」「空心菜炒め(100B)」を注文。多過ぎたかなと少し不安。
 ルアンパバーンでは屋台料理ばかりで、久しぶりのレストランでの食事、どうも落ち着きません(笑い)。独りということもあるんでしょうが・・・

 まず水餃子が出てきました。シンハビアの氷割りと一緒にいただきます。焼き餃子より水餃子派のわたし、うまい!
 皮がもっともっちりとしていた方が好みですが、でも十分にうまい。それに安い。にんにくは強くありませんし、食べやすい。10個ぺロリと平らげました。ビールのつまみに最高です。
 しばらくして蒸籠で運ばれてきた小籠包。味はいいのですが、肉汁が少なくて、ちょっとがっかり。これはなくてもよかったかも。
 
 「空心菜炒め」は中華には欠かせない一品、ホッとします。潰したにんにくの塊の食感がいいですね。唐辛子がピリリと利いていてスパイシー。ですが味付けはさっぱり。

 メインの「むきエビとセロリ炒め」。これは美味い!!
 エビがたっぷり入っています。数えてみると12匹も。さすがエビ養殖の本場だけのことはあります。セロリは少し火が入り過ぎ。もっとシャキシャキ感があった方がいい。これにもにんにくのスライスがかなり入っていますが、ほとんど気になりません。

 ところで周りのテーブルを観察していると、中国人は食べるのが早い。ビールを飲まないのもありますが、食べ終わるとすぐに席を立ちます。反対にぐずぐずしているのが日本人です。混み合っているにも拘わらず食べ終わってもなかなか店を出ようとはしません。こんなところにも国民性の違いを感じます。

 注文した4品すべて完食、満腹です。お代は490B(約1500円)。「大連飯店」また食べに来たいレストランでした。

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September 18, 2009

№1120 大混雑のチェックイン

    混雑する手荷物検査口
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 バンコクへ発つ福岡空港でのこと。09年8月23日11時45分発、タイ航空TG649便にチェックインするため、国際線ターミナルに2時間前に到着しました。
 チェックインカウンターには夏休み最後の海外旅行を楽しむ家族連れや学生、それにビジネスマンなどの長蛇の列が。最近はタイ人の姿も多くなりました。

 機内預け荷物のチェックは、それほど時間がかからなかったのですが、TGチェックインの方は、遅々として前に進みません。5つの窓口の内3つがビジネスクラス、長蛇の列のエコノミーには2つの窓口しか開けていないのですから、進まないはずです。
 これまでだとビジネス客は少なかったのですが、意外と多いのにびっくり。エコノミーの客もタイ人を始め外国人が混ざっているせいか、一組当たりの所要時間がかなり掛かっているため、ほとんど列が進みません。途中から1つ窓口を増やしましたが、それも焼け石に水。

 わたしは列の中ほどですが、後ろにはまだたくさんの乗客が並んでいます。これでは出発時間に間に合わない人も出るのではと、不安な気持ちと苛立ちが募ってきます。
 どのくらい時間が経ったでしょうか、別のカウンターが1つ、また1つと開けられました。それでようやく前へと進みだした長い列。わたしもやっとのことでチェックインしたのが、10時40分。チェックインするだけに1時間近くも要したのです。
 ホッとしたというよりも「これだけスタッフがいるのなら、初めから多くのカウンターを開けろよ!」。定刻に間に合わないと慌てて、カウンターを増やしたのです。TGのチェックイン手続きを受託しているJALさん、しっかりしてよ。まったく!

 でもここで安心していられないのです。さらに機内持ち込み手荷物検査に並ぶ長~い列が。いつもはこちらの列の方が時間が掛かるのです。しかしここは10分余りで通過しました。
 3つの検査口は以前と変わらないのですが、「携帯電話やカメラはバッグの中へ」というチェック方法の変更でスムーズに前に進んだのでした。これまでは携帯などはバッグやポケットから出して、トレイに入れてX線検査をしていたので、時間が掛かっていたのです。検査方法を少し変更しただけで、これだけスムーズになるのですから、TGのチェックインカウンターももっと改善しましょう。
 

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September 02, 2009

№1112 バンコクの両替事情

    スクンビット・ソイ11界隈
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 09年8月28日、バンコクはBTSナナ駅前にある両替商「VASU」へ。前回残っているタイバーツがあるので、必ずしも必要なかったのですが、最新の両替事情を知りたくて立ち寄ったのです。
 この日は1万円で3610バーツ、つまり2.77円/Bとかなりいい両替レートでした。わたしの記憶では、近頃では一番いいレートじゃないかと思ったほどです。

 帰国してすぐに、これまでの両替のレシートを調べてみると、やはりその通りでした。今年3月末は2.79円/Bとほぼ同じですが、昨年8月末は3.21円/Bです。
 さらに遡ると07年9月1日は3.34円/B、なんていう円安バーツ高のレシートが出てきました。これだと1万円でわずか2945バーツにしかなりません。今回と比較すると、何と665Bもの差があります。およそ20%、日本円で約2000円もの開きがあるのです。この差は大きい。

 8月31日付けのバンコク銀行の両替レートを見ると3597B。銀行はVASUのような両替商ほどレートはよくありませんが、今年7月中旬以来の円高水準になっていて、3600バーツ台に乗せそうな勢いです。
 ちなみに02年11月以降では、最高が08年12月の3856バーツ(2.59円/B)、最低は07年7月の2650バーツ(3.77円/B)となっています。この差は1206B、わずか1年半の期間にこれだけ大きな変動があったのですから驚きです。 

 (参照) http://hellobangkokthai.com/12kawase.html

 わたしのような短期旅行者にとっても円高は大きなメリットがありますが、ロングステイヤーや在留の方にとっては言うまでもありません。この日もっと手持ちの円があれば、正直なところ全額両替したかったのが本音です。しかし、あまり欲を掻いてもいけないと思いつつ、店を後にしました。

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August 13, 2009

№1102 バジルシードの運び屋

スーパーで売られているバジルシード
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 バンコクの定宿にチェックインすると、すぐに行くのが近所のスーパー。ビールと朝食代わりのフルーツの買出しのためです。他に買う物といえば、チョコレートやタイのお菓子など日本へのお土産でしょうか。それと忘れてはいけないのが「バジルシード」です。

 バジルシードはタイ原産のシソ科オシマム・カヌムの種子のことで、タイでは主にスウィーツやフルーツなどと一緒に食べる食料品として、スーパーで普通に売られています。決して栽培用の種子ではありません。実はこのバジルシード、ダイエットにも大きな効果があるのです。
 お腹の中で水分を吸収して大きく膨張し、満腹感をもたらしてくれるので過食が防止されます。その上低カロリーでその豊富な食物繊維が、腸内をきれいにするのでデドックス効果もあるのだとか。

 わたしがタイ在住の方に教えてもらって、バジルシードを食べ始めたのが4年前のこと。週に3回ほどプレーンヨーグルトとバジルシードを混ぜたものをランチにしたところ、3ヶ月で3kg、半年で6kgものダイエットに成功しました!
 すぐに太りやすい体質で減量するのに苦労していたのが、嘘のようにです。ウエストも6センチも細くなり、今までのズボンはダボダボ。その代り若い時のジーンズが、またはけるようになりました。

 4年経った現在でも体重は減ったまま、時折体重計に乗るともう少し太らないと思うくらい。これまでは痩せなければと思いこそすれ、以前のわたしには全く考えられない出来事です。今では週1回くらいしか、バジルシードを食べませんが、それでも体重は増加する気配を見せませんので、太りにくい体質に変化したのではと思っています。

 そんな体験談を友人に語ると、必ずと言っていいほど「次はいつタイに行くの? 買ってきて!」。こうやってわたしは“バジルシードの運び屋”と化すことに。
 1個20バーツ(約60円)以下と安いので価格は気にならないのですが、100g入りを10個つまり1kgにもなります。レジ袋がずっしりと重い。重くなったスーツケースを日本まで持って帰る運び屋稼業も楽ではありません(苦笑)

(PS)その後、バジルシードをあげた数名の友人、知人からお通じが良くなったとは聞きますが「痩せたよ」という報告がないのはどうしてでしょうか?・・・
 

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August 09, 2009

№1100 オムレツの朝食

    いつもの朝食メニュー
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 バンコクでの定宿のスイスパークホテル、なんの変哲もないビジネスホテルという風情ですが、BTSへのアクセスの良さとリーズナブルな料金が気に入っています。

 朝食はスーパーで買い置きしたマンゴーやザボンなどを食べた後レストランへ。普段は気にも留めていないのですが、白人のシニア男性とタイ人の若い女性のカップルが目に付きます。早朝からそういうホテルだと気付かされてしまう訳です。
 あと気になるのが、スタッフがかなり入れ替わっていること。新顔がかなりいます。聞くところによると、経営者が代わって改修工事も予定されているらしく、その影響なのでしょうか・・・

 さて、ここではビュッフェスタイルの朝食ですが、いつもいただくのは米麺のバーミーナム。細麺から幅広麺、時にはヒスイ麺まで好みの麺を注文し、その場で作ってもらのがお決まりコース。青菜やもやしをトッピングし、そのシャキシャキ感やあっさりスープに絡んだ米麺が、いかにもタイの朝食です。
 他にサラダやコーヒーを取るともう十分なボリューム、他のタイ料理、洋風料理に手を付けることはほとんどありません。

 他の宿泊客がよく頼んでいるのがオムレツです。何泊かしたある朝、初めてオムレツをお願いしてみました。ピーマンとオニオンを入れてもらったオムレツは、少し火が入り過ぎているもののまずまずの味。バターが多めで濃い味に仕上がっています。決して嫌いな味付けではありません。
 時にはオムレツもいいかなと思いましたが、しかしここはタイ・バンコク。やはり朝食はバーミーナムで決まりです。

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August 07, 2009

№1099 2バーツのネットカフェ

    ホテル近くのネットカフェ
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 バンコク滞在中は毎朝、ホテル近くのネットカフェに通います。海外にパソコンを持参しない私にとっては、メールチェックやインターネットからのニュースは唯一の情報源。早朝少なくても1時間は、ネットカフェで過ごすことになります。

 行きつけはアンバサダーホテルのアーケードにあるネットカフェ。朝8時から開いているので助かりますが、スタッフが遅刻してくるのは日常茶飯事、9時になってもクローズのままということがよくあります。
 そこで近くの路地に見つけたもう1軒のネットカフェ、ここは7時半開店。ちゃんと時間通りにオープンしているようなので、最近はこちらに鞍替えしています。こじんまりした店内ですが、マシンの速度が速くて快適ですし、椅子もゆったりしていて疲れません。あっという間に1時間経ってしまいます。

 ところが09年4月初めに行ったところ、料金が値上がりしていたのです。これまでの1分1バーツが、2バーツになっていました。1時間で60バーツが、倍の120バーツ(約360円)という計算です。前に通っていたアーケード内のネットカフェも同じく2バーツに値上げしていました。どうもこの界隈は1分2バーツというのが、相場になってしまったようで困ったものです。

 まぁ1時間で120バーツでもいいのですが、いざパソコンに向かっていると、どうしても時間が気になって落ち着かないのです。ゆっくりとメールを書いている気分になりません。貧乏性かもしれませんが、バンコクの物価を考えたら1時間120バーツは、やはり高過ぎます。
 ちなみにタイムズスクウェアの2階にある大きなネットカフェは、1バーツのまま値上げしていません。ただし9時オープンなのと、定宿から遠いのが難点。さてどうしたものか・・・
 不便ですが早朝はホテル近くのネットカフェでメールチェックだけ短時間で済ませて、昼間にタイムズスクウェアなど安いお店でゆっくりと過ごすしかなさそうですね。

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July 26, 2009

№1093 映画館の中は冷蔵庫?

プロンポン駅に直結したエンポリアム
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 バンコク滞在の最終日、それも午後から深夜便までの過ごし方について。つまりホテルを午後2時にレイトチェックアウトし、空港に向かう10時までの時間のことです。
 チェックアウトする前に、シャワーを浴びて着替えを済ませます。深夜便で翌日帰国するまでお風呂に入れないからです。その後はできるだけ汗をかきたくないのが本音。決して暑い外を歩き回るようなことはしません。冷房が効いたレストランやショッピングセンターなど、室内にいるのが一般的。独りでの過ごし方として、とりわけ最適なのが映画を観ることです。

 09年4月、エンポリアム内のシネコンで映画を観ました。タイトルは「NEW IN TOWN」というラブコメディです。主演はあの「ブリジット・ジョーンズの日記」で一躍スターになったレニー・ゼルウィガー。でもこの映画、まだ日本では公開されていません。
 今スクリーンにかかっている数本の映画の大半は、スリラーやアクションものばかり。他に面白そうなのはないし、彼女の映画なら外れはないだろう、それにラブコメなら害はない。ということで決定。夕方6時15分からの上映で、料金は140B(約420円)です。料金表示は120Bとなっているのに、なぜか140Bの請求。まあどうでもいいのですが・・・

 チケット売り場やロビーが蒸し暑いのとは対照的に、館内は冷蔵庫並みに寒い! もちろん長袖持参ですが、覚悟して観ないといけません。 
 予告編を延々10本ほども見せられます。それもスリラーやホラー系ばかり。タイ人のホラー系好きにも程があるというくらいです。長い予告編に引き続き最後は、お決まりの「国王賛歌」。その映像が流れると同時に、観客全員が起立! ここで立たないと不敬罪に問われることも。

 映画の出来は凡庸でしたが、舞台はアメリカ・ミネソタ州の片田舎の町、ストーリーは厳寒の雪景色をバック繰り広げられます。ただでさえ寒い館内に加えて、スクリーンの冬景色ですっかり体の芯まで冷え切りました。まぁ、汗をかきたくないという所期の目的は達成できたのですが(笑い)
 ここはソムタムやチリを効かせたタイ料理で体を温めるしかなさそうです・・・

 上映後、スクリーンの外へ出て長袖を脱いでいると、掃除のおばちゃんが私を見てにっこりを微笑みました。「あんた、よく分かっているじゃないの」みたいな笑顔で。

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July 24, 2009

№1092 1年ぶりの地下鉄

     地下鉄の改札口
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 09年3月末バンコクに到着したその日、1年ぶりに地下鉄に乗りました。スクンビット駅からサムヤーン駅まで、運賃は25B(約75円)です。
 これまでルンピニのナイトバザールに必ずと言っていいほど行っていたので地下鉄を利用していましたが、最近はすっかりご無沙汰。マンダリンホテル近くのシーフード料理レストラン「燕酒家」での夕食のためにサムヤーン駅まで乗った時のことです。

 BTSナナ駅からアソーク駅、そして地下鉄スクンビット駅へと乗り継ぎますが、ホームに着くと同時に、BTSも地下鉄とも列車のドアが閉まったばかり。 「いつも乗り遅れる」ジンクスは、今も健在と思い知らされます(苦笑)。
 地下鉄は夕方のラッシュ時でかなりの混雑。BTSもそうでしたが、開業当初は冷房が効きすぎるくらいにガラ空きだった車内が、今や座るのも難しいくらいに混み合っています。

 美味しいシーフードをいただいての帰りの地下鉄。サムヤーン駅で切符を買おうと窓口に行くと、乗客の長い列ができています。なのに開いている窓口は1つだけ。窓越しに3人の男性スタッフが見えるにも拘わらず、別の窓口を開けようともしません。雑談している様子にストレスが溜まるばかり。
 日本のスーパーなんかだとお客さんの列が出来始めたら、すぐに別のレジを開けるのは当たり前のことですが、タイでは無理な話のようです。

 一緒に居た在バンコクの方の話によると、地下鉄に限らず銀行など何処に行っても同じことだとか。 「上司が命令しないと動かない。自らは動かない」。それがタイ社会のシステムなのです。
 バンコクに着いた早々で、まだ日本からタイへ意識が変わっていないわたし。 「ここはタイなのだからゆったりと。怒らない怒らない。マイペンライ・・・」

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July 14, 2009

№1087 タイ人の日本旅行熱

 パラゴン横のジャパンフェスタ2007
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 タイ人が親日的だとよく聞きますし、そう思います。街中を走っている車はトヨタやホンダ、ピックアップトラックはいすゞ、そしてJ-POPから日本の漫画やアニメに至るまで日本文化は、すっかりタイに定着しています。
 とりわけ若者の日本のポップカルチャーへの関心度は高く、日本のアニメやゲームのキャラクターに扮するコスプレショーやJ-POPに合わせて踊るダンス・コンテストなどが開催されているほどです。
 またバンコクのダンス・コンテストで優勝したユニットが、そのご褒美として今年5月の「博多どんたく」のパレードに招待されていました。

 そんな中、6月下旬の西日本新聞に「タイ人仰天 九州旅行記」という記事が目に留まりました。

 日本旅行が大人気のタイの書店には日本の観光ガイドブックがずらりと並ぶ。その一角で見つけたのが日本語のタイトル「九州、あなたと私」。ページをめくると、キャナルシティ博多、屋台、由布院・・・。なじみの写真が満載のタイの女性ライターが書いた九州旅行記だった。

 著者のバーリダー・ピンパコーンさん(30)は、京都で日本語学校に通った3ヶ月も含めこれまで4回訪日している。
 うち1回が06年12月の九州旅行。友人と福岡、長崎、熊本、大分の4県を2週間かけて回った。その体験をまとめ昨秋、タイ人向けに出版したのが、今回の著書(170B=約490円)。

 大分県・由布院での温泉初体験、長崎原爆資料館での衝撃、高くて大仰天した屋台の値段、旅館の大浴場に酔っぱらった男性が入ってきた事件・・・
 楽しくハプニングもあった道中を日記風につづった。自分で撮影した写真や集めた記念スタンプ、手書きの地図もふんだんに掲載。観光名所やレストランの身に情報も付けた。
 九州に足を運んだきっかけは「福岡がアジアナンバーワンの注目都市」との雑誌記事を目にしたことだった。 「福岡は大都会、長崎は異国情緒、大分は自然たっぷり。どの町も個性的でした。どこがナンバーワンといった順位付けには意味がないと思いました」

 今年9月から1年間、日本に留学するバーリダーさん。「日本に行ったら、村上春樹さんの最新作『1Q84』をぜひ読みたい。出来れば九州もまた訪ねてみたいです」(記事抜粋)。

 さて今年4月初め、バンコクからの帰国便は満席。それもタイ人乗客がすごく多いのにはびっくりしました。これまでにないことだったのです。しかしこの記事を読んで「なるほどね」と合点がいきました。
 次回バンコクに行った時、本屋さんでこの本を手にとってみることにしましょう。

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July 04, 2009

№1082 バンコクのホテルのプロモーション

  バンヤンツリー屋上からの夜景
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 大都会バンコクにはオリエンタルといった高級ホテルからカオサン通りのゲストハウスまで、数多くのホテル、サービスアパートなどの宿泊施設があります。滞在スタイルやロケーション、予算に応じて自分に適ったホテルを簡単に見つけることができることでしょう。

 わたしの定宿は、BTSナナ駅近くのスイスパークホテル。リーズナブルな価格とナナ駅まですぐに歩いて行けるロケーションの良さで気に入っています。
 しかし、老朽化しているのと経営が変わったらしく、この8月から改装工事に入り10月にはブティック・ホテルに衣替えするのだとか。となると宿泊料金もアップするのでしょうね。気軽に泊まれなくなるのは困るのですが・・・

 さて次回のバンコク行きの計画を立てようかと、いつも利用しているホテル予約サイトを開いてみると、びっくりしました!
 スイスパークのような格安ホテルはおろか、サービスアパートや5ツ星の高級ホテルに至るまで、特典付きやプロモーションが花盛りだったのです。
 たとえば、バンヤンツリーやミレニアム・ヒルトンが1万5千円以下、最上階63階にあるオープンエアーの地中海レストラン「SIROCCO」で有名なステートタワーは、なんと約1万3千円。ここからの絶景の夜景を楽しむには、いいチャンスです。さらにフォーシーズンズも2万5千円からと、どのホテルに泊まっていいのか迷うくらい。

 ちなみに我がスイスパークは、改装中とはいえ3500円と情けないくらいに安い。工事の騒音などもあるでしょうから、今度は違うホテルを利用してみようかと思案中です。安くてアクセスのよいブティックホテルなんかもいいかもしれません。いくつかのサイトで検索して、お気に入りのホテルを探してみるつもりです。

 タイでは政情不安に世界的大不況、それに追い打ちを掛けるような新型インフルエンザと、このところタイ観光に逆風が吹き荒れています。観光業界やホテル業界は、まさに青色吐息の様相を呈していることが、このプロモーションの数々から容易にうかがい知れるというもの。
 先日は、観光客が激減して暇になったアユタヤの観光用の象たちをパンダのように白黒に塗って、“客寄せパンダ”ならぬ“客寄せゾウ”のニュースが流れていたほどですから。 

 逆にいつもは高根の花の高級ホテルに格安料金で宿泊できるチャンスでもあります。絶景夜景を楽しんだり、プールサイドで読書をしたりと、バンコクで優雅なホテルライフもいいですね。そうなると新しい水着を買わないといけません(笑い)

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June 24, 2009

№1077 怪しいタクシー運転手

   サングラスの怪しい運転手
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 トラブルでは話題に事欠かないバンコクのタクシーです。

 09年4月2日、ラオス・ルアンパバーンへ移動するためにバンコクの定宿からスワンナプーム空港まで、タクシーに乗った時のこと。
 朝8時半にホテルをチェックアウトし、スタッフにタクシーを呼んでもらいました。サングラスをかけた30代の運転手、いかにも怪しげな風体、英語でよくしゃべりかけてきます。もちろんメーターを倒したことを確認。“よくしゃべる”運転手ほど危ないというのが、これまでの経験則なのですが・・・それは親しげにして安心させようという魂胆だからです。

 スクンビットソイ11から高速道路に乗ろうとすると、直接スクンビット通りには行かずに、一方通行の狭い道をぐるっと回ってソイ3経由というのが一般的なルートです。朝の通勤ラッシュを見越して早めに出発して正解。やはりソイ3はすごい渋滞で混んでいます。
 9時やっとのことで渋滞を抜けだし高速へ。高速でも交通量が多いものの車の流れは順調です。この間も頻繁に話しかけてきますが、適当に受け流す私。
 
 高速に入って5分ほど走ったでしょうか、ふとメーターに目を遣ると、赤の料金表示が消えて、現在料金がいくらなのか分からなくなっています。いつの間にかメーターのスイッチがOFFになっているのです 。「つ いに来たか! やっぱり怪しいこの運転手」という感じ。わざとメーターの電源を切っているに違いありません。
 冷静に「メーターがOFFになっているけど」と言うと、急に気がついたような素振りで、メーターをあちこちチェックしますが、正常に戻るはずもありません。お客に分からないように、どこかで断線するように細工しているのでしょう。まったくタチが悪い。

 ここで運転手「お客さんメーターの故障だ。空港からバンコク市内まで乗った時の料金と同じにするよ。350Bでどうだ?」。
 「冗談じゃない。高速料金込みの300Bだ。いつもこれ以内しかかからない」
とわたし。運転手は何度か350Bを要求しますが、断固として拒絶すると、やっとあきらめました。
 なめているといるというか、メーターの電源を切って高い料金を要求するのが常套手段なのでしょう。わたしとしては初めての経験です。もしものことがあるので、窓外の景色を撮る振りをして、ルームミラーに映った運転手の顔を念のために撮っておきました。

 9時25分、空港に到着。きっちり300B無言で渡したのは言うまでもありません。みなさんもメーター表示からくれぐれも目を離さないように。メーターを倒したからといって安心はできませんので(苦笑)

(教訓)「よくしゃべりかけてくる運転手ほど怪しい」

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June 06, 2009

№1068 エンポリアムの食堂街

  フライドチキンと定番のソムタム
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 バンコク滞在中、ぶらっと立ち寄るのがエンポリアム。とりわけよく行くのが、映画を観たり一人で食事する時です。 

 09年4月6日バンコクでの最終日、深夜のフライトで帰国する前に、最上階にあるシネコンで映画を観ることにしました。チケットを買って上映時間までしばらくあります。

 一旦下の階に降りて、食堂街をのぞいてみると、熊本の「桂花」ラーメンを見つけました。その昔東京で、懐かしい九州のとんこつラーメンを食べたさに新宿店に通ったことがありますし、福岡に戻ってからも熊本に行く度に、市内の本店で食べたもので、さらに生ラーメンをお土産に買って帰り、家庭でも楽しんでいたお店です。

 この「桂花」ラーメンが、バンコクに出店したことは、フリーペーパー「DACO」の235号(08年2月)で紹介されていたので知ってはいたのですが、確かサイアム・パラゴンとソイ・トンローの2店だったはず。いつエンポリウムに出店したのでしょう? 滅多にこの食堂街まで入らないので気付きませんでした。
 時間はそろそろ夕方近く、食べたいのは山々ですが、どうしても食べないといけないのが「ソムタムとガイヤーン」。今回はまだ食べていないので、映画を観終わってフードコートでいただく算段なのです。ここは帰国してからということで。

 ところで熊本の同店のホームページの店舗一覧には、バンコクのお店のことが載っていません。なぜでしょう不思議ですね・・・

 土日になるといつも家族連れなどで込み合っているこの食堂街、他にも和食をはじめ、韓国料理に中華、タイ料理はもちろんのことインドやベトナム料理、メキシコのタコスまで各国の軽食堂が並んでいます。特にインド料理やベトナム料理は美味しそう。見れば値段も手頃です。
 いつものフードコートじゃなくて、時にはいいかもしれませんね。次回の楽しみにしておきましょう。

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June 04, 2009

№1067 格安通話サービス「Thook Dee」

      BTSナナ駅周辺
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 日本語フリーペーパー「DACO」261号の特集記事「バンコク生活きほんのき」からです。その中の「国際電話の『き』」というコーナーに、「Thook Dee」の文字が目に留まりました。
 以前235号で、インターネット国際電話サービス「Thook Dee」のプロモーションが、紹介されていたことを憶えていたからです。

 国際電話プリペイドカードの「Thook Dee」カードを使うと、ダイヤル直通でかけるよりも さらに安くなるというものです。「Thook Dee」のホームページを開くと、日本へ電話をする場合、固定電話へは1分1バーツ(約3円)、携帯電話からは1分6バーツとあります(プラス国内のアクセスポイントへの通話分)。001のダイヤル直通ですと1分20バーツもしますから、確かに安い!
 235号のプロモーションでは1分2バーツとありますので、さらに安くなったようです。

 「Thook Dee」カードは、コンビニなどで100バーツ、300バーツ、500バーツのカードを購入して利用する仕組み。B25、Power Buy、BIG-Cなどでも買えるほか、ネット上でも購入可能です。
 有効期限は、最初の使用から100、300バーツが180日間、500バーツが360日間ですから、短期間の滞在者ですと、どのくらい通話するかを考えて購入しないといけません。
 あと、暗証番号や相手先の番号を含めると40桁近くも、ボタンをプッシュしないといけないため、公衆電話ではなくて、自宅やホテルの部屋など落ち着いて掛けられる場所がお勧めとか。

 タイから日本へは、このところドコモの海外ローミングを利用していますが、日本からの電話もそのまま受信できて便利な反面、料金が高いのが欠点。
 その点100バーツの「Thook Dee」カードでも、かなりの時間通話できるので、一度お試しに買ってみることにしましょうか。

詳しくは、www.thookdee.com

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May 25, 2009

№1062 3年ぶりのTG その2

   あられをつまみにビアシン
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その2
 天気晴朗なれど、いつもはよく見える雲仙がかすかに望める程度です。12時04分、天草あたりから、眼下は雲のじゅうたんと変わり、この先ずっと東シナ海上空は白い雲が切れることがありませんでした。

 2時間時計を遅らせてタイ時間に合わせます。離陸後20分ほどで、ドリンクサービスが始まりました。迅速なサービスです。ビアシンをもらって早くもタイ気分に。ただおつまみは日本のあられですが。
 機内食のメニューがないので、ついでに聞いてみると「チキンか魚」とのこと。チキンをリクエストしたら、最後尾の座席に拘わらず、一番先に持って来てくれたのは嬉しいサービスです。
 見ていると2班で食事のサーブしていて手際がいい。これだと後方の乗客もあまり待たされることはありません。以前よりサービスが迅速で、よくなった気がします。拍手!!
 ただどうも事務的な感じで、笑顔や愛想がないのは残念なところです・・・

 やはり近くの乗客は、魚料理しか残っていない模様。
 チキンは「竜田揚げにレモン餡かけ」、日本そばに玉子焼きや竹の子の煮物、それに味ご飯と意外に和風メニューです。白、赤ワインそれぞれもらって飲み比べ。赤は、まあ普通ですが、白の方が甘からず辛からず、なかなかいけます。
 食べ終わったら、お決まりのジントニックです。レモンじゃなくてライムがいいなぁ。やっぱりジントニックは、PGの方が美味しい! とかなんとか言いながら、3~4杯飲んでしまいました・・・

 14時07分、雲の合間からベトナムの海岸線が見えます。GPSはバンコクまで後1時間半と表示。今日は5時間半のフライトと、いつもより長い。
 ようやく雲が切れ、インドシナ半島の大地が眼下に。雲は夏雲に変わり、いかにも暑そうです。14時58分、スワンナプームは気温31度とアナウンスが「本当なの?」というくらい、大地は暑く感じます。
 既に高度を下げ始めていますが、再び雲中へ。空港に近づくにつれて雲が厚くなり、機体が大きく揺れます。下はスコールかもしれません。

 バンコクも霞んだ空から15時23分、スワンナプーム空港に無事着陸しました。5時間掛からない時もあるのに、5時間40分と長時間のフライトでした。
 ボーディングブリッジから直接ターミナルビル、そして入管へ。入管は3~4人の列と混んでいません。14時40分、スムーズな入国です。

 さあ、バンコクとルアンパバーンの旅が楽しみです。

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May 23, 2009

№1061 3年ぶりのTG

      A300の機内   
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 09年3月31日、福岡は快晴、国際線ターミナルから見える「博多の森」が桜色に染まって美しい。まさに春爛漫です。日本で一番最初に開花し、満開になった桜に見送られてバンコクへ。

 11時45分発、タイ国際航空TG649便、3年ぶりのTGです。この間ずっとバンコクエアウェイズ(PG)を利用していましたが、昨年秋PGの福岡線休航に伴って唯一の直行便であるTGに搭乗することになりました。

 9時45分チェックインし、最後尾に近い座席をリクエスト。乗客は160人と80%の搭乗率です。新学期が近いせいか学生の姿は少ない代わりに、大きなゴルフバッグ持参のシニア男性グループが目につきます。
 TGのマイレージカードをチェックイン時に出すと、わたしの格安チケットにはマイレージが付かないとつれない返事。もっと安かったPGのチケットはちゃんと付いたのに、「タイ航空のケチ!」と思わずつぶやいてしまいました。いつ貯まるともしれないマイレージを当てにしてませんので、もっと安いチケットを探さねばと改めて思った次第。その都度安い方が、現実的です。

 10時20分、やっとのことで手荷物検査を通過。午前中は出国ラッシュで、30分も掛かってしまいました。3つしかない検査口がネック。何とかしてよ。
 出国審査はスムースです。
 
 TG659便、機材はA300。外観のカラーリングは最近のものですが、機材は決して新しくありません。スクリーンは大きなものが2ヶ所ほどあるプロジェクター式、PG機のように2~3列毎に小さな液晶モニターがあるタイプが見やすいのですが。わたしの座席からは遠いスクリーン、これではせっかくの映画「マダカスカル2」を楽しめません。
 その上、なぜかイヤフォンから音が流れなくて、音楽も聴けない始末・・・やはり福岡線はローカル路線だから仕方ないですね(苦笑)

 スクリーンのGPS画面に、バンコク-福岡間 3720㎞、飛行時間5時間、高度36000フィートの表示。
 11時39分、駐機場から動き出し、風向きが変わったのか北向きに離陸するようです。11時49分、離陸。バンコクへ向けて、春霞の空へ飛び立ちました。

つづく

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May 11, 2009

№1055 BTSシーロム線延伸

なぜか鯉のぼりのカラーリングのBTS
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 09年5月1日、日本語フリーペーパーDACOのHPからです。

 「バンコク都庁によると、BTSシーロム線の延伸区間の試験運転を3月より開始しており、5月15日から正式開業する予定だそう。延伸区間はサパーン・タークシン駅からチャオプラヤー川を渡って西に進み、トンブリー側ウォンウィエン・ヤイ駅までを結ぶ2.2km。
 なお、開業より8月12日までの3カ月間は延伸区間の運賃は無料にし、それ以降は通常区間と同じ運賃体系を適用する計画です」

 以前から工事が進んでいたシーロム線の延伸区間、やっと開通するんですね。開業によってチャオプラヤー川を渡ってトンブリ側まで、直接BTSで行けるとは大変便利になります。これまでは川の渡し船に乗らないといけませんでしたから。ただその分、風情がなくなるのかもしれませんが・・・
 
 ウォンウィエン・ヤイといえば、ここを始発駅にしたローカル線があって、漁港のマハチャイが終着駅です。マハチャイには新鮮な魚介類を中心にした大きなマーケットがありますし、もちろん美味しいシーフード料理もいただけます。
 約1時間のローカル線の旅とシーフード料理。今回のBTS延伸で、またマハチャイに行ってみることにしましょう!

 ところで、もう一方のBTSスクンビット線の延伸について。スクンビット線では、現在の終点オンヌット駅からベーリン駅まで4駅の延伸工事中ですが、調べてみると2011年の開業予定とのこと、こちらも待ち遠しいですね。

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May 09, 2009

№1054 燃油サーチャージ ゼロに!

  タイ国際航空機 福岡空港にて
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 もう読者のみなさんもご承知のことと思いますが、国際線の燃油サーチャージがゼロになるというニュースです。5月7日の朝日新聞の夕刊で読んだのが最初で、TVのニュースなどでも大きく報道されています。

 8日、西日本新聞の朝刊からです。
 日本航空と全日本空輸は7日、国際線航空運賃に加算される燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)7~9月発券分について、ゼロにすると発表した。
 2005年初めに国際線にサーチャージを導入してから初めてのゼロになる。基準となる燃油の直近3ヶ月の平均価格が1バレル=60ドルを下回ったための措置。夏休みの書き入れ時に、サーチャージをゼロにすることで海外旅行需要増に期待する。

 次は、テレビ朝日のネット配信です。
 今年2月から4月の3カ月間の航空燃料の平均価格は、1バレルあたり55ドル08セントでした。日本航空や全日空では、事前に平均価格が60ドル以下になれば燃油サーチャージを廃止すると決めていて、7月1日以降に発券される航空券から3カ月間は廃止を決めました。今後、急激な価格高騰があっても、3カ月後の次の見直し時期までは取らないということです。最も燃料が高騰した去年秋には、欧米への路線で片道3万3000円が運賃とは別にかかっていました。 (以上抜粋)

 「燃油サーチャージがゼロ」まさに朗報です! ゼロになるのは、4年6ヶ月ぶりのこと。ずっと燃油サーチャージが加算されるのは当り前になっていましたから、無くなると何だか喉に刺さった魚の小骨が取れたようで、スッキリした気分です。今年3月末の発券チケットには、バンコクまで、まだ10300円掛かっていましたから、本当に助かりますね。
 
 ぜひ7月からの3ヶ月間に、次回のタイ行きを計画したいと思っていますが、心配なのがこのところの「新型インフルエンザ」の動向です。同じ8日朝刊の1面トップに、世界保健機関(WHO)は世界的大流行(パンデミック)の正式認定となる警戒水準(フェーズ6)への引き上げの是非をめぐり、感染状況の分析を精力的に続けた、とあります。
 今後の状況について、大変気がかりなところですが、夏休みあたりまでには沈静化して欲しいと願うばかりです。

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May 03, 2009

№1050 バンコク生活のきほんの「き」

   スクンビット・ソイ35界隈
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 バンコクの日本語フリーペパー「DACO」、現地の最新情報が豊富で重宝します。しかし在留邦人に人気のせいか、なかなか手に入りません。巻末の地図に配布場所が載っているのですが、タイミングが悪いのか、いつも在庫切れしていることが多いのです。

 ところが09年4月、たまたま立ち寄ったお店に運よく1冊残っていたのでいただくことに。3月20日発行の261号、まず気が付いたのは、雑誌の大きさが変わっていたことです。これまでのスリムなタイプから、何版というのか分かりませんが、大きくなって週刊誌風に。そして紙質も良くなって、より上等にモデルチェンジしていたのです。

 どちらかというと、これまでのスリムな紙面の方が、手に持って歩くにも便利で好みだったのですが・・・

 それはさておき、同号の特集記事は「バンコク生活のきほんのき 2009」(これだけは!の生活必需情報)というもの。この時期、転勤などで移動の季節を迎え、初めてのバンコクライフを満喫するために生活基本情報を届けようという企画です。

 物価の「き」に始まり、地理、交通、住まい、携帯電話、国際電話、銀行、健康管理の「き」まで、まさに新天地での生活基本情報が、コンパクトに分かりやすくまとめられています。
 最後には、緊急時の対応などの大使館情報まで、とても親切です。さすがに09年版には「王宮周辺や首相府などで大規模集会やデモが行われることがありますが、絶対に近づかないこと」とあります。

 また、いつもトラブルに遭うタクシーの乗り方や注意点を、きちんとアドバイスしているのはいいことです。そして面倒そうな銀行口座の開設やATMの利用案内もあります。
 それに医療機関や各種保険の情報は、初めてバンコクに暮らす人にとっては、ありがたいですね。

 ちなみに262号はちなみに262号は「ググッと行動を広げよう」編。知っておけば、より楽しく充実するのでは? という情報を集めているそうです。駐在やロングステイヤーの方ばかりではなく、旅行者の方も目に留まったら、ガイドブック代わりに活用できて便利ですよ。

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April 27, 2009

№1047 新オフィスへの移転

    明るい雰囲気のオフィス
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 09年4月、バンコクの日系人材派遣会社「パーソネルコンサルタント(タイランド)株式会社」を訪問しました。これまでのオフィスは、BTSアソーク駅から徒歩7、8分のところにあるサーミット・タワービルでしたが、アソークの交差点角に建つ「interchange」ビルに移転された初日の6日に、お邪魔した次第。

 同社では人材登録した若いタイ人を対象に教育研修の一環として日本語教室を運営し、現地に進出している日系企業への就職を支援しています。この教室で以前日本語を教えていたSさんの教鞭ぶりを見学させていただいたのが、同社とのご縁の始まりです。
 ディレクターの小田原さんが、同じ福岡出身ということもあって新装オープンのオフィスに呼んでいただきました。

 訪問した6日午後は、僧侶を招いての“新築祝い”のタンブンの最中。まさにご迷惑なことで・・・
 しかし、忙しい合間を縫ってお相手をしてくれました。

 オフィスは以前にも増して明るくイメージで、広さも2倍とか。日本語教室は2部屋あり、大きな方は約30人の生徒が受講できる立派なものでした。ますます熱心な日本語の授業が期待されるところです。

 ところで「interchange」という30階建ての高層ビルは、アソークの駅からも見えるランドマーク的存在なんですが、道路側はまだ囲いをしている状態。
 ソフトオープンなのかと尋ねてみると「ビル自体は完成しているんです。1階から22階まで(4~11階は駐車場)は、シティバンクが入居することになっているんですが、昨秋の金融危機のあおりで未入居のまま。他のテナントは既に入っているのに、いつまでも完成していないみたいで困っているんですよ」

 さらに「タイに進出している日系企業も厳しい状態ですね。駐在員が日本にどんどん帰国していて、『日本人会』の登録会員が、この半年間で2000人も減ったという話です。わたしどもの会社も影響を受けて、求人数が半減しています。反対に求職者は増加しているんですが・・・」と小田原さん。
 タイの経済状況も政情と同様、かなり深刻なようです。

 新事務所のオープン初日、そしてわたしもラオスから戻ったばかりの慌しい訪問でしたが、次回はゆっくりと日本語教室の授業を見学させていただきたいものです。


PERSONNEL CONSULTANT MANPOWER (THAILAND) CO., LTD.
http://www.personnelconsultant.co.th 

小田原さんへの取材記事
http://www.sailing-master.com/?p=657

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April 17, 2009

№1042 黄色のポロシャツはどこに?

    スクンビットソイ11界隈
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 09年4月14日の西日本新聞の記事から抜粋です。

 タイのアピシット首相は12日、バンコクに非常事態宣言を発令し、反政府デモの強制排除に踏み切りました、タクシン元首相派と反タクシン派の対立に、まだ打開の糸口が見えない状況が続いている。

 在タイ日本大使館は在留邦人や旅行者にデモや集会に近づかないように呼びかけている。さらに「混乱や誤解を避けるため」として、タクシン派のシンボルカラーである赤と、反タクシン派の黄色の服装をしないように注意。対立グループから襲われる危険を避けるためだ。
 またタイ正月のソンクラン期間に当たっているものの、例年見られる水を掛け合う光景は激減しているとのこと。


 さてバンコク滞在の最終日4月6日、上着に黄色のポロシャツを着て出掛けました。この日は月曜、市内は黄色のポロシャツを着た市民で一杯だと思ったからです。ご存知の通りプミポン国王の誕生日は月曜日、その月曜の色が黄色ということで、国王への敬愛の念を込めて黄色の上着を着るタイ人が多い、というのがこれまででした。

 ところが今回は、黄色がほとんど見当たりません。早朝のBTSや地下鉄の車内でも、ヤワラーの街を歩いても普段と同じで、特別に黄色が目立つということはありませんでした。
 これは反タクシン派の「黄色」とタクシン派の「赤」の対立が、影響しているのかな?という気はしましたが、非常事態宣言が発令されるような事態になるとは、その時は思わなかったのです。

 1週間後だったら、呑気に黄色のポロシャツを着ている場合ではなかったのですね・・・

 そして、14日午後のニュースによると「タイのタクシン元首相派の市民団体『反独裁民主同盟』(通称「赤シャツ隊」)は14日、バンコクの政府施設から撤収を始め、およそ3週間に及んだ首相府の占拠を終結した。(ロイター)」とあります。
 もっと膠着状態が続くのかと思っていましたが急展開! このニュースの通り、タクシン派デモ隊による騒乱が、このまま終息して欲しいものです。

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April 16, 2009

№1041 空港タクシーの顛末 その2

   空港出発口の降車場あたり
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その2
 ところがです。今度は思ってもみないことが起きてしまいました。
 それは4月6日の夜10時過ぎ、深夜便で帰国するために市内からスワンナプーム空港へ向かったタクシーでのことです。

 定宿のスタッフが、ソイ11で客待ちをしているタクシーを呼んで来てくれました。もう60歳くらいのベテラン運転手。丁寧な言葉遣いで、英語も話せます。メーターのスイッチを入れて一安心。
 ソイ11からは高速道路に入るため、ぐるっと一方通行の道を回りソイ3を経由してスクンビット通りと出ます。ソイ3では夜間の道路工事をしていて、この時間にしては混んでいます。信号待ちの間、トランク内で不安定に動くスーツケースを直してくれる良心的そうなおじさんです。もっとも夜のタクシーはトラブルが多いので油断はできませんが・・・

 高速の料金所2ヶ所で計70B(約210円)をおじさんに渡します。高速に乗るとあっという間、空港まで約20分でした。「日本航空か?」「いやタイ航空ね」ということで降車場に車を着けるおじさん。メーターは221Bを表示しています。何のトラブルもなく無事到着です。忘れ物をしないようにデイバックと手荷物1つを持って車外へ。

 車から降りるとほぼ同時に、私と入れ替わるように3人組の中国系タイ人が、トランクからスーツケースを降ろしているおじさんに言い寄ってきたのです。
 「どこそこへ乗せてくれ! いくらで」みたいな会話。「OK、早く乗れ!」おじさんも即決。すぐさま3人組はタクシーに乗り込み、私のスーツケースを放り出したまま、猛スピードで走り去ったのです。
 この間5秒あったでしょうか、財布から230Bを取り出して金額を確認している間のことでした。

 そうなんです。おじさん、タクシー料金を貰わないまま行ってしまったのです。お金を握り締めたまま「あっ!・・・」と言っても声は届きません。何が起こったのか分からない一瞬でした。
 でもすぐ理解しました。実は4階の出発口で乗客を降ろしたタクシーには乗車できないのです。入国してバンコク市内へ向かう乗客は、2階到着口のタクシー乗り場から手数料50Bを支払って乗る決まり。手数料をケチりたい乗客と帰りにも客を乗せたいという運転手の思惑が一致した訳です。
 もちろんルール違反ですから、取り締まりを気にして、慌てて走り去ったという次第。

 こんなことは初めて。まさに珍事!! 高速代を立て替えてもらわずに支払っていたのが、せめても救い。いいおじさんだったのに、どこかバツが悪い気持ちのまま、チェックインカウンターへ向かったのでした。

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April 14, 2009

№1040 バーツへの両替

     両替商「VASU」
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 4月11日、タイ・パタヤで開催されていたASEANの首脳会議が、反政府勢力タクシン元首相派のデモ隊が会議場に乱入したため、中止に追い込まれました。まさに前代未聞の事態。昨年11月の空港閉鎖に続いて、またもやタイは、国際社会に対して大失態を演じてしまいました。
 それに伴いアピシット首相は12日、首都バンコクで非常事態を宣言。タイ軍は反政府グループの制圧を開始し、首都では銃声が聞こえています。

 7日には帰国したので、混乱には巻き込まれませんでしたが、折りしもタイ正月のソンクランの時期に、混迷を深めるタイ。早く平穏さを取り戻して欲しいものです。


 さて3月31日バンコクに到着して、すぐ向かったのがナナ駅近くの両替商「VASU」。改装されて明るくなった店内にはアラブ系の先客がいましたが、すぐにわたしの順番がきました。

 この日の両替レートは、1万円で3590B。つまり1バーツ2.79円と、久々の円高。08年12月の最高レート3856Bには及びませんが、それでもまずまずのレートです。少し多めに両替します。
 07年7月には2650B(約3.77円/B)まで円安が進んでいましたから、これと比較すると、1万円で約1000Bも多いのですから、円高様々といったところ。

 ここ3年ほど円安基調だったので、僅かの滞在費とはいえ、ずいぶんと助かります。ロングステイヤーの方にとっては言うまでもありません。
 ちなみに現在の両替レートは、3464B(バンコク銀行、4月15日まで)。徐々にバーツ高に振れていますが、しばらくは円高傾向が続いて欲しいですね。

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April 12, 2009

№1039 空港タクシーの顛末

   渋滞の高速から見えた運河
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 いつも何かトラブルの予感がする空港のタクシー。
 今月バンコクとラオス・ルアンパバーンを訪問した際、2度空港とバンコク市内を往復しました。ラオスからタイに入国した2回目のことです。

 午後3時過ぎ、スワンナプームのタクシー乗り場は比較的空いていました。順番待ちで当たった運転手は、長身で少しインテリ風、真面目そうな若いタイ人。タクシーの運転手としては珍しいタイプです。
 メーターをきちんと倒し、流暢な英語で穏やかに話しかけてきます。人相が良いとは言えない運転手が多い中、これは信頼できるなと思っていました。
 日曜日の午後ということで、渋滞にも遭わずスムーズにスクンビット・ソイ11のホテルまで到着したのは良かったのですが、メーター料金は何と279Bを表示しています。普通220B(約660円)くらいなので2割は高い料金。ちなみに1回目のタクシーの時は、大渋滞だったにも拘わらず239Bで済んでいるんですから。

 これはどう考えても、メーター料金が早く上がるように操作しているに違いありません。それを真面目な運転手に言いましたが、「よく分かりません」と答えるばかり。
 高速代と空港タクシーの手数料を加算して、400Bきちんと支払いました。言うまでもなくこれまでの最高金額です。

 まあ確かに運転手に罪はないのです。大抵の運転手は、タクシーのオーナーから車を借りて走らせているだけ。ですからメーターが正常なのか、違法に手を加えられているかなんて分かるはずもないのです。きっと性質の悪いタクシーのオーナーが、水増しの売り上げを狙ってメーターが早く動作するように仕組んだんでしょう。

 日本ではタクシーメーターを操作するなんてあり得ない話。仮にそんなことができたとしても、発覚した途端に営業停止なり、免許取消しに違いありません。
 いつものことながらタイならではの話ではあります・・・

つづく

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April 10, 2009

№1038 エンポリアムのフードコート

ガイヤーンとソムタムそしてカオニャオ
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 バンコク滞在中、現地在住の方と食事をすることが多くて、1人で食事することはあまりありません。
 でも1人の時、よく行くのがエンポリアム内のフードコート。ランチでも夕食でも手軽なところが気に入っています。というより新規開拓していないというのが、本当のところなんですが・・・

 暑い中、外を歩き回るのは大変ですし、スクンビット周辺にいることが多いので、ついエンポリアムに立ち寄る機会が増えます。食事だけでなく、買い物をしたり、涼んだり、時には映画を観ることも。
 ショッピングセンター「パラゴン」のフードコートも面白いんですが、混雑していて騒々しいのと巨大過ぎて、どうも落ち着きません。その点エンポリアムの方が、程よい広さで、お昼時を外せばそんなに混んでいませんし、静かに食事ができます。

 以前はグリーンカレーを食べることが多かったのですが、最近の定番は「ガイヤーン」と「ソムタム」の2品。一度は食べないと、タイに来た気分になれない料理でもあります。
 唐辛子1本、少なめにリクエストして作ってもらう「ソムタム」、さらにたっぷりと生野菜を盛ります。生野菜で辛さを中和しながら食べますが、この辛さが病みつきになって飽きません。
 しっかりと焼き上げられた「ガイヤーン」、これに同じフロアにあるスーパーから買ってきたビアシンを一緒に飲むと、幸せな気分に浸れるというもの。
 
 もちろんバンコクには専門店や美味しい店が数多あるのでしょうが、立ち寄ったついでに食べられる気楽さが、このフードコートにはあります。窓からバンコク市街の高層ビル群と、眼下のベンチャリシ公園を眺めながらの食事も悪くありません。
 1人の食事は、こういう手軽な料理で十分ですね。

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March 23, 2009

№1029 PGのありがたい対応

  ゆったり寛げるPGのラウンジ
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 ペナンから福岡への帰路、バンコクでトランジット。エアアジアからバンコクエアウェイズ(PG)に乗り継ぐ場合、スワンナプームのトランジットカウンターで乗り継ぎ手続きをするのではなく、手荷物を受け取りタイに一旦入国し、改めてチェックインして出国することに。つまり出国税も必要になります。エアアジアがPGと業務提携をしていないため、ペナンから福岡まで手荷物を預けたままができないのです。格安航空会社なので、仕方ないのですが・・・

 ペナンからスワンナプームに到着し、17時50分に入国。いつもならタクシー乗り場へ向かうところですが、今日はチェックインカウンターがある4階の出発ロビーへ直行します。しかし2階の到着ロビーから4階へのエレベーターやエスカレーターがなかなか見つからず一苦労。同じようにトランジットする白人男性も戸惑っていました。

 なんとか4階にたどり着き、PGのチェックインカウンターへ。福岡へのPG815便は深夜0時40分発、チェックインは21時30分からとのこと。予想はしていたものの、まだ3時間半もあります。椅子やカフェなどもほとんど見あたらない出発ロビーで、長時間過ごすのは酷というか、辛いものがあります。

 ところが幸運にも、PGのチェックインカウンターに日本人の女性スタッフがいたのです。そこで彼女に事情を話して「早くチェックインさせてください。搭乗時間まで同社のラウンジで休憩したいのです」とお願いしました。
 しかし、機内持ち込みの手荷物だけだと大きな問題はないが、スーツケースをあまり早い時間に預かってしまうと、トラブルになる恐れがあるので、通常は難しいとのこと。でも大きなスーツケースを機内持ち込みにする訳にもいきません。

 困っていると、彼女がタイ人の男性スタッフを経由して、手荷物の係りへと掛け合ってくれました。検討の結果、他の便の手荷物と区別するために、通常とは異なるタッグを付けた上で、カウンターではなくて指定された場所でスーツケースを預けることで、OKしてもらえることに。
 特例のチェックインに、スタッフ一同に感謝するやら、ほっとするやら。本当に助かりました。そのお陰で、わずか45分間という短いタイ入国になった次第です。

 その後は、ラウンジでゆっくり休憩し仮眠も。帰国の疲れが軽減できたのは言うまでもありません。融通の利いた乗客本位のサービスに、心より感謝です。
 バンコクへはいつもPGに搭乗したいところですが、昨年10月から同社の福岡線は休航中。11月のスワンナプームの占拠騒動や、このところの経済不況による乗客減で運航再開の見込みが、ほとんど立っていないのは誠に残念なことです。

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March 13, 2009

№1024 米ドルをバーツに

    スクンビットの両替商
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 1ドル90円を割るような超円高は一息つきましたが、09年3月10日現在、それでも98円台で推移していて円高基調が継続しています。
 対バーツについても1万円で3612B(2.77円/B、3月8日バンコク銀行)と、同様に円高傾向です。旅行者だけでなく、ロングステイヤーの方もホッとされていることと思います。

 ずいぶん前のことですが、米ドルをタイバーツに両替したことがあります。ベトナムやラオスでは、米ドルが普通に流通していて、日本円を持っていくよりも米ドルの方が便利なので、所持していたのです。
 07年9月バンコク滞在の最終日、その夜の深夜便で帰国しようという日、手持ちのバーツが少なくなって、ベトナムで使わずに残っていた米ドルを緊急的にタイバーツに両替しました。

 その当時は、今と違ってバーツ高。ホテル近くの両替商で、必要最小限の25米ドル(当時約3000円)をタイバーツへ。交換レートは33.9B/ドル、847.5Bになりました。やはりあまりレートはよくありません。 ちなみに米ドルのバーツへの両替レートは3月10日現在、1ドル36B近くまで上がっていて、タイバーツに対しては、ややドル高傾向になっています。

 この時は、もうベトナムに行くこともないと思って手持ちの米ドルを両替しましたが、その後ラオスへ行きましたし、この4月もまたラオスに行く計画です。ということは前回残っている米ドルは、そのまま現地で使えます。
  日本円から米ドル、そしてタイバーツに両替というのは、2度手数料を取られてしまうので、もうすることもないでしょうが・・・

 ただ次回のタイ・ラオス行きでは、少しだけ円高の恩恵を受けたいものですね。

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March 07, 2009

№1021 わずか45分間のタイ入国

   バンコク上空、間もなく着陸
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 ペナンから帰国。バンコクでトランジットして福岡へ、エアアジアからバンコクエアウェイズ(PG)に乗り継ぐことになります。
 航空会社が異なっていても、同じアライアンスや会社間で協定を結んでいる場合、トランジットカウンターで乗り継ぎ手続きをするだけ、つまり出発地から到着地まで手荷物は預けたままでOKということが、一般的なようです。

 ところが、格安チケットで急成長をしているエアアジアは、他の航空会社との業務提携がほとんどないため、バンコクでのトランジットは、一旦手荷物を受け取って、改めてPGのカウンターでチェックインしなければなりません。
 ということは、 “乗り継ぎのためだけに”タイに再入国しなければならず、そしてもう一度出国税(700B)も必要になるということを意味します。何せ片道399B(約1200円)の格安チケットですから、文句はいえないのですが・・・

 エアアジア、ペナン発FD3544便は、ほぼ定刻の17時34分にスワンナプーム空港に着陸しました。ペナン往復のフライトとも全く問題なし。マレーシアへの直行便がない福岡に、早く就航して欲しいと思ったくらいです。

 入管には3、4人しか並んでいません。早くも17時50分、入国。
 ターンテーブルに手荷物が出てくる時間を利用して、残っていたマレーシア・リンギットをタイ・バーツの両替してから到着ターミナルに出ます。いつもだとそのままタクシー乗り場に向かうのですが、今日は出発カウンターがある4階へ上がります。
 
 PGのカウンターへ直行。本来であれば、福岡への深夜便は21時30分からチェックイン開始なのですが、特別にやっていただきました。本当に感謝!(この辺りの事情は、改めて書くことに)。
 チェックインを終え、出国手続きへ。この時間帯、今までで一番というくらい並んでいる人が少なく、スムーズな出国です。腕時計をみると、時刻は18時34分、わずか45分という短時間のタイ滞在となりました。

 ストレスが溜まらず順調な入出国手続きでしたが、これでも700Bの出国税。どこか複雑な気持ちが残ったのは言うまでもありません。

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February 22, 2009

№1014 和食処「階(きざはし)」

  鮮度のよい刺身の盛り合わせ
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 バンコクはスクンビット・ソイ26(ソイ・アタカヴェー1) の和食処「階(きざはし)」。バンコク在住の方々(わたしを含めて6名)と夕食をご一緒させていただきました。場所はスクンビット通りから、かなり奥まった所です。

 純和風の立派な店構え、中に入ると1階がお好み焼き、2階が落ち着いた座敷になっていて、こちらの座敷に通してもらいました。
 鯛やイカなど数種類の刺身盛り、鮮度がよくボリュームもたっぷりです。寿司の盛り合わせ、巻き寿司がよくできていて、うなぎの寿司が柔らかくてうまい。他にも和食を各種いただきましたが、どれもなかなかの味です。

 中でも生トマトのスライスが、昔食べた懐かしいトマトの味がすると話題になりました。わたしは気づかずに食べていたのですが、日本と同じの種類のトマトは、タイでは珍しく手に入りにくいとのこと。
 確かにタイで生トマトを食べるのは、ホテルの朝食のサラダくらいでしょうか。薄くスライスして大皿に並べられたトマト、赤く熟れているものの、考えてみると大味でドレッシングの味しか覚えていない気がします。在タイの日本人の方は、両国のトマトの味の差に敏感なのだと、思わぬところで感心した次第です。

 わざわざオーナーにもご挨拶していただき、帰りには1階の雛人形の前で記念写真の撮影まで。立派な雛飾りが、ちょうど2月末ということで飾ってありました。きっと今年も飾られていることでしょう。5月の端午の節句の前には、鯉のぼりを飾るとか。これもバンコク駐在の家族連れに喜ばれるでしょうね。

 バンコクで久しぶりの和食、美味しくいただきました。ご馳走様でした。

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February 20, 2009

№1013 燃油サーチャージ大幅値下げ!

    スワンナプーム空港
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 朗報です!
 昨年から原油高騰の煽りを受けて、高額になっていた燃油サーチャージですが、このところの原油安で、4月1日発券分から大幅に減額されることになりました。
 ANAのHPを見ると、日本-バンコクが片道1500円。3月までは12500円ですから、往復で2万2千円も安くなります。
ちょうど今は円高バーツ安、タイに行くなら4月からですね。4月から暑季を迎えるタイですが、政情不安も表面的には沈静化しているようですし、そろそろタイ行きの計画を立てましょうか。

 日本経済はオイルショック以来の大不況ですが、今回の燃油サーチャージの値下げで、個人やツアーの海外旅行が回復するかもしれませんね。
 
 ANAとJALの関連記事を掲載します。参考まで。
2月16日(毎日)
 全日本空輸は16日、国際線運賃に燃料価格上昇分を上乗せする特別付加運賃(サーチャージ)を4~6月期に大幅に引き下げると発表した。最も高い欧米線が片道で現行の2万2000円から3500円に下がり、全体では89%の値下げ率(加重平均)になる。

 基準になる08年11月~今年1月のジェット燃料の国際価格が、平均1バレル=64.22ドルと08年8~10月の110ドル台から急落したため。他の路線は、片道でハワイ・インド線2000円(現行1万4500円)、タイ・シンガポール・マレーシア線1500円(同1万2500円)、韓国線200円(同2500円)などになる。

 従来の計算方法なら欧米線5000円、ハワイ・インド線3000円などだったが、需要を喚起するため下げ幅をさらに拡大した。日本航空も近く、ほぼ同水準への値下げを発表する見込み。

「燃油付加運賃 日航8割超下げ」
2月10日(フジサンケイ)

 日本航空が国際線の燃油特別付加運賃(サーチャージ)を8割以上引き下げる方針であることが9日、分かった。燃油価格の下落に対応し、4月発券分から実施する。全日本空輸も同様に引き下げる見込みで、5月の大型連休に向け低迷する観光需要を喚起したい考え。

 日航の主力の北米・欧州路線は現行の2万2000円から3500円、ハワイ路線は1万4500円から2000円にそれぞれ引き下げる。韓国や中国などアジア路線も、現行の2500~6000円から、1000円以下になる見込みだ。

 日航によると、燃油サーチャージの基準となる昨年11月~今年1月の燃油価格の平均は1バレル=約64ドル。現行の基準となった昨年8~10月の平均価格から約50ドル下落したが、燃油サーチャージが廃止となる60ドル未満には至らなかった。

 64ドルの燃油価格は、日航の運賃表によると北米・欧州路線の場合で5000円となる水準だが、需要の底上げを図るため一段の引き下げに踏み込んだ形だ。

 景気後退による航空需要の減退は激しく、日航と全日空は機材の小型化や不採算路線の廃止・減便などのコスト削減策を打ち出している。しかし、旅客数の落ち込みを吸収するには「自助努力では追いつかない」(西松遥・日航社長)状態で、2009年3月期は日航、全日空ともに最終赤字に転落する見通し。

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January 27, 2009

№1001 「観光客 タイへ呼び戻せ」

  TGのエアバス 福岡空港にて
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 1月25日の西日本新聞の記事からです。

 今月22日、タイ観光庁は日本から新聞や雑誌の記者ら約20人を招いて、バンコクで観光セミナーを開いた。「観光地の現状を知ってもらい、危ないという誤解を解く」狙いだ。

 タイを訪れる外国人旅行客は2003年以降、増加傾向にあったが、昨年は一転。首相府占拠などのイメージダウンで減少し、11月のバンコク国際空港閉鎖で決定的になった。タイ中央銀行の試算では、空港占拠の損害だけで約2900億バーツ(約7500億円)。今年の外国人旅行客は景気低迷の余波も重なり、減少した昨年よりもさらに9%減と見込む。
 タイ観光業界にとって日本人は重要な顧客だ。07年の国別旅行者数では、マレーシアに次いで2番目の124万人。観光ばかりでなく、日系企業の出張も多い。

 影響をいかに最小限にとどめるかは業界の死活問題。高級ホテルを中心に割引合戦の様相を呈し、7割、8割引きも登場した。
 名門ホテル「デシュタニ」は通常14000Bのジュニアスイートの部屋を6500Bに割り引き、さらに2泊すれば3泊目は無料のサービスを加えた。

 バンコクの日系旅行代理店によると、バンコク-福岡線の航空券は昨年の通常シーズンに37500Bで販売した時期もあったが、現在は20000B程度で入手できる。日本でも同様に安くなっている。
 この代理店は「円高のうえ航空券、ホテルとも安いので、旅慣れたリピーターは年明けから戻りつつある」と指摘。航空会社の担当者も「ゴールデンウィークには平年並みに戻したい」と期待している。
 ただ、問題はツアーや研修旅行といった大口客。どんなに低価格でも、「タイ=危ない」というイメージを拭わないと回復にはつながらない。 (以上抜粋)


 年末年始、バンコク-福岡線の乗客は少なくて、まだまだ乗客数が回復していないと聞きます。タイ国際航空は週7便から4便へと減便したまま。
 JTBのHPを見ると、タイ国際航空のバンコク往復チケットが45000円ほどとそんなに高くありませんし、1月から燃油サーチャージが、約9400円と大幅に引き下げられています。ひと頃は3万3千円もしていたことを考えると、随分行きやすくなったことは事実です。そして最近の円高も追い風に。
 
 しかしです、また空港が閉鎖されて帰国できないかも、つまり「タイ=危ない」というイメージが払拭できないのも事実で、私も次回の計画を躊躇しています。一日も早く「タイは安全」というイメージを回復できることを期待したいものです。

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January 19, 2009

№997 ホテル近くのネットカフェ

   アンバサダーホテル界隈
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 バンコク・ナナ駅近くのスイスパークホテルが定宿ですが、滞在中は、アンバサダーホテルのアーケード内にあるネットカフェに行くのが、朝食後のお決まりになっています。早朝8時からのオープンなので、一日の行動前にメールチェックができて便利です。

 しかし、08年8月末、いつものようにこのカフェに行ってみると、もう8時45分だというのにクローズしたまま。以前にもスタッフが遅刻して来たことがありました。タイらしいといえばそれまでなのですが、まったくズボラな店です。
 いつ開店するか分からないのを待っていても仕方ありません。そこで近所を探してみたら、 「Villa Market」のすぐ横の路地で、営業中のネットカフェを発見。料金も同じ1分1バーツなので、入ることにしました。

 狭いけど小ぎれいな店内に数台のパソコン。いつものカフェよりもマシンは新しいし、椅子もゆったりできる黒の革張りタイプです。お店が路地にあるせいかお客が少なくて静か、そして冷房が適度に効いていて寒すぎず。こちらの方が快適に過ごせることが分かりました。
 その上、朝7時半から開いているといいますから、すごく助かります。なお夜は、深夜1時までの営業。

 それにしても、ずっと馴染みだったネットカフェが営業していなかったから、便利なお店を見つけることができたとは皮肉なものです・・・
 でも明日からは、こちらのカフェで決まりですね。

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January 07, 2009

№991 昼間の空港タクシーはトラブルなし

  スワンナプームへ向う車窓から
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 08年8月28日、定刻より早い14時05分、バンコクエアウェイズ(PG)816便は、スワンナプームに無事着陸しました。
 いつもなら駐機場からバスで到着ターミナルに移動するのですが、この日は珍しくボーディングブリッジを使用して直接ターミナルビルへ。それでも、機外に出た途端に、懐かしいムッとした熱気が歓迎してくれます。
 この時間帯、入管の列は少なく、それほど時間が掛かりません。預けたスーツケースも間もなくタウンテーブルに出てきて、スムーズな入国です。

 14時35分には、早やタクシー乗り場と、ここまでは至って順調。問題はここからで、空港タクシーには注意しないといけません。料金を吹っ掛けたり、メーターを倒さないなんて、日常茶飯事だからです。  係りにもらった整理券を手に、順番のタクシーに乗り込みます。カモの日本人観光客と見られないように、スキを見せず、後部座席から運転手の様子を窺います。
 まだ油断できません。ホテルの名刺を見せて行き先をしっかり確認し、メーターを倒したことを素早くチェック。問題なし。

 途中、運転手から特に話しかけられることもなく、バンコク市内までの高速代65Bを手渡して、昼間の高速道路をひた走ります。
 渋滞もほとんどなく、スクンビット・ソイ11のホテルまでのメーター料金は217B。これに空港タクシーのサービス料50Bを加算して支払います。タクシー料金が値上げになって20B程度高くなりましたが、元々が安いので文句は言えません。
 
 嫌な目に遭うことが多い空港タクシーですが、ノープロブレムでした。前回もそうでしたが、昼間の時間帯の乗車は、特に問題がなさそうです。とは言っても運転手次第なのでしょうが。
 そして、くれぐれも夜間の空港タクシーには細心の注意を忘れずに!

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December 22, 2008

№983 VASUでの両替

     バンコクにて 2005
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 バンコク・BTSナナ駅近くの両替商「VASU」。市中の銀行より交換レートがいいのと、滞在ホテルから近いこともあって、両替はいつもここ。ホテルにチェックインすると、すぐに向かいます。

 営業時間は朝9時から夕方6時まで。スクンビット界隈では有名な両替商なので、外国人観光客や滞在者が次々に両替に訪れます。欧米人だけでなく、中東やアジア系と多様な人種がカウンターに並ぶ光景は、興味深いものです。

 自分の順番が来るのを待って、日本円をカウンターの店員に差し出すだけでOK、特別な会話は必要ありません。後は店の奥にいる別な店員が、バーツに両替するのを待つだけです。保安上、小さな窓を通して奥とカウンター間のお金のやりとりがなされます。
 
 小さなレシートと一緒にバーツを受け取ると、今日(08年8月29日)のレートは、1万円で3115B(約3.21円/B)と久しぶりに3千Bを超えています。しばらく3千バーツを下回っていましたので、せめてこれくらいあると助かるというものです。

 しかし、アメリカに端を発した金融危機以降、1ドル80円後半と、相対的に円高になっている昨今。バーツに対しても円高傾向で、12月19日現在、バンコク銀行では1万円で3849B(2.60円/B)にもなっています。今月12日に付けた2002年11月以降では最高のレート、3856B(2.59円/B)とほぼ同じ水準です。

 ひと頃の円安バーツ高を脱して、ロングステイヤーの方もホッとされていることでしょう。わたしのような旅行者もその恩恵に浴したいところですが、反タクシン派のアピシット新首相が選出されたとはいえ、まだ政情不安が続くタイです。また空港の封鎖など騒乱が起きないとは限りません。ここしばらく落ち着くまでは、静観しているしかなさそうですね。

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December 06, 2008

№975 福岡・バンコク線減便

   タイ航空機 福岡空港にて
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 08年12月5日の西日本新聞の記事からです。

 反政府団体によるバンコク国際空港占拠などタイの混乱を受け、タイ航空は4日、毎日運航している福岡-バンコク線を週4便に減便することを決めた。

 九州とタイを結ぶ唯一の直行便が大幅に減便されることで、観光や経済交流に大きな影響を与えそうだ。同線は11月27日から欠航が続いているが、今月6日午前1時発の福岡行きから再開する方向で最終調整している。
 変更後は日、火、木、土曜の運航となる。このダイヤは運行再開から来年3月28日まで適用、以降は未定としている。大阪便についても現行の毎日3便から2便に変更する。
 タイ航空の福岡線は1992年、週2便で就航した。バンコクエアウェイズも2006年に就航したが、今年10月に運休した(以上)。

 1週間以上に亘って、バンコクの玄関口スワンナプームが閉鎖された影響が早速出ています。ビジネスマンはともかく、当面観光客はタイを敬遠するのは必至。乗客が減少することを見越しての措置と言えます。原油高のあおりを受けて、10月から休航しているバンコクエアウェイズに続いて、タイ航空まで減便です。一時は2社合わせて週11便もあった直行便が、4便まで減ってしまいました。

 ところで12月5日はプミポン国王の誕生日。前日4日は国王の国民向けの演説があるのが恒例ですが、今年は体調不良を理由に中止になっています。極めて異例のこととか。81歳になられる国王の健康状態が心配されるところですが、国王の“鶴の一声”がなかったとなれば、タイの政情はますます混迷を深めるかもしれません。

 今のところタイ訪問はリスクが大きいので、しばらくは静観しているしかなさそうです。

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December 03, 2008

№973 空港占拠解除の見通し

     スワンナプーム空港
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 12月2日の毎日新聞の記事からです。

「2空港と首相府の占拠『解除』…反政府団体発表」
 タイのソムチャイ政権退陣を訴えて、バンコクのスワンナプーム国際空港など2空港を占拠する反政府団体「民主市民連合」は2日、与党解党判決による政権崩壊を受けて、 「2空港と首相府の占拠を3日午前10時(日本時間同日正午)をもって解除する」と発表した。

 しかしスワンナプーム空港当局は2日、「空港システムの点検を行う必要がある」として、今月15日までの旅客便運航停止継続を発表。「安全が確認されれば再開が早まる可能性もある」とした。貨物便は2日午後から運航を再開した。

 プミポン国王の誕生日12月5日前に、解決の見通しが付いたとはいえ、予想外に長引いた今回の空港封鎖。タイ在住の日本人の方々からも、2年前のクーデターの時でさえなかった怒りの声が聞こえてきます。
 何と言っても反政府団体が、2空港を占拠したのは致命的。首相府の占拠だけであれば、タイ国内の政治問題の話ですんだのが、今回は空港を利用するすべての外国人に実害や迷惑を掛けてしまったのですから。

 これでクリスマス休暇や正月休みにタイへ行こうという観光客が、激減することは間違いありません。再び空港が封鎖されて帰国できないかもしれないと思ったら、誰も行くはずがないのです。それを世界中に配信してしまったのが、今回の空港封鎖騒ぎの最悪の影響です。
 これまで「タイの治安は心配要りません。安心です」と答えていましたが、これで「タイは危ない」とみんな思ってしまった。
 さらに観光だけに止まらず、海外からの投資など経済面での悪影響も心配されます。

 その意味で、タイ国が失った国際的な信用・信頼は、計り知れません。今月15日からチェンマイで開催予定だった東アジアサミットなど一連のASEANの首脳会議も、来年3月に延期になったとか。タイ国の面目丸つぶれです。

 空港が再開され平常に戻っても、相変わらず政情不安は続くでしょう。この先どうなるか心配です・・・

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November 28, 2008

№970 空港閉鎖される

  スワンナプーム空港の出発口
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 27日夜、タイのソムチャイ首相は、反政府勢力「民主市民連合」が不法占拠しているスワンナプームとドンムアンの両空港に、非常事態宣言を発令しました。

 日本でも大きく報道されている通り、25日夜から各航空会社のフライトの欠航が相次ぎ、タイの空の玄関口であるスワンナプーム空港が閉鎖されたことで、帰国予定の旅行者やビジネスマンが足止めされています。

 新聞記事を読むと、タイ航空の福岡行きは、26日の深夜便から欠航しています。その夜、乗客は空港内で過ごし、次の夜も航空会社が手配したホテルで待機。中には陸路バスでカンボジアのシェムリアップまで移動して、ベトナム経由で関空行きの便に乗り継いで帰国する方もいるとか。考えただけで大変なことです。
 ただタイ周辺の空港まで移動したとしても、そこから日本へのチケットを入手するのが難しい状況のようですが。

 ちょうど先週からタイに行っていた知人に、安否についてメールを出したところ、無事帰国できたということで安心
しました。25日午前中の香港経由のキャセイ航空便で、同日夜福岡に到着したそうです。
 空港が占拠されたのが、その日の午後ですから、ぎりぎりだった訳で本当に運が良かったとしか言えません。それも欠航になった26日深夜のタイ航空と迷った末、疲れが少ない昼間便のキャセイにしたといいますから、なおさらです。

 これまでの首相府の占拠は、地域的にも限定的でその場に行かない限り、一般の観光客に具体的な影響が及ぶことはありませんでした。しかし、今回の騒動で多くの外国人が、直接迷惑や被害を被っています。
 そのため、たとえ空港が再開されても、長引く政情不安によって悪化していたタイのイメージが、決定的なダメージを受けたことは間違いないでしょう。

 昨年、タイを訪れた外国人は約1400万人、観光業はタイのGDPの6%にも達するほど大きな産業です。またスワンナプームの1日の利用者は10万人以上、運行が1日停止するだけで空港の損失額は5千万バーツに上るといいます。
 乾季で観光シーズンを迎えたタイですが、これだけの損失に止まらず、クリスマス休暇やお正月休みでタイを訪れる観光客が激減することが予想されます。

 1日も早く空港の閉鎖が解かれて、平穏さを取り戻すことを祈るばかりです。

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November 25, 2008

№968 高齢者に優しくない街バンコク

     チョンノンシー駅にて
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 11月18日、バンコク週報のメルマガに「バンコクは高齢者に優しくない街」という記事が目に留まりました。

 「タイ老人学研究開発協会(TGRI)は、バンコク都内のほとんどの公共施設・民間商業ビルなどが高齢者にとって使いづらい設計であるとして、関係者に改善を呼びかけている。

 調査は主に、標識、手すり、スロープ、優先駐車場の有無、歩道、階段、ドアの安全性などについて行われた。その結果、利用者の多いスカイトレイン(BTS)・地下鉄・鉄道駅などの交通施設や病院や郵便局なども高齢者に不親切な設計であることが判明したという。

 60歳以上の約35%が、トイレで転んだり階段から落ちたりするなどして負傷しているというが、TGRIでは、『建材や設計が改善されれば、このような事故は防止できる』と提言している。

 現在、60歳以上の高齢者人口は全体の10.7%、約670万人であるが、3年後には800万人に、2025年には1400万人に達することが予測されている。
 TGRIでは、 『誰もがいずれは高齢者となる。将来の自分のためにも、今から高齢者に優しい街づくりを広めよう』と呼びかけている」。

 一度でもバンコクを訪れたことがある方は、「バリヤーフリーとは程遠い街だ」と、上記のような調査を待たないまでも気づくことです。そしてバンコクでロングステイをなさっている日本人シニア、あるいはロングステイの下見や体験をした方から、幾度となく聞いたことでもあります。
 段差がありデコボコの歩道、スロープなんかありません。わたしだって歩きにくい。そして道路の横断は、歩道橋が多いので苦労します。
 とりわけ悪評なのが、BTSの駅の上り下り。かなりの高さのホームまで階段を登っていくのは、高齢者にとってかなりの負担です。エスカレーターの設置箇所は少なく、日本の鉄道駅では当たり前のエレベーターなんて、見たことがありません。比較的新しい地下鉄は、エスカレーターがありますが、BTSは体力が弱っている高齢者には不向きです。せっかくの公共交通機関であっても、高齢者には優しくないのです。

 日本人にとっては今頃という記事ですが、ようやくタイも高齢社会へ向おうとしている証でもあります。日本の高齢化率(65歳以上)は、現在20%を超え年々上昇していますが、タイも急速に高齢化が進展しているようです。
 今後バリアフリー化が進み、シニアにとって優しい街になって欲しいものですね。

 バンコク週報のHP
 http://www.bangkokshuho.com/

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November 17, 2008

№964 エアアジア、サーチャージを撤廃

    タイ・サムイ島の上空
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 タイを訪れる日本人旅行客が減少しています。長引く政情不安に伴う治安の心配が大きな要因になっていますが、さらに、最近までの原油高に伴う燃油サーチャージの高騰が拍車をかけていたことは相違ありません。

 11月12日配信のバンコク週報のメルマガに「エアアジア、燃油サーチャージを撤廃」という見出しが載っていました。早速、同紙のHPでその記事を読んでみると。
「原油価格の下落を受け、東南アジア最大の格安航空会社『エアアジア・グループ』は、11月11日から燃油サーチャージの完全撤廃に踏み切った。
 7月には1バレルあたり150米ドルまでに達した原油価格だが、現在は60米ドル前後にまで下がっている。これに伴って、航空各社は既に燃油サーチャージの引き下げを実施しているが、完全撤廃をしたのはエアーアジアが世界初となった」。

 さらに10日には、タイ国際航空の記事も。
「原油価格の値下がりを受けて、タイ国際航空が燃油サーチャージの更なる引き下げに踏み切った。
 11月7日から、バンコク発ハノイ、ビエンチャン、ラングーン行きの燃油サーチャージは、片道41米ドルが25米ドルに、ソウルと東京行きについては135米ドルが95米ドルに、パリ、ロンドンなどの長距離フライトに関しては215米ドルが149米ドルと、それぞれ30%前後下がった」。

 そもそも「燃油サーチャージとは何か?」を調べてみると、
 「燃油サーチャージとは、原油の高騰に伴って、航空会社の企業努力で吸収しきれない燃油価格の一部を、乗客が負担する追加運賃のことです。
 本来であれば、燃料経費は航空運賃に含まれるものですが、燃油価格の激しい変動に対応するため、また利用者に分かりやすく提示するために、通常の航空運賃とは別に徴収されるものです」。

 そして「燃油サーチャージ額は、原則として四半期ごとに見直しを行い、その改訂基準となる燃油価格は、直近3ヶ月間のシンガポール・ジェット燃料市況価格の平均を用いる。同価格が、1バレル当たり45米ドルを下回った場合には、当運賃は廃止となる 」とあります。

 燃油サーチャージ額は、原油価格に直接連動している訳ではなく、シンガポールでのジェット燃料市況価格を基準にしていることが分かりました。ちなみに10月末には、約80米ドル/バレルと、今年7月初めの180米ドル/バレルと比べると、半分以下まで値下がりしています。
 まだ廃止基準の45米ドルには及びませんが、今回の記事にあるように、航空各社がサーチャージ額の値下げを順次実施することでしょう。最近の円高をバックに、燃油サーチャージの負担減を追い風にして、タイを訪問する日本人客が回復することを願いたいものです。

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November 11, 2008

№961 海外ローミングは緊急用

  エアアジア機 ペナン空港にて
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 海外でも便利なのが携帯電話。長期滞在する方には、現地で買った方が通信料が安いと聞きます。しかし1週間程度の旅行なので、いつも日本の携帯電話の海外ローミングを利用しています。ただし通信料が高いのが欠点です。

 ドコモの旧型携帯だったので、これまではレンタル機を使っていましたが、毎回のレンタル料と保険料もバカになりません。気に入った機種が発売になったこともあって、この8月のバンコク・ペナン行き前にローミング機能付きの新機種に買い換えました。
 新機種は、長時間電池が持つのでびっくりです。レンタル機は、すぐに充電しないといけなかったのが、深夜電源を切っておくと1週間も持続。200Vのペナンでも変圧器は必要ありませんでした。
 
 海外ローミング機能の携帯は、現地で電源を入れると、すぐに通話やメールもできるから便利です。帰国後も特別な操作や設定も必要ありません。日本からの通話やメールも、そのまま受信します。
 しかしです。便利だからといって日本と同じ感覚で通話したり、メールを送受信していると、後日高額な請求書が届くことになりかねませんので、注意が必要です。海外では、発信だけでなく着信の通信料も、こちらの負担になるのですから。ちなみにタイの場合、日本への発信は1分間で175円、着信にも155円も課金されます。パケット通信も同様に有料で、パケ放題は海外では適用されませんので、ご注意を。

 わたしの場合、海外ローミングは基本的に緊急用です。受信メールは自動ではなく選択受信に設定して、誰から来たのか、急ぎの用件なのかを判断してから受信します。急用でなさそうならば、毎日ネットカフェに通いますので、送信した相手にパソコンからWebメールを送るようにしています。これで十分に間に合います。
 電話の着信も相手によって判断すればいいですし、出発前に留守番電話の設定も可能です。
 タイ国内の通話(携帯では75円/分)も、できるだけ公衆電話やホテルから掛けるようにしています。

 これでは何のための携帯かと思われるでしょうが、やはり高額な通信料はかないませんから。それでも電源を入れるだけで日本といつでも連絡ができる安心感は代えがたいものです。

 海外ローミング、くれぐれも使い過ぎにはご用心ということで。

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November 01, 2008

№956 定宿のカップル

       ソイ11界隈
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 スクンビット通りソイ11にある「スイスパークホテル」が、バンコクでの定宿です。BTSナナ駅がすぐ近くで、何より移動に便利なのが一番の理由。 
 部屋は至ってシンプルですが、清潔感があってNHKの衛星放送も見られますし、設備の面では問題ありません。宿泊料金もリーズナブル。ブッフェスタイルの朝食も平均的なレベルながら、麺類をお好みで作ってくれるのが、お気に入りです。
 年2回の利用でも、ホテルのスタッフは、もう顔馴染み。声を掛けてくれたり、気を遣ってくれるもの嬉しいサービスです。
 また、早朝から開いているネットカフェやスーパーマーケット、マッサージ店などもホテル周辺にあって大変便利なのも、気に入っています。

 など等、ひとりで滞在するには、必要な条件が一通り整っています。贅沢を言えばキリがありませんが、いつも快適な滞在です。

 ところが、時々気になるのが、朝食の時に年齢が違い過ぎるカップル、大体欧米人シニアとタイ人の若い女性が、一緒に食事をする姿です。初めの頃は気に留めていませんでしたが、何度か遭遇するとやはり気になります。
 宿泊客は、欧米人の若者や家族連れや中華系のツアー客、日本人だとビジネスマンや長期出張者といったところが主体なので、「年の差」カップルはどうしても目立ってしまいます。

 結局、わたしが事情に疎いだけというのが後日分かったのですが、ナナ周辺はゴーゴーバーや飲み屋が軒を連ねるバンコクでも有数の歓楽街。そこで出会う即席のカップルの“御用達ホテル”がいくつかあって、スイスパークもその一つだったのです。そんなカップルがお泊りして、仲良く朝食をしていたという訳です。
 これまでフロントやエレベーターなどで、あまり見かけたことがなかったので、長いこと気づきませんでした。

 それ以来、深夜隣の部屋は何する人ぞと気になりますが、今のところ被害に遭ったことはありません。

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October 22, 2008

№951 込み合うBTS

 発車したばかりのことが多いBTS
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 08年8月、バンコクに到着したその日の夕方、早速BTSに乗りました。まず窓口で、いつも利用するプリペイド式の「スカイパス」カードに200B分を追加購入します。
 切符売り場の料金表を見ると、07年3月の値上げ時以来のスカイパスのプロモーション価格(20%の割引)が、まだ継続しているようです。このスカイパス、いちいちチケットを買う手間が省けるだけでなく、割引料金で乗れますから、使わない手はありません。

 さて乗車したのは、午後5時30分。ドアが開くと車内は、会社帰りのOLや学生で超満員です。それにしてもすごい混みよう。こんなのは初めてというくらい。何とかスペースを確保して、近くの手すりに摑まります。

 ラッシュ時ということもあるでしょうが、最近のガソリン高で車通勤からBTSや地下鉄に乗り換えているバンコクっ子が多いのでは思うほどです。でも男性サラリーマン風の乗客は見かけませんから、学校帰りの学生とOLたちが乗り合わせているのでしょう。
 これだけ混み合っているにもかかわらず、車内は携帯電話で通話する人、一生懸命メールを打つ人、それにあちこちでおしゃべりが花盛り。日本でも電車やバスの中で、携帯で通話をする人が時折いますが、タイ人の車内マナーは相当のものです。
 
 それに、相変わらず冷房が効き過ぎていて、一気に汗が引き、寒さすら覚えます。満員電車なのに、この強烈な冷房の効き具合は、いつものこととは言えすごい。降りた途端に眼鏡が曇ってしまい、何も見えなくなるほどです(苦笑)

 まあこんなことを体験して、バンコクに戻ってきたことを実感する訳ですが、気まぐれな運転手に遭遇するタクシーよりは安心で便利。混んでいたとしても、なくてならない存在、それがBTSです。

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October 10, 2008

№945 歩き疲れた時はフットマッサージ

ホテル近くの「Bai Po」マッサージ店
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 07年9月炎天下の中、漁港マハチャイを歩き回って、すっかりくたびれてしまいました。幸い帰りはクーラー付きの列車で、少し眠れてよかったのですが。
 バンコク到着は午後2時15分とホテルに帰るには、まだ早過ぎる。つい欲張ってサイアム・パラゴンでショッピングすることにしました。ゴルフウェアや1階のスーパーマーケットでお土産を買ったりと、うろうろしてホテルに戻ったのは夕方5時。朝早くからアクティブな一日でした。本当に疲れた!

 こんな時は、何といってもフットマッサージ。夕食後、いつもの「Bai Po」マッサージ店に直行です。ふくはぎはパンパン、靴下を脱ぐと足の甲がむくんでいるのが分かります。

 マッサージ嬢に、ベトナム滞在以来、今日の強行軍でさらに疲れている足を強めに押してもらうと、左の足指のツボとふくらはぎが、かなり痛い! 少し弱めにしてもやはり痛い。 「相当疲れているなぁ」と改めて実感させられます。それでも揉み解してもらう内に、少しずつ痛みが和らいでいきました。
 右足はというと、痛みはなくて気持ちいいくらい。右利きなのに、左足の方が痛いとは何故かな? 上半身もそれほど疲れていません。左足だけです。
 次第に心身ともリラックスしていきます・・・
 
 1時間のマッサージで、随分と体が軽くなりました。疲れた時は、フットマッサージに限りますね。やっぱり!
 いつも通う「BaiPo」マッサージ店、利用の度に押してくれるスタンプカードがそろそろ一杯になりそう。10個になると1回サービスしてくれるのです。次回くらいですかね。

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September 18, 2008

№933 バンコクのタクシーはこれだから

   漁港マハチャイの魚屋さん
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 よくトラブルになるのがバンコクのタクシー。空港から市内へ乗車する時、料金を吹っ掛けられるのは日常茶飯事です。
 バンコク郊外の漁港マハチャイからの帰り道のことです。終点ウォンウィエン・ヤイ駅で拾ったタクシーで、またまたトラブルに遭ってしまいました。

 チャオプラヤー川の渡し船の船着場まで、駅で待機しているトゥクトゥクと交渉してみると100Bとやっぱり高い。そこで流しのタクシーを捉まえ、 「チャオプラヤー、ルーア・カーム・ファーク(渡し船)」と行き先を告げると、運転手は「OK!」という返事。何とか通じて一安心です。
 駅前ではUターンできないので、タークシン大王の像が立つロータリーをぐるりと何度も赤信号で停まりながら、ほぼ1周。それから今朝通った道を戻って、トンブリ側の船着場に向うと思いきや、そうではありませんでした。いつの間にかチャオプラヤー川に架かるタクシン橋を渡っているではありませんか。これでは渡し船に乗れません。

 川を渡った所が、BTSタクシン橋駅なんですが、まだ橋の途中なので降りるに降りられません。結局次のスラサック駅まで連れて行くつもりです。半ば諦め顔で乗っていると、真っすぐに走らず、左折してさらに遠回りしようとするのです。行き先は船着場と知っていながら、土地不案内の日本人観光客と見ての振る舞いです。
 流石に頭に来て、赤信号で停まったところを見計らって降りました。メーター料金の50バーツを支払い、「この嘘つき野郎!」(もちろんタイ語ではありませんが)と怒鳴りつけてやりました。

 「これだからなぁ、バンコクのタクシーは↓」。いつものトラブルといいながら・・・

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September 06, 2008

№927 NHKが見られない

  いつもと変わらぬソイ11界隈
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 サマック政権に対する反政府運動が活発な時期に重なってしまった今回のバンコク行き。8月28日から2日間しか滞在しませんし、クーデターの時も平穏だったと聞いていたので、大して気にしていませんでした。
 実際、ホテルがあるスクンビット地区は平常通り、いつもと変わりません。またBTSの乗降の際の手荷物検査もありませんでした。デモや集会が開かれている首相府周辺など官庁街に行かなければ、特段問題はないと判断できる市内の雰囲気です。

 ところが29日朝、ホテルのテレビを点けると、NHKは音声だけで映像が、ある人物の静止画を貼り付けているだけで、まったく見られなくなっていました。他のタイのチャンネルは、通常通り放送しています。「昨夜まで見られたのに、どうして?」。最初は、よくある「放送権の都合によりご覧いただけません」というお断りの画面かと思いましたが、結局バンコク滞在中は見られないまま。
 
 その後、移動したペナンでは何の障害もなくNHK衛星放送が見られました。NHKを見て知ったのが、タイの非常事態宣言と突然の福田首相辞任のニュース。タイではプーケットなど3空港が一時閉鎖されたり、反政府派と政府支持派の衝突で死者も出たというニュースも流れてきました。
 つまりペナンに来て分かったことは、バンコクでのNHKの放送制限は、やはり一連の政情不安が原因なのだということです。 

 9月3日にペナンを発つまで、インターネットと共にNHKの衛星放送は、タイの状況と日本国内のニュースの貴重な情報源だったのです。とりわけ今回はそうでした。
 そして帰国の際、バンコクでの入出国手続きや空港内の警備、日本へのフライトも定刻と、いつもと何ら変わったことはありませんでした。

 唯一変わったことが、NHKの衛星放送だった訳です。放送内の「海外の安全情報」でトップに流れてくるタイの『非常事態宣言』。現地の状況とは別に、これを見たら、やはりタイへの旅行は控えようという気になってしまうでしょう。
 早く解除され、平穏さを取り戻して欲しいものです。

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August 26, 2008

№921 セントラルデパート・バンナー

  大勢の人で賑わうセンターン
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 バンコク郊外のバンナーで長年ロングステイをなさっているHさん夫妻を訪ねる時、BTSオンヌット駅からタクシーを使います。運転手に告げる行き先は「センターン・バンナー」。バンコクの代表的なデパート「セントラル」のバンナー店なので、運転手にも通じやすいのです。オンヌット駅からBTSシャトルバスも出ていて、一度乗ったことがありますが、少々時間が掛かりました。

 待ち合わせまでの少しの時間しか店内を見てませんが、非常に大きなモールです。08年2月に行った時は、タイの祝日「万仏節(マーカ・ブーチャー)」だったこともあってか、若者や家族連れで大変賑わっていました。
 まずは、地下のスーパーマーケット。フルーツは種類が豊富で、バンコク市内のホテル近くのスーパーとは比べものにならないくらい量も多い。値段も安く感じます。日本の食材も並んでいて助かりますね。

 モール内の大きな吹き抜けを取り囲むように、多くのショップがあり買い物に便利ですし、カフェやレストランもたくさんあります。また最上階にはシネマコンプレックスもあるので、手軽に映画を観ることもできる。そして屋上には遊園地やプールまであるんだとか。
 つまり日常生活に必要なものは、バンコク市街まで行かなくても大概揃っていると言っても過言ではありません。

 緑が多く、市内中心に比べると気温も低くて過ごしやすいバンナー地区。ロングステイするには生活しやすい環境です。そしてコンドミニアムから歩いてすぐの所にセンターンがあれば、生活するのに便利なこと、この上なしといっていいでしょう。
 Hさんが、バンナー地区を生活の場に選ばれたのは、さすがと言う他ありませんね。

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August 12, 2008

№913 16年ぶりタクシー値上げ

   バンコクのメータータクシー
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 タイのメーター付きタクシーの運賃が値上げされたとのこと。7月3日から実施されていて、今頃取り上げるのもという気もしますが、16年ぶりの値上げということと、原油高騰のあおりを受けて、タイの物価が急上昇している折から、気になるニュースです。

 ネットなどの記事によると、運輸省は7月2日付で、バンコク首都圏と近県を走るタクシーの運賃値上げを認可しました。1992年以来16年ぶりに値上げが実現し、平均13%の値上げとなります。
 値上げ後の運賃は、初乗り料金(35バーツ)はそのままですが、走行距離が現行の2kmから1kmに短縮されました。その後、12キロまでが1km当たり5B、 12~20kmが同5.5B、20~40kmが同6B、40~60kmが同6.5B、60~80kmが同7.5B、以降同8.5Bが加算されます。
 タクシーはLPガスが燃料のため、原油高騰による値上げではなく、物価高騰で生活の圧迫を受けているタクシー運転手の収入を増やすため、と説明されているとか。

 これまでバンコク市内のホテルと空港までのメーター料金は、およそ210~230B。これが値上げで30B(100円)ほど高くなることでしょう。元々安いバンコクのタクシー料金です。1回当たりの値上げ幅もそう気になる額ではありません。

 しかし、最近44~45Bまで値上がりしているガソリン代。このところ落ち着きを見せている原油相場ですが、物価の動向が気がかりです。
 7月のインフレ率は、原油・食品価格の高騰のため、過去10年で最高の9.2%(対前年同月比)。なかでも燃料価格が46.9%の上昇。食品価格も、米、小麦粉など穀物が33.5%、食肉が19.2%値上がりし、全体で11.8%の上昇率になっています。

 このところ日本もガソリン代を筆頭に、食料品など相次いで大幅に値上がりし、インフレ傾向が顕著になってきましたが、タイの物価上昇率は、かなりのものですね。特に食料品の物価上昇は、生活を直撃します。

 「物価が安いタイでロングステイ」と、これからも言えるといいのですが・・・

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June 30, 2008

№890 急騰する燃油サーチャージ

  カラフルなPG機 福岡空港にて
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 「08年6月26日のニューヨーク商業取引所の原油先物相場は、史上初めて1バレル=140ドルを突破した」と報道されました。
 現在、福岡のレギュラーガソリン価格は約170円。7月はさらに値上げが予想され、止まることを知らない石油価格です。

 原油価格の高騰に伴って、2005年から海外の航空チケットに付加されているのが、燃油サーチャージ
 チケット代やツアー料金とは別立てなので、利用者からクレームやトラブルになることも多く、国土交通省は6月、海外ツアー料金は燃油サーチャージ込みの「総額表示」に切り替える方針を明らかにしました。そのためツアー料金の割高感から、今夏からの海外旅行者数の減少が予想されています。
 また、インターネットのニュースによると、全日空は7月8日出発分から、ハワイやタイの燃油サーチャージを往復で何と4万円に値上げします! これでは格安チケット価格と大差ないかも。

 そんなニュースも気になり、そろそろ次のタイ行きを計画しようかと、JTBに問い合わせてみました。
 するとタイ国際航空(TG)は7月から、福岡・バンコク往復でこれまで1万3~4千円だった燃油サーチャージを3万3千円と、一気に2万円もの値上げを予定しているそうです。
 同じ直行便を飛ばしているバンコク・エアウェイズ(PG)は、約2万円とのこと。今年2月ラオス・ルアンパバーンまでが、1万円強だったと思いますから、約2倍です。それでもTGよりも低く押さえられているので、今度もPGを利用した方がよさそう。
 
 燃油サーチャージの急騰は、手軽に海外旅行に行けなくなるばかりか、海外ロングステイにも影響することでしょう。
 この調子で値上がりすると、オフシーズンではチケット代を逆転してしまうそうな勢いです。本当に笑うに笑えない話ですね・・・

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June 06, 2008

№878 激イタ! フットマッサージ

     この看板が目印です
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 一日の疲れを取り体をスッキリさせるフットマッサージ、バンコク滞在中に必ずお世話になっているといいでしょう。いつもは定宿ホテル近くのマッサージ店ですが、08年2月友人に「痛さが売りのフットマッサージ店」に連れて行ってもらいました。

 案内されたのは、ラーチャダムリ通りのBigC近くにある、その名も「Mr.Feet」。地元では評判の店で、マネージャーは通称“すもうさん”というそのまんまの体型の男性ですが、すご腕なのだとか。

 足と肩の1時間コース(300B)を選択し、靴下を脱いで準備完了。鮮やかな青の制服を着た女性が担当です。なぜか青のポロシャツの胸には漢字の「忍」の金文字が刺繍されています。あたかも「痛いから忍びなさい(我慢しなさい)」と言われているよう。覚悟を決めて、いよいよ足指からマッサージの開始です。

 いきなり痛みが、電気のように脳天まで走ります。ツボを少しずつずらしながら強く押さえられる都度に、波状的に痛みが襲ってきます。「アイタタ!」ともちろん日本語で言っても、おばちゃんは容赦ありません。飛び上がるほどではないものの、痛みがビンビン頭まで駆け上ってきます。馴染みのマッサージ店とは痛さのレベルが、桁違いに違うのです。
 痛い箇所が「体のどこが悪いのか?」と聞きたいのですが、タイ語が喋れませんし、第一尋ねる余裕もありません。そして隣では友人も痛みで飛び上がっているので、聞いてもらう訳にもいかず。

 しかし、足指から土踏まずへとツボをマッサージするほどに慣れて、いくらか痛みが和らいできました。次第に“痛キモ”の極致に・・・ 
 マッサージを終えると、血行がよくなったのか足の裏がズンズンして熱っぽい。そして体も軽くなりました。でも肩は強すぎて却って“揉み凝わり”状態。足ウラだけにした方がよかったようです。

 ところで店内には日本語の表示が至る所にあって、面白い注意事項の張り紙が目に留まりました。
・食後1時間はマッサージを控えること
・柑橘系を前に食べないこと
・マッサージ後500CCの水を摂ること
・生理中、妊娠中は避けること
そして
・痛い時は大きな声を出すか、“笑うか”してください。
とありますが、痛い時に笑える訳ないでしょうって。しかし「足ツボを押して笑いのツボ」とは、なかなかのユーモアです。 思わず笑ってしまいました。

 痛いマッサージがお好みの方、好奇心旺盛な方、お試しあれ。

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May 23, 2008

№871 気まぐれなネットカフェ

       ソイ11界隈
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 タイ滞在中、メールやネット検索に利用するのがネットカフェです。いつも定宿近くのアンバサダーホテル前にある小さなネットカフェに通っています。タイにノートパソコンを持参することもできますが、荷物になるばかりでなく盗難などのトラブルを考えると、1分1バーツと手軽なネットカフェで十分です。
 贔屓のネットカフェは、朝8時と他所よりも早くオープンしているので助かります。人との約束の時間やショッピングセンターの開店時間も大体10時頃から。朝食を早く済ませ、それまでの時間をネットカフェで過ごすと、一日を有効に使えるのです。
 
 08年2月、バンコク到着の翌朝8時30分に、いつものようにネットカフェに行ってみると閉まっています。9時の開店だったかと思いきや、やはり店の入り口には「AM8、OPEN」という表示。仕方なく近所のネットカフェを当たってみましたが、どこも9時にならないと開きません。一日の出鼻をくじかれ、すっかり予定が狂ってしまいました。
 今度は翌日9時に行くと、すでに多くの客がパソコンに向かっています。店番の若い女性に「昨日8時半に来たら閉まっていたけど、何時開店なの?」と聞くと「今日は8時に開けました。昨日は・・・」みたいな返事が返ってきました。

 気まぐれというか、いい加減というか、やっぱりここはタイ。怒るよりも「マイペンライ」と言い聞かせたのでした・・・

 ところで最近はWebメールを使っているのですが、メールを送信しても日本からのメールの着信がありません。メルマガなどはちゃんと受信しているのに。
 帰国後、友人たちの話ではメールを送信しても戻ってきてしまうとのこと。どうもメールアドレスがプロバイダーの正式IDで送信されていて、いつものユーザー名ではなかったことが原因のようです。後日設定し直したものの、お粗末なお話でした。

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May 11, 2008

№865 ランスアン通りのスタバ

    高級住宅のようなスタバ
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 バンコクのBTSチットロム駅から続くランスアン通りを歩きました。街路樹が続くランスアン通りは、高級コンドミニアムやお洒落なレストラン、ショップが並ぶ落ち着いた通りです。
 できるだけ木陰を歩きますが、気温が高い日中すぐに汗が吹き出します。あまりの蒸し暑さに通りに面した「スターバックス」に逃げ込みました。外観は樹木も茂る庭付き一戸建て。 「STARBUCKS COFFEE」の看板がなければ、それとは分かりません。

 広くて静かな住宅のような店内は、クーラーが効いていて別天地です。ゆったりとした空間にテーブル席がいくつかあって、お客さんがお茶を飲みながら柔らかいソファーでのんびりと寛いでいます。
 落ち着いた雰囲気は、まるで木造住宅のリビングのよう。街中で見かけるカフェというよりもコーヒースタンドのようなスタバと同じお店とはとても思えません。流石に閑静なランスアンに店を構えるだけあって高級感があります。それでもコーヒーの値段は同じはず、特別なチャージは付いていませんでした。

 冷たい「マンゴ・パッション・スムージー」(110B)を注文して涼みます。飲み応えがあって濃厚で美味い! マンゴ好きな私としては堪りません。

 居心地がよくて、結局1時間ほどゆっくりと過ごしました。ランスアン通りを散策する時は、ここのスタバでお茶をするのもいいですよ。

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April 12, 2008

№849 パラゴンのスーパーは食材の宝庫

  カラフルなもち米も売っています
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 サイアム・パラゴン地下のフードコートで軽食をしたついでに、隣のスーパーマーケットをちょっとのぞいてみました。パラゴンは初めてという知人と一緒に、どんな食材があるのか、見学といったところです。しかし、あまりに売り場が広く、食材が豊富過ぎて、逆に焦点が定まりません。

 タイの麺コーナーで「ヒスイ麺」を見つけました。定宿の朝食にも時々出される緑色の生麺で、その原材料がモロヘイヤだと初めて知りました。モロヘイヤがヒスイ色の素だったのですね。

 お米のコーナーには、うるち米やもち米など各種の米が並んでいます。驚いたのが黄色に青、緑などカラフルな「Sticky Rice(もち米)」。赤米は知っていましたが、こんなカラフルな米があるのかと、思わず写真を1枚。
 帰国後、写真を見ると、黄色の米はカレーの素のターメリックで色付けされているようです。納得。果たして青や緑の米は何で染めているのか、気になるところです。価格は、1キロ65バーツ(約230円)でした。
 
   1粒300円もする「あまおう」
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 そんな中フルーツ売り場を歩いていると、福岡特産のイチゴ「あまおう」を発見してびっくり。先日福岡の地元テレビ局が「あまおう」がタイに輸出されたというニュースを流していましたが、本当にありました。でも値段を見て2度びっくり。なんと1パック(9個入り)800バーツ(約2900円)もします!! いくら大ぶりのイチゴとはいえ、1粒300円以上もするとは・・・ 福岡では1パック500円くらいですから、タイの物価を考えるとすごく高価なフルーツです。それでもタイ人のお金持ちに人気があり、飛ぶように売れるのだとか。
 3月11日夜「報道ステーション」でも福岡産「あまおう」が取り上げられ、東南アジアの成長の波に乗って、タイだけでなく香港、台湾にも輸出されているといいます。まさに“空飛ぶイチゴ”ですね。

 あれこれ見た割には、結局買ったのは「タマリンドのキャンディ」と「マンゴアイス」だけでした。このスーパーをじっくり見て回ると2~3時間はかかりそうです。楽しそうですけど、時間がもったいないような・・・
 でも、もし時間がある時には、この“食のワンダーランド”を探検したいものですね。

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April 10, 2008

№848 トラブルなしの空港タクシー

   タクシーで空港ターミナルへ
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 スワンナプーム空港からバンコク市内へはタクシーを使います。ちゃんとタクシー乗り場から整理券をもらって乗車してもトラブルがあるのが常の空港からのタクシーです。

 08年2月21日、福岡からのPG816便は15時35分の定刻よりも早めに到着し、入管もすんなりと通過。手荷物が出てくるのに少々待ちましたが、タクシー乗り場で10組ほどの列に並んだ後、15時28分には乗車できました。
 スワンナプームの開港以来、カンボジアやベトナムに乗り継いでいましたので、昼間の時間帯に入国したのは初めて。夕方からの入国ラッシュの前で、ここまではスムーズにいったのかもしれません。

 さて問題はここからです。乗車してすぐに、ドライバーに宿泊ホテルのネームカードを見せて再確認し、メーターのスイッチが入っていることもしっかりチェックします。英語が少し話せる年配のドライバー、 「400バーツでどうだ?」とは言わずに「どこから来た? そうか日本か。今日はいい天気だ、暑くないか?」と気さくに話しかけてきます。どうやらいいドライバーに当たったようです。
 30分もかからずにスクンビットのソイ11に到着。メーターは177B、これに空港タクシーの手数料50Bを加えて支払います。高速料金65Bを含めた292B(約1千円)が、トータルの交通費です。
 そして降車の際も、大きなスーツケースを丁寧に扱って降ろしてくれました。最後にチップをあげたのは言うまでもありません。

 24日朝、ラオスへのフライトのため空港へ。ホテルのスタッフに頼んで「メータータクシー」を呼んでもらいました。あえて「メーター」と言わないと「メーターなし」のタクシーを連れてくることがあるからです。
 今度は若いドライバー、ソイ11から高速道路に入るのに、一方通行をぐるりと回って出てきたのがソイ3。日曜日だからスクンビット通りをUターンできなかったのでしょうか? 一抹の不安を感じながらも10分後ようやく高速に。日曜の朝9時過ぎということもあってか道路は空いています。何の問題もなく30分で到着、メーターは205Bでした。

 今回は行き帰りとも何と“ノートラブル”、こんなことは初めてです。タクシードライバーに恵まれましたが、昼間に乗ったというのもあるかもしれません。こういう幸運もあるのですね。
 
 ところで3月6日のバンコク週報に、空港から乗る時に徴収される手数料の50バーツが廃止されるという記事を見つけました。
 記事によると、政府は空港のタクシー業務を牛耳るマフィアを一掃する方針で、手数料を廃止するのだとか。利用者にとっては朗報ですが、この手数料は政府や空港の収入ではなく「空港タクシーマフィア」の懐に入っていたのですかね。さらにマフィアの黒幕が、タイ空港社(AOT)幹部ともみられているというのですから、またまた驚きです。

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March 22, 2008

№837 バンコクの両替商

       ナナ駅界隈
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 バンコクのホテルにチェックインして、すぐに行くのがスーパーマーケットと両替商です。スーパーはビールとフルーツの買出しですが、両替商はもちろん円からバーツへの両替のためです。スワンナプーム空港内の各銀行でも両替できますが、タクシー代くらいは前回使わなかったバーツで足りますので、空港よりレートのいいバンコク市内の両替商を利用しています。

 いつも利用するのは、ロングステイヤーの方に教えてもらったBTSナナ駅横の「VASU」。定宿からもすぐなので便利です。建物の脇にある入り口を入ると、おじさんかおばちゃんがカウンターに座っていて、両替したい金額の円を差し出すだけ。すぐに店の奥との窓口を通してバーツと両替してくれます。米ドルからバーツでもOK。ただしトラベラーズチェック(T/C)はダメで現金に限ります。
 
 08年2月21日の両替レートは、1万円で2975B(1B=3.36円)と3000Bになりません。昨年9月は2945B(1B=3.40円)でしたから同じ水準で、改めてバーツ高を感じます。昨年7月には2650Bまで高騰したバーツ高ですが、その後落ち着きを取り戻して、ほぼ上記水準で推移してきました。
 短期間しか滞在しないわたしでもバーツ高は気になりますが、ロングステイヤーの方にとっては切実な問題です。長く続くバーツ高に対応して生活費を切り詰めたり、家賃が安い住居を求めてより郊外へという動きも出てきています。

 ネットをのぞいてみると、最近はドル売りによる円高を反映して、為替レートは3月18日現在、1万円=3168B(1B≒3.16円)まで上昇しています。この1ヶ月でかなりレートが良くなっていますね。

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March 18, 2008

№834 PG福岡線 週4便に

    バンコクに到着したPG機
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 このところタイ行きに利用しているバンコク・エアウェイズ(PG)の福岡線が、この3月末から週4便に増便されます。その上、A319の新型機を導入して、同社初のビジネスクラスが新設されるとのこと。
 福岡・バンコク線はタイ国際航空が毎日飛んでいますので、これで直行便は週11便になります。燃油サーチャージ高騰のあおりを受けて海外旅行客は減少しているのに、バンコク便は着実に乗客数を伸ばしているようです。
 ちなみに広島線も週2便から3便へ増便されるので、同社は毎日日本へ運行することになります。

 08年2月21日のPG816便は、乗客140人以上(定員162人)とほぼ満席でした。昨年同じ時期に搭乗した時は、約60人とガラガラでしたから、この1年で着実に搭乗率を上げて、PG機はすっかり福岡線に定着したようです。増便になるのもなるほどと頷けます。
 同社は成田や関空には就航していませんが、大手航空会社があまり目を向けないローカル線で成功を収めているといえるでしょう。しかし成功の理由は、ニッチなローカル線だからということだけではありません。それは「低価格とサービスの良さ」でリピーターの心を掴んでいるとにらんでいます。 
 いつも航空チケットの手配をするJTBの検索サイトを開くと、チケット価格の安い順に表示されるのですが、福岡・バンコク線の上位にPGのチケットがずらりと並んでいて、タイ航空は下位の方です。最初はアンコールワット観光のためにシェムリアップ路線を独占するPGに搭乗したのがきっかけでしたが、空いていたとは言え行き届いたサービスの良さにすっかりファンになってしまいました。

 さらに、エコノミークラスの乗客でもスワンナプームをはじめ各空港のラウンジを利用できるのも魅力です。ラオス・ルアンパバーンの小さな空港にもあって、お茶やスナック類をいただけるのは嬉しいサービスです。スワンナプームのゆったりしたラウンジはのんびりと過ごせて、今回の6時間以上のトランジットもこのラウンジなしでは語れません。
 しかし、このPGのラウンジは意外に知られていません。もしPGに搭乗する時は、ぜひラウンジを利用しましょう。なかなか快適ですよ。

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March 15, 2008

№832 またもや禁酒令

  アルコール販売禁止の張り紙
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 08年3月2日、タイの上院議員選挙がありました。選挙結果はともかく、例のごとく投票日直前はアルコールの販売や提供が禁止になります。本投票に先立つ、2月22日の夕方から24日の不在者投票日の夜12時まで、スーパーやコンビニでの販売はもちろんのこと、レストランやバーなどでのお酒の提供に至るまで、すべて禁止です。
 スーパーに行くとアルコール類は並んではいるのですが、販売禁止の紙が大きく貼ってありますし、レストランでビールを頼んでも首を横に振られるのが落ちです。

 年に2回しかタイに行かないわたしですが、今回は不在者投票の直前に当たってしまい、これで3回目です! それもレストランで禁酒日と知った次第。誰もタイの不在者投票日なんて知りませんよね。在バンコクの邦人だって知らないかも。
 
 その煽りを食って、とっても美味しいシーフードをビールなしでいただくことに、トホホ・・・ その分沢山のシーフードを食しましたが、大エビの炭火焼きやプーパッポンカリーにビールがないなんて信じられません。
 幸いバンコク滞在初日に、スーパーでビールを買い置きしていたので、ホテルに帰ってから喉を潤しましたが、どうしても隔靴掻痒の感は否めません。

 2年前の総選挙の時もビールが飲めませんでしたし、仏教のカオ・パンサー(安居入り)などの特別な日にも禁酒日が設けられています。クーデター後、初の総選挙と今回の上院議員選挙と続き、それに地方選挙もあるでしょうから、一体1年間に何日禁酒日があるのでしょうか?

 何かにつけていい加減なことが多いタイです。しかし、こと禁酒令に限っては厳守されています。もっともバンコクを外れると例外もあるようですが。
 仏教の教えによる禁酒は理解できます。でも、選挙それも不在者投票日までビールが飲めないなんて酷な話です。せめてタイの選挙に関係がない外国人は対象外にしてもらえないでしょうかね。禁酒日があまりに多いようだと、外国人観光客に嫌われますよ、タイ政府さん。酒飲みにとって、好きな時に好きなように飲むのは、旅の楽しみなのですから。

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March 08, 2008

№828 BTSスカイパスはお得 その2

   去っていくBTSを見送る図
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 その他、BTSにまつわる話を2題。

 ① 3階のホームに上がると、いつも判で押したようにBTSに乗り遅れていました。無常にもドアが閉まり、出発していく列車を見送るばかりで、意地悪をされているとしか思えないくらい。そんな時に限って次の列車は、なかなかやって来ません。
 ところがです。今回の滞在では、ほとんどの場合列車がホームに入って来る直前です。全部と言ってもいいくらい、ピタリといいタイミングで列車が来ます。こんなこと、本当に初めてです!! 
 2階の改札には、正確な時刻表も日本の地下鉄のように「手前の駅を出発しました」という表示もありませんから、何時BTSが入線してくるかは、まさに運次第と言ってもいいでしょう。旅の幸運を予感させる出来事でした。


 ② 久しぶりにスクンビット線終点のオンヌット駅からバンナーのセントラル・デパート(通称センターン)まで、タクシーに乗った時のこと。これまでオンヌット駅から先は高架が途切れていたのですが、延伸工事がかなり進んでいてびっくりしました。 なんでも09年4月の試験運転を目指しているとのこと。タイのことですから遅れるかも知れませんが、スクンビット通りからバンナー通りへ左折する辺りまで工事中でした。十分2駅ほどの距離はありそう。周辺道路の渋滞解消とセンターンに行くには便利になりますね。

 それに見逃してならないのは、ロングステイヤーの滞在エリアが広がることです。延伸する駅周辺で、これまでより手頃なコンドミニアムを探すことができます。最近のバーツ高で生活費が上昇しているため、できれば家賃の負担を軽くしたいと考えている方が多いはず。その意味では、延伸工事の早期完成が望まれるところです。

 しかし、完成したらスワンナプーム空港へのアクセスが便利になることは、ないのかしら?
 まだまだ土地不案内なので、見当違いかもしれませんが。もし便利になるとしても、重たいスーツケースを持って、BTS3階のホームまで登れる筈ないですね・・・

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March 07, 2008

№827 BTSスカイパスはお得

   便利な「スカイパス」カード
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 バンコクの交通手段で一番利用するのがBTS。08年2月21日到着したその日に、チケット売り場でプリペイドカードの「スカイパス」に、とりあえず200バーツ分(約700円)を追加購入しました。
 有効期限は2年間なので、半年前の残高に購入金額が加算されて戻ってきます。一緒にもらったレシートをみると、残高71バーツに200バーツ、そして10バーツのボーナス・ポイントが付いていて281バーツという明細になっています。少額ですが“おまけ”が付いていました。ラッキー!

 カードを改札口のセンサーにかざすか触れるだけで、スムーズに通過できます。カラーモニターに表示される残高も、以前よりも随分見やすくなりました。
 さて、何度か乗っている内に、いつもカードの残高に端数が付いていて、5バーツ刻みで運賃が引かれていないことに気づきました。チケットの自動販売機の周辺に貼ってあった運賃表を見てみると「スカイパス」の運賃は、乗車区間によって通常料金よりも2~4バーツ安いのです。BTSの運賃は、初乗り15バーツから最大40バーツまでの料金体系ですが、乗車回数が多いと割引額もバカになりませんね。
 07年3月の値上げの時、「スカイパス」を優遇するプロモーションが実施されましたが、まだ継続されていたようです。何時までなのでしょうか? 期限の表示は見当たりません。この割引サービス、恒常化されていると助かりますが・・・

 ロングステイヤーに限らず、バンコク旅行で自分の足で回ろうという方にも、最適でお得な「スカイパス」カードです。お奨めします。

つづく

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February 17, 2008

№817 サイアムパラゴンの巨大スーパー

 オープン当初のサイアムパラゴン
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 バンコクのショッピングセンター「サイアムパラゴン」、BTSサイアム駅のホームからその威容や円形の屋根が載ったガラス張りのエントランスを望むことができます。高級ブランド・ショップやレストラン、映画館、デパートなど約300店ものテナントが入店していて、地下にはなんと「サイアム・オーシャンワールド」という水族館まであります。
 05年12月のオープン早々、ちょっとのぞいたことはあるんですが、07年9月ゆっくり歩いてみました。

 初めて行ったのが、1階のスーパーマーケット。エンポリアムと同じ高級スーパー「Gourmet market」でした。まずその広さにびっくり。広すぎて何がどこにあるのやら迷ってしまいます。
 一番興味を引かれたのが、フルーツ売り場です。その種類の多さに2度びっくり。エンポリアムの比ではありません。ドリアンの誘惑に負けそうになりましたが、ホテルの冷蔵庫に買い置きのフルーツがまだ残っているので、ここはぐっと我慢・・・

 ここでお土産を買うことにしました。まず「マカデミアナッツのチョコレート」、タイで買うのも変ですが、母からリクエストされたハワイ製のチョコ、2個で468バーツ(約1600円)です。
 それと以前に紹介しましたダイエット用の「バジルシード」(14.5バーツ、約50円)を4袋、ちなみにこれはわたし自身の分です。
 レジを出ると「FOOD HALL」というフードコートにつながっています。タイ料理はもちろんのこと、いろいろな料理が揃っていて、あちらこちらから美味しそうな匂いがしてきます。それにしても広い! 歩いているうちに方向感覚がおかしくなるくらいです。

 この日は朝から歩き回っていたこともあって、余計に疲れてしまいました。次回はゆっくりと巨大スーパーを探検したいと思います。

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February 03, 2008

№810 ランスアン通りのイサーン料理店

ランチ時で賑わうランスアン通りの横丁
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 バンコクの中心部BTSチットロム駅からルンピニ公園に伸びる「ランスアン通り」、緑の濃い街路樹とお洒落なレストランやブティック、高級コンドミニアムが立ち並ぶ、閑静な雰囲気の通りです。バンコクの青山通りともいわれているとか。
 久しぶりに歩くことにしました。タイ国政府観光庁の福岡オフィスが作成した「バンコクウォーカー」というガイド本に「ラープ・ランスアン」というイサーン料理店が紹介されていたからです。

 ガイドの地図を頼りに街路樹の下を歩きます。高級レストランと見間違えるようなスターバックスを通り過ぎ、通りから右手の路地(ソイ)へ。
 ちょうどお昼休みの時間、周囲のオフィスで働くビジネスマンやOLたちが、吸い込まれるようにこの細い路地に入っていきます。そこはお洒落なランスアン通りから一変して、タイの香辛料が漂う庶民的な横丁でした。細い路地にはビジネスマン目当ての屋台や食堂がたくさんあって、月曜日で黄色のポロシャツを着た会社員たちで、どこも一杯です。
 ランスアン通りとは対照的な迷路のようなソイ、そのギャップが面白くもありというところでしょうか。

 右へ左へと曲がりくねったソイを、ランチ風景を眺めながら奥へ奥へ。すると行き止まりでしたが、ガイド本の「右手の民家の方に進め」の指示に従い、何匹か猫がうろついている薄暗い家先をくぐり抜けると、そこがイサーン料理店「ラープ・ランスアン」の敷地でした。まさに路地の奥の奥、ガイド本がないと、とてもたどり着ける場所ではありません。ましてや通りかかるなんてありえない食堂です。

 店の雰囲気は大衆食堂そのもの。でもほとんどのテーブルは、会社員たちでほぼ満席で、この食堂の看板料理「ガイヤーン」(地鶏の炭火焼)を食べています。わたしもガイヤーンを注文しますが、まだ12時20分だといういうのに、早くも売り切れ!トホホ・・・
 ここのオヤジさんが「10時半にオープンしているから、もっと早く来い」と優しく言ってくれますが、ちょっとがっかり。しかし思い直して、 「ソムタム」(青パパイヤのサラダ)と「カオニャオ」(蒸したもち米)を頼むことに。

 「ソムタム」はしっかりした味付けの本格派、付け合せのキャベツやタイ野菜は、よく冷えていてシャキシャキです。「ソムタム」の辛さを和らげるように「カオニャオ」を時々口に運びます。
 それでも辛さに屋外の蒸し暑さも加わって、すっかり汗びっしょりになってしまいました。せっかくホテルでシャワーを浴びたばかりだったのに台無しですが、久々の本格「ソムタム」に大満足です。この2品で40バーツ(約140円)と手軽なランチでした。 
 
 「ソイに名店あり!」とガイドに書いてあります。それを確かめに、もう一度必ず「ガイヤーン」を食べに行きます。

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January 22, 2008

№804 旬のマンゴスティン

     水上マーケットにて
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 タイ行きの楽しみのひとつは、南国のフルーツを食べることです。普段、それほど果物を食べないわたしですが、バンコク到着後、すぐにスーパーへフルーツを買出しに行きます。
 タイ訪問は2月と8月が多く、その時の旬のフルーツをいただきますが、どうしても季節が限定されてしまいます。ですから、バンコクでロングステイされている方から、季節ごとの美味しいフルーツの便りがあると、羨ましくもあり、すぐに飛んで行きたくなることも。
 1月のこの時期、みかんやイチゴが旬を迎えているそうです。同じみかんやイチゴでも、日本のものとは種類や味わいも異なって面白いものです。
 
 07年8月、旬のフルーツは“フルーツの女王”といわれるマンゴスティンでした。ホテル近くのスーパーへ行くと、山積みになったマンゴスティンが、1kg35バーツ(約120円)で売られています。ずっしりと重い大きなビニール袋入りが、55.5バーツ(約200円)とお買い得。後で数えてみると16個も入っていました。
 日本ではまだまだ高いマンゴスティンですが、1個10円ちょっとなのですから、買うしかありません。ちなみに好物のマンゴーは、1kg165バーツ(約580円)と少々高めです。マンゴーはいつも見かけますが、4月頃からシーズンでしょうか。
 今回はマンゴスティンをメインにして、ホテルに持ち帰って朝食用にしました。他には、パック入りのザボン(40バーツ)も買い物かごへ。タイのザボンは酸っぱくなく、さっぱりした甘みで意外に食べ飽きません。朝食に最適です。

 1年中暖かくてフルーツが豊富なタイですが、収穫時期や美味しい時期というのはあります。特に5月からの雨季に旬を迎えるフルーツが多いようです。
 タイに行ったら、好きなもの、珍しいものなど旬のフルーツ(ドリアンも一度は)を、ぜひ味わってみてください。

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January 05, 2008

№795 デパートで値引きしてくれる謎

    エンポリアム・デパート
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 バンコクのデパートでゴルフウェアを買った時、値引きしてくれて、ちょっと驚きました。日本ではセール中でもその値札通りの価格ですから、デパートなのに値引きが可能な仕組みとは何でしょうか?

 まずサイアム・パラゴンで、FILAのポロシャツを2枚買うと30%OFFというセールをやってました。気に入ったシンプルなデザインの半袖シャツを2枚選びました。定価1700バーツ(約6000円)のものが、1190バーツ(約4200円)とお手頃です。
 ところが、選んだ片方のポロシャツが展示品だったからでしょう、襟が汚れていたのです。同じ色とサイズのものは、この1点しかありません。買うか買うまいか迷って「もう少し安くならない?」と尋ねると、 「クレジットカードはダメだけど、現金で支払うのなら1000バーツ(約3500円)でいいよ。レシートは出せないけどね」との返事。二つ返事で商談はまとまりました。
 襟の汚れは洗濯すれば取れる程度のもので、問題ありません。ゴルフウェア2枚で3500円ならお買い得というもの。でも現金払いでノーレシートというのは、売り上げを立てないのかしらと思いつつも「ラッキー!」ということで、それ以上は深く考えませんでした。

 その翌日、今度はエンポリアムでのことです。ル・コックの長袖ゴルフウェア(1755バーツ)を20%OFFのところ30%に値引きしてもらって買うことができたのです。この時も「キャッシュONLY,NOレシート」ならばという条件付でした。
 実はこのル・コックのショップで、その2日前に半袖シャツと帽子を30%OFFで購入していたのです。もう一枚長袖が欲しくなって再び行ってみると「30%OFFのセールは昨日まで。今日からは20%です」とついていません。でもわたしを覚えていた店員がマネージャーに相談してくれた結果、「キャッシュONLY,NOレシート」ということになった次第です。
 
 デパートでの2回の値引き、それも「現金払いの領収証なし」、日本のデパートでは考えられないことです。その現金が店員の懐に入ることはないにしろ、課税されないために売り上げを立てないのでしょうか? だとしたら現金はどこへ行くのでしょうね? 
 タイ式商習慣と言ってしまえばそれまでなのですが、いまだにその仕組みが分かりません。

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December 21, 2007

№787 やっぱりか空港からのタクシー

  スワンナプーム空港の出発口
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 いつもちょっとしたトラブルがあるのが、バンコクのタクシーです。これまでも何度かブログに掲載しましたが、とりわけ空港からのタクシーは毎回といってもいいくらい。07年8月もやっぱり空港からのタクシーで起きました。

 ホーチミンからスワンナプーム空港に到着し、順番待ちの長い列に並んでやっとタクシーに乗ったのが夜の9時20分。乗車整理券の半券を運転手に渡すと、バンコク市内まで「400バーツ」と要求してきました。みなさんもご存知の通り、普通タクシー料金は300バーツあれば十分です。
 即拒否し、カウンターに戻って車を替えてくれるように言うと、運転手に話をした配車係りが「メーター料金で行くから、同じタクシーに乗ってくれ」とのこと。再びスーツケースを載せて、同じタクシーに乗り込みました。
 しかし、スクンビット通りの宿泊先ホテルを告げても、ちゃんとした返事もせずに不機嫌そのものです。高速道路を走る間中も無言で、車内は重い空気が漂ったままでした。
 スクンビット通りまで、メーター料金が175バーツに空港発のチャージ50バーツと高速代65バーツを加えて合計290バーツ。料金を受け取る時も運転手の機嫌が悪く、最後まで嫌な思いをしました。

 きっと400バーツと言われて「そんなものか」と思って、そのまま乗ってしまう日本人が多いのでしょう。長い待ち時間で儲かりたい運転手の気持ちも分からないではないですが、タイ入国早々嫌な気分になってしまうのは困りものです。
 今回の滞在中、他のタクシーでもトラブルがありましたが、それはまた別の機会にということで。

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December 19, 2007

№786 タニヤ・プラザはゴルファーのメッカ

    サイアム・パラゴン内から
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 BTSサラディーン駅すぐ近くのタニヤ・プラザは、ゴルフショップで一杯です。昨年からゴルフを始めたものですから、気になってのぞいてみました。お馴染みのブランドが目に付きますし、日本メーカーのクラブもたくさん並んでいます。
 初心者なのでゴルフクラブの値段について詳しくありませんが、意外に高いのでちょっと驚きました。バンコクの方が、日本より安いだろうと思っていたのです。むしろ日本の専門店で買った方が安いくらいです。ボールも日本と大差ありません。エンポリアムのショップでも同様でした。まだまだタイでは、ゴルフ用品は贅沢品なのでしょう。
 バンコク在住の方にお聞きすると、やはりゴルフクラブは帰国した時に日本から買ってくる人が多いそうで、ボールもロストボールを使うことが多いとか。

 そこでゴルフ用品はあきらめて、ウェア探しをすることに。これも定価をみると、日本と変わりありません。しかしエンポリアムやサイアム・パラゴンでは、セールの期間ですと30%オフというのもありました。これだと同じブランドのウェアを日本で買うよりも安く手に入れられます。 

 後日調べてみると、古いデータですがタイのゴルフクラブの関税率は30%らしいことが分かりました。しかし05年9月、当時の小泉首相とタクシン首相が、日タイ経済連携協定(EPA)について大筋合意し、鉱工業品分野においては、日タイ両国ともほぼ全ての品目について、協定発効日から10年以内に関税を撤廃することになっています。

 したがって漸次関税が引き下げられることとになりますが、実際にゴルフ用品が安くなるのは、何時になるのでしょうか?
 また最近ではバンコク周辺のゴルフ場の料金も、以前ほど安くはないと聞きますので、「ゴルファー天国タイ」とは言えないかもしれません。

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December 06, 2007

№779 健在!BTSのジンクス

      タクシン橋駅にて
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 もう当たり前のように乗っているBTS、地下鉄とともにバンコク市内の移動には欠かせない“足”になっています。いつもプリペイド式の「BTS SKY SmartPass」を使っていて、その都度チケットを買う手間が省けてとても便利です。2年間有効なので、半年に一度しかバンコクに行かなくても、残高は次回の訪問まで持ち越せます。

 ICチップ内臓のカードを改札口にかざして、さっとホームに上がるのですが、列車が発車したばかりということが、しばしばあります。間が悪いといえばそれまでなのですが、一度乗り遅れると次の乗車も、またその次もと、立て続けにドアが閉まったばかりの列車を呆然と見送るということに。降車した乗客と階段ですれ違うと、もうだめです。みなさんは、そういう経験ありませんか?
 以前もよく乗り遅れることが多かったのですが、07年9月にまたも再発してしまいました。 “いつも乗り遅れるBTSのジンクス”は健在だったのです。不運なことは続くもので、こんな時は地下鉄でも同じことが起きます。

 ところでBTSに時刻表はあるんでしょうか? どうもなさそうです。これまで券売機周辺やホームでも見たことがありません。この辺りのアバウトさが、タイらしいのですが。
 始発は6時から最終は24時とのこと。その間、およそ5分間隔で運転されていますが、実際の運転間隔はバラバラな気がします。乗り遅れた時に限って、次の列車がなかなか来ません。特に急ぐことは少ないのですが、待つ身にとっては長く感じられる“タイの5分間”です。手持ち無沙汰に反対側のホームの様子を眺めているか、ホームに設置されているモニター画面のCM映像などで、待ち時間を過ごすことになります。

 しかし、BTSに乗り遅れたからといってイライラするようでは、まだまだ日本を引きづったままとも言えるのですが・・・

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November 03, 2007

№759 国際ローミング携帯故障

  人民委員会とホー・チ・ミン像
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 2年ほど前から、タイに行く際には、NTTドコモの国際ローミングサービスを利用しています。自分の携帯電話番号がそのまま海外で使えるというのが、一番のメリットです。電話番号が変わりませんから、海外でも日本国内にいるのと同じように受発信できるので便利です。もちろんメールも使えます。
 最近では、海外でも使用できる新機種が増えていますが、わたしの携帯は旧型なので、海外専用機をレンタルします。以前は1日のレンタル料が300円もしていたのですが、100円に値下げし、今年8月はプロモーション期間ということで無料でした。盗難や紛失に備えて保険料として1日100円掛かるだけと、大変手頃な料金になりました。 
 ただし海外での通話料金は、受発信とも自分の負担です。ちなみに日本への通話料が175円/分、タイ国内が75円/分と、これも以前から比べるといくらか安くなっています。
 レンタルの携帯は出発前の2,3日前に無料で宅配してくれますし、返却は帰国時に空港窓口で返却です。

 8月28日バンコクに到着し、携帯の電源をONにすると、 「FOMAカードを入れてください」という警告メッセージが出て、アンテナも立ちません。いつもはすぐに使えるのですが、こんなことは初めて。どうも故障のようです。そのままホーチミンへ移動。
 ドコモにはトラブル時の対応窓口があって、海外からも連絡できるようになっているのですが、悪いことにベトナムはサービス対象外。結局ホーチミン滞在中、使えないままでした。

 31日夜バンコクへ戻り、ホテルにチェックインして、日本のドコモへ電話を入れると、丁寧な対応で、発送時にちゃんとFOMAカードが装着されていなかったのが原因と判明。リセットし直すと、正常に動作し始めました。
 やれやれ一安心と思っていると、9月2日、今度は「iモード接続できません」と、またトラブル発生。電話の受発信もできません。今度は回線の異常のようで、復旧しないまま4日に帰国しました。つまり8日間のレンタル期間中、使用できたのは1日だけということです。
 
 後日、ドコモに事情を報告し、保険料も含めてレンタル料を無料にしてもらいましたが、携帯が使えないというのは、実際困りますし心理的にも不安なものです。

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October 28, 2007

№755 初めて見た2バーツ硬貨

 タイ王室舞踊団 アジアマンスにて
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 今頃何ですが、この9月初めて2バーツ硬貨を見ました。ルンピニのビアガーデンで食事をした際、余ったクーポン券の返金に2バーツ硬貨が入っていたのです。真新しくピカピカに輝く小さなコインに「2」の数字が入っています。表にプミポン国王の肖像、裏にはワット・サケット(黄金の丘寺院)が刻印されていて、1バーツコインとあまり変わらない大きさです。

 何時から新しい2バーツ硬貨が発行されたのか、帰国後調べてみると、05年9月から発行されていたとのこと。もう2年も前のことと知って、またビックリ。そんなにタイに行かないといっても、2年間も見たことがなかったとは意外なことでした。何でも当初からの流通量が少なかったらしく、一般に出回るのに時間が掛かったのかもしれません。
 発行当時の新聞記事などを読んでみると、「1バーツ硬貨の次が5バーツ硬貨だと、商品などの値上げも5バーツ刻みとなるためインフレ拡大につながりやすい」「現在の1バーツと5バーツ硬貨のみでは、物品購入に不便」などの理由で、2バーツ硬貨が発行されたと書かれています。

 タイで主に使われている硬貨は、1・5・10バーツの3種類。どの硬貨も表はプミポン国王なのですが、5・10バーツは大きさも色も異なるのですぐに分かります。しかしこの2バーツコイン、一見すると形も大きさも1バーツコインによく似ています。慣れるまでは注意していないと1バーツと間違いそうです。
 実際、買い物の支払いやお釣りを貰う時、間違うことが多いといいます。確かにスーパーなどで買い物をすると1バーツコインが溜まっていくので、2バーツコインがあった方が便利だと思いますが、くれぐれも間違えないようにしたいものですね。
 (2バーツコインの写真を撮り忘れてしまいました・・・)

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October 15, 2007

№747 狙われる日本人

     バンコクのタクシー
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 07年10月9日の西日本新聞に「狙われる日本人」という記事が載っていました。

 タイで犯罪に巻き込まれる日本人が後を絶たない。海外の日本人犯罪被害者などを在外公館が援護する「邦人援護件数」を公館別にみると、06年まで14年連続で在タイ日本大使館受け付け分がトップ。観光客や在留邦人が多いこともあるが、日本人ばかりを狙った犯罪も昔から横行している。06年、最も多いのが「すり、置引(328件)」、次に「いかさま賭博(65件)」「睡眠薬強盗(44件)」「ホテルでの強盗(40件)」「ひったくり(36件)」と続く。
 在タイ日本大使館は「警戒心と予備知識があれば防げたケースも少なくない」と注意を呼び掛けている。

 被害が最も多い「すり」、現場は人込みの中だけではない。タクシーを停車して通行人に道を尋ね、「地図で教えて」と車内に誘い、丁寧に説明させているすきに財布を抜き取る「道尋ねすり」といった手口も登場した。
 「睡眠薬強盗」は、今年8月だけで4件発生。一緒に食事をしている内に飲食物に薬を入れられて意識が薄れ、気づくと貴重品がないというパターンが一人旅の男性を狙って繰り返されている。グラスだけでなく、クッキーに混ぜたり、缶ビールの底から注射器で入れたりするなど多彩だ。

 それにしても日本人の被害を何とか防げないのか。一線で捜査に当たるタイ観光警察のサムラーン局長に尋ねるとこう指摘した。 「親切で優しい日本人は、相手もそうだと思っているのではないか。逆に犯罪者は日本人は金持ちで、だましやすいと思っている」。魅力あふれる「微笑みの国・タイ」の旅を満喫するためにも、警戒心だけは怠らないようにしたい(以上抜粋)。
 
 海外で犯罪被害に遭う日本人が一番多いのはタイだということです。一番だとは知りませんでした。
 日本では長年「水と安全はタダ」と言われてきました。最近ではこの神話も崩壊していると思いますが、日本人の意識の中では、まだ残っているのでしょう。しかし、少なくとも海外へ出たら、特に安全には気を付ける必要があります。“おのぼりさん”的な浮かれた旅行気分は厳禁です。好奇心旺盛な行動は旅の楽しみのひとつですが、慎重さを欠いてはいけません。
 海外では「自分の身は自分で守る」心がけと、地に足をつけた慎重な行動が求められるのです。

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October 03, 2007

№741 BTSのスカイカード

   IC内蔵の新しいスカイカード
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 07年3月から初乗り10バーツから15バーツに値上げされたBTSですが、相変わらずの混雑ぶりです。毎回乗車券を購入するのではなく、いつもプリペイド式の「スカイカード」を利用しているのですが、少なくなった残高に200バーツを追加してもらおうとチケット売り場に行きました。

 今年2月に新しく交換してもらったカードとお金を一緒に窓口に差し出すと、駅員が「このカードはもう使えないから新しいカードに交換する」と言っているようです。軽くうなずくと、磁気式の旧カードに残っていた50バーツを現金で返金した上で、透明なビニールに包まれた新しいカードをくれました。
 「BTS SKY SmartPass」の文字が入ったシルバーのカードは、テレフォンカードのように薄かった旧カードから、クレジットカードのような厚くて硬いカードへ変更され、バンコク市内の高層ビルやショッピングセンターなどが描かれたデザインになっています。

 2月に訪タイした際、すでにICチップ内蔵の乗車券を読む取るタイプの改札機が設置されていて、改札機の青い台の上にIC内臓のカードを当てるだけで改札を通過できるようになっていましたから、「スカイカード」もICカードに切り替わったのだとすぐに分かりました。
 カードを改札機の手前側にある青いセンサーの台に載せると改札口が開きます。初めはうまく開かない時もありましたが、慣れてくると大丈夫。降車する時も同じように載せると、液晶のモニターに残高が表示される仕組みです。

 この「スカイカード」の利用促進のためか、値上げの印象を緩和するためか、今年10月までは「スカイカード」を利用するとプロモーション価格が適用されています。ちなみに15B→13B、20B→18B、25B→23B、30B→27B、35B→32B、40B→36Bです。
 しかし割引があるとはいえ、値上げされている分、やはり早く残高が減っていきますね。前回までは200バーツで足りることが多かったのですが、乗車回数があまり多くないのに、また100バーツ追加しましたから。 

 いずれにせよBTSも進化しているようです。

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September 10, 2007

№727 バンコク両替事情

    遠くにタークシン大王像
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 バンコクに到着した翌日9月1日、BTSナナ駅近くの両替商で円をバーツに両替してみると、1万円で2945バーツ(約3.40円/バーツ)でした。1万円が3000バーツにならないのは、ちょっと辛いところですが、それでも今年7月13日には2650バーツまでバーツ高が進んでいたのですから、随分レートがよくなってきました。
 
 8月アメリカのサブプライムローン問題から端を発した株安・ドル安によって円高へシフトし、8月20日頃には、一気に3100バーツまで円高が進みましたが、現在は2900バーツ辺りで推移しています。ちなみにバンコク銀行の9月7日の為替レートは2907バーツ(3.44円/バーツ)です。
 参考までに日本の新聞の為替レートを見ると、8月31日現在、3.66円/バーツまで円高になり、現地レートとの差も縮小しています。

 タイでロングステイをする日本人にとっては、バーツの為替レートは気になるところ。2.7円/バーツ時代に比べると2~3割目減りした円の価値です。日本からの年金送金もバーツに両替されてタイの銀行口座に振り込まれるとのこと。現地での生活費を大きく左右するバーツの為替レートです。その動向に目が放せません。

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August 01, 2007

№706 新空港へのタクシー

  タクシーを降りて出発ロビーへ
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 空港とバンコク市内間のタクシーは、ちょっとしたトラブルがよく発生します。メーターを倒さなかったり、通常より高い料金を吹っかけたりと、外国人観光客相手に儲かろうとするタクシー運転手の企みには注意をしないといけません。これまでも何度か、そういう目に遭いましたが何とか難を逃れてきました。

 07年3月、バンコクからの帰国便のためにタクシーに乗った時のことです。夜の10時過ぎ、ホテルに預けていたスーツケースを受け取り、ホテルスタッフに近くにいるタクシーを呼んで来てもらいました。
 タクシーに乗り込み、運転手に「スワンナプーム・エアポート」と言うと「400バーツ」という返事。通常は300バーツもあれば十分です。大きなスーツケースを抱えた日本人観光客だと見て、やはり吹っかけられたかと思い「メーター!」とキッパリとした口調で言い返しました。ところがこのタクシーには料金メーターが付いていません。そうです、少なくなったとはいえ、料金交渉制のメーターなしのタクシーだったのです。まだ走っているんですね。
 それじゃ「300バーツでどうか」と交渉しましたがうまくいかず、他のタクシーに乗り換えることにしました。

 別のメーター・タクシーに荷物を乗せ変え、料金メーターのスイッチが入れられたのを確認して、改めて空港へ。夜の高速は空いていて100kmで飛ばします。約25分で無事到着。メーターは191バーツの表示です。高速代の65バーツを加算して支払いますが、チップをあげても300バーツは掛かりません。

 いつもちょっとしたトラブルが起こりがちな、空港間のタクシーです。みなさんも料金やメーターなど、チェックしてから乗りましょう。

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July 12, 2007

№695 バムルンラード病院の案内パンフ

ホテルのようなバムルンラードのロビー
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 「慣れない土地での生活や仕事のストレス、辛いタイ料理、暑さ― 。タイに住んでいると、いくら気をつけていても体調を崩しがちです。日本ならすぐに病院に行くのに、タイでは勝手が分からないために、ガマンしていませんか?
 健康こそ生活の基本。 『初めての海外暮らしで外国の病院に行くのも初めて。タイの病院って、一体どうなっているの?』というあなたの疑問にお答えします」
 これは、バンコクの私立総合病院「バムルンラード」の日本人向け案内パンフレットの表紙に書いてある文章です。このパンフの概要を紹介しましょう。

受付方法
 北館2階にある「日本人顧客サービス課」では、診察手続きや日本語通訳の手配、診察予約など、すべて日本語で対応してくれるため、言葉に自信がない方も安心して来院できます。通訳はタイ人14人。日本人1人。
 初診時にはパスポートか、加入している海外旅行保健証書が必要です。タイの大手私立病院では、ほとんどの保険会社の保険を取り扱っている。保険でカバーされる治療範囲は契約内容により異なるため、自分で保険会社に確認する必要がある。一般的に持病の治療、健康診断や予防接種、歯科、美容整形、出産関係などは保険適用外。
 自費なのか海外旅行保険や日本の健康保険を利用するのか、窓口ではっきり伝えると手続きがスムーズに進みます。受付、診察、支払い(処方薬の受け取り)という流れは日本と同じです。

診察時も日本語でOK
 英語もタイ語もできない、という方でも、診察時には日本語通訳が付くので安心です。
 日本語を話す医師もいますが、片言レベルから日本人と同レベルに日本語を話す医師まで様々です。

医療レベルとサービス
 タイの医療レベルは「特定の私立・国立病院の技術レベルは米国並み」と言われています。 
 日本の現制度では、保険適用外の治療(実費治療)と適用される治療との混合診療を禁じているため、最新の医療が受けにくい状況です。一方タイではそうした規制がないため、最新の医療機器を導入し、治療に使うことができます。
 また、優秀な医師が有名病院に集中していることから医師のこなす症例が多く、技術が高いことも利点です。
 患者向けのサービスも充実しています。院内に患者とその家族向けのサービスアパート「BHレジデンス」や「BHスーツ」を完備。さらに、入院などで入国管理局に出向くことのできない方やそのご家族のために「ビザ延長カウンター」でビザ延長の代行業務を行っています。

健康に過ごすために
 タイでは、下痢や発熱、嘔吐といった症状で来院する日本人が多いようです。体調を崩してしまったら病院に行くことが一番ですが、毎日を健康に過ごせるなら、それに越したことはありません。
 また、日本語が通じるとはいえ、タイの病院で日本とまったく同じ治療サービスを受けることができるとは限りません。この点をしっかり頭に入れておく必要があります。 
 無理をせず、バランスのよい食事と適度な運動、十分な睡眠をとり、健やかなタイ生活を送りましょう。


 4ページの簡単なパンフですが、分かりやすくまとめてあります。ホームページも世界各国の言語で書かれていますし、日本人始め外国人の患者の受け入れに積極的なことがうかがわれます。
 このパンフはタイ国政府観光庁に置いてあったものですが、同病院のホームページにも日本語の案内がありますので、参考にしてください。
 http://www.bumrungrad.com/thailand-hospital/htm/jp/main.asp

 また、このブログの「№644 医療は国境を越える」でも、バンコクの医療事情についての週刊東洋経済の記事を紹介しています。

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June 07, 2007

№674 ネットカフェ通い

     ナナ駅周辺の夕景
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 バンコク滞在中、定宿のホテル近くのネットカフェに毎日のように通います。日本のニュースはNHKの衛星放送やホテルに置いてある読売新聞で、ほぼリアルタイムで知ることができます。しかしパソコンを持っていかないので、メールのチェックのためにネットカフェに行くことになります。

 場所はアンバサダーホテル近くの小さなネットカフェです。朝8時頃から開いているようなので、朝食を済ませて出掛ける前の時間を利用できて助かります。料金は1分1バーツとリーズナブル。1時間やっても60バーツですから200円ちょっと。
 小さな店内には15台ほどのパソコンが並んでいて、アンバサダーホテルの宿泊客なのでしょうか、多国籍の利用客がやってきます。欧米人はもちろんのこと、アラブ系にインド人、韓国人など、日本人はあまり見かけません。いつ行っても満席近く繁盛しています。

 今年2月、アンコールワット行きからバンコクへ移動した翌朝、早速いつものネットカフェへ。3日間溜まったメールをチェックして、日本へ送信します。以前はhotmailでしたがバンコクに来た時だけしか使わなかったので、アドレスが消去してしまい再登録しないといけませんでした。そこで最近ではプロバイダーが提供しているWebメールを利用しています。これだといつもと同じメールアドレスですし、セキュリティーも安心です。また受信したメールは帰国後改めて、自分のパソコンでゆっくりと見ることができます。
 それから海外に行って重宝するのは、パソコン代わりに持参するメモリースティックです。メモリースティックに保存しておいたブログの画面を立ち上げて、ここのパソコンから直接記事をアップすることも簡単ですし、作成した文章もまた保存して帰国できます。

 そんなこんなで1時間はすぐに経ってしまいます。今回は2時間もいました。それでも便利なネットカフェ、これからも毎朝通うことになりそうです。

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May 14, 2007

№659 海外で年金もらえる?

 チャオプラヤー川を行く高速乗合船
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 07年5月3日の朝日新聞「ロングステイ中に病気になったら」に続き、10日には「海外で年金もらえる?」という記事が掲載されました。

 夢の海外暮らし。収入の柱となるはずの年金は、海外にいても受け取ることができます。それにはどのような手続きが必要なのだろうか。

 社会保険事務所への請求手続きは、国内で受け取る時とほぼ同じ。住所を海外に移した人は滞在国の日本領事館が発行する在留証明書を、国籍も変えた場合はその国発行の居住証明書を添えることになる。
 届け出れば、滞在国の銀行に年金を振り込んでもらうこともできる。原則どこの国の銀行口座でも、2ヶ月に1度年金が振り込まれる。その時点のレートで滞在国の通貨に換金して送られ、送金手数料は不要だ。
 注意点もある。社会保険庁は毎年1回、年金受給者の生存を確認し、引き続き支給する手続きをとる。国内に住む人の大半は、住民基本台帳ネットワークで自動的に確認されるが、海外在住者は、毎年誕生月に届く「現況届」を返送しないと支給がとまってしまう。現況届を受け取るため、住所変更の届け出が必要だ。
 数ヶ月ほどのロングステイなら、滞在先を届ける必要はなく、年金も国内の口座で受け取る人がほとんどのようだ。

 老齢の年金は所得税がかかる。税の仕組みは国によって違うが、滞在国でも課税される可能性がある。二重課税を避けるために結ばれるのが租税条約だ。
 締結国はアメリカ、オーストラリアをはじめ55カ国で、カナダやタイなど5カ国との条約では年金は対象外なので二重にかかるが、ほかの50カ国なら、社会保険事務所に届ければ日本では年金に課税されなくなる。


 長期にロングステイをして日本にほとんど帰国しないでも、滞在国で日本の年金を受け取ることができるわけです。現地で在留届を出せば、それほど手続きは煩雑ではないようです。現にタイでもタイ国内の銀行口座に振り込んでもらっている方がいらっしゃいます。年金はバーツに換金して入金されますから、最近のバーツ高・円安で年金額が目減りしているとのこと。
 また、多くの国では二重課税されないように租税条約が結ばれていますが、タイでは年金が対象外になっているとは知りませんでした。つまり日本とタイの両国から課税されていることになります。何とかならないものでしょうかね。

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May 09, 2007

№656 ロングステイ中に病気になったら

      朝のワット・アルン
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 07年5月3日の朝日新聞の記事からです。
 ここ数年、ロングステイが注目され、中高年にとって海外は身近になっています。でも医療事情が全く違う国で、病気になると高額な医療費がかかるようです。

 ロングステイで人気のマレーシア。高原の避暑地、キャメロンハイランドは、冬には約200人の日本人が暮らし、下見を兼ねた体験ツアーで訪れる人も多い。長期滞在する日本人で作る「キャメロン会」の会員が、健康トラブルの手助けをすることが多いとか。野犬にかまれたり、食べ物アレルギーで意識不明になったり。脳梗塞や心筋梗塞、骨折も少なくない。会長は「結局は自己責任。準備は万全に」とくぎを刺す。
 外務省の統計では、05年に大使館などが病気で支援した930人中、50代以上は49%。死者396人のうち、50代以上が72%以上に上る。多くが心臓病や脳疾患という。

 海外で受診すれば基本的には自由診療で全額負担。健康保険で帰国後払い戻せるが、米国では心臓手術に1千万円超えることも。JTBロングステイプラザでは「現金決済や入金のあてがなければ治療を始めない国が多い」と注意を促す。
 長期滞在なら、海外旅行傷害保険でカバーが可能。クレジットカードにも保険が付いているが、治療や救援者費用の補償が手薄な場合があるという。救援者費用とは、親族や日本からの医師、看護師の交通費と宿泊費、治療途中での帰国費など。
 マレーシアで脳梗塞になった男性の場合、保険に入っていなかったら少なくとも約290万掛かっていたところ、保険に入っていたので、自己負担分は約25万円で済んだという。

 では、事前に何に気を付ければいいのか。まず、ドックなどで生活習慣病やガンがないかも調べる。高血圧なのに風邪や胃炎と診断され心筋梗塞で死亡した例もあるので、カルテや処方箋を英訳して携帯を。言語が違っても英語なら手がかりになる。忘れがちなのが予防接種。昨年、フィリピンで狂犬病に感染した60代2人が死亡した。
 下見では病院から滞在地までの距離、診療内容、日本語スタッフがいる曜日など確かめておきたい。

 記事にもあるように、まずロングステイに出発する前に健康チェックは欠かせません。普段健康だと思っている方でも、隠れた病気がないか事前に診断を受けることを勧めます。海外でのトラブルをできるだけ回避することは重要ですし、ロングステイの前提条件でもあります。
 もし万が一、病気やケガなどのトラブルが発生した時の備えとして、海外旅行傷害保険に加入しておくことは必須と言っていいでしょう。長期滞在ともなれば、一度や二度病気になることは十分にあり得ることです。しかも医療事情が異なる海外では保険に入っていなければ、全額負担です。保険料を安心料と思えば、滞在中の健康不安を減らすことができます。
 わたしは1週間ほどの短期滞在でも、必ず海外旅行傷害保険に加入します。幸いなことも一度も利用したことはありませんが、保険に入らないまま海外へ行くことは考えられないことです。


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April 21, 2007

№647 近くて便利なスーパーマーケット

     Villa Marketの入り口
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 バンコク滞在中、果物やビールの買出しは、スーパーマーケットを利用します。いつもアソーク駅前にある「TOPS」で買い物をすることが多いのですが、わざわざ買い物に行くにはナナ駅近くのホテルから少々距離があります。ところがソイ11に入ったホテルからすぐの所に、バンコクの代表的なスーパーのひとつである「Villa Market」が新規開店しているのに気づきました。
 
 早速、見学を兼ねてのぞいてみました。入り口はあまり目立ちませんが、思ったよりも広い店内で商品アイテムも多いようです。「TOPS」よりも外国人向けなのでしょう、洋風の惣菜を置いていたり、ワインがビックリするほど種類が多かったり、お客さんも地元のタイ人よりも欧米人の姿が目に付きます。
 日本食材も一通り揃っています。ダイエット食品の「バジルシード」も10個買い込みました。これまで「TOPS」で買っていたのですが、品切れになっていたので助かりました。ひとつ17.5バーツ(約60円)と5バーツも割高だったのですが、仕方ありません。面白いところでは、野菜売り場で「トムヤムクン」用のハーブなどの調味料も付いた野菜セット(15バーツ)が売られていました。これだと何種類もの材料を買わなくてもいいのでとても便利ですね。
 ただフルーツの種類がもう少し多いと嬉しいのですが。カットフルーツは沢山並んでますが、パック入りのドリアンは見当たりませんし、マンゴーなども少ないのは不満なところです。

 値段は全体的に「TOPS」と同じか少し高いかも。でも少なくともエンポリウム内のスーパーより安いです。いつもエンポリウムのスーパーでマカデミヤナッツのチョコなどのお土産を買うのですが、こちらの方が安いので、次回からはここで済ませられます。
 ホテルからこんなに近い所にオープンした「Villa Market」。これから何かとお世話になることでしょう。

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April 16, 2007

№644 医療は国境を越える

   バムルンラード病院のロビー
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 06年10月28日の週刊東洋経済に「医療は国境を越える」と題して、世界の患者がバンコクの病院に押し寄せている実態をレポートした記事が載っていました。

 タイを訪れる外国人は、観光客やビジネスマンだけではない。世界中の患者がバンコクの病院を目指してやってくる。04年にタイの私立病院で治療を受けた外国人は110万人。02年から75%も増えた。
 単一病院としてはタイ最大のバムルンラート病院(以下、バムルンと略)は昨年、190ヵ国から40万人の患者を受け入れ、総売り上げの53%を外国人からの収入が占めている。バムルンの好敵手、バンコク病院も昨年の外国人患者は約10万人。01年から倍以上に膨らんだ。バンコクの私立病院の成長の原動力はメディカル・ツーリズム。“空飛ぶ”患者たちである。
 
 いったい、何が世界中から患者を引き寄せるのか。最先端を走るバムルンをのぞいてみよう。タクシーで乗りつけると、ベルボーイがさっとドアを開ける。吹き抜けの豪華ロビー。冷たいジュースの無料ワゴンが回ってくる。院内にはスターバックスがあり、和食レストランがある。97年に完成した新病棟のコンセプトは、ずばり「5つ星ホテルのような」病院である。
 「米国も日本もドクター・ファースト。ここはペイシェント・ファースト」。年中無休。診療は朝7時から夜8時まで。診療中は英語、日本語、アラビア語の通訳がつく。そして、お値段である。米国での心臓バイパス手術の費用は10万ドル。バムルンは1.2万ドル、米国の8分の1だ。
 さらに01年の「9.11」をきっかけに、中東の患者が押し寄せてきた。これまで治療目的で渡航していた欧米で、アラブ人への視線が一変した。ビザは取りにくいし、入国してもおちおち治療に専念できる環境ではなかったのである。バムルンが昨年、受け入れた中東からの患者は7万人。01年から年率65%で増えている。

 中東とは対照的に、実は日本人のメディカル・ツーリズムへの貢献は大きくない。健康保険に守られている日本人は、3割の自己負担で大概の治療を受けられるからだ。「タイの医療機器の価格は日本の2倍。ゆったりした個室の費用を含めると、全体の医療費は日本と似たようなもの」という見立てもある。
 また、日本にいる日本人は、病院間の競争で磨き上げられた医療には簡単にアクセスできない。「治療目的のための渡航」には健康保険が適用されないからだ。(旅行中の治療は原則、保険の払い戻しがあるが、適用の可否はその都度判断される)。

 タイの医者数は日本の26万人に対して3万人。タクシン前首相の「30バーツ医療」政策(無保険者は30バーツ払えば、どんな治療でも受けられる)のおかげで公立病院は戦場と化した。朝5時に整理券が配られ、何時間も待って診察はたった5分。日本のODA援助による胃カメラは耐用年数を超え、2つのライトの1つが壊れても使い続けられている。
 乏しい医療資源が外国人向けに振り向けられれば、タイの国内医療はさらに劣化する。メディカル・ツーリズムは、自国の医療格差の是正を海外に求めるうねりだが、それが受け入れ国の医療格差を押し広げる。行く手に待ち構えるのは、業の深いパラドックスである。

 以上が記事の概要です。タイの大きな私立病院は、ほとんどが利潤追求を目的とする株式会社の経営であり、厳しい病院間の競争にさらされています。したがって日本の病院とは経営方針や顧客である患者への対応も自ずと異なってくる訳です。高級ホテルと見間違えるほど立派な病院のロビーに足を踏み入れると、なるほどと納得させられます。
 優秀な医師と先端の医療技術、最新の医療機器を備えたバンコクの巨大病院は、記事が紹介するような経営方針に支えられながら運営されています。外国からやってくる患者やロングステイヤーにとっては安心な病院ですが、一方高額な医療費が支払えないタイの庶民にとっては高値の花の存在になっています。国内にありながらバンコクの巨大病院は、タイの一般庶民を顧客として考えていないとは皮肉なことです。
 バンコクの巨大病院は、タイ社会の医療面における“光と影”の象徴なのかもしれません。

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March 24, 2007

№629 早くも暑季?

     桜満開 (2005年)
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 07年2月下旬のバンコク、昼間は早くも暑季を思わせる暑さでした。おそらく最高気温は35℃くらいあるでしょう。しかし湿度はそれほど高くないようです。いつもなら噴出す汗を拭うためにハンドタオルを片手に歩くのですが、今回はあまり使わずに済みました。また日陰だとか夜になると、そんなに暑さを感じません。
 3月末から5月にかけての本格的な暑季に比べると、まだ少し過ごしやすいようです。昨年は3月下旬にバンコクに行きましたが、もう完全に暑季に入っていて、くたくたになって歩き回ったことを思い出します。1ヶ月、訪タイを早めたのは、この暑さが理由のひとつです。本当は1月であれば、もっと過ごしやすいのでしょうね。しかしスケジュールの関係で、そううまく行きませんが。

 思えばカンボジア・シェムリアップからバンコクへと回った1週間の滞在中、ほとんど快晴の毎日でした。一度の雨にも遭わずに、こんなに天気に恵まれたのは、初めてのことです。昼間天気が良くても、夕方や夜にスコールがやって来るのが普通でしたから。
 天気が良かったお陰でアンコール遺跡では、まったく雨の心配なしでした。その代わり炎天下での遺跡めぐりとなり、帽子とハンドタオル、そしてミネラルウォーターは手放せません。しかし、アンコールワット遺跡の回廊に入るとヒヤッとして、一息つくことができました。やはり湿度が低く乾燥しているのでしょう、灼熱の外とは天と地ほどの差があります。

 早いもので2月の訪問から、もう1ヶ月が経ちました。現地からの情報では、バンコクでは最高気温が36~37℃だとか、湿度が高く蒸し暑い日が続いているとか。また、タイ北部では山火事や野焼きによる煙害がひどく、空が白く霞んでいると聞きます。5月の雨期を待たないと解消しないかもしれないそうです。

 日本では桜が開花し始め春本番の時候ですが、タイでは本格的な暑季を迎えつつあります。 「暑い」というのを口に出すのも嫌になるくらいの暑さと聞きます。タイ在住の方は健康に留意されますように、またこの時期、タイを訪問する方は十分な暑さ対策をお忘れなく。

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March 22, 2007

№628 BTSあれこれ

   改善されたBTSの改札機
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 07年2月、値上げ前のBTSに乗って気づいたことをいくつか。
 まず、改札口で手荷物検査を受けました。初めてのことです。昨年末のバンコク市内の爆弾テロ事件以降、チェック体制が厳しくなっているのでしょう。BTSだけでなく、エンポリウムの入り口でも何度もチェックされましたから。

 次にプリペイドカードの「スカイカード」について。残高が少ないので200バーツ分追加するためにチケット売り場に行ったところ、新しいカードに交換されました。ここ3年ほど同じカードを利用しているのですが、交換は初めて。カードの有効期限は2年です、でも少なくとも半年おきには使っているので問題ないはず。カードが古くなったので交換してくれたのか、カードのシステムが変更になったのか、未だに不明です。

 次に、改札口にICチップ内蔵の乗車券を読む取るタイプの改札機が付加されていて、さらに料金などの表示画面がカラーモニターに変更になっていました。この改札機の青い台の上にIC内臓の乗車券を当てるだけで改札を通過できます。帰国後調べてみると、最初は回数券の「スマートパス」からICカードに切り替わっているようです。普通のチケットは、従来どおりそのまま改札機に通します。ちなみに交換してもらった新しい「スカイカード」で試してみましたが、もちもんダメでした。
 それから改札機の表示画面がカラーモニターになったのは、ありがたいサービス改善です。これまでの白黒の液晶画面だと、通り過ぎる時に残高額が読み取り難かったので、ずいぶん見やすくなりました。まさに雲泥の差です。

 3つ目は、各車両に中型テレビくらいのモニターが設置されたことです。いつ設置されたんでしょうか、前はなかったですよね。これまでもホームには大型の液晶モニターがあったのですが。これから車内のモニターに気を取られて乗り越さないようにしないといけません。そういえば次の駅名などを伝える車内放送は聞こえていたかしら?
 車内モニターには音楽のプロモーション・ビデオや映画の予告編などが映し出されていて、音楽が流れてきます。ちょうどバンコクで上映されている邦画「涙そうそう」の予告編もやっていて、夏川りみの主題歌が聞こえてきます。タイで日本語の歌を聞くと、なんだか懐かしくなりました。

 4つ目は、よく乗り降りするアソーク駅にプロムナードが設置されたことです。駅からタイムズスクウェアの3階やロビンソン・デパートに直結されて便利になりました。長い階段を上り下りしなくてもいいですし、雨に濡れなく陽射し除けにもなって助かります。

 最後に、駅構内で無料配布されている公式「BTS・MAP」です。英語・タイ語・日本語の3ヶ国語表記の地図です。市内の観光地がイラスト表示なので分かりやすく、沿線のホテルやショッピングセンターはじめ、映画館まで案内されています。さらに各施設が駅と連絡橋と結ばれているかどうかまでわかる優れものです。駅内のラックに置いてあり、折り畳み式なのでポケットにも入り持ち運びにも便利です。ぜひ街歩きに活用してください。

 以上、今回BTSに乗って気づいた点を紹介しましたが、よく見るとサービス向上や改善に努めているようです。値上げに気を取られずに、もっと前向きにBTSを利用しないといけないですね。   

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March 03, 2007

№615 BTS 3月より値上げ

     チョンノンシー駅にて
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 バンコクの高架鉄道BTSの運賃が、3月より値上げになりました。当初06年12月に予定していた値上げを延期していたものです。1999年の開業以来、初めての値上げになりますが、運営コストの増加がその理由だそうです。
 なお、3月2日のバンコク週報のHPによると「今後18カ月は値上げをしない」と報じています。7年間も値上げしなかったBTSですが、次回値上げは、それほど先のことではないという意味でなければいいのですが・・・

 初乗り運賃が10バーツから15バーツに。初乗りの距離を超えると、2駅毎に5バーツが加算されます。しかし、最大料金は40バーツのまま据え置きとのこと。ということは、これまでよりも40バーツの運賃区間が増えるということですかね。
 また、乗り放題の「1日プリーパス券(120バーツ)」や30日間有効の「プリペイドカード」は従来通りです。

 開業当初、閑散としたBTSの車内は冷房が効き過ぎて寒いくらいでしたが、現在はいつも混み合っています。すぐに座れることは、あまりありません。タイ語が読めなくてバス路線に不案内なわたしにとって、BTSは市内を移動するのになくてならない足です。日本人をはじめ外国人観光客にとって重要な交通手段と言ってもいいでしょう。
 
 運賃の支払い方法として、毎回チケットを買うのではなくて、いつも「スカイカード」という2年間有効のプリペイドカードを利用しています。最初に200バーツでこのカードを購入し、乗車する毎にカードから運賃が引かれていくシステムです。残高が少なくなるとチケット売り場に行って、100バーツ単位で追加購入することができます。料金はお得にはなりませんが、その都度チケットを買う手間が省けるので便利です。
 ところで今回のバンコク滞在は、2月24日から3月1日まで。それも1日の深夜便での帰国だったので、実は値上げ後のBTSに乗っていません。しかし次回乗ったとしても、カードから利用運賃が引かれていくだけですから、値上げの実感はないのかもしれませんね。

 なお、今回BTSに乗ってみて、気づいた点がいくつかありました。それについては、またレポートします。

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February 26, 2007

№612 フット・マッサージはご指名で

    「Bai Po」マッサージ店
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 スクンビット・ソイ11の「Bai Po」マッサージ店は、わたしの定宿スイスパークホテルのすぐ近くにあります。これまでタイ式マッサージだけしか、やったことがなかったわたしが、初めてフット・マッサージを経験したのがこのお店です。06年3月、夜ホテルへの帰り道に立ち寄ったのが最初でした。
 バンコクではよく見る光景ですが、店の前でマッサージ嬢が数名待機していて、その中で担当してくれたのが「ポーン」さんです。歳の頃は40歳前後。この店ではベテランの方と言っていいでしょう。ポーンさんの腕が確かだったので、2回目も彼女を指名してマッサージしてもらいました。まだ「Bai Po」には3回しか行っていませんが、8月に寄った時も、わたしの顔を覚えていてくれました。

 マッサージ用の乳液を塗りこみながら、足裏から足の甲、膝や太ももへと揉んでいきます。そして、マッサージ棒を使って足の指先や足裏のツボを押していきます。タオルを当てた上からといってもツボを刺激してかなり痛いのですが、いわゆる“痛キモ”というやつで気持ちがいいものです。
 フット・マッサージに慣れてくると、同じ1時間ならばタイ式マッサージよりも体がすっきりしますし、はまってしまいそうです。足だけでなく背中や肩まで揉んでくれるので、明らかに身体が軽くなります。観光や歩き回って疲れた足や身体をほぐすには、うってつけです! 1時間の料金は250バーツ(約900円)と、日本では考えられない安さですから、タイに行って経験しない手はありません。

 今度のバンコク滞在中も、「ポーン」さんのフットマッサージで昼間の疲れを取って、ぐっすりと眠りたいと思います。

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February 20, 2007

№609 「ムアンタイ」

   ワット・プラケオのキンナリー
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 タイ国政府観光庁(TAT)が発行する広報誌「ムアンタイ」の紹介です。ムアンタイは2ヶ月毎に発行されるニュースペーパーで、タイ語で“タイ国”という意味だそうです。07年2月で第47号を迎えています。
 TATからいろいろな資料をいただくのですが、実は第47号を読むまで「ムアンタイ」の存在を恥ずかしながら知りませんでした。4ページの紙面ですが、読んでみるとなかなか読み応えがあります。

 最新号のトップは「日タイ修好120周年」の記事です。今年が1887年に日本とタイとの間に正式な外交関係が結ばれてから120年目に当たるため、特集が組まれています。先日、ブログにこの記事を引用させてもらいました。
 2ページには、スワンナプーム新空港の「利用ガイド 到着編」があり、慣れない新空港で戸惑わないよう分かりやすい解説がなされています。そして「日本の食材で作るタイ料理」では、日本にある身近な食材を使って手軽に作れるタイ料理が紹介されています。タイの代表的なサラダ「ソムタム」は、青パパイヤが手に入りにくいのでニンジンで代用して作れます。ニンジンで作ったソムタムを食べたことがありますが、美味しいものです。

 なかでも面白かったのが「タイで見かける神話に生き物たち」という記事です。バーツ紙幣にも描かれている天空の守り神「ガルーダ」や半人半鳥の生き物「キンナリーとキンノーン」などが詳しく紹介されています。キンナリーが女性形で、一方のキンノーンは男性形だそうです。スワンナプーム空港からハイウェイに入るとキンナリーが出迎えてくれるということなので、今度見落とさないようにします。

 タイ国政府観光庁のホームページからも、ムアンタイの記事を読むことができます。バックナンバーも揃っていますので、こちらからご覧になってください。
 http://www.thailandtravel.or.jp/new.html#060713

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February 19, 2007

№608 冬は寒いタイ

  冬のチェンマイで見かけた親子 
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 節分を過ぎたとはいえ、まだまだ寒い日が多い2月です。この記事を書いている18日も、福岡は小雨が降る寒い一日になっています。今週22日からタイへ出発しますが、冬のタイは意外に寒かったことを思い出しました。

 05年12月、クリスマスのバンコクは寒く最高気温が23度でした。もちろん最低気温は20度以下。街を行くタイ人は、ジャンバーやマフラーを身に着けて、みんな冬の服装です。わたしはというと、長袖シャツとウインドブレーカーしか持っていってなくて、薄着のため少々寒い目に遭いました。タイは暑いという先入観があると、戸惑うとともに余計に寒さが堪えるものです。

 そのせいか、翌日からお腹の調子がよくありません。日本から持参の薬で良くなったものの、チェンマイに入ってからまた不調になりました。泊まったゲストハウスが寒くて、寝冷えをしてしまったのです。朝の気温は16度ほど、毛布一枚ではさすがに寒い。その上、南京虫に刺されて踏んだり蹴ったりの経験でした。暖房が入るはずもなく、冬のゲストハウスは勧めません。チェンマイ滞在中は、ずっと長袖を離せずに過ごしました。

 タイへ行く場合、日本が夏であればそのギャップは小さく服装の心配はありませんが、逆に冬であれば服装の準備に悩むところです。冬は“熱帯のタイ”をイメージしてはいけません。油断するとお腹をこわしたり風邪を引くことにもなります。長袖を多めに持って行き、夜は長袖のシャツを重ね着して眠るくらいの方がいいようです。

 さて現地からの情報によると、この時期暑季に向かって少しずつ暑くなっているようなので、今回は大丈夫だとは思いますが、準備だけは怠りなく行くことにします。

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January 15, 2007

№586 バーツ高 続く

      BTSナナ駅界隈
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 昨年から続くバーツ高です。年明け12日の東京マーケットでは、1バーツ3.46円まで高騰しています。日本円は米ドルに対して120~121円と最近、円安傾向になっていますが、それでもバーツは突出しています。長くバーツは2.7~2.8円という水準が続いていましたので、2割以上もレートが悪くなっている訳です。これでは1万円を両替しても、3000バーツにもなりません。短期間しか滞在しないわたしでも、為替レートは気になります。

 新聞報道(朝日 06.1.06)によると、バーツ高の傾向はまだ続きそうです。
 タイ中央銀行のタリサ・ワタナゲート総裁は、ドルに対して1年間に17%の急激なバーツ高が進んだ背景について「低金利のもとで膨らんだグローバルマネーが、米国経済の減速と貿易の不均衡を嫌ってアジアに向かっている」と指摘。管理相場制を続ける中国や香港、シンガポールではなく、変動相場制で比較的、市場相場が小さいタイが絶好の投機の対象になっている、と語った。
 そのため、昨年12月にタイに流入する投機マネー対して厳しい資本規制策を発表しましたが、株式市場の暴落を招いたのは記憶に新しいところです。

 タイ在住やロングステイヤーの方は、どのような防衛策を取っていらっしゃるのでしょうか? ロングステイをされている方にとっては、為替レートの変動は、毎月の生活費や滞在費を左右する大きな問題です。ましてや2割も両替後のバーツが目減りしてしまうと大変なことです。「タイは物価が安い」とばかり言っていられません。
 わたしは現地事情に詳しい方に教えていただいた、BTSナナ駅近くの両替商で両替しています。一般の銀行よりもかなり為替レートが良いようです。この春には訪タイしたいと思いますが、そろそろバーツ高にもストップがかかって欲しいものです。

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January 12, 2007

№585 チェンマイ郊外のリゾートホテル

   カフェから見える周囲の景色
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 チェンマイ郊外には、多くのリゾートホテルがあります。中でも有名なのが、「フォーシーズンズ・リゾート・チェンマイ」でしょう。遠くにMae Rim Valleyの山々を望み、ライステラスを囲むようにパビリオンと呼ばれる豪華な客室が、点在する5つ星のリゾートホテルです。

 しかし、チェンマイからドイステープ山の反対側にあたる国道1269線沿いにも、素敵なリゾートホテルがいくつかあります。その中の「Bell Villa Resort」に立ち寄ってみました。
 周囲の豊かな緑に溶け込むようにして、ホテルの本館を中心にお洒落なコテージが立ち並び、その奥には豪華タイプの新館が配置されています。敷地の真ん中には小川が流れ、目に染みるような深い緑や鮮やかな花々とあちこちに建つコテージ群が調和し、静かで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。リゾートの洋風な佇まいは、ここがチェンマイ郊外の山の中ということを忘れてしまいそうです。

 本館2階にあるカフェで、周囲の山と一体になった美しいホテルの景色を眺めながら、マンゴジュースをいただきました。大きく仕切られたカフェの窓には、南国の陽射しを受けて、眩しいくらいの濃い緑が広がります。開け放った窓からは、時折涼しい風が入ってくるので、冷房要らずです。一層フレッシュジュースが美味しく感じられます。

 裏にある新館の方まで歩いてみました。2棟ある建物の間に大きなプールがあります。青いプールのすぐ横まで植物がきれいに植栽されて、いかにもリゾートといった空間です。プールサイドのデッキチェアーに寝そべってのんびりしたら、贅沢なひと時を過ごせることでしょう。

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 ちょうどベッドメイク中の部屋をのぞかせてもらいました。スタッフの話によると、この新館がVilla Suitで一番高い部屋とのこと。
 3ベッドルームで1泊通常13000バーツ(約39000円、税サ別)だそうです。メゾネット形式というのでしょうか、室内は3階建てになっています。1階が広いリビングダイニングになっていて、2階以上が寝室や浴室です。大家族や3組までのグループがゆったりと過ごせるスペースです。キッチン付きなので食事も作れますし、別荘感覚で過ごせる長期の滞在にピッタリの部屋といった感じです。宿泊料もみんなで割り勘にしたら、それほど高いとはいえません。

 このVilla Suit以外にもホテル本館の部屋(3600バーツ)から2ベッドルームのHouse Suit(7000バーツ)など、
人数と予算に応じた部屋が数タイプ用意されています。また、季節によっては格安なプロポーション価格もあるようです。
 機会があれば、こんな静かなリゾートにしばらく滞在したいものですね。


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January 03, 2007

№579 2007年は象年?

   チェンライのワット・プラケオ
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 仏教国タイにも干支があります。古代中国から生まれた干支は、日本だけでなくアジア各国に広まったのです。

 暦注の多くは陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)という古代中国の思想や易から発生し、月日に当てられるようになったもので、その大きな柱となるものが干支です。干支(えと)は、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)の組み合わせです。
 十干はもともと、甲、乙、丙、丁…と、日を順に10日のまとまりで数えるための呼び名(符号)でした。10日ごとに、「一旬(いちじゅん)」と呼び、3つの旬(上旬、中旬、下旬)で一ヶ月になるため、広く使われていました。
 一方、十二支は、もともと12ヶ月の順を表わす呼び名でしたが、やがてこれらに12種の動物を当てはめるようになったものです。
 (国立国会図書館HPより)

 今年は、十二支の12番目、亥(いのしし)年ですが、タイ北部では亥の代わりに「象」になるというのです。チェンライのワット・プラケオを訪れた時に、ガイドのソンブーンさんに教えてもらいました。
 インターネットでも調べてみました。12番目が象で、最後がいのししというのもありましたが、これでは十二支にならず暦がずれてしまいます。両方を描いている寺院もあるようですから、タイ北部では「象」、その他の地域では「亥」と異なっていたり、並存したりいるのでしょうか?

 ご存知のとおり、タイの国の動物は“チャーン・タイ”(タイ象)です。 “チャーン・タイ”が国の動物に選定されたのは、チャーン・タイがタイの歴史・風習と深く関わり寿命が長く、また、昔から平穏な時も戦いの折でも、ひとつの移動手段としてタイ人の生活と密接な結び付きを持ってきたからです。
 (タイ国政府観光庁HPより)

 ちなみにベトナムの十二支は、ウサギの代わりに「猫」が、カンボジアには、タツの代わりに「コブラ」が入るそうですから、十二支が異なるのは、タイばかりではないようです。
 「象年」というのもなかなかいいですね。今度北タイを訪問した時には、「象年」を象徴するものがないか注目したいと思います。


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December 29, 2006

№576 「ちゃーお」の事務所訪問

    「ちゃーお」の事務所内
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 チェンマイで発行の北タイ情報誌「CHAO(ちゃーお)」の事務所にお邪魔しました。セントラル・デパートの入っているショッピングセンターの8F。チェンマイ市街を見渡せるロケーションのいいオフィスです。パソコンやデスクが並んでいかにも機能的なオフィスですが、落ち着いた雰囲気です。  

 編集長の山内さんは、中学校の元教師。早期退職して、6年前にチェンマイで長期滞在を始めたそうです。 約4年前に「One-Two Chiangmai」を創刊し、その後名前を「CHAO」にリニューアルして発行を継続。この12月で89号(毎月2回発行)を数えています。ちなみに発行部数は毎回5000部とのこと。
 北タイに暮らす日本人がどのくらいの人数なのか、分かりませんが、多くの日本人が目を通していることになります。チェンマイをはじめとする北タイについての貴重な情報源になっていると言ってもいいでしょう。

 編集長は「ロングステイヤーを含めて新しくチェンマイにやって来る日本人に最新の現地情報を提供するとともに、北タイ社会についての問題提起や提案もおこない、読者に議論してもらいたい。その意味でも『CHAO』に期待されるものは大きいんです」。つまり「人の役に立ち、社会に貢献できる」ことが、同紙を発行する目的であり意義だとおっしゃいます。
 さらに、チェンマイでロングステイを計画している日本人に対して「ロングステイを有意義なものにするために、ぜひ目的を持って来てください」とアドバイスがありました。

 これからも北タイのちょっとディープな情報を提供していただくとともに、オピニオンリーダーとしての役割も期待したいものです。

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December 18, 2006

№567 エリートカード存続の危機

  クリスマスシーズンのバンコク
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 エリートカードとは、ゴルフやスパの無料サービス、健康管理のサポートなど、タイ暮らしを満喫できる生涯有効な会員カードです。さらに、自動更新される5年間有効の査証がついてくる特権も与えられています。入会費は100万バーツ。

 ところが、日刊バンコク週報(2006.12.15)に「タイランドエリートカード、存続に赤信号」という記事が載りました。タイに長期滞在者を誘致するため、タクシン前政権が立ち上げた「タイランド・エリートカード」が存続の危機にさらされているというのです。
 9月の軍事クーデター後、前政権の政策見直しが相次ぐ中、12月12日付のタイ字紙「ポストトゥデイ」は1面トップで、「エリートカードはタイ国に利益をもたらさないため、財務省では中止の方向で検討しており、すでに首相の賛意も得ている」と報道したといいます。
 また、プリディヤトン副首相は、100万バーツで生涯会員制としたタクシン前政権の決定を「割が合わない」と批判しているとも。

 報道の通りだとすると、タイ政府の音頭で3年ほど前?からスタートしたエリートカードですが、タクシン政権の崩壊とともに存続が危ないということになります。昨年9月、このブログでも「エリートカードの購入は慎重にした方がいい」という記事を書きました。
 その理由としては、次のような理由を挙げました。第1に、色々なルールや制度が、頻繁に改訂されるタイという国。このエリートカードの制度が、終身続く保証はあるのか。タイ政府が方針を変更した時はどうなるのだろうか。
 第2に、高額な入会金を出さなくても、ロングステイ・ビザはじめ長期滞在できるビザが存在していること。第3に、日本の代理店のHPには不動産購入の案内もありますが、土地についてはあくまで外国人(日本人)は50%以下の所有権しか認められないので注意を要すること、などです。

 やはり心配した通り、政権交代によるこれまでの政策や制度の見直しに伴って、タクシン首相の肝いりで始まったエリートカードも中止されるかもしれません。これがきっかけとなって、ロングステイ推進の政策そのものに悪い影響を与えないとよいのですが・・・

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November 28, 2006

№555 ソイ11のナイトスポット

   食事する方の明るい店内
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 今日はバンコクのナイトスポットの紹介です。空港にも置いてある月刊フリーペーパー「ばんこくguide」に載っている「ベッド・サパー・クラブ」に行ってみました。スクンビット通りのソイ11を約10分ほど歩き、アンバサダーホテルを通り過ぎた所にあります。
 オーバル状の形をしたどこか宇宙船のような建物の2階へ階段を登ります。入り口では服装などのチェックを受けないといけません。ここで二手に分かれていて、右手のブロックへと案内されました。

 薄暗い店内では明るく輝く大きな映像モニターを中心に、両サイドの壁際にはテーブル席が並んでいます。そのテーブル席に靴を脱いで上がると、そこは寝そべることができるほどの奥行きがあります。正にその名の通り“ベッド付きのクラブ”なのです。
 枕を背もたれにして、ゆったりとリラックスしてもいいですし、横になってお酒を楽しむことだってできます。 “ダラダラまったりと過ごせる”というのが、このクラブのコンセプトなのだそうです。

 後で入ってきた白人のカップルたちを見ていると、思い思いに寝そべって過ごしています。店内の雰囲気もなかなか良いのですが、このベッドのようなソファーが、このクラブの“売り”なのだと納得です。酔って横になると、本当に眠ってしまいそうです。多分そんなお客も多いでしょうし、仮眠する人もいるかもしれませんね。
 ジントニック2杯で、480バーツ(約1500円)と割合リーズナブルなお店です。

 帰りに左側のブロックをのぞいてみました。こちらは反対に目に染みるような真っ白で明るい店内です。食事をする時には、こちらのブロックに案内されるようです。やはり白人系のグループが、ゆったりと食事をしたりお酒を楽しんでいます。

 「ベッド・サパー・クラブ」は、バンコクらしくないと言うのか、ちょっと洗練された都会っぽいクラブでした。気が向いたら、ちょっと寄ってみてください。

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November 27, 2006

№554 アヌサーン市場でマンゴスティン

山盛りで売られているマンゴスティン
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 チェンマイのナイトバザール近く、シーフードレストランが並ぶ一角に隣接しているのがアヌサーン市場です。近所の人たちがやって来るような小さな市場で、朝だけ開いています。早めに朝食を済ませ、ネットカフェでメールチェックをしてから、散歩がてらアヌサーン市場まで足を延ばしました。時刻はAM9:30頃です。
 小さいといいながら、野菜やフルーツはもちろんのこと肉や魚のお店があり、ちょっとした食事もとれます。近所の人にとっては、手軽で便利な市場といった雰囲気です。

 冬には屋台でサツマイモやとうもろこしを蒸かして売っていたのですが、8月のこの時期はたくさんのフルーツが並んでいます。中でも山積みにされたマンゴスティンとパイナップルが目を引きます。生産農家が車一杯にして運んできた旬のパイナップルを路上で直売しています。日本のスーパーなどで見かけるのよりも少々小ぶりですが、黄色に完熟していかにも甘そうです。

 バンコクでは食べるチャンスがなかったマンゴスティンを買うことにしました。1kg35バーツ(約105円)です。バンコクのスーパーよりかなり安いはずです。ひとりではそんなに食べられませんので、500グラム量ってもらいました。それでも7個もあります。半額というわけにはいきませんが、20バーツでした。

 ホテルの部屋に帰り、早速2~3個いただいたのはいうまでもありません。朝マーケットをぶらぶらするのも面白いですし、南国のフルーツを満喫するのもタイ滞在の楽しみのひとつです。

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November 22, 2006

№552 屋外のフットマッサージ

 シーフードレストランの前で営業
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 チェンマイで以前から気になっていたのが、ナイトバザール付近で営業している「屋外のフットマッサージ」です。シーフードレストラン街の方へ入った一角に数店のマッサージ屋さんが営業しています。
 民芸品やお土産物の夜店や屋台などと同じ屋外に、いくつも並べられたリクライニングシートに座って、マッサージを受けるのです。もちろんオープンですから、素足を出して足つぼマッサージを受けているお客さんの姿が丸見えです。観光客や一般の市民から見られるのが恥ずかしくて、これまで敬遠していたのですが、“何事も経験”とやってみることにしました。

 まだ明るさの残る夕方時、晩ご飯を食べる前に、30分・60バーツ(約180円)の看板を出しているお店でお試しです。リクライニングシートに腰掛けて素足になると、担当の女性が足を洗ってくれてマッサージの始まりです。ズボンは膝上までたくし上げます。
 たっぷりめにオイルを塗ってやや強めの揉み方で、疲れた足の裏の筋肉をほぐしていきます。時にはマッサージ棒を使いツボを押さえ、そして足裏だけかと思いきや、ふくらはぎにかけてもマッサージしていきます。短い時間なのでスピーディーに、額に汗を浮かべながら一生懸命にやってくれます。
 最後はオイルをよく拭き取り、パウダーを振り掛けて仕上げです。バンコクの本格的なフットマッサージというほどではありませんでしたが、30分でもちょっとスッキリしました。

 バンコクでは1時間で250バーツでしたから、お手軽で格安な料金といえるでしょう。チェンマイの風物詩にもなっている「屋外のフットマッサージ」です。話のタネにもなりますし、ちょっとした時間でも結構リラックスできますから、観光疲れなどの時にはお勧めですよ。

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November 17, 2006

№548 リンピン・スーパーマーケット

      朝のピン川を望む   
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 チェンマイのスーパーの見学を兼ねて、地元の代表的なスーパー「リンピン・スーパーマーケット」に立ち寄ってみました。場所は、旧市街からピン川を渡ったChiangMai-Lamphun Roadのお店です。
 チェンマイ郊外にはバンコクと同じようにLotusをはじめ外資系の大規模なスーパーがありますが、「リンピン・スーパーマーケット」は地元資本で、Chang Peuak Roadにも店舗があり、チェンマイ市民に親しまれています。

 外見はそう大きく見えないのですが、店内はかなりの広さがあります。果物売り場には南国タイのフルーツが豊富ですし、野菜コーナーには白菜、大根、ホウレンソウなど日本でお馴染みの野菜はほとんど揃っているようです。また、日本から輸入した味噌・醤油などの調味料も割高ですがありますし、タイで生産された日本米も並んでいます。
 チェンマイで長期滞在した場合、バンコクと同様、これだけ日本食材が揃っていれば困ることはないでしょう。自炊をすれば毎日和食を食べることができます。

 市内数箇所に庶民的な市場がありますので、安価で新鮮な地元の食材を買い求めれば、和食とタイ料理のバラエティ豊かな食生活が送れるのではないでしょうか。目的と用途によって、スーパーと地元の市場を使い分けると便利でしょう。

 さてお酒のコーナーには日本のお酒も売っていますが、タイではかなり割高な値段です。日本酒(1.8㍑)が約1000バーツ(約3000円)、焼酎の4合瓶がこれも約1000バーツです。日本の2~3倍といったところです。お酒の好きな方にとっては、ちょっと頭が痛いですね。

 いずれにしても日本食材の豊富な「リンピン・スーパーマーケット」は、チェンマイのロングステイヤーにとって心強い味方といったところでしょう。

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October 20, 2006

№528 お土産はスーパーで

  スーパーに並ぶタイのカップ麺
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 バンコクでは日本へのお土産は、ルンピニーのナイトバザールでタイ雑貨を買うか、スーパーで済ますことがほとんどです。高級ブランド店や免税店で買うことは、まずありません。タイシルクを頼まれてせいぜい「ジム・トンプソン」に行くくらいでしょうか。酒やタバコも買いませんから、空港内の免税店も時間つぶしにのぞくくらいです。

 だいたいバンコクに到着した日に、ホテル近くのスーパーに出かけることにしています。早めにお土産を買ってしまいたいからです。市内に多くの店舗を持つ「トップス」、在タイ日本人の御用達「フジスーパー」、エンポリウム内にあるスーパーなどが行きつけのスーパーです。
 チョコやお菓子をはじめ、タイカレーのペースト、ココナッツミルク、トムヤムクンのスープの素、などのタイ料理の食材も豊富に揃っています。日本ではお目にかかれないタイのカップ麺やインスタントラーメンなども珍しがられるかもしれませんね。
 アロマオイルやハーブ石鹸なども喜ばれますし、わたしが最近はまっているダイエット用の「バジルシード」も意外なお土産にお勧めです。いろいろな生活アイテムが揃っているので、ちょっとしたお土産を買い求めるにはスーパーはとても便利です。

 しかし、何といってもスーパーの魅力は価格がリーズナブルなことでしょう。例えば海外旅行のお土産の定番といえばチョコレートですが、空港の免税店よりもかなり格安です。免税店で売っているマカデミアナッツのチョコもありますし、タイ産以外のハワイやオーストラリア産のものも揃っていますから、好きな銘柄を選ぶことができます。

 タイの一般市民の生活ぶりを見ることができるだけでなく、安くて面白いお土産も買うことができるスーパーは、タイ・ショッピングの一押しスポットです。

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October 18, 2006

№527 巨大なクロントーイ市場

   市場の中で魚を扱う一角
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 バンコク市内にはいくつもの市場がありますが、中でもとりわけ大きいのがクロントーイ市場で、バンコク最大のクロントイ・スラムに隣接したマーケットです。今年3月、地下鉄のクロントーイ駅で降りて、市場まで歩きました。

 最初に果物や野菜などが中心に売られている一角から歩き始めました。ドリアンをはじめ、オレンジ、バナナ、スイカ、それに旬のマンゴーが山積みです。
 おばちゃんが大きなジャックフルーツから中の実を取り出して、量り売りをしているのを見つけました。ほどよく熟した黄色の実からは、ほのかに美味しそうな香りが漂ってきます。500gで20バーツ(約60円)とスーパーの半値ほどです。早速買い求めました。
 また、屋台や惣菜を売るお店も並んでいて、朝食を食べる人やおかずを買う主婦たちで賑わっています。

 この市場は、ありとあらゆる物が売られていると言ってもいいでしょう。お供え用のジャスミンの花から野菜、果物に肉や魚から生きた鶏や動物もカゴに入って売られています。
 鮮魚に魚の干物、ぶつ切りにされた肉などの食材や香辛料、それに生き物の臭いまでが入り混じって、辺り中に充満しています。すべての物がミックスされた生ものの臭いが、鼻腔深くまで刺激します。マーケットに慣れない人は、この臭いだけで気分が悪くなるかもしれません。
 
 迷路のように入り組んだ広大な市場をゆっくりと歩きました。朝早くからバンコク市民や生鮮食料品を仕入れに来る業者で混雑しています。卸専門の商店なのでしょうか、まだ朝8時過ぎだというのに、もう店じまいの準備をしているところもあります。路上では青菜やパクチーなど売り物にならなかった野菜を片付けていて、それを目当てに散乱した野菜くずを拾っている人たちも。
 買い物客の混雑と荷物を運ぶ台車にぶつからないように、そして流れる汚水や野菜くずに足を突っ込まないように慎重に歩かないといけません。
 活気と熱気、雑然と混沌とが一体化した世界、そこがクロントーイ・マーケットです。この空間に圧倒されます。観光スポットではない、バンコク庶民の生活がここにあります。

 ジャックフルーツしか買わず、そんなに長時間いたわけではないのですが、マーケットの雰囲気に気疲れして帰途に着きました。好奇心旺盛な方は、一度足を運んでください。

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October 14, 2006

№524 チェンマイのインターネット事情

    チェンマイのネットカフェ
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 タイに行ったときの通信手段は、日本からレンタルした携帯電話と現地でのインターネットです。いつもNTTドコモの海外ローミングサービスを利用して携帯電話を持参しますが、1日のレンタル料が100円とかなり安くなったものの、日本への通話料は1分175円と高いので、そんなに長く通話できません。
 やはり安くて便利なのは、インターネットです。空いた時間を見つけてはインターネット・カフェに寄ってメールのチェックをします。バンコク市内には至る所にネットカフェがあって、料金はだいたい1分間1バーツ(約3円)、1時間でも60バーツですから手軽に利用できます。

 チェンマイにもインターネット・カフェがあります。この8月に滞在した時は、チェンマイ・プラザホテルから旧市街方向へ歩いて約5分ほどのネットカフェを利用しました。ここは24時間営業で、料金は1時間20バーツ(約60円)と格安。なんとバンコクの3分の1です。2時間以上やっても48バーツでしたから、長時間でも料金が気になりません。なのでネットカフェは早朝などゆっくりできる時間帯の最適な過ごし方になりました。
 バンコクではメールチェックをして早めに切り上げますが、料金の安いチェンマイでは取材のレポートを書くなど、ゆっくりと利用できます。ですから長期滞在の場合でも、常時接続しない限りプロバイダーと契約しなくても、ネットカフェで十分のような気がします。
 このネットカフェは国際電話のサービスもやっていて、1分間15バーツ(約45円)の表示が出ています。時折、白人のバックパッカーがやって来ては利用していました。 電話を掛ける国によって料金が異なるのでしょうが、日本へも15バーツだとしたら持参した携帯電話を使うよりも安いですね。

 パソコンは日本語対応していますし、速度も問題ありませんでした。唯一欠点は、時間帯によって店内にエアコンが入っていないことでしょうか。パソコンはその都度、日本語入力できるようにセッティングしないといけませんが、慣れるまではスタッフに頼むとやってくれます。
 それとメールにはhotmailなどもありますが、Webメールをお勧めします。現在契約しているプロバイダーには、どこもWebメールのサービスがあると思います。Web上でメールが見られるもので、セキュリティーの面からも安心です。
 日本で自分のプロバイダーのHP画面をUSBメモリースティックにコピーしておいて、これをネットカフェのパソコンで開けば、いつもの環境でメールができます。プロバイダーを検索したりせずに、すぐに画面が開けるので大変便利です。後はIDとパスワードを入力するだけで済みます。ただし、パソコンのデスクトップにデータなどを残さないように気をつけてください。

 チェンマイはバンコクほど多くのネットカフェは見当たりませんが、何といってもその料金の安さが一番の魅力です。

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September 27, 2006

№512 空港からのタクシー

     バンコクのタクシー
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 ドンムアン空港に到着して、バンコク市内へのタクシーにはいつも苦労します。タクシーを待つ長蛇の列に長時間並んだり、やっと乗ったタクシーがメーターを倒さなかったりと、すんなりといかないことが多いのです。
そんな愚痴をブログの「№357 空港のタクシーは来ない」に書いたら、読者の方から次のようなアドバイスをいただきました。

 「空港からタクシーを利用する場合、1Fの到着階ではなく、3Fの出発階から乗車するのがベストです。市内からお客を乗せてきたメータータクシーですので、当方が黙っていても、メーターを倒してくれます。
 しかも1Fのように待つことなく、すぐ乗れます。航空会社の職員の利用が多く、乗ってきた飛行機のスチュワーデスもよく見かけます。
 市内ホテルから空港へ向かう場合も、できたらホテル敷地から道路へ出て、流しのメータータクシーを拾うのがベストです。ほぼ90%のタクシーは、黙っていてもメーターを倒してくれます」というありがたいコメントです。

 早速、この8月試してみることにしました。入管手続きが多くの観光客で混雑していて手間取ったものの、ターンテーブルを回っているスーツケースはすぐに見つかりました。受け取ったスーツケースを押して、そのまま1階のタクシー乗り場に向わずに、エスカレーターに乗って3階の出発フロアへ上がります。
 そして、ちょうど居合わせたお客を降ろしたばかりのタクシーに声を掛けました。ところが敵も然る者「400バーツでどうだ」との返事。「冗談じゃない。1階のタクシー乗り場で乗っても300バーツもしないのに。ボッタクリめ」と内心思いつつ、他のタクシーを探します。やはり3階にもお客を降ろして、高額な料金で別の客を乗せて帰ろうとする運転手がいるのです。
 次のタクシーに「バンコク市内までいいか」と訊くと、あっさりOK。手馴れた手つきでスーツケースを後部座席に載せてくれました。走り出してすぐにメーターを倒したのを確認して、ホットしました。スクムビット通りにあるスイスパークホテルまで、高速料金込みで220バーツ(約660円)くらいだったと思います。
 到着口1階のタクシー乗り場から乗ると、通常50バーツの手数料を請求されますが、3階からは要りませんでした。大きな声では言えませんが、本当は3階からの乗車は規則違反のようです。

 しかし、何はともあれ最近では珍しくスムースにタクシーの乗車できたことだけは間違いありません。明日9月28日には、新空港が開港するそうですが、タクシーもトラブルなく乗れるようになるといいですね。

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September 19, 2006

№506 チェンマイ・プラザホテルは快適

   スタンダード・ツインの室内
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 チェンマイ・プラザホテルは、旧市街のチェンマイ門から東方向に位置し、ナイトバザールにも歩いていけるエリアにあります。客室は445室と割合大きく、設備の整った4つ星ホテルで、わたしにとってひとりで宿泊するにはちょっと贅沢なイメージを持っていました。
 ところが、この8月のチェンマイでの宿泊先をインターネットで検索していると、チェンマイ・プラザホテルにプロモーション価格が表示されていました。3連泊以上で、スタンダード・ツインが1泊3000円です。もちろん朝食付きです。 近所のゲストハウスでさえ、昨年末は600バーツ(約1800円)くらいしましたから、これは超格安な料金です。早速、ネット予約したのは言うまでもありません。

 チェンマイ・プラザホテルは、広い敷地に建つ立派な外観です。中に入るとロビーはなかなか豪華で高級感があります。スタッフの接客態度も申し分ありません。
 チェックインして本館7階の部屋へ。室内はシックな雰囲気で、落ち着けます。タイでは安宿中心に泊まるわたしにとって、これまでのホテルで一番上等の部屋です。本当に3000円でいいのでしょうか。(ちなみにツインでも3700円です。なんと一人当たり1850円!) 雨期のこの時期、観光客が少なく閑散期にあたり格安のプロモーション価格が出たようです。ハイシーズンだとこうはいきません。
 バスタブにはたっぷりとお湯が出ますし、ドライヤーもちゃんと置いてあります。ただセーフティボックスがないのがちょっと残念でした。

 朝食はビュッフェ・スタイルです。タイ料理から洋食、中華粥まで料理の種類は豊富なのですが、フルーツはここでもパパイヤ、パイナップル、バナナと定番メニュー。
 タイへ行くと、いつも美味しくて安いフルーツを食べるのを楽しみにしています。マンゴスティンやマンゴーを朝食に食べたいと思うのは、わたしだけではないはずです。パパイヤ、パイナップル、バナナ(あるいはスイカ)しか出ないホテルの朝食、これはタイの不思議のひとつですね。

 しかし、総合的には大満足のホテルです。初めてのチェンマイという方にもお勧めです。 いつもこれくらいの格安料金だと嬉しいのですが・・・

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September 05, 2006

№494 銀行口座の開設方法

    BTSチョンノシー駅にて
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 06年4月から、旅行者はタイで銀行口座を開設することができなくなっています。バンコク銀行のHPには「旅行者は口座開設ができません。口座開設には労働許可証(ワークパーミット)か、1年ビザが必要です」と書いてあるそうです。
 その対応策として、「東京と大阪にあるバンコク銀行の支店で、口座開設の申し込み手続きをするといい」とロングステイ・コンサルティング社の佐藤さんがアドバイスしてくれました。バンコク銀行の日本支店がタイに書類を郵送してくれて、バンコク銀行の本店に口座が開設されます。

 しかし、もっと簡単にバンコクで銀行口座を開設できる方法を、佐藤さんに教わりました。バンコク銀行の本店だけですが、「非居住者口座」が開設できるというのです。ノービザでOKですし、ツーリスト・ビザやトランジット・ビザでも可能です。ですからロングステイの下見などの短期滞在に向いています。
 でも本店の窓口で「口座を開設したいんですが」と一般的な質問をすると、「ワークパーミットがないとできません」という返事しか帰って来ませんので注意してください。

 方法はこうです。まず、パスポートを持参してバンコク銀行本店の2階にある外貨両替カウンターに行きます。 そこで500バーツ(約1500円)以上の外貨(日本円など)をバーツに両替して、その証明書になるスリップ(レシート)をもらいます。
 次に、そのスリップを持って1階の新規口座開設カウンターに行けば、口座を作ってくれるそうです。
ATMカードが作れない、利息が付かないなどのデメリットはありますが、現地で簡単に口座を開けるメリットの方が、はるかに大きいでしょう。

 一旦口座を作っておくと、リタイアメント・ビザやロングステイ・ビザの取得後、新規に「居住者口座」を開設することができます。その際に必要な書類は、日本大使館発行の英文の「在留証明書(Residence Certificate)」を添付すればよいのです。
 タイで銀行口座に開設に困っている方、この方法でやってみてください。

 なお、ご不明な点は、専門家の佐藤さんにお尋ねください。
 ロングステイ・コンサルティング社
  http://www.longstayconsulting.co.th/

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August 17, 2006

№475 バーツ高は大変

     ナナ駅近くのソイ11
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 タイの通貨は、ご存知の通りバーツです。比較的安定していた円相場が、05年末から円安に転じてバーツの為替レートも悪くなっています。タイへの出発が近づくと、いつも新聞記事の為替レート表に一喜一憂しないといけません。
 昨年末に1ドルが120円を超えた時には、1バーツが3円を上回って、1万円を両替しても3300バーツにもならないというニュースを耳にしました。
 円が幾分持ち直した時期もありましたが、その後バーツ高が続き、8月14日のマーケットでは、1バーツ3.20円となっています。 2.7~2.8円という水準が永く続いていましたので、約1割交換レートが悪くなっているわけです。タイ経済の好調さを受けて、当面バーツ高は続きそうです。

 タイ在住やロングステイされている方にとって毎月の生活費は大きな問題ですし、それを左右する為替の変動は気がかりなところでしょう。短期間しかタイに行かないわたしでさえ、為替レートは大いに気になります。為替レート次第で、滞在費がかなり影響を受けるからです。

 わたしは、いつもバンコクに到着した日に、BTSナナ駅近くの両替商でバーツに両替します。バンコクで長期滞在をされている方に教えていただいた両替商で、空港や市中の銀行よりもレートがよいようです。
 05年の8月には、1万円で3675バーツ(1バーツ=2.72円)、12月22日は、同じく3465バーツでした。レートに直すと1バーツ2.88円になります。そしてこの8月2日には、3290バーツ(1バーツ3.04円)にしかなりませんでした。この1年間に1万円で385バーツの目減りです。

 もし10万円両替したとしたら、この1年間で3850バーツ(約11550円)も少ない訳ですから、タイの物価を考慮するとバカにならない額です。タイに滞在されている方にとって為替レートの変動は、まさに切実な問題といえるでしょう。

 さらにこれに輪をかけて問題なのが、タイの物価です。タイの2004年の実質のGDP成長率は6.1%でした。自動車産業など外国からの設備投資を積極的に受け入れる政府の経済政策によって、引き続きタイ経済は成長を続けるでしょう。
 それに伴って物価も上昇しています。2004年の消費者物価上昇率は2.7%です。さらに2005年後半から石油価格の高騰もあって、食料品を中心に消費者物価は5~6%と上昇しています。
 今のところタクシーの初乗りやBTSの運賃が上がっていないので、わたしには分かりませんが、現地で生活している方は、物価上昇を実感されているのではないかと思います。
 
 このままバーツ高が続けば、インフレと併せて日本人滞在者にとってはダブルパンチになります。 “タイは物価が安い”とばかり言っていられないことにならぬよう願いたいものです。

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August 06, 2006

№465 タイマッサージは中年女性に限る

   担当してくれたプロンさん
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 今春、灼熱のバンコクを歩き回った翌朝、珍しく体が凝っていたのでタイ古式マッサージに行くことにしました。
最近はアロマオイルの全身マッサージや足ツボマッサージに行くことが多くて、久しぶりのタイ古式マッサージです。スクムビット通りのスクムビット・プラザにある行きつけのマッサージ店です。雰囲気がよく接客もよいせいか人気店で、夜はいつも込み合っています。
 料金は2時間で400バーツ(約1200円)、もっと安いお店もありますが一般的な料金でしょう。いずれにしても日本では考えられない値段です。その上2時間たっぷりマッサージしてもらえるのですから、是非タイマッサージに行くべきですね。

 受付を済まして№48のネームプレートを付けたプロンさんにマッサージ室に案内してもらいます。ちょうど40歳くらいでしょうか、彼女がわたしの担当です。
 上下ともシルクのパジャマに着替えてマッサージ開始です。まずうつぶせになって背中の方から揉んでもらいます。前日歩き回った疲れからか、首と肩、そしてふくらはぎが特に効きます。いつもは“イタキモ”なのですが、今日は“イテテテ”状態です。  
 揉まれるたびに痛みが走りますが、少しずつ筋肉がほぐれてきます。それとともに体全体の力が抜けていき、だんだん眠気に誘われます。いつの間にか眠ってしまい、恥ずかしながら自分のいびきで目が覚めました。

 マッサージの感触がいつもとは違います。流派なのか技術の差なのか分かりませんが、微妙に違うのです。熟練の技というのでしょうか、プロンさんのような上手な女性にマッサージしてもらうと、体が軽くなって眠たくなります。
 反対に下手な人の場合は、痛みが先にたって眠たくなるどころではありません。そんな人に当たると悲惨な目に遭うことになってしまいます。当たり外れといえばそれまでですが、マッサージの上手な人と下手な人では雲泥の差です。
 
 マッサージ店の受付嬢が可愛いからといって、若いマッサージ嬢を期待してはいけません。技術が伴わないことが多いからです。やはりタイマッサージは、年季の入った30代後半から40代の女性に限りますね。

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August 01, 2006

№461 北タイの情報誌「CHAO」

   チェンマイのターペー門付近
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 チェンマイにもフリーペーパーが数誌あるようです。なかでも“ちょっとディープな北タイ情報誌”を自称する「CHAO ちゃ~お」を紹介しましょう。10・25日の毎月2回発行。日本の新聞を小さくしたようなサイズで、16面の紙面で構成されています。チェンマイの日本語書店、主要なホテルや病院をはじめ、広告を出しているレストラン、スパなどに置いてあるようです。
 有料ですがタイ国内だけでなく、日本からも定期購読もできます(タイ:1年950バーツ、日本:1年7500円)。

 「CHAO」誌の74号(2006.5.10)をタイ国政府観光庁でもらってきました。バンコクにも多くのフリーペーパーがありますがガイドブックとしては役立つものの広告が目立つのに比べると、なかなか読み応えがあります。またちょっとローカルな雰囲気がするのも好感が持てます。

 まず、チェンマイ市街の地図が非常に見やすいのがいいですね。やや立体的に見えるような工夫がしてあり、
観光スポットだけでなく主なホテルやコンドミニアム、各国料理のレストラン、スーパーマーケット、そしてタイでは見つけにくい郵便局の場所まで案内があります。とても親切な地図です。元々タイという国は見やすい地図が、あまりないように思われます。その中にあって出色の出来栄えといってよく、チェンマイの地図はこれで決まりです!

 ディープな北タイ情報を自認するだけのことはあって、チェンマイを中心とした北タイの記事が載っています。この74号では、 「北タイ 温泉探検隊が行く!」という特集が組まれていました。
 編集者の山内恵二氏が、チェンマイ県やチェンライ県の山深い秘湯を探して当てて、その体験談を3面にわたってレポートされています。日本の方は「タイに温泉があるの?」と思われるでしょうが、タイ北部を中心に多くの温泉が湧いていて、わたしもチェンライ郊外の「ボーナム・パパ温泉」に浸かったことがあります。
 自らの入浴姿で表紙を飾り、温泉探検隊の秘湯めぐりの旅は本当にディープな情報です。バックナンバーのタイトルをみると、このような特集がよく企画されているようですから、毎号楽しみですね。

 さて見逃していけないのは、ロングステイに関する記事です。 「ロングステイヤーのページ」が1面あり、この号では3人の方がチェンマイでのロングステイの体験談を連載しています。チェンマイ在住の方ならではの内容で、日々の生活実感からにじみ出てくるロングステイ本にはない充実したものです。これからチェンマイでのロングステイを計画している方には、非常に参考になることでしょう。

 それ以外にも「チェンマイ・田舎・新明天庵」というブログの連載、いろいろなコラムやタイのニュースが載っています。新聞としても情報誌としても読み応えがありますので、チェンマイに行かれる際にはぜひ手に取ってください。

 なお、「CHAO」のHPアドレスはこちらです。
  http://www.chaocnx.com/

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July 28, 2006

№457 タイの医療水準

 ホテルのようなバムルンラード病院
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 7月11日の朝日新聞の「医薬越境」という記事から、タイの医療技術の高さや医療費の安さを求めて、外国人患者の予約が続々と入っているという内容です。

 タイの民間病院のバンコク病院、日本人専用クリニックでの出来事です。レヌー・ウボン医師は、半年前に頭痛を訴えて診察した日本人患者が再診に訪れた際に、CT検査で脳硬下血腫という病因を発見しました。患者がふと漏らした「両親とも脳卒中で亡くなったんです」という言葉がきっかけだったといいます。単なる頭痛ではなく、外科手術を要する重大な病気だったのです。幸いにも手術は成功しました。
 「医学の知識は世界共通ですが、患者さんは言葉も違えば習慣も違う。臨床医に最も大事なのはコミュニケーション能力だと改めて感じました」と滑らかな日本語で話すレヌー・ウボン医師。

 レヌーさんはタイの高校を卒業後、日本政府の奨学金をもらって74年から6年間、京都大学医学部で学んだ。
帰国後いくつかの病院でトレーニングを積み、15年前からこのクリニックで働いている。ここにはレヌーさんのほかに常勤4人と非常勤8人のタイ人医師がいて、全員が日本の国立大医学部の卒業生だ。
 バンコク病院で受診する日本人は年間約4万人。多くは下痢や発熱などだが、旅行中に脳卒中や心臓発作を起こし、緊急手術を受ける人も少なくないという。

 欧米や日本で教育、訓練を受けた医師による高い医療技術と治療費の安さ。加えて豊かな観光資源と交通の便を武器に、海外からの患者を誘致する。これを「医療ハブ(拠点)政策」という。
 タイで治療を受ける外国人は04年に年間100万人を超え、その後も増え続けている。タイ政府は「アジアのヘルスケアセンター」を目指し、ライバルのシンガポールと激しい競争を繰り広げている。
 その一方で、バンコク病院グループの国際部門を統括するソムアッツ・ウォンコムトン医師は、「確かに優秀な医師が裕福なタイ人や外国人を対象にする病院に集まり、一般タイ人への医療サービスがおろそかになっているという批判もある」と認める。
 
 シニアのロングステイの場合、「タイの医療水準」や「病院で日本語が通じるか」というような質問がよくあります。バンコクのバムルンラード病院を見学したことがありますが、ホテルと見間違えるような立派な施設と設備でした。もちろん日本語も通じます。
 同病院をはじめタイの多くの総合病院は、営利を目的とする株式会社組織です。ですからこの記事がいうように、日本人をはじめアジア各国の裕福な外国人を顧客にしている側面は否めません。
 しかし、高い医療水準と日本語でコミュニケーションができることは、ロングステイヤーにとって安心して病院にかかることができることも事実です。

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July 21, 2006

№450 タイの国歌

 国王の肖像画に対し整列する軍隊
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 タイの国歌は「プレーン・チャート」というそうです。日本では「君が代」が流れるのは、学校の入学式や卒業式など公的な式典の際などに限られています。わたしがよく耳にするのは、ヤフードームにホークスの試合を観戦しに行った時です。試合開始前に国旗掲揚の際に「君が代」が流れ、監督・選手だけでなく観客も起立して聞くわけです。試合前の緊張感とともに気持も引き締まります。
 
 タイでは国歌が毎日2回流れます。駅やバスターミナル、空港といった公共の場所で、毎朝8時と夕方6時の2回流されます。知ってはいたのですが、これまでこの時間帯に居合わせなかったせいか実際に聞いたことはありませんでした。
 ただ映画館に行った時、上映前にプミポン国王の映像と国王賛歌が流されて、他の観客が立ち上げるのを見てあわてたことはあります。タイ人だけでなく外国人も起立していました。映画館で国王賛歌が演奏されるとは知らなかったので、一瞬何事かと思いました。

 今年3月、列車でアユタヤに行った際、バンコクの中央駅であるファランポーン駅でタイの国歌を聞きました。公共の場所で聞くのは初めてです。8時前に駅に到着して3等車の切符を買い時刻表を確かめようとした時でした。
 駅構内の中央奥の壁にはプミポン国王の肖像画が掛けられていて、その前に一団の軍隊が整列したかと思うと、8時ちょうどに国歌が流されました。軍隊は国王の肖像画に対して直立不動のまま、そして駅構内にいた一般の人たち全員がその場に立ち止まって、プミポン国王に敬意を表します。これまで雑踏でざわついていた構内は静まり返り、国歌だけが響き渡ります。

 国歌の演奏が終わると、人々は何事もなかったようにまた動き出しました。このような光景は日本では見られません。プミポン国王に対するタイ国民の敬愛の情が感じられた時間でした。

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July 17, 2006

№446 カオパンサーは禁酒の日

     早朝托鉢をする僧侶
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 タイでは「仏教の日」が年間に数日あって、アルコールの販売が禁止されレストランやバーなどではお酒が飲めません。さらに総選挙の前日と当日も同じようにアルコール類は販売禁止になります。2006年4月のバンコク訪問はちょうど総選挙の時で、外ではお酒が飲めずに辛い思いをしました。

 「仏教の日」の内、今年は7月10日が「アサハブーチャー(三宝節)」、その翌日の11日が「カオパンサー(入安居)」でタイの祝日になっています。毎年その日にちは変わります。ところで「仏教の日」を含めてタイの祝日は多いですね。
 「アサハブーチャー」とは、陰暦8月の満月の日で、釈迦が5人の弟子に初めて説法をし、仏・法・僧の3つを信仰の基本とする「三宝」が完成した日を祝う日です。 「カオパンサー」は、この日から3ヵ月間、10月の「オークパンサー(出安居)」の日まで修行に専念するために僧侶は外出を控えて寺院にこもる日です。タイではこの日、一時出家する一般の男性を含む多くの修行僧が仏門に入ります。

 この2日間は、仏教関連の祝日のためタイ全土でアルコールの販売が禁止され、ツアーの食事でもレストランでお酒を注文することができません。数年前バンコクに行ったときも、この「カオパンサー」にあたり、バーやクラブなど休業しているお店が多かった記憶があります。 ニューハーフショーの「カリプソ」は営業していたのですが、コーラしか出してくれませんでした。

 仏教上の大切な日なのだから、お酒が飲めないのは仕方ないとあきらめるか、「仏教の日」を避けてタイの日程を立てるかは、あなた次第です。

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July 15, 2006

№444 タイのテレビ放送

   定宿のホテルからの眺め
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 バンコクで定宿にしているホテルは、1泊約3000円の割安なホテルです。立派な建物ではありませんが、BTSの駅に近く便利なのでいつも使っています。こんな安宿でもNHKの海外向け衛星放送が見られます。タイ国内の一般放送をはじめ、CNN、BBC、スポーツのチャンネルや音楽専門放送のMTVもオンエアーされていて、全部で20チャンネル以上あるのではないでしょうか。もちろんタイ語が分かりませんので、タイの一般放送はちょっと眺める程度で、まず見ることはありません。
 CNNニュースは時々見ますし、MTVの音楽番組も楽しみます。タイのMTVは、洋楽だけでなくタイやアジアのミュージシャンの音楽も多く流れています。日本のミュージシャンが出ることもあって、先日は安室奈美恵の特集番組やBOAの曲も放送されていました。

 でも一番チャンネルを回しているのは、NHKの衛星放送です。朝起きるとスウィッチを入れ夜寝るまでホテルにいる時は、ほとんどNHKのニュースをつけています。日本とは2時間の時差がありますので、朝5時に起きるとちょうど7時のニュースが放送されています。リアルタイムで世界のニュースが分かりますから、新聞がなくても十分に最新情報が入手できるのはありがたいですね。

 NHKの海外向け衛星放送は、一般の家庭でも契約して見ることができます。但し毎月2000バーツ(約6000円)以上とかなり高額なのが玉にキズです。ホテルやサービスアパートメントでは無料ですが、コンドミニアムなどにロングステイする場合、契約しないといけませんからかなりの負担になります。
 日本で見るNHKの衛星放送と基本的に同じ番組構成になっていますが、海外の渡航者に対する危険情報なども流されるので若干内容が異なっています。サッカーの試合などは著作権の問題か